たんぽぽ舎から No.1970
- 2013年 9月 24日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1970】
2013年9月23日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9月21日「原発事故被害者の救済を求める全国集会 IN福島」に参加して
子ども・被災者支援法の幅広い適用と早期実施を! 賠償の時効問題の抜
本的な解決を!(たんぽぽ舎ボランティアー冨塚元夫)
★2.いちき串木野市議会常任委・川内原発反対決議採択!
川内市議・井上勝博さんからの緊急報告&行動要請
(かごしま反原発連合有志 岩井哲)
★3.各地の運動のご案内
★今後の原発問題を考える 9月28日(土)午後2時半~ 柏崎産業文化会館
主催:きんようの会 講師 「私が愛した東京電力」の著者 蓮池透さん
★「テントを守れ 川柳句会」
9月29日(日)14:00~経産省前テントひろば
★4.新聞・雑誌から2つ
「汚染水制御できていない」 猪瀬知事が認識
「原発に依存しない街づくり考える時」
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9月25日-2つの行動
※9/25規制委・規制庁抗議行動にご参加を!
日時:9月25日(水)12:00~13:00
場所:六本木ファーストビル前
主催:再稼働阻止ネットワーク
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※9/25「東京湾に浮かぶ原子炉の危険」米原子力艦船に反対・集会とデモ
日時:9月25日(水)18時集会 18:50デモ出発
会場:「横須賀ヴェルニー公園」(京急線「汐入」駅下車)
※たんぽぽ舎も、のぼり旗を持って、今年も参加します。
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┗■1.9月21日「原発事故被害者の救済を求める全国集会 IN福島」に
| 参加してー
└──── たんぽぽ舎ボランティアー冨塚元夫
子ども・被災者支援法の幅広い適用と早期実施を! 賠償の時効問題の抜本的な解決を!
福島市でのこの集会は、8月26日に発足した「原発事故被害者の救済を求める全国運動」が開いた初めての全国集会です。前日にはいわき市で同じ趣旨の集会が開かれました。いわきの集会は100人定員で原発事故子ども・被災者支援法市民会議主催の「原発事故子ども・被災者支援法 いわきフォーラム」でした。福島市の集会には全国から約500人が参加しました。福島市からの参加者、福島市以外の福島県からの参加者、福島県以外からの参加者がそれぞれ約三分の一でした。
この全国運動の構成団体は原発事故子ども・被災者支援法市民会議など18団体、賛同団体は原発事故子ども・被災者支援法推進自治体議員連盟など12団体です。9月21日の全国集会のあと全国各地で集会・学習会を行う予定です。
集会実行委員会代表挨拶は佐藤和良さん(いわき市議)、呼びかけ人からの挨拶は小池達哉弁護士(福島県弁護士会会長)と野々山理恵子さん(パルシステム東京理事長)でした。
そのあと問題提起が3人からなされました。
1.「支援法の現状」福田健治弁護士;復興庁は支援法を1年2か月放置し、批判が増してくると拙速に基本方針案をつくり短期間のパブリックコメントにかけている。しかし、対象地域が狭く被災者の実態を反映していない。被災者の自己決定(居住、避難、期間)を尊重し、等しく支援するという法の精神を守らず、避難者を支援しない方針。被災者の意見を聞いていない(公聴会を開いていない、現地インタビューをしていない)
2.「時効問題の現状」的場美友紀弁護士:被災者の健康診断体制、医療支援が先送りされている。消滅時効問題の対応が不十分だ。特別立法による解決が必要だ。
3.「求められる健康管理体制の確立」木田光一さん(福島県医師会副会長);
福島県ではなく、国が責任を持って、健康管理体制を構築すべきだ。
そのあと被災当事者10人からスピーチがありました。福島の地にとどまった人、県外に避難した人、避難後帰還した人、宮城県の線量の高い町の人、千葉県の線量の高い市の人などがそれぞれの事情と対策・行動について発言しました。被害
者のさまざまな事情を多くの人に聞いてほしいので10人の発言者入れました。復興庁の担当者にも聞いてほしいと参加要請しましたが、誰も出席しなかったよう
です。福島から福岡、さらに京都に避難している宇野さえこさんも発言しました(彼女はこの全国運動の共同代表の一人です)
来賓挨拶・決意表明は、心強いものでした。一人は川田龍平参議院議員、薬害エイズ訴訟の経験から、役人の手(保障の先延ばし、保障範囲を狭くする)を知りぬいた人です。他の国会議員、自治体議員からもあいさつありました。一方時間
の関係で、呼びかけ人の挨拶は少な目でした。
例えば武藤類子さんは出席していましたが発言はなしでした。
海渡弁護士が論点整理を行い(1MSV/年以上を支援対象にすべし、被害者の自己決定の尊重、多面的健康管理)、最後に中手聖一さんら5人から500万人署名などの行動提起がされました。
以上
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┗■2. いちき串木野市議会常任委・川内原発反対決議採択!
| 川内市議・井上勝博さんからの緊急報告&行動要請
└──── 「かごしま反原発連合有志」岩井哲
※昨日の新聞報道にあったように、20日、いちき串木野市議会の常任委員会は、川内原発再稼働に反対する陳情を賛成多数で採択しました。薩摩川内市の隣町の市議会に大きな変化がでています。選挙前という特別な時期であり、市民の人気
をとるためには再稼働反対と言っていた方がいいだろうという思惑もあると思われますが、市民の気分を反映したものとして重要です。九州電力は、規制委員会の現地調査に気をとられていたときであり、議会対策に失敗したと思われます。
九電は、おそらく本会議での採択を阻止するために市議会議員の説得工作をはじめることでしょう。そこで原発に反対する全県の仲間に訴えたい。
1,本会議は9月30日(月)です。全県から傍聴に行きましょう。
2,いちき串木野市での原発再稼働反対の宣伝行動やシール投票などで再稼働反対の機運を盛りあげましょう。
3,ネットを使って全国に情報を発信しましょう。
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┗■3.各地の運動のご案内
★今後の原発問題を考える 講師 「私が愛した東京電力」の著者 蓮池透さん
| (元東京電力社員、拉致被害者蓮池透さんの兄)
└────9月28日(土)午後2時半~ 柏崎産業文化会館 入場無料
福島原発の事故が収束しないまま、東京電力は、経営存続のためか、柏崎刈羽原発の再稼働を進めようとしています。福島に柏崎を重ね、柏崎を帰還困難な故郷
にしたくありません。
柏崎市長、刈羽村長は再稼働について住民の声は少ないと考えているようです。しかし賛成、反対の垣根を越えて、蓮池透さんの経験から真実のお話を聞き、今
後の原発問題をみんなで考え、柏崎刈羽から、全国に市民の本当の声を発信したいと願っています。
主催 きんようの会 事務局 柏崎市幸町5-32 電話番号 0257-23-5185(桑山)
★「テントを守れ 川柳句会」
9月29日(日)14:00~経産省前テントひろば(第2テント)
席題2題(各2句吐)⇒乱鬼龍選
参加費:無料 入選句に呈賞⇒交流会
どなたも、ふるってご参加下さい!
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┗■4.新聞・雑誌から2つ
◆「汚染水制御できていない」 猪瀬知事が認識
東京都の猪瀬直樹知事は20日の記者会見で、東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて「今、必ずしもアンダーコントロールではない」と述べ、制御できていないとの認識を示した。(後略) (9月21日 東京新聞より抜粋)
◆「原発に依存しない街づくり考える時」
東海村 退任の村上村長が「遺言」
「原発に依存しない街づくりを考えていく時が、既にきている」。原発立地自治体の首長として脱原発を訴え続け、20日に職を退いた茨城県東海村の村上達也村長(70)。退任式では「遺言」として、原発のない街への思いを、時折声を詰まらせながらとつとつと語った。
村職員150人を前にした村上村長は、原発問題について「村の財源、利害関係者のことを考えると悩みは深い」と本音を吐露。
「東京電力福島第一原発事故が起こった以上、早晩、村の方向を決める時が確実にやってくる。広く知識を求め、そのときのために準備しておかねばならない」と語り掛けた。
「金のために魂を売ってはならない」。日ごろから職員に言ってきたという言葉をあらためて紹介した。その上で「原発の安全神話が崩れ、原発事故によって住民にもたらされた被害の過酷さを知った今、地域住民の命と健康、そして将来にわたる生活を守ることが何にも増して優先されるべきだ」と述べた。
さらに、原発依存からの脱却が「地方自立、人と環境重視の当然の帰結」につながるとの持論を展開。(後略) (9月21日 東京新聞より抜粋)
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