2016年6月23日、イギリスはEUからの離脱を国民投票で決めました。 離脱に至る様々な理由が並べられましたけど、一番大きな要因は、移民難民にうんざりしていたことです。 これで、EU加盟諸国の移民難民排斥に拍車がかかるこ
本文を読む難民の執筆一覧
EUの新たな難民・移民政策(下) - 対応を迫られるハンガリー政府 -
著者: 盛田常夫EUの難民対応の変遷 2015年9月、ハンガリーへ大量の難民が流入した時点で、欧州委員会はハンガリーやギリシア、イタリアに滞留している難民のEU加盟国間での引受けクォーターを提案した。9月末に欧州司法・内務理事会では、
本文を読むEUの新たな難民・移民政策(上) - 難民対応システムの統一を -
著者: 盛田常夫問題の所在 2015年に爆発的に増加した欧州への難民・移民の流入は、EUの自由通行を定めたシェンゲン条約(国境管理)や難民の取り扱いを定めたダブリン協定を骨抜きにしてしまった。大量の難民・移民が流入する当事国はそれぞれ
本文を読むEUとトルコ間の合意内容およびドイツ地方選挙結果
著者: 盛田常夫3月17日および18日にブリュッセルで開かれたEU首脳とトルコ政府との協議において、難民のトルコ送還が決まったと伝えられている。この会議については、正式な記者会見が開かれず、文書も公表されていないが、「3月20日よりトル
本文を読む潘基文VS.モロッコ - モロッコの反論、パンの正論、難民の結論 -
著者: 平田伊都子鬼のいぬまに、ジャブジャブ、、ジャブを連発します。 鬼とは報道野次馬のこと、ジャブとは情報ジャブのこと、意訳すると「みんなが騒ぐ前に、隠さずどんどんお報せ」ということです。 情報発信元はモロッコ当局、国連当局、西サハラ
本文を読む潘基文(パンギムン)国連事務総長 西サハラ難民キャンプ、アルジェ、ベルリン
著者: 平田伊都子敬愛する隣国韓国の国連事務総長はいまいち評判がよくない、、かねがね、やっかみに過ぎないと思っていた筆者は、反論の機会を狙っていました。 そして、そのやっかみを吹飛ばす好機がきました。 2016年3月5日の朝、パン・ギム
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】149 国連事務総長、西サハラ難民キャンプ入り!
著者: 平田伊都子こんなに待ち焦がれられたことは、国連事務総長としても初めてのことだったに違いありません。 なにぶん何もない難民のことゆえ、贅沢なおもてなしはできなかったけど、甘茶とザグラダと、熱い想いが籠った大歓迎を受けました。 難民
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】145 移民難民は邪魔者、イスラエル移民強制収容所
著者: 平田伊都子難民も避難民も移民も、世の人は十把一絡げに邪魔者扱いにしようとしています。 人は好き好んで難民になったのではありません。 祖国から暴力で追放され、泣く泣く国を去り異国で難民生活をしているのです。 天災で故郷に住めなくな
本文を読む難民問題続報 - ケルン中央駅周辺の暴行事件その他
著者: 盛田常夫ドイツ・州政府内務大臣の会見によるケルン事件 1月19日、ノルトライン=ヴェストファーレン州ラルフ・イェーガー内務大臣は、大晦日におけるケルン中央駅と大聖堂周辺で生じた大規模な婦女暴行並びに窃盗事件について、その詳細を
本文を読むSAJJA&WSJPO143 世界一住みよい国、スウェーデンの難民政策
著者: 平田伊都子北欧の雪国スウェーデンは世界一、住みよい国だそうです。 津久井の山に住む筆者にとって雪は大敵なので、年間降雪量が物凄いスウェーデンなんてとんでもないと思っているのですが、結構人気があって外国人の移住者が亡命多く、スウェ
本文を読む欧州難民問題の現在(1月19日)
著者: 盛田常夫冬期を迎えても、ギリシア-マケドニア-セルビア-スロベニア-オーストリア-ドイツを経由する難民の流入は衰えを知らない。毎日、1000名をはるかに超える「移民」・「難民」が、欧州へ向かっている。 大晦日の暴力事件 欧州
本文を読むEU・ハンガリー難民移民問題公開セミナーのお知らせ
著者: リベラル21テーマ: 欧州の「難民」「移民」流入問題を考える 講師: 盛田常夫氏 ハンガリー立山研究所代表(元法政大学教授) ハンガリー・ブダペスト在住の経済学者(『ポスト社会主義の政治経済学』日本評論社2009年他多数の著書、コー
本文を読む海岸で波に洗われている子供の遺体の写真が、難民への国際世論と政策を大きく変えた ― シリア紛争解決の転機に⑨ ―
著者: 坂井定雄1月2日のBBC電子版は、“アラン・クルディの伯母さんは「私の死んだ甥の写真は何百人もの命を救った」と語った”の見出しで、SNS(ツイッターやフェースブックなどのネット・メディア)に掲載された写真の巨大な影響について伝え
本文を読む国連安保理決議実行に期待する2016年 ― シリア紛争解決の転機に⑧ ―
著者: 坂井定雄シリアでの悲惨な紛争の解決を考えるとき、まず、厳寒の中東の北部と欧州で生きるために苦闘している420万人を超える国外難民、660万人を超える国内避難民たちのことを考える。その人たちの毎日の生活が少しでも安全で、安心でき
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】141 トアレグ難民と西サハラ難民
著者: 平田伊都子「外国人はよう喋るわ、男も女もアラブ人もアフリカ人もヨーロッパ人もアメリカ人も喋るは喋るは、、時場所構わず喋りまくります。今回の取材を通して、特に女性軍の喋くりには圧倒されました。 (1)2015年12月15日夜中の3時
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】No140 難民だって民主主義
著者: 平田伊都子見ました、聞きました、撮りました、西サハラ難民キャンプの大洪水の爪痕は酷いものでした! 10月17日から10日間振り続いた大雨は、難民自家製の泥小屋を溶かし流して砂漠にしてしまいました。 外国人レセプションセンターも崩
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】No 139 テロと戦う難民
著者: 平田伊都子パリ・テロの実行犯が、シリア難民に紛れ込んでヨーロッパに入ったモロッコ出身のイスラム教アラブ人が主役でした。 そしてアメリカのカリフォルニアで、パキスタン出身のイスラム教徒夫婦が銃を乱射して14人を殺すと、トランプ共和
本文を読む欧州におけるイスラム系「難民」・「移民」問題を考える
著者: 盛田常夫欧州のイスラム世界 イスラム世界から欧州への大量「難民」・「移民」が続いている最中、パリ市街でIS(イスラム国)戦士の無差別銃撃と自爆テロが起きた。EU大統領は、「今回のテロ攻撃は今時の難民流入とは無関係であり、EUの
本文を読む欧州難民問題についての講演会のお知らせ
著者: EU研究会EU研究会 「ハンガリーから見た欧州難民問題の現実」 報告 盛田 常夫(元法政大学教授、ブダペスト在住) 司会 池本 修一(日本大学経済学部教授) 日 時 : 2015年12月7日 月曜日 18時15分より (直前まで授
本文を読む「難民・移民」の大移動を後押しするソロス
著者: 盛田常夫(上) 難民流入の現状 欧州への「難民・移民」の大量流入が止む気配はない。10月だけでも、20万人を超える人々が、セルビアからクロアチア、スロヴェニア、ハンガリーを経由してドイツへ向かった。毎日何千人もの人々が押し寄せ
本文を読むエピソードと「美談」で難民問題を理解することはできない(下)
著者: 盛田常夫なぜハンガリーだけが非難されるのか ハンガリーがことさら非難の対象になる理由は二つである。一つはまさに難民が到着するシェンゲン条約国として矢面に立っているからである。本来は、難民のEU到着国であるギリシアで難民登録され
本文を読むエピソードと「美談」で難民問題を理解することはできない(上)
著者: 盛田常夫転倒した父子の「美談」 9月19日、サッカースペインリーグのレアルマドリッドの試合開始にあたって、ロナウドがシリア人の子供の手を引いて入場した。その子はハンガリーで父親と共に警官に押し倒されてニュースになった難民の子供
本文を読むメルケル独首相にノーベル平和賞を - シリア難民にEU域内で、初めて手を差し伸べた熟女 -
著者: 平田伊都子あの悲しい、溺死した少年の写真が、世の人を動かしました。 難民を受け入れたメルケル独首相が、ヨーロッパの首脳たちを動かしました。 戦火のシリアを脱出した人々が、世界の良心と優しさを問うことになりました。 難民や移
本文を読むイデオロギーで難民問題を解決できない(その2) - 傍観者から当事者へ 大見得を張った非難が、今度は我が身に跳ね返ってくる -
著者: 盛田常夫セルビア国境での出来事 ハンガリーがセルビアとの国境にフェンスを張ったことを、セルビアもクロアチアも暗黒時代への逆戻りだと非難していた。旧ユーゴスラビアとハンガリーの国境地帯は、小高い丘と農業小作地になっている。だから
本文を読むイデオロギーで難民問題を解決することはできない
著者: 盛田常夫シリア人を中心とする大量難民の欧州移動はすでに人道的ロマンティシズムを超えた当該社会のアイデンティティにかかわる問題になりつつある。 すでに2ヶ月以上前から、ハンガリー政府はギリシア、マケドニア、セルビアを経由して、EU
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