inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(425)

著者: 本間宗究(本間裕)

最後の藁一本 現在の「世界的な金融大混乱」に関して、大きな注目を浴び始めているのが、「何が、ラクダの背骨を折る最後の藁一本になるのか?」ということであり、実際には、「どのようなきっかけで、約600兆ドルのOTCデリバティ

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朝鮮人虐殺の場面を描いた絵巻物を公開中 東京・新宿の高麗博物館で

著者: 岩垂 弘

 きょう9月1日は、関東大震災から100年である。それを機に東京・新宿の認定NPO法人・高麗博物館で、関東大震災で在日朝鮮人が虐殺されたとされる場面を描いた絵巻物が展示されている。展示は12月24日(日)まで。政府は、関

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世界のノンフィクション秀作を読む(22)エドガー・スノーの『中国の赤い星』(筑摩書房刊、宇佐美誠次郎:訳) 中国共産党の実態を初めて世界に紹介した歴史的著作(下)

著者: 横田 喬

 周恩来の電報が届き、延安では皆が私を待っていた。着くとすぐに、私は「中華人民共和国主席」の毛沢東に会った。瘦せたリンカーンのような人物で、中国人の平均身長より高く、やや猫背。濃い黒い髪の毛が非常に長く伸び、大きな鋭い眼

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】543 BRICSにガリ西サハラ難民大統領が参加!

著者: 平田伊都子

 ブラヒム・ガリSADR西サハラ大統領兼ポリサリオ戦線事務総長は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)からアフリカ大陸の指導者に送られた公式の招待状を受け取り、8月22日から24日まで開催された第15

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世界のノンフィクション秀作を読む(21)エドガー・スノーの『中国の赤い星』(筑摩書房刊、宇佐美誠次郎:訳) 中国共産党の実態を初めて世界に紹介した歴史的著作(上)

著者: 横田 喬

 上記の著作は米国のジャーナリスト、エドガー・スノー(1905~1972)の手で日中戦争が本格化した直後の1937年秋に出版された。彼は前年6月、外国人として初めて中国陜西省北部のソヴィエト地区に入り、毛沢東や周恩来ら中

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(424)

著者: 本間宗究(本間裕)

生成AIの活用法 現在、「生成AIの可能性や問題点」などについては、世界的な議論が活発に行われている状況でもあるが、この点について、私自身は、「日本の将棋界」が参考になるものと感じている。つまり、以前、「プロ棋士とコンピ

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原爆展を「オンラインミュージアム」で 被爆者団体がその費用を募金で調達中

著者: 岩垂 弘

 原爆被爆者の全国組織である日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、「核兵器は死者を人間とは思えない姿に焼き尽くし、生き延びた人々を病気や貧困、差別に追い込みました。核兵器は、人間とは共存できない兵器です。核兵器がも

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世間は「withコロナ」から「アフターコロナ」へ - 日本生協連の調査で明らかに

著者: 岩垂 弘

 2020年から世界的な新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)にほんろうされてきた日本だが、その日本も最近、ようやく平常に戻りつつあるようだ。新型コロナが絶滅したわけではないが、ひところの急激な感染拡大に伴う恐怖と混乱は

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世界のノンフィクション秀作を読む(20) アンネ・フランクの『アンネの日記』――隠れ家で逼塞する日々を瑞々しく活写(下)

著者: 横田 喬

 【空襲】<1943年7月19日> 昨日の日曜日、北アムステルダムが激しい空襲を受けました。二百人ほどが死に、無数の負傷者が出て、病院はどこも超満員です。鈍い、遠雷の轟きのような爆音を思い出すと、今でも身の毛がよだちます

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】542 <戦争の代償>ドローン合戦でウクライナ敗北?

著者: 平田伊都子

 「来年の春まで待とうと、ウクライナ軍の反転攻勢を延期させることが欧米で検討されている」と、アメリカのウオールストリートジャーナルが伝えています。 マジな話です!  ウクライナは「雪が解けたら大反転攻勢!」と、去年の冬に

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世界のノンフィクション秀作を読む(19) アンネ・フランクの『アンネの日記』――隠れ家で逼塞する日々を瑞々しく活写(上)

著者: 横田 喬

 本作はユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによる日記ふうの文学作品だ。第二次世界大戦中のドイツによる占領下のオランダ・アムステルダムが舞台。ナチスの手によるユダヤ人狩りのホロコーストを避けるため、咳もできないほど息を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(423)

著者: 本間宗究(本間裕)

インフレ大津波の第三波 現在、マスコミでは、「インフレが終了し、金利が再低下する」というような意見が頻出しているが、実際の状況としては、「インフレ大津波の二波から三波への移行状態」にあるものと考えている。つまり、「200

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戦前・戦後の広島の実像を伝える 広島・泉美術館の特別展「広島の記憶」

著者: 岩垂 弘

 世界で最初に原爆の被害を受けた広島が、再び国内外の関心を集めている。ウクライナ戦争を機に核戦争が起きるのではないかという不安が世界的に高まってきたのと、去る5月にG7(世界主要7カ国)の首脳会議がここで開かれたからだと

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被爆の実相、体験の継承へ新たな試みを知る 広島を8月5日から7日まで訪ねて

著者: 山田幹夫

 8月6日の中国新聞の朝刊・社説は、ヒロシマ78年として「原点の継承 今こそ誓いたい」と書いている。中見出しは「廃絶の道見えず」「核抑止力は幻想」「証言掘り起こす」と続いている。社説に込められた、最近の日本の情況から「気

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青天井の爽やかさを味合わせよう ―「権威主義国」を封じ込めるのでなく

著者: 田畑光永

 アメリカのバイデン政権は9日、中国に対して半導体、人工知能(AI)それに量子技術の先端3分野での中国への投資を規制する政策を発表した。具体的にはこの3分野の中国への投資案件は政府への届け出を義務付け、最先端の半導体と量

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(422)

著者: 本間宗究(本間裕)

四苦八苦の解消法(3) 「愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)」の三苦の解消法に関しては、さまざまな相場の格言が有効な状況のようにも感じている。つまり、「相場は人生の縮図」と言われる

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被爆78年、広島は再び立ち上がった 核抑止論に固執したG7批判の大合唱

著者: 岩垂 弘

 広島は8月6日、「被爆78年」を迎えた。ウクライナ戦争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中、広島市では、この日を中心に、市当局や平和団体などによるさまざまな催しが行われたが、それらに共通していたの

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海峡両岸論 第153号 2023.8.7発行 - IAEA報告は海洋放出を承認していない 中国を「非科学的」と断じる日本の傲慢 -

著者: 岡田 充

福島第1原子力発電所の溶け落ちた核燃料を冷却する汚染水の海洋放出が近づいている。日本政府やメディアは、国際原子力機関(IAEA)の「国際的安全基準に合致」とした調査報告書(7月4日)=写真 報告書を岸田首相にて渡すグロッ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】540 原爆の日、ニジェールにECOWAS(旧仏植民地共同体)が最後通牒

著者: 平田伊都子

 ウクライナ戦争、ニジェール軍事クーデター、激増する移民難民、米国大統領選挙戦争、、毎日、たくさんの惨事が凄いスピードで勃発しています。  が、8月6日午前8時15分と8月9日11時2分は、時を止めて、黙とうしませんか、

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世界のノンフィクション秀作を読む(18) ハインリヒ・ハラ―の『世界の屋根を越えて』(『チベットの七年』抜粋) ――「事実は小説よりも奇なり」を地で行く冒険行(下) 

著者: 横田 喬

 <チベットのお正月> 今は2月15日の前日、チベットの正月に相当する。屋根に祈りの小旗が飾られ、切り立ての樅の木が立てられる。お経が厳かに唱えられ、善男善女は神々に供物を捧げに寺に向かう。宗教とこれほど深く結びつき、遵

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(421)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利上昇のインパクト 現在では、日本においても、「金利上昇のインパクト」が危惧され始めたが、この点に関して重要なポイントは、かつて「市井の経済学者」と呼ばれた「高橋亀吉」のコメントだと考えている。具体的には、仮に「3%の

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