《大いなる地獄を往く。日本における最貧困化による認知症増加は、世界悲劇の根底に通じている。》(その2)これで怒らねばもはや人間ではない!
- 2016年 4月 16日
- 交流の広場
- 武田明
あらゆる意味で正念場にある様に思う。一瞬、一瞬を無駄にすることが出来ない。
15日、岩上安身、鳥越俊太郎ツイキャスにお邪魔をして「ちきゅう座」読者を増やそうと宣伝してきました。
巨大メディアに対抗する為には何らかの「ムーブメント」を作り出す必要がある様に感じている。それは何であるのか?
大部分の国民は、貧困と奴隷的盲目的労働に時間を取られていて疲弊している。
同じ常連が何とか毎日の更新を維持している「ちきゅう座」の状況もあり、岩上ツイッターも300人未満位のリスナーが支えているものの多いとは言えないのは、どうでも良いツイキャスの中には、1000人以上の視聴者を集めるものもあるからだ。
まだ問題点に到達できないでいる。まだ、知らない。何故、知らされていないのか?
その無知と貧困の支配の中で、まだ中国や北朝鮮よりは自由であるだろうと言うある意味錯覚の様な「幼稚さの支配」の中で、ムヒカ前大統領の述べるように「人生を無駄に過ごさせられている」のである。
貧困、情報弱者の在り方、奴隷的労働の結果が、「認知症」問題であり、「人格破壊」医療としての人間廃棄社会の実態であり、そのあり方が、日本を破壊し続けている事を理解しなくてはならない。
この事を何故、訴える人がいないのか不明である。
認知症とは、生きながら廃棄されたる最も非人間的状況に追い込むあり方であり、それは、投票権の剥奪、健康と言う最大の財産さえ奪い去る社会的病理であるのだ。
繰り返し述べている様に、認知症は、防げるのに防がない人間破壊そのものであり、それは、亡命の自由がある北朝鮮以下の状況に置かれているものが多数、日本に存在している事に他ならない。
「保育園落ちた、日本死ね」によって、なんらかの共感もあり、ムーブメントを起こす事が出来ていた。結果は、尻蕾であっても、インパクトはあっただろう。
しかし、認知症問題は、最高齢者のものであろうとの誤解や排斥もあり、健康な者には理解が届かない問題としてある様に思うが、「人権」として考えるなら最後まで人間としての医学的配慮を受けるべきであり、現代の「楢山節考」的なる姥捨て山的切り捨ての前時代性には憤りを禁じ得ない。
まさに、医学が独占されている故の弊害であり、TPPグローバリズムによる商品化資本主義医療の切り捨てそのものであり、これ以上の非人間的社会状況の告発はないのではないかと考えているのだ。
認知症そのものとは何か?
そして、一日にして、認知症とはならない「情報弱者」「奴隷労働」の最終的結果としてみている訳であるが、それを、幾人かの精神医学、心理学、そして、社会学、哲学的に立体化して、フーコーの『狂気の歴史』『監獄の誕生』以上に、具体的な日本社会の病理的告発としていけないものか?
その事を、BSにて、医療番組をなされていた鳥越俊太郎氏のツイキャスの中で、少し訴えてみたのだが、まだまだ、この問題の深刻さが、届いてはいないのではないだろうかと実感されていた次第であった。
まだまだ、小出しにされている認知症問題のテレビ、ワイドショーやNHK認知症キャンペーンも手探りであり、本質的なものを隠蔽している様に感じている。
この国民の無気力、報道の投げやりさは、アベ政治、一強多弱支配の支配によるものであるのだろうか?
それであるなら「医学解放革命」の前に、「政治改革」「教育改革」が先行してしまっていると言う図式になっていると言う事になるのだろうか?
この様に、複合的関わりがあり、医学的弊害は、TPPと同じく黒塗りのベールに隠されたままになっているわけである。
岩上安身氏は、「日本会議」特集をこの次やりましょうと結んで、忙しい鳥越俊太郎氏との二回目のツイキャスを終えていた。
https://twitter.com/iwakamiyasumi?lang=ja
【現代の問題点集積集】
幼児化する日本は内側から壊れる
http://revolutio.exblog.jp/23069377/
「タックス・ヘイブンほど自民党の正体を露出するものはない。:兵頭正俊氏」
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/429.html
解散総選挙で「自民40議席減、過半数割れ」の調査結果は本物だった! 党本部パニック、官邸は解散強行の姿勢崩さず(リテラ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/513.html
安倍官邸が真っ青に 「衆院40議席減」自民調査結果の衝撃
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/440.html
補選でコケれば安倍政権は一気に下り坂 永田町の裏を読む
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/444.html
これで怒らなければ、人間ではない。
しかし、問題は、アベ政治以後の真の日本人の自立と自由がいかに保たれ、「共和制」政治として、独立宣言が可能であるのかの問題であろう。
この政治問題に今後言及していく予定である。
そして、医学解放人類革命へキューバ革命との連携への視界の拡大である。
14日書いたが、投稿しなかった原稿をまだ、読む余禄のある人の為の参考に貼っておこう。
まだまだ不完全であるので手直し中でもあるのだが、時間がない故でもある。
《大いなる地獄を往く。日本における最貧困による認知症増加は、世界悲劇の根底に通じている。》
http://revolutio.exblog.jp/23069844/
第294回現代史研究会(4月23日)
http://chikyuza.net/archives/61968
会場の変更があった様ですね。皆さん、間違いないようにお願いします。
社会理論学会第112回月例研究会
『資本論』に帰れ:「生産価格」における「価値」表示
─「価値の生産価格への転化」とはどういうことか─
http://chikyuza.net/archives/61179
こちらも面白そうなので、前半立ち寄り、16時頃から
http://chikyuza.net/archives/61223
是非とも、「ちきゅう座」『情況』「現代史研究会」連携、更に、テキスト連携としての『情況』テキスト化販売案、相互広報案を飲み会にて検討していただけるなら嬉しい事この上ありません。それをやらねばじり貧状態が続くのです。
巨大メディアに対抗する「ムーブメント」をここから広げなくてはならないのではないでしょうか?
ピープルズプラン研究所とたんぽぽ舎連携動向
武藤一羊氏
http://chikyuza.net/archives/62062
http://chikyuza.net/archives/62031
http://chikyuza.net/archives/61991
http://chikyuza.net/archives/61951
小倉利丸氏
5/1茨城反貧困メーデー2016 in 土浦
http://chikyuza.net/archives/62046
3.30TPP阻止アクション目標貫徹まで連帯強化
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/330tpp.html
「しかし、こうしたアクションを自己満足の対象としてはならない。あくまでも目的は批准を阻止すること、あるいは、万が一批准されてしまうことがあろうとも、必ず、日本をTPPから足抜けさせることである。そのためには、国会における議席の構成を変えることが必要である。そこまで必ずやり抜く覚悟と行動力が求められる。」
原発再稼働推進安倍政権に活断層から最後通牒
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-f94e.html
まさに、問題は、複合的構造を持っているのである。
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