■短信■ 「虎に翼+明治大学」展 明治大学博物館で
- 2024年 8月 27日
- 催し物案内
- 「リベラル21」「虎に翼+明治大学」展
NHKの連続テレビ小説「虎に翼」が人気を呼んでいるが、それに関する「虎に翼+明治大学」展が、10月28日(月)まで、明治大学博物館(東京都千代田区駿河台1-1。JR中央線・総武線御茶ノ水駅下車)で行われています。
会場では、2つの展覧会が同時開催されています。
1つはNHK財団主催の「連続テレビ小説『虎に翼』展」で、主催者は「4月1日(月)から連続テレビ小説『虎に翼』が放送されています。主人公は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性。彼女とその仲間たちは困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく——―情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして贈ります。本展示では、番組紹介パネルや番組小道具、劇中衣装、出演者全身パネル、セット再現などを通して『虎に翼』の世界をお届けいたします」と言っています。
もう1つは明治大学史資料センター主催の「女性法曹養成機関のバイオニア 明治大学法学部と女子部」で、主催者は「日本初の女性弁護士を輩出した明治大学法学部および専門部女子部(1929年設置)と、その卒業生について紹介する展覧会です。
明治大学は、いち早く法学を志す女性に門戸を開くため、1929(昭和4)年4月に専門部の一部門として女子部を設置し、1931(昭和6)年には女子部の卒業生に対して明治大学が設置する学部への入学を認めました。その結果、女子部と法学部で学んだ女子学生のなかから、三淵嘉子、中田正子、久米愛という3名の日本初の女性弁護士が誕生し、その後もしばらくは、女性弁護士の多くが明治大学女子部と法学部で学んだ者たちで占められました。
本展覧会をきっかけに、日本における女性法曹養成のさきがけとなった明治大学法学部および女子部、またその卒業生の活躍について、広く知っていただければ幸いです」としています。
開館時間:月曜・金曜10時~17時 土曜10時~16時 休館日は日曜・祝日
観覧:無料
問い合わせ:明治大学博物館。電話03-3296-4448
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