《居酒屋の酔客の発言でも橋下徹の発言でもない》 ■韓国や中国は、われわれに要求することを自分たちにはできるのか。日本ばかり責めるけれど、韓国にも慰安婦はいたではないか。ベトナム戦争のときに派兵された韓国軍はベトナムで一
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
小説 「明日の朝」 (その2)
著者: 川元祥一2 赤い目を前にして立ち止まると、前方に灰色の巨大な鉄塔が見えた。人の頭上を見下ろすかのような、大きな存在感のある鉄塔ではあったが、昼間の太陽の下ではそれがなぜそこにあるかわからい、不思議な、無意味とも思える存在だった。
本文を読むテント日誌9月6日(日) 経産省前テントひろば1456日
著者: 経産省前テントひろば9月5日(土)の出来事から 土曜日の朝霞ヶ関は人通りも少なく静かだ。 時折右翼の街宣車が通ったが、テントに向かっては何も言わず通り過ぎて幸い だった。 昼過ぎ中年の女性が名も告げず、葡萄やお菓子をたくさん差し入れてくれた
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 19
著者: 大野 和美2012末以降の日本の株価(基本は日経平均)は先ず第1段階は外資(東京証券取引所統計では「外国投資家」とされ一般的には「投資ファンド」とも呼ばれる)、2014年夏は日銀介入?が第2段階、以後の第3段階には年金が加わり、
本文を読む<民族自決権>って何?
著者: 平田伊都子<民族自決権>って何?日本庶民には、なかなか馴染めない言葉です。筆者の頭には長らく、沖縄戦の<集団自決>がこびりついていて、<民族自決権>には<民族が集団で自殺する>というイメージが焼き付いていました。とんでもなく殺伐と
本文を読む日野啓三―わたしの気になる人⑧
著者: 阿部浪子その日、作家の日野啓三は、スリムなからだに、うすい黄緑色のワイシャツを着ていた。ネクタイはなかった。おしゃれな人だ。とっさにそう思ったのを、わたしは覚えている。他人への接し方がていねいな人でもあった。ものしずかな口調も
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 18
著者: 大野 和美安倍衆議院議員が2012/11にあたかも首相の座に就いたかのように、傲慢にアベノミクスと称する経済政策を唱え、「デフレ」脱却の為と称して大幅な金融緩和処置採用を主張すると、同年末から株価上昇と円の対ドル相場の低下が始まる
本文を読む小説 「明日の朝」 (その1)
著者: 川元祥一【小説『明日の朝』発表について】 この小説は文芸誌『千年紀文学』に連載中の「明日の朝は…」の原稿の後半(未発表部分)を訂正書き直したものである。当文芸誌に投稿した時に、後半、特に最後の場面は書き直すことを告げて連載を始め
本文を読む辺野古新基地建設が唯一の解決策ではない - 本土移設の可能性は残されている ー
著者: 宮里政充世界は見ている 菅義偉官房長官は8月4日の記者会見で、辺野古新基地建設に伴う海底ボーリング作業を8月10日から9月9日までの1か月間中断し、その期間中に移設問題について沖縄県側と集中協議をおこなう考えを表明した。日本政府
本文を読む世界遺産を蹴って町の生活を守ったドレスデン
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第51号 昔ばなし大学の「グリム童話研修旅行」のあと「東ドイツ文化の旅」に行ってきた。旅の最後はドレスデンだった。町の中央に壮麗なロココ様式の聖母教会が立っているのだが、この教会、実は先の大戦
本文を読む「戦争反対、憲法守れ! 民主主義ってこれだ!」
著者: 加藤哲郎2015.8.31 昨30日の夕方、ドイツの友人から、メールが送られてきました。ドイツ最大の週刊誌『Der Spiegel』誌オンライン版が、日本の8月30日の安保法制反対デモを、写真7枚入りで大きく速報しているという
本文を読む「安保法案反対」は国民各層に深く浸透 -8月30日の国会包囲行動を見る-
著者: 岩垂 弘8月30日、おびただしい人々が国会議事堂周辺につめかけた。国会で審議中の安全保障関連法案の廃案と安倍政権退陣を求めてだ。労組などの組織に属す人々もみられたが、自分の意思でやってきた人々が目立ち、「安保法案反対」は今や国
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(98)
著者: 本間宗究(本間裕)イエレン議長の思惑 イエレン議長の就任当初から、彼女のコメントには違和感を覚えていたが、それは、あまりにも「当たり前のコメント」しか述べないという点である。あるいは、「FRBの業績や歴代議長の功績」などを強調するだけであ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第309号(2015年8月31日)
著者: 青山森人解放軍創設40周年記念に想う マウク=モルク氏と分かち合えなかった解放軍創設40周年記念 8月20日は、1975年のこの日FALINTIL(ファリンテル、Forças Armadas para Libertação N
本文を読む安保法案の陰で進む危うい大学入試改革
著者: 小川 洋数年の内に大学入試センター試験が廃止され、新しい入試制度が導入されることを、どれほどの国民が理解しているだろうか。テストの姿形も見えないままに、改革の工程表だけは発表されている。教育関係者の間でも驚くほど情報は少なく、
本文を読むかんぽ生命にご用心! -年寄り狙いはおれおれ詐欺だけではない-
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(140) あんまり腹が立ったから、個人的な経験を書かせていただく。保険の話である。 歳をとれば誰しも新しい保険とは縁遠くなる。当然のことだ。ところが、先日、家内のところへかんぽ生命の勧誘員が上司と称する
本文を読む変革のアソシエ講座2015年度開講(9月)
著者: 木畑壽信【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 9月 3日(木)[13時30分~15時30分]ジル・ドゥルーズ研究会(横手健) 3日(木)「現代哲学としての『エチカ』」(江川隆男)
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】128 -ISの人買い人と買われ人として活躍するモロッコ人-
著者: 平田伊都子写真:2015年6月23日、西サハラ難民国境警備隊が<砂の壁>を超えてきた麻薬密輸団9人を逮捕。押収した固形ハシッシ150㎏、携帯9個、日産パトロール2台。 2015年8月21日、国際特急列車が一人のモロッコ人テロリ
本文を読む青木昌彦・姫岡玲治を偲ぶ会のご案内
著者: 篠原浩一郎青木昌彦・姫岡玲治を偲ぶ講演会(資料代500円) 日時 2015年9月14日月曜日午後2時―5時 明治大学リバティタワー1階教室(神田駿河台1-1) 講演第一部 「経済学者としての青木昌彦先生」岡崎哲二東京大学大学院経
本文を読む戦争に呑み込まれた小さな島・似島 -日清戦争、日露戦争、日中戦争、そして原爆-
著者: 岩垂 弘広島湾に浮かぶ小さな島は、まるで日本の近現代史を背負った島のように思われた。その小さな島とは、広島市南区の似島(にのしま)である。1894年(明治27年)から1945年(昭和20年)まで半世紀にわたる日本の歴史は、日清
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 17
著者: 大野 和美世界の株式相場が大いに荒れている。当たり前だ!どこもかしこも金利は超低空で、行き場のない過剰資金がせめてもの投機的利益を求めて株式市場に集まっている。少しでもそこに変動の条件が浮上すれば(例えば上海株式市場での止まらな
本文を読む共産党にどこまで何を期待できるか
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(156)― 私は、安保法制をめぐる国会審議の中で、比較的鋭く政府を追及しているのは日本共産党だと感じている――ケンカ腰が過ぎるところはあるが。 このほど、共産党委員長の志位和夫氏に、ジャーナリストの神保
本文を読むアホノミクスと「あんぽんたん」法制が国を滅ぼす
著者: 盛田常夫日本社会の特殊性 公共インフラや社会保障の拡充を図ろうとすれば、必然的に国家財政の規模が膨らむ。ヨーロッパのほとんどの国では、国家財政の規模はGDPの5割前後で、フランスや北欧諸国のそれは50%を超える。単純化して言えば
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(97)
著者: 本間宗究(本間裕)ノーを言い始めた日本人!? 今回の「東芝による粉飾決算騒動」には、たいへん驚かされたが、この事件を熟慮すると、いろいろなことが見えてくるようにも感じている。具体的には、「社長に対して、ノーと言えない役員たちの姿」であり、
本文を読む安倍晋三の歴史認識 ―積極的平和主義という名の対米隷従―
著者: 半澤健市本稿は、2015年8月14日に閣議決定を経て安倍自身が発表した戦後七〇年談話から情緒的な枝葉を切り取り、その核心である安倍の歴史認識を読みとる試みである。 談話は次の構成をとっている。 1.世界の帝国主義時代と不戦への
本文を読むパロディ:ぼんぼん晋ちゃんの学級会
著者: 盛田常夫先生 : 今日は、新聞やテレビで話題になっている言葉を使って、作文を書いてみましょう。今日使う言葉は、「侵略」、「植民地支配」、「反省」、「謝罪」です。この4つの言葉を入れた文章を作ってみましょう。低級学年の君たちには少
本文を読む9・8明治大学現代中国研究所第2回公開セミナー 「現代中国社会はどこへ向かうのか?」
著者: 石井知章日 時 : 2015年9月8日(火) : (18:00開場) 18:30 ~ 20:30 場 所 : 明治大学(千代田区神田駿河台)、リバティタワー11階(1116号教室) http://www.meiji.ac.jp/
本文を読む中国大陸との国交正常化 ―あらためて考える「歴史問題」 4 (最終回)
著者: 田畑光永このシリーズの途中で8月14日に安倍首相の「終戦70周年談話」が出された。しかし、予想通り「歴史問題」にきっちりけじめをつけるような談話とはならず、15日の番外篇で指摘したように、適当に言葉をつぎはぎしながら、なるべく
本文を読む小さな水泳大国ハンガリー
著者: 盛田常夫ロシア・タタールスタン共和国カザンで開催された世界水泳が幕を閉じた。ハンガリーは日本と同じく、金メダル3個を獲得し、さらに銀メダル2個、銅メダル4個で、日本のメダル数を上回った。今大会前の世界選手権メダル獲得総数で、ハ
本文を読むアベノミクスとは何だったのか 16
著者: 大野 和美直前にみた賃銀や雇用の内実からして明らかなように、アベノミクスは破綻している。経済実態がさらにそれを裏付ける。鉱工業生産指数(内閣府)は、2010年=100とすると2015/5では97,1である。2010年は,リーマン
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