矢沢様、斎藤幸平氏がその著書で「コモンの自治」の拡大(社会的インフラの共有)を提唱している、とのコメントを拝見しました。「コモンの自治」の拡大により、資本の論理に支配された現代社会の課題(格差、分断、自然破壊等)を民主
本文を読む斎藤幸平の執筆一覧
書評・ 斎藤幸平『『ゼロからの資本論』』 知識人のコミュニズムから 普通の労働者[プロレタリアート]のコミュニズムへ
著者: 矢沢国光共産主義 コミュニズム には昔から二つの考え方がある―― 「理想的な共同体」とする説と、有害な資本主義を乗り越えた「脱資本主義社会」という説である。 「共同体」説は、「原始共産制」という言葉もあるように、階級のなかっ
本文を読む斎藤幸平著『人新世の「資本論」』を読んで
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(339)―― いま評判の斎藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書 2020・09)は、地球環境の破壊が回復不能の臨界点に近づいたこと、同時にその解決策として、150年前のカール・マルクス晩期の思
本文を読む『人新世の「資本論」』の脱成長コミュニズム論への個人的感想
著者: 岩田昌征斎藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書、令和2年・2020年)を一読した。 資本主義の圧倒的生産力と言う形をとった人間活動が新しい地質時代、人新世を形成しつつある。すなわち、資本主義のエネルギー・物質使用量が地
本文を読むお江戸舟遊び瓦版791号/斎藤幸平『人新世の「資本論」』
著者: 中瀬勝義斎藤幸平『人新世の「資本論」』 集英社新書 2020.9.22 を紹介します。 新自由主義から希望の社会連帯経済への模索を感じます。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/202
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