inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

戦後七〇年の哀しさ -書評 大沼保昭著 聞き手江川紹子『「歴史認識」とは何か―対立の構図を超えて』-

著者: 半澤健市

《居酒屋の酔客の発言でも橋下徹の発言でもない》  ■韓国や中国は、われわれに要求することを自分たちにはできるのか。日本ばかり責めるけれど、韓国にも慰安婦はいたではないか。ベトナム戦争のときに派兵された韓国軍はベトナムで一

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テント日誌9月6日(日) 経産省前テントひろば1456日

著者: 経産省前テントひろば

9月5日(土)の出来事から 土曜日の朝霞ヶ関は人通りも少なく静かだ。 時折右翼の街宣車が通ったが、テントに向かっては何も言わず通り過ぎて幸い だった。 昼過ぎ中年の女性が名も告げず、葡萄やお菓子をたくさん差し入れてくれた

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辺野古新基地建設が唯一の解決策ではない - 本土移設の可能性は残されている ー

著者: 宮里政充

世界は見ている 菅義偉官房長官は8月4日の記者会見で、辺野古新基地建設に伴う海底ボーリング作業を8月10日から9月9日までの1か月間中断し、その期間中に移設問題について沖縄県側と集中協議をおこなう考えを表明した。日本政府

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「安保法案反対」は国民各層に深く浸透 -8月30日の国会包囲行動を見る-

著者: 岩垂 弘

 8月30日、おびただしい人々が国会議事堂周辺につめかけた。国会で審議中の安全保障関連法案の廃案と安倍政権退陣を求めてだ。労組などの組織に属す人々もみられたが、自分の意思でやってきた人々が目立ち、「安保法案反対」は今や国

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(98)

著者: 本間宗究(本間裕)

イエレン議長の思惑 イエレン議長の就任当初から、彼女のコメントには違和感を覚えていたが、それは、あまりにも「当たり前のコメント」しか述べないという点である。あるいは、「FRBの業績や歴代議長の功績」などを強調するだけであ

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かんぽ生命にご用心! -年寄り狙いはおれおれ詐欺だけではない-

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ(140)  あんまり腹が立ったから、個人的な経験を書かせていただく。保険の話である。  歳をとれば誰しも新しい保険とは縁遠くなる。当然のことだ。ところが、先日、家内のところへかんぽ生命の勧誘員が上司と称する

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SJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】128 -ISの人買い人と買われ人として活躍するモロッコ人-

著者: 平田伊都子

写真:2015年6月23日、西サハラ難民国境警備隊が<砂の壁>を超えてきた麻薬密輸団9人を逮捕。押収した固形ハシッシ150㎏、携帯9個、日産パトロール2台。   2015年8月21日、国際特急列車が一人のモロッコ人テロリ

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戦争に呑み込まれた小さな島・似島 -日清戦争、日露戦争、日中戦争、そして原爆-

著者: 岩垂 弘

 広島湾に浮かぶ小さな島は、まるで日本の近現代史を背負った島のように思われた。その小さな島とは、広島市南区の似島(にのしま)である。1894年(明治27年)から1945年(昭和20年)まで半世紀にわたる日本の歴史は、日清

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アホノミクスと「あんぽんたん」法制が国を滅ぼす

著者: 盛田常夫

日本社会の特殊性 公共インフラや社会保障の拡充を図ろうとすれば、必然的に国家財政の規模が膨らむ。ヨーロッパのほとんどの国では、国家財政の規模はGDPの5割前後で、フランスや北欧諸国のそれは50%を超える。単純化して言えば

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(97)

著者: 本間宗究(本間裕)

ノーを言い始めた日本人!? 今回の「東芝による粉飾決算騒動」には、たいへん驚かされたが、この事件を熟慮すると、いろいろなことが見えてくるようにも感じている。具体的には、「社長に対して、ノーと言えない役員たちの姿」であり、

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安倍晋三の歴史認識 ―積極的平和主義という名の対米隷従―

著者: 半澤健市

 本稿は、2015年8月14日に閣議決定を経て安倍自身が発表した戦後七〇年談話から情緒的な枝葉を切り取り、その核心である安倍の歴史認識を読みとる試みである。 談話は次の構成をとっている。 1.世界の帝国主義時代と不戦への

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中国大陸との国交正常化  ―あらためて考える「歴史問題」 4 (最終回)

著者: 田畑光永

 このシリーズの途中で8月14日に安倍首相の「終戦70周年談話」が出された。しかし、予想通り「歴史問題」にきっちりけじめをつけるような談話とはならず、15日の番外篇で指摘したように、適当に言葉をつぎはぎしながら、なるべく

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