2023年1月12日、国連安保理で林外務大臣が議事進行する、<法の支配>の公開討論が行われました。 国連担当記者陣や世界のマスコミの反応を知りたかったのですが、日本とアメリカが仕組んだこのイベントに、ほとんど興味を示し
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ハンガリーの対ロシア政策 ― 国民は本当に支持しているのだろうか
著者: 盛田常夫欧州首脳の中で、唯一、オルバン首相だけがプーチン大統領の新年の祝電を受け取った。 ハンガリーのトランプと称されるオルバン首相。オルバン首相自身、権威主義的な政治家を好んでいる。プーチン大統領に媚びを売り、トランプ大統
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(393)
著者: 本間宗究(本間裕)65兆ドルのOTC為替デリバティブ 12月5日に「BIS(国際決済銀行)」が発表した「65兆ドル(約8900兆円)ものOTC為替デリバティブ」については、きわめて大きな違和感を覚えているが、その理由としては、「なぜ、今に
本文を読むコロナの次は汚職高官退治 ― なぜか目まぐるしい中国政治
著者: 田畑光永去年秋まではあんなに厳しく「ゼロ・コロナ」を唱えて、「隔離」だ「ロックダウン」だと、人を縛る政策を事もなげに強行していた中国がここへきて、突如、いわゆる「乙類乙管」と称する緩和政策に転じたために、今度は開いた門からあふ
本文を読む中国青少年の「落ちる」という気持はどこから来るか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(411)―― 正月2日夜、中国河南省の地方都市鹿邑県で若者が禁止されている爆竹を鳴らし、これを制止しようとした警察と衝突する事件があった。若者らは警察車の上に飛び乗って腕を振り回して英雄気取りで大声
本文を読む沖縄を再び戦場にするな! 新基地中止を 意見広告運動が賛同金を募る
著者: リベラル21沖縄意見広告運動が、第14期の意見広告への賛同者を募っています。 この運動は、沖縄の辺野古新基地建設が沖縄の住民生活と民主主義を破壊するものであり、その断念と中止を日米両国政府に訴え、その意思を示す運動です。具体的に
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(392)
著者: 本間宗究(本間裕)景気悪化とハイパーインフレ 現在、「景気の悪化により、再び、デフレの時代が訪れる」というような意見が主流となりつつあるようだが、この点に関して、「過去100年間に、30か国以上で発生したハイパーインフレ」を検証すると、全
本文を読む海峡両岸論 第146号 2023.1.8発行 - 「台湾有事」はどのように作られたか 日本衰退を加速する岸田軍拡路線 -
著者: 岡田 充岸田文雄政権は2022年12月16日、専守防衛を空洞化する敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有をはじめ、防衛予算を5年で国内総生産(GNP)比2%に倍増し、日米統合抑止力(軍事一体化)の強化を柱にする「国家安全保障戦略」(N
本文を読む単純な「台湾有事論」は危険な迷路に ― 今、何が問題かを見つめよう
著者: 田畑光永前回(6日)の本欄では、今年の世界の「10大リスク」について、米で行われたアンケート結果を取り上げ、1位の(ならずもの国家ロシア)に次ぐ2位が(最大化する習権力)であった、と紹介した。今回は日中両国で昨年夏に行われたア
本文を読む懸念は「コロナ」から「戦争」へ 2023年の年賀状にみる市民意識
著者: 岩垂 弘今年も友人、知人から、たくさんの年賀状をもらった。それらの一枚一枚を手にして強く印象に残ったのは、市民の間で「戦争」に対する懸念や危機感が深まりつつあることだ。 私はこれまで毎年、多くの友人、知人と年賀状の交換をして
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】510 安保理理事国日本に期待する西サハラ!
著者: 平田伊都子2023年1月3日午後、ニューヨーク国連本部ビルの記者室に、石兼公博・国連日本政府常駐代表全権大使が登場しました。 2023年~2024年国連安保理非常任理事国日本の初記者会見です。 <法の支配>遵守を唱えている日本の
本文を読む世にもおそろしいものは ― 他人(ヒト)のせいにできないこと
著者: 田畑光永『日本経済新聞』1月4日の朝刊に「今年の10大リスク」という記事が載っている。ご覧になった方もおられるだろうが、読んで考えたことを書かせていただく。 記事は国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる米政治リスク調査会社
本文を読む冷静、鋭利な視点で「新疆ウイグル自治区」を見れば
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(410)―― まず恥を申します。 去年12月8日拙稿「八ヶ岳山麓から(405)」に「中国当局が行った『結対認親(結婚促進)』活動の中で、『漢人と親戚になる』ことへの大量の騒動があり、ウイグル女性強
本文を読む今年も安倍晋三の亡霊が、岸田文雄を走らせるのか…!
著者: 加藤哲郎●2023.1・1 2022年は、2月にプーチンのウクライナ侵略戦争が始まり、世界が新冷戦とよぶべき分断に引き込まれました。コロナ・パンデミックはすでに3年、中国の遅ればせなゼロ・コロナからウィズ・コロナへの転換によ
本文を読むミサイル騒ぎの1人芝居 北朝鮮はまさかあの男に踊らされているのでは
著者: 田畑光永新年。日本はおおむね好天に恵まれたようだが、ミサイルにおびえながら、極寒の中で電気や水にも不自由しているウクライナの人々に、どうしても思いが行く。かつて戦場とは当事国以外には概して「遠きにありて思うもの」であった。しか
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(54) 『ジャン・クリストフ』のロマン・ロラン――反戦平和をアピールし続けた理想主義者
著者: 横田 喬ロランは若い頃、かのトルストイに私淑して文通を試み、弟扱いする返事をもらっている。反戦平和の理想を生涯のテーマに掲げ、数々の小説・戯曲・エッセイの執筆に心を砕く。第一次世界大戦の際には、フランスとドイツ両国に対し共に「
本文を読む2023年元旦にあたって プーチンの戦争は「プーチンの戦争」で終わらせよう 「リベラル21」編集委員会
著者: 田畑光永われわれがこのブログ、「リベラル21」をスタートしたのは2007年3月であった。今年で16回目の新年を迎えたのだが、今年ほど重苦しい気分でこの日を迎えた記憶はない。 言うまでもなく、ウクライナにおける戦火の故である。
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(53) ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』――音楽への愛が綴る「青春の書」
著者: 横田 喬西欧では比較文化論的な立場から、よく「ドイツ人は耳が利き」、「フランス人は目が利く」と言う。ドイツは楽聖バッハやベートーヴェンを、フランスは画聖セザンヌやルノアールを生んでいるからだ。が、1915年にノーベル文学賞を受
本文を読む大声で軍拡反対を叫ぶだけでよいのか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(409)―― 岸田首相は12月23日、政府与党政策懇談会で「歴史的な難局を乗り越え、未来を切り開くための予算だ」と訴えた。 これに対して時事通信は「物価の高騰や安全保障環境の変化に対する国民の危機
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(391)
著者: 本間宗究(本間裕)2022年を振り返って 2022年の特徴としては、「世界的なインフレ率や金利の上昇」に加えて、「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」に象徴されるように、「軍事独裁色を帯びる東側諸国」と「民主主義を標榜する西側諸国」との対
本文を読む「安保3文書」閣議決定への抗議声明なお続く 法曹界、学会、消費者団体からも
著者: 岩垂 弘12月21日付の本ブログで、岸田政権が同16日に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したことに抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が相次いでいることを紹介したが、そうした動
本文を読む「大軍拡」への中国の反応
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(408)―― 岸田政権は12月16日、国家安全保障戦略など安保関連3文書を閣議決定した。同文書は、安全保障上の対象に中国と北朝鮮、ロシアの3カ国を明記し、中国の軍事動向を「最大の戦略的な挑戦」と位置
本文を読むイマジン
著者: 小原 紘韓国通信NO711 最近、ジョン・レノンの『イマジン』のメロディがしきりに浮かんでくる。メロディばかりで歌詞がわからない。詩をなおざりにしてきたのはうかつだった。 オノ・ヨーコの詩に由来する歌詞は、発表された1971
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】509 国連西サハラ人民投票が実施できないのは?
著者: 平田伊都子1991年に国連が約束した西サハラ人民投票が、未だに手を付けられていない理由が、やっと判明してきました。 それは賄賂です。 金です。 カタール・ワールドカップ汚職でEUヨーロッパ議員たちが逮捕されて、モロッコの西サハラ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(390)
著者: 本間宗究(本間裕)FTXの破綻 「時間や暦のサイクル理論」から想定していた「11月初旬の金融混乱」は、「FTXの破綻」という結果となったが、このことは、「2001年の9・11事件」において、「目に見える金融ツインタワーへ突入したジェット機
本文を読む中国―わからないぞ!習一強体制の行方(下) 迂闊に口にできない不動産ピンチ
著者: 田畑光永以上、20回党大会での「習独裁完成」の内実についての私の推測を述べた。当たっているか否かはわからないが、なぜそう考えるかを以下に述べる。 今、中国の政権は大変な難題に直面している。もとよりどこの国にも難題はあるものだ
本文を読む中国―わからないぞ!習一強体制の行方(上) 側近で固めたのか、側近しかいないのか
著者: 田畑光永中国共産党は去る10月16日から第20回党大会を開き、同22日に新たな中央委員と同候補合わせて376人を選挙で選び、また腐敗摘発にあたる中央規律検査委員133人を選んで、幕を閉じた。そして翌日、新しい中央委員会(205
本文を読む「安保3文書」の閣議決定への抗議声明相次ぐ 市民団体、平和団体、労働団体などから
著者: 岩垂 弘岸田政権は12月16日、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したが、これに対する抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が16日以降、相次いでいる。共通しているのは、3文書に明
本文を読むテレビ老人の気になる「お言葉」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(407)―― 「ありがとうございます」 中国に暮らしていた時の話だが、とびきりのいたずら坊主がしばらく会わないうちに礼儀正しい応対ができる少年に変わったのにいたく驚いたことがある。 「君のところの
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(52) 『チボー家の人々』のロジェ・マルタン・デュ・ガール
著者: 横田 喬――大河小説完成に心魂を傾けて二十年 デュ・ガールは邦訳(白水Uブックス版)で全13冊に及ぶ大河小説を完成させるのに、1914~34年の実に二十年もの歳月を費やしている。一番のクライマックス、第一次世界大戦の際は、自動
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