inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

東日本大震災復興構想会議・検討部会を国民に完全公開せよ

著者: 広原盛明

関西から(10) 4月20日、東日本大震災の復興ビジョンを策定する復興構想会議の下部組織、検討部会が首相官邸で初会合を開いた。会合後、部会長を務める飯尾潤氏が記者会見を開き、いろんなことはいったが、復興で必要となる財源に

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連載・やさしい仏教経済学-(41・完)変革は「四苦八苦」を克服できるのか

著者: 安原和雄

連載・やさしい仏教経済学(41・完)  仏教経済学(思想)は政治・経済・社会さらに人間自身の生き方の変革をめざしている。なぜなら現世は地獄さながらの様相を呈しているからである。そういう現世の変革を意図しない社会科学とりわ

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復旧なくして復興なし~被災地は蒙昧なロマンの実験場ではない~

著者: 醍醐聡

 政府は大震災からの東日本の復興策の青写真を検討する「復興構想会議」を立ち上げ、14日、首相官邸で初会合を開いた。議長には五百旗頭真氏(防衛大学校長)が選ばれ、委員には内館牧子(脚本家)、玄侑宗久(臨済宗住職)、中鉢良治

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今こそ原発報道の検証を -世界最悪レベルとなった福島原発事故-

著者: 岩垂 弘

 世界を恐怖に陥れた東京電力福島第一原子力発電所の事故は、4月12日、経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全委員会よにより、国際的な事故評価尺度の「レベル7」に引き上げられた。ついに原子力史上最悪とされる1986年のチ

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4.30緊急シンポジム「原発事故とメディア」のお知らせ

著者: 開かれたNHKをめざす全国連絡会

私も参加している「開かれたNHKをめざす全国連絡会」は4月30日、メディア総合研究所と共催で、次のようなシンポジウムを開催することになった。   緊急シンポジウム 「原発事故とメディア」    基調講演:広河隆一さん(フ

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緊急事態において“復興構想”を議論する東日本大震災復興構想会議の愚かさ

著者: 広原盛明

 関西から(9)  4月14日、政府の東日本大震災復興構想会議が首相官邸で初会合を開いた。復興構想会議が設置された趣旨は、「未曾有の被害をもたらした東日本大震災からの復興に当たっては、被災者、被災地の住民のみならず、今を

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「唯一のヒバク国日本」の意味が変わった! 危機を地球的危機として認識し対処することこそ危機管理!

著者: 加藤哲郎

 2011.4.15  3月11日の東日本大震災から1か月、この国はいま、歴史的な危機のなかにあります。大地震と、それに続く大津波は、過去の歴史にないわけではありませんが、「天災」というべき危機でした。すでに3万人近いい

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連載・やさしい仏教経済学-(40)世界に誇れる「愛国心」を育むとき/(39)日米同盟の呪縛から自由になる日

著者: 安原和雄

連載・やさしい仏教経済学(40)  仏教経済学(思想)は愛国心をどう考えるのか、と聞かれれば、「愛国心は大切」と答えたい。ただし新しい愛国心は、かつて無謀な戦争に協力して国を亡ぼし、今また保守勢力が折に触れ、復活を策して

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欧米のリビア軍事介入は大失点か -カダフィ退陣見込めず、反体制側にイスラム過激派潜入-

著者: 伊藤力司

筆者は当ブログ3月23日のエントリーで欧米のリビア軍事介入に触れ、欧米の狙うカダフィ退陣は簡単に実現せず、東西に分裂したリビア内戦が長期化するのではないかと予測した。メディアは挙げて東日本大震災と福島原発事故の大ニュース

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東京・高円寺で反原発デモ -若者が中心、最大規模に-

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災による福島原発事故を受け、東京・杉並区のJR高円寺駅周辺で4月10日、「反原発」を訴えるデモ行進があった。高円寺でリサイクルショップなどを営むグループ「素人の乱」が呼びかけ、これがツイッターなどで広がり、約

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若者と読む読書会 -石丸元章と読む「ヘルズエンジェルズ」-

著者:

第82回講演会ドットコム主催読書会  後援/スマイル企画、パロル舎、現代書館、マルジユ社、風涛社、社会評論社、批評社、図書新聞、パピルスあい、白順社、凱風社  若者と読む読書会 -石丸元章と読む「ヘルズエンジェルズ」-

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「いま、福島原発で何がおきているのか?」 -原発事故を考えるシンポジウム-

著者: 原発事故を考える町田市民の会

3.11東日本大震災、それに続く福島第一原発の事故。 わたしたちは今、人災とも言われる原発事故の大惨事の中でたたずんでおります。 日々のニュースでは福島原発事故について、刻々と変わる事態が伝えられ耳慣れない専門用語が飛び

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東日本大震災が“東日本大震災有事”に転化する危険、統一地方選挙の結果をみて

著者: 広原盛明

関西から(8)    4月10日の統一地方選挙の結果には唖然として声も出なかった。そこには東日本大震災の現実を直視することで、日本の政治や地域経済のあり方を根本から見直そうといった革新的視点はカケラもなく、未曾有の大震災

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「福島原発震災」をどう見るか――― 私たちの見解(その2)

著者: 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

「福島原発震災」をどう見るか ――― 私たちの見解(その2)  2011年 4月7日 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会  〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階  事務局携帯 070-50

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菅首相の記者会見、被災地再生の“街づくり構想”をどうみるか

著者: 広原盛明

関西から(7)  福島第1原発事故が日に日に深刻化の度合いを深め、日本国内はもとより世界各国が危機意識を高めているときに、どういうわけか、その一方で能天気な「未来都市型復興ビジョン」が最近に来て一斉に語られ始めた。素直に

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子供たちを放射能から守れ!入学式、始業式の強要に反対の声/ドイツ放射線防護協会が重要な提言―地震と原発事故情報 その31 

著者: たんぽぽ舎

  6つの情報をお知らせします。     1 「津波想定甘かった」 耐震指針関与 入倉氏が謝罪  2 子供たちを放射能から守れ!入学式、始業式の強要に反対の声  3 そんなに『安全」というなら、テレビに出るのでなく、 

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「平成の再生」モデルを提唱する -大惨事の廃墟から立ち上がるとき-

著者: 安原和雄

天災(地震と大津波)と人災(原発大事故と放射能汚染)による複合的大惨事とその廃墟から立ち上がり、閉塞状況を打破するにはどうしたらよいだろうか。目先の対応策ももちろん重要であるが、もう少し長期的視野から日本の行く末を考え直

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政府に乗り越えられた新聞 -原発の新増設計画見直し問題で-

著者: 岩垂 弘

 「新聞は政府に乗り越えられてしまったな」。4月1日付の新聞各紙を見ての感想だ。各紙が、菅首相が前日に記者会見し、原子力発電所の新増設を盛り込んだ政府のエネルギー基本計画の見直しを検討する意向を表明したと伝えていたからで

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こんな時こそ「みんなでやれば怖くない」で自粛選挙ムードの一掃を

著者: 醍醐聡

自粛は美徳ではない  千葉県でも4月1日、県議選が告示されたのを機に、この後、私が住む市でも市長選、市議選が控えているが、とてもそうは思えない奇妙な静けさである。「大震災からまもない時期に自分の支持を呼びかける宣伝で街を

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連載・やさしい仏教経済学-(38)宮沢賢治の詩情と地球救援隊構想/(37)平和思想の先覚者、安藤昌益に学ぶ

著者: 安原和雄

連載・やさしい仏教経済学(38) 東日本大震災(2011年3月11日発生)は天災(地震・大津波)と人災(原子力発電事故・大量放射性物質の飛散)による戦後未曾有の複合的な大惨事をもたらしている。大規模な救援・復興活動のなか

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「にほんのうた」を聴いて思うこと  ―緊張だけでよいのだろうか―

著者: 半澤健市

《「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森」》  個人的な体験を書くことをお許しいただきたい。 11年3月23日の午後、私は家人と東京上野の「旧東京音楽学校奏楽堂」で東京オペラシンガーズの唱う「にほんのうた」を聴いていた。企

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東日本大震災の3つの特徴と3つの復興基本問題

著者: 広原盛明

関西から(6)  このところ、政府・東電そして政府筋に近い学者たちが、マスメディアを通して福島原発事故の楽観的評価や見通しを強調しているにもかかわらず、その後次々と明らかになってくる事態は日々深刻の度合いを深めている。そ

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今こそ「脱原発」の提起を -福島原発事故でジャーナリズムに問われていること-

著者: 岩垂 弘

東日本を襲った巨大地震・津波で東京電力福島第一原子力発電所で事故が起きてから2週間が過ぎた。この間ずっと新聞(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京の6紙)の社説・主張に目を通してきたが、日を追う毎に歯がゆい思いを強めている

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過酷な現実を視聴者に突きつけることこそ放送メディアの使命

著者: 醍醐聡

 このところ、NHKを始め多くのテレビは避難所で被災者が「励まし合い」、「明るく生きる姿」、子供たちが「けなげに」手伝いをする光景、奇跡的に救助された人の病室にまでカメラを入れて、感動の話題を提供するのに腐心しているよう

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