新しい戦前にしないために 6月1日に東京で憲法フェスティバル
- 2024年 5月 23日
- 催し物案内
- 「リベラル21」憲法フェスティバル
政党と関係をもたない無党派の市民が中心の「憲法フェスティバル実行委員会」が、今年も東京の日暮里サニーホール(ホテルラングウッド4F。JR、京成の日暮里駅下車)で、「第36回憲法フェスティバル」を開く。今年のテーマは「今こそ憲法~新しい戦前にしないために~」である。
「今こそ憲法~新しい戦前にしないために~」を今年のフェスティバルのテーマにした理由について、実行委員会はこう述べている。
「一昨年の暮れ、タモリさんは来年がどんな年になるかという質問に対し、『新しい戦前になるんじゃないですか』と発言しました。この言葉が話題となったのは、多くの人が漠然と感じている不安を指摘したからだと思います。
果たして2023年は、国際的にはロシア・ウクライナの戦争は終わりが見えない状況が続き、10月にはイスラエルによるガザ侵攻が始まりました。国内においては唐突な防衛費倍増の発言を当然の前提とするかのように、防衛予算の増額、トマホークなど他国を攻撃できる兵器の装備、南西諸島への基地建設などが進みました。国の政策だけでなく、『台湾有事』等の喧伝のもと、国民意識の中にも軍事化を否定しきれない空気感があります。
今という時代を戦前としないために私たちに何ができるのか、今ならば引き返すことはできるのか、ともに考えることのできる場となればと思います」
期日:6月1日(土)13時~17時30分
講演: 「日本の近代と二つの憲法」歴史研究者・加藤陽子
音楽:シンガーソングライター・小室等
講演・対談:「戦争を回避する道がある」元内閣官房副長官補・栁澤協二+外交イニシアチブ(ND)代表・猿田佐世
参加券:前売1800円/当日2300円。障がい者1000円、大学生以下無料
問い合わせ先・チケット販売:憲法フェスティバル実行委員会
TEL/FAX 03-5213-4151
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