~関西から(14)~ 私は、この間「私たちは東日本大震災にいかに向き合うか」というテーマでブログを書いてきた。同時に、その視点を「企業国家日本の崩壊のはじまり」にセットしていた。なぜ東日本大震災と企業国家日本の崩壊が結
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「失敗の本質」
著者: とら猫イーチ「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」という書籍を御存じの方は、今では、かなりのお年ではないでしょうか。 確か1984年頃に、社会人、中でも、企業や官庁に属する人に人気を博したものです。 実は、福島の原発事故に関わっ
本文を読むM&R研究会
著者:2011年6月18日(土曜) 主催: M&R研究会/座学 19期Thema;21世紀における変革の理論 subject-1;アソシエーションについて 論者;飯島廣さん/阿部文明さん/清野真一さん 場所;目黒区
本文を読む『6/11(土)みんなで参加しよう 反原発自治体議員・市民連盟もノボリをもって初参加 たんぽぽ舎もびらまき・新しい横断幕を制作中』など ―地震と原発事故情報 その88
著者: たんぽぽ舎◆ 地震と原発事故情報 その88 ◆ 5つの情報をお知らせします(6月4日) 1.『6/11(土)みんなで参加しよう 反原発自治体議員・市民連盟もノボリをもって初参加
本文を読む安全安心社会と「日本沈没」
著者: 真鍋祐子内閣不信任案が否決された昨日、夜の記者会見で菅直人は次のように述べた。 復旧・復興や原子力事故が一定の収束の段階になるまで、党派を超えて安全で安心な社会づくりに共に参加してほしい。」(日本経済新聞、6月2日夕刊) 「
本文を読む「エネルギー基本政策」抜きの政局・政変によってではなく、 「6・11新宿大行動」を突破口に「脱原発」政治への転換へ!
著者: 加藤哲郎2011.6.1 福島第一原発メルトダウンのもとで、放射能被害が深刻になってきました。福島県のこどもたちへの年間20ミリシーベルトという文部科学省の外部被ばく線量限度は、福島のお母さんたちの霞ヶ関への直接抗議で、ようや
本文を読む孫正義ビジネスの独走だけでよいのか ―参議院行政監視委員会の衝撃―
著者: 半澤健市11年5月23日の参議院行政監視委員会の全容を知って欲しい。 この短文はそのために書いている。4人の参考人が15分づつ発言した。そのあと討議が続いた。3人の参考人の発言に私は衝撃を受けた。小出裕章(京大原子炉実験所助教)
本文を読む今こそ「脱原発」へ正しい判断を -女子中学生の新聞投書は訴える-
著者: 安原和雄「大人は脱原発で正しい判断を」と訴える女子中学生の新聞投書に注目したい。若者たちから大人につきつけられた不信任の声であり、なぜ大人たちは「脱原発」への正しい判断ができないのか、という焦燥感に駆られた心の叫びとも言えるので
本文を読む「奥村和一さん お別れの会」へのお誘い
著者:「奥村和一さん お別れの会」へのお誘い ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』の主人公・奥村和一さんが、2011年5月25日午後7時7分、86年の生涯を閉じられました―― 奥村さんの葬儀には雨の中、大勢の方が駆けつけてくれま
本文を読む忘れられたビキニ被災事件 -福島原発事故報道に欠けている視点-
著者: 岩垂 弘東京電力の福島第一原子力発電所の事故から間もなく3カ月。この間の事故に関するマスメディアの報道を見ていて痛感することの一つは、かつて世界と日本を震撼させた「ビキニ被災事件」に言及した報道がないことである。このビキニ被災
本文を読む小嵐九八郎と読む『真幸くあらば』 -第8 3 回講演会ドットコム主催読書会
著者:第8 3 回講演会ドットコム主催読書会 後援/スマイル企画、パロル舎、現代書館、マルジュ社、風涛社、社会評論社、批評社、図書新聞、パピルスあい、白順社、凱風社 著者と読む読書会 : 小嵐九八郎と読む『真幸くあらば』 テキ
本文を読む「放射能汚染水(殺人水)の海への流出を防げ」など -地震と原発事故情報 その82
著者: たんぽぽ舎5つの情報をお知らせします(5月29日) ★1 放射能汚染水(殺人水)の海への流出を防げ 山崎久隆 ★2 浜岡原発NO! 連帯バスツアー(1泊) 参加者募集 ★3 5月27日(夜)日比谷集会で浜岡原発
本文を読む人の役に立つ「利他」こそ、幸せ -知的障害者に学び、生かす企業経営-
著者: 安原和雄人間が生きていくうえで最も大切なことは何か。それはとてもシンプルなこと。人の役に立つこと、すなわち「利他(りた)のこころ」で生きれば、必ず幸せになれる。 ― こういう経営理念を掲げる企業が話題を呼んでいる。社員の約7割を
本文を読む村井知事が指揮する宮城県の震災復興計画には“有事計画”のキナ臭さがつきまとう(2)
著者: 広原盛明~関西から(13)~ 宮城県の震災復興計画の策定プロセスにおいて私がもうひとつ懸念するのは、村井知事の異様とも言える「強いリ-ダーシップ」だ。自説・持論を譲ろうとしない報道機関や県民に対する強硬姿勢、県の役人や地元首長よ
本文を読むNHKの「徹底検証」批判 -「ニュースウオッチ9」の原発報道はひどすぎないか-
著者: 坂井定雄5月20日夜9時のNHK「ニュースウオッチ9」。「自衛隊の“放水作戦” その時原発でなにが 徹底検証」には騙された。NHKの福島原発事故の報道には批判が多く、この番組を見ている人は少なかったかもしれないが、自衛隊の撮影し
本文を読む大学という名の真空地帯 -書評:「東北大総長おやめください 研究不正と大学の私物化」-
著者: 川弾降雄刊行前に国立大学法人東北大学の井上総長と法務課長から「出版を中止せよ。発行した場合はあらゆる法的措置をとる」という激烈な警告が出版元の社会評論社に送付された物騒な本だという。しかし圧力に屈せず無事予定通りに刊行され全国の
本文を読む「2号機、3号機のメルトダウンも3月にわかっていた」など -地震と原発事故情報 その76
著者: たんぽぽ舎◆ 地震と原発事故情報 その76 ◆ 6つの情報をお知らせします(5月21日) ★1 福島原発の炉心溶融で首相がおわび ★2 2号機、3号機のメルトダウンも3月にわかっていた ★3 恩
本文を読むパレスチナ国家は1967年の国境線に -オバマ大統領、中東和平で思い切った提案-
著者: 伊藤力司アラブ世界で民衆革命が燃え続け、米国の宿敵ウサマ・ビンラディン殺害の余燼が消え去らぬ5月19日(日本時間20日未明)、オバマ米大統領は新たなアメリカの中東政策について重要演説を行った。この中で大統領は中東和平の枠組みとし
本文を読む都心から自宅まで歩いて帰る -首都直下型大地震の日に備えて-
著者: 安原和雄私はすでに後期高齢者2年生である。住まいは東京都のはずれであるが、都心にはしばしば出掛ける。たまたま都心に居て、予想されている首都直下型大地震に遭った場合、どうするか。「いのちあっての物種」だが、大破壊と大混乱、交通機
本文を読む5・29講演・討論会 『世界の原発廃棄に向けて』
著者:5・29講演・討論会 『世界の原発廃棄に向けて』 日時 : 2011年5月29日(日) PM 1時~5時 場所 : 明治大学リバティタワー6階 1063教室 資料代 : 500円 2011年3月11日、巨大地震
本文を読む「道州制導入実験」と「復興ビジネス」に突っ走る宮城県の震災復興計画(1)
著者: 広原盛明~関西から(12)~ 東電福島第1原発事故がいっこうに収束の気配を見せない。それどころか、東電がこれまで否定し続けてきた第1号炉の“メルトダウン”が5月12日になってようやく明るみに出た。壊れていた圧力容器の水位計を取り
本文を読む「戦後との訣別」を意味する「脱原発」の方向を、「自主・民主・公開」の国民的討論で!
著者: 加藤哲郎2011.5.15 本サイトの特設ページ「イマジン」が立ち上がったのは、2001年9月のことでした。アメリカにおける9・11同時多発テロ、それへの「報復」としてのアフガニスタン・イラク戦争に反対してのものでした。その
本文を読む裁判なしの死刑執行では文明国とは言えない -ビンラディン殺害に国際的な批判-
著者: 伊藤力司オバマ米大統領は、米海軍の特殊部隊SEALSが国際テロ組織アルカイダの首領ウサマ・ビンラディン容疑者のパキスタンの隠れ家で殺害したことを「正義が行われた」と自賛。大多数のアメリカ人は9・11同時多発テロの「仇を討った」と
本文を読む麻生邸リアリティツアー事件国家賠償訴訟(麻生国賠訴訟)の支援要請
著者: 松岡宥二麻生邸見学ツアーで不当逮捕され、国賠訴訟で公安条例と闘う訴訟団のサウンドデモは、大きな共感を呼び、5月7日の代々木公園から渋谷へのデモは、15000人も集りました。そのサウンドデモの中心が彼らです。サウンドデモにはこれま
本文を読む「天譴説」への反発――芥川龍之介と柳田国男 -先人は「大事件」をどう考えたか(3)-
著者: 半澤健市《『羅生門』の作者による渋沢栄一批判》 渋沢栄一らの天譴(てんけん)説に「反発した若い文学者連」の一人に芥川龍之介がいた。『羅生門』では人心の荒廃を描いた作家は「大震に際せる感想」にいう。 ▼この大震を天譴と思へとは澁
本文を読む「簡素な暮らしと経済」を合い言葉に -大惨事後の新聞投書にみる意識変化-
著者: 安原和雄あの「3.11」大震災と原発惨事から2か月が経った。大惨事後の新聞投書から見えてくるものは何か。脱原発・自然エネルギー重視をひたすら望む声であり、同時に安全神話に安住して原発惨事を招いた政官財を厳しく批判して止まない姿
本文を読む鉄線が咲く季節
著者: 醍醐聡今年もわが家の道路に面した生垣に青紫色の鉄線が大きな花を開いた。庭には白と紅の混ざった別種の鉄線が大きな花を開いた。この2,3日が満開のようだ。 猛暑の昨夏、エアコンの効いた居間で過ごすのが習慣になって以来、朝夕の散歩
本文を読む日中関係を考えるための基礎文献 -王元の著作*について-
著者: 木村英亮*王元『中華民国の権力構造における帰国留学生の位置づけ、南京政府(1928~1949年)を中心として』、白帝社、2010 本研究は日本の中国侵略期に留学生として日本に学んだ中国人の帰国後の活動をテーマとした著作である。
本文を読むイエメン独裁者を倒した女性パワー -3か月前には想像できなかった革命的変化-
著者: 伊藤力司チュニジア、エジプトで長期独裁者を倒したアラブ民衆の革命運動はとどまるところを知らない。イエメン、リビア、シリア、バーレーンとなお流血の闘争が続いているが、イエメンでは30年以上も独裁権力を行使してきたサレハ大統領が、隣
本文を読む関東大震災における「天譴(てんけん)説」論議 -先人は「大事件」をどう考えたか(2)-
著者: 半澤健市東日本大震災を、我欲に走った人間への天罰だ、と言った都知事石原慎太郎は世論の猛反発を受けて発言を撤回し謝罪した。東京の電力を供給する東北が大損害を受ける一方、軽微な被害で済んでいる首長のいうべき言葉ではなかった。石原の
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