2019年参院選の結果を見て思うことは、国民の〝政治離れ〟が顕著になり、政党政治の劣化が着実に進んでいることだ。何しろ全国の投票率が48.8%と50%を切り、戦後2番目の低投票率に落ち込んだのである。前回2016年参院
本文を読む選挙の執筆一覧
護憲勢力が勝利 - 改憲勢力が参院で「3分の2議席」を割る -
著者: 岩垂 弘第25回参院選の投票が、7月21日(日)に行われた。午後8時投票締め切りと同時に開票が進められたが、22日午前0時直前、自民党、公明党、日本維新を中心とする改憲勢力が、改選前まで参院で維持していた「3分の2以上の議席」
本文を読む「先進国で最低の投票率」の汚名返上を - 明日、参院選挙 -
著者: 岩垂 弘いよいよ、あす7月21日(日)は参院選挙です。一部メディアは投票率が前回参院選挙(2016年)を下回るのでは、と予測しています。日本の国政選挙の投票率は、先進国の中では最低です。でも、今度の参院選は、これからの日本の命
本文を読む参院選の深層の争点は日米安保と天皇制なのだが、表層では…
著者: 加藤哲郎2019.7.15 まだ参院選が続いており、東京は天候不順が続き体調も思わしくないので、マイナーチェンジにとどめ、前回更新を残しておきます。現在すすんでいる国政選挙の光景は、この国の民主主義の悲しい現実です。特に権力を
本文を読む安倍晋三・三原じゅん子出演の「自民党政見放送・本音版」
著者: 澤藤統一郎今次参院選自民党政見放送の評判がすこぶる悪い。そのことが話題となっていることを教えられて、本日(7月12日)初めて、ユーチューブで閲覧した。 16分の我慢というより苦行だったが、なるほどこれはひどい。正視に堪えない。三原
本文を読む福祉の増進も減らない年金も、我々の一票次第なのだ。
著者: 澤藤統一郎国家とは、かつては夜警のためだけのものだった。しかし、今は国民の福祉を増進するための存在と考えられている。国民の福祉を実現するためには経費が必要になる。国家は、その経費を調達しなければならない。さて、問題はその財源をどこ
本文を読む改憲勢力「3分の2」は何としても阻止を - 参院選は日本の命運を決める決戦だ -
著者: 岩垂 弘参院選が始まった。与野党は7月21日の投開票に向けて選挙戦を展開中だが、街々を歩いて得た印象では、どこもかしこもいつもと同じたたずまいで、有権者の間に参院選への熱気が感じられない。が、今度の参院選は、言うなれば、日本の
本文を読む参院選の深層の争点は、日米安保と天皇制!
著者: 加藤哲郎2019.7.1 まわりもちで回ってきた大阪G20、もともとリーマンショック後の国際金融危機回避のためにG7がよびかけて作ったサミットで、例年G7・G8後に開かれてきましたが、今年はなぜか、G7より前にG20でした。こ
本文を読む不誠実な外交・内政との決別を - 平和アピール七人委が参院選前に訴え -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は7月1日、「不誠実な外交・内政との決別を―参議院選挙を前にして―」と題するアピールを発表した。 アピールは、まず、日米安保条約、沖縄の米軍基地、北方領土返還、対北朝鮮など日本の根幹を揺るが
本文を読むみなさま。今度の参院選は、憲法「改正」を阻止するための重要な選挙です。
著者: 澤藤統一郎ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。こちらは、本郷湯島九条の会です。 私は、本郷5丁目の弁護士ですが、日本国憲法とその理念をこよなく大切なものと考え、いま、憲法の改悪を阻止し、憲法の理念を政治や社会に活かすことがとても大
本文を読む選挙における左翼敗退の理由—わが村の場合
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(281)―― 地方選挙の都道府県議・政令市議選は、保守派の勝利に終わった。 公明党が343から337と停滞したものの、自民党当選者は前回1459から1485へ増加したからである。立憲・国民両党は合わせ
本文を読む1890年第1回総選挙での、有権者達の知恵と熱意
著者: 澤藤統一郎「総選挙はこのようにして始まった 第一回衆議院議員選挙の真実」(稲田雅洋著・有志舎、2018年10月刊)が滅法面白い。知らないことばかりが満載。いや、これまで関心を持たなかったが、なるほどと思わせられる記事で満ちている。
本文を読む不信時代の選挙
著者: 小原 紘韓国通信NO586 政治に対する信頼は地に墜ちた。それを伝えないマスコミへの不信感は増すばかり。2019年、憲法改悪のたくらみを粉砕するチャンス到来の年なのに一向に盛り上がらないのが気になる。突破口は自分たちで見つける他
本文を読む金子みすゞは獲られた鯨の子を想い、アベ晋三は鯨をエサに票を獲る。
著者: 澤藤統一郎「金子みすゞ」。何という清澄な響き。その名を耳にすれば、心が洗われる。 「安倍晋三」。何という汚濁にまみれた響き。その名を聞くだに心がきしむ。 みすゞと晋三。およそかけ離れた、対照的な存在。住む世界が根本的に異なるのだ。
本文を読む「有権者の皆さん目覚めてください。立ち上がってください」
著者: 澤藤統一郎本日の毎日新聞第12面「オピニオン」の頁。「みんなの広場欄」の投書が目にとまった。「有権者の皆さん立ち上がろう」という、まことにストレートで、けれんみのないタイトル。投稿者は、滋賀県東近江市にお住まいの(無職・小西恵美子
本文を読む海峡両岸論 第97号 2018.12.19発行 - 無党派・ミレニアルが将来を左右 台湾地方選から民意動向を読む -
著者: 岡田 充台湾の統一地方選挙(11月24日投開票)=写真「韓国喩ブーム」を報じる亜洲週刊=民主進歩党(民進党)が惨敗した。2年にわたる蔡総統と民進党の政策運営に対する有権者の不満の表れである。その結果(1)次期総統選挙(2020
本文を読む「下院喪失」トランプ氏に大ブレーキ - 民主党は「どん底」から脱出 「決戦」は2年後、大統領選 -
著者: 金子敦郎トランプ大統領に対する米国民の最初の審判とされた米中間選挙は、民主党の下院多数派奪回という、予想通りの結果に終わった。これでトランプ氏の「暴走」にブレーキがかかるが、トランプ氏はさっそく「不正投票」があったなどと相変わ
本文を読むトランプ共和党苦戦の米中間選挙 - 下院は民主党が過半数制圧か -
著者: 伊藤力司11月6日投開票の米中間選挙は、「アメリカ・ファースト(米第一主義)」を掲げるトランプ米大統領の政治に対する米国民の信任投票と位置付けられる。現在の米連邦議会では上下両院とも与党共和党が過半数を占めているが、今度の中間選
本文を読む沖縄県知事選に続く那覇市長選の結果は、安倍政権の凋落と保守友党との疎遠を物語っている
著者: 澤藤統一郎昨日(10月21日)の那覇市長選で、「オール沖縄」の城間幹子候補が再選を果たした。圧勝である。政権与党(+反共野党)候補のみごとなまでの惨敗。 ▽城間幹子(無所属・現)当選 7万9677票 ▽翁長政俊(無所属・新
本文を読む「玉城当選」なんとも目出度い。
著者: 澤藤統一郎これは快挙だ。なんとも目出度い。暗雲晴れた心もち。「玉城当選」の報に、カチャーシーを踊りたくもなる。指笛が聞こえてくるようだ。前途は多難なれども、希望が見えてくる。 今日は会う人ごとに、「沖縄の選挙結果、よかったですね」
本文を読むヤマトを変えるのは沖縄から、明日の知事選からだ。― 「アジぶら通信が紹介する玉城デニーの人間像」
著者: 澤藤統一郎明日(9月30日)は、いよいよ沖縄知事選挙。嵐の中の選挙の様相だが、天候だけでなくこの選挙が象徴する政治状況も大きな嵐の中にある。「オール沖縄」側の勝利は、アベ政権に大きな打撃を与えて、日本の政治状況を変革する展望につな
本文を読む沖縄知事選挙明後日に ― フェイク選挙との闘いだ
著者: 澤藤統一郎ひとつの地方選挙が、これほどにも注目されることは珍しい。その沖縄知事選挙の投開票が明後日、9月30日に迫ってきた。 この選挙の帰趨は、アベ政権の外交や安保政策の前途を占うことになる。改憲阻止運動の成否にも大きく影響する。
本文を読む投票用紙に特定の候補者名を記載した場面を撮影して報告を求める」行為には、公職選挙法第228条1項(投票干渉罪)に該当する疑いがある
著者: 澤藤統一郎9月20日付のリテラに、横田一記者が、インパクトのある記事を掲載している。「沖縄県知事選で佐喜真陣営が公共事業予算アップをエサに建設業者を選挙運動に動員! 投票した人リストまで提出させ…」と題するもの。今、沖縄で何が起こ
本文を読む正念場の沖縄知事選、「魂」派と「腹」派の一騎打ちだ。
著者: 澤藤統一郎本日(9月13日)、沖縄知事選が告示された。9月30日が投票日で、即日開票となる。主要な争点は、辺野古新基地建設反対の姿勢を貫くか、それともこれを容認するのか。これは、政権の外交・内政の根幹に関わる問題。したがって、選挙
本文を読む佐喜真淳の討論会出席拒否 ― 候補者としての資格がないぞ
著者: 澤藤統一郎注目の沖縄知事選。「オール沖縄」陣営からの玉城デニーと、「チーム沖縄」からの佐喜真淳との事実上の一騎打ち。最大の争点は、アベ政権が強行する辺野古新基地建設を許さないとする県民意思を確認するのか容認するのか。 さて、前宜野
本文を読むたかが選挙されど選挙-我孫子市の選挙結果から見えてきたこと
著者: 小原 紘韓国通信NO540 2017衆院選挙で安倍首相の悲願がまた一歩、現実味を帯びてきた。比例区得票率33.3%の自民党が61%に相当する284議席を獲得したとはあきれる。イカサマ選挙というほかない。 二十歳になり、初めての選
本文を読む自公政権「圧勝」の先にあるもの
著者: 小川 洋「若い根っこの会」という組織をご存知だろうか。1959年に発足して最盛期には3万人以上の会員を抱えて活発に活動をしていた。しかし現在では高齢者の間でも、「そう言えば」程度でしか記憶されていない。50年代後半から60年代
本文を読む「ああ、民主主義よ」おまえの名を呼ぶ
著者: 小原 紘韓国通信NO539 選挙は予想どおり自民党の圧勝に終わった。投票率の低さ、選挙制度、希望の党の旗揚げ騒動などあらためて話する気になれない。 巧妙な小池の「反安倍」の口車に乗り、「踏み絵」までさせられた民進党議員の姿は
本文を読む米中関係のはざまで、ファッショ化する日本!
著者: 加藤哲郎2017.11.1 ◆ 日本で総選挙と野党再編が急速に進んでいるあいだ、中国共産党大会開催中の中国東北部、ハルビンから中ロ国境の虎頭要塞まで、旅していました。ハルビン市郊外平房は、関東軍731部隊の本部があった、人体実験
本文を読む選挙が終わって日が暮れて
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(238)―― 総選挙の結果は、立憲民主党がひとり躍進したが、護憲・リベラル派全体では3分の1を取れなかった。特に共産党の比例区は半減した。敗北というほかない。 長野県の小選挙区は全国情勢とは異なり、与
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