inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

マスメディアはハーメルンの笛吹き男か ―チベット高原の一隅にて(94)―

著者: 阿部治平

日本ではもう旧聞かもしれないが、ついこの間まで日本からのネットニュースの中心は民主党の党首選挙、小沢一郎と菅直人との争いであった。目立ったのは大小メディアによる「小沢たたき」である。メディアは鳩山政権以来ずっと小沢を「政

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オバマ民主党、中間選挙は敗色濃厚 -人事刷新で大統領再選へ布石-

著者: 伊藤力司

オバマ米大統領に対し米国民の審判が下される11月2日の中間選挙が近づいてきた。10%近い失業率がちっとも改善せず景気回復も遅れているところへ、ティー・パーティーなどの右翼バネが利いているアメリカの底流から見て、オバマ民主

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絶望から希望の見えた勇気の宴のあとに、 改めて原因を解明し、再発を防ぐ方策を!

著者: 加藤哲郎

2010.10.15  チリ・コピアポのサンホセ鉱山落盤事故で地下700メートルの暗闇に閉じこめられていた33人の鉱山労働者たちが、70日ぶりに全員無事で救出されました。感動しました。人間の尊厳、いのちの重さ、家族の絆、

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反戦運動に感ずる日米の差 -民主主義の成熟度か、それとも民族性か-

著者: 岩垂 弘

「反戦」にからむ2つの集会を相次いで見聞する機会を得た。「本多立太郎さんを想い語る会」と「『冬の兵士』証言集会」だ。2つの集会を通じて印象づけられたことの一つは、日米の差、すなわち両国における国民意識の差だった。  「本

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“事故が心配の原発を”第一重点に   浜岡原発ノー行動と浜ネット総会への参加

著者: 柳田 真

■日本の原発推進政策がますます混迷と困難をきわめてきている。(もともとム リな政策)それは六ヶ所再処理工場(2年延期と4,000億円の増資)と、「もんじゅ」 の大きな落下事故にも象徴される。「核然 展望なき操業延期、トラ

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連載・やさしい仏教経済学-(18)貪欲から知足へ、孤立から共生へ/(17)いのちの尊重と非暴力(=平和)

著者: 安原和雄

   貪欲から知足へ、孤立から共生へ -連載・やさしい仏教経済学(18)- 私(安原)が構想する仏教経済学の八つのキーワード ― いのちの尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性 ― のうち今回は知

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NHK記者の捜索情報漏洩の背景にあるもの -ジャーナリズムと記者像の変質-

著者: 岩垂 弘

 驚いた。NHK記者が、大相撲の野球賭博問題で警視庁が家宅捜索に乗り出すとの情報を、日本相撲協会の関係者に携帯電話からメールで送っていたという事件にである。この事件には、たまたまNHKに取材のルールや記者としてのモラルを

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「胃腸に優しい暴飲暴食」 ―経済政策の矛盾の解きほぐし方―

著者: 半澤健市

 サブプライム問題を端緒としリーマン・ショックを経て現在に至る。この「一〇〇年に一度の津波」(アラン・グリーンスパン)の本質はいまだ解明されていない。「国債バブルは本当だろうか」を10回も書いて「お前の結論はないのか」と

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自由な計画的民主主義の概念を提唱する (その2)/(その1)

著者: 岡本磐男

自由な計画的民主主義の概念を提唱する (その2)   まえがき   本年9月の民主党代表選挙の結果、菅氏が小沢氏に勝利し、菅政権が発足した。だがこの政権は、言語を絶する程の難題をかかえている。菅氏自身、その点はある程度自

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東京都が担うべき基礎的自治体間の財政調整の役割

著者: 醍醐 聡

「都政改革の新ビジョン」シンポジウム   このブログでもお知らせした新東京政策研究会主催の「都政改革の新ビジョン」シンポジウムが昨日、上智大学で開かれた。私は「東京都の財政状況と新たな財政政策に向けた提言」というタイトル

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改めて問われる日本側の基本方針―中国漁船拿捕問題 ―中国側の粗い対抗措置も― 

著者: 丹藤佳紀

9月上旬の尖閣諸島海域での中国漁船と巡視船の衝突にはじまった事件は、漁船船長の逮捕・拘留に日中双方の抗議が続いて外交問題になった。この事態については、わりあい早い14日の段階で当ブログに「“ ネット世論”も意識して異例な

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連載・やさしい仏教経済学-(16)21世紀の仏教経済思想を提唱する /(15)井上信一著『地球を救う経済学』(下)

著者: 安原和雄

   21世紀の仏教経済思想を提唱する  -連載・やさしい仏教経済学(16)-  今回から私(安原)が構想する仏教経済思想(仏教経済学)の骨格を提示したい。もちろんこれまで紹介してきた内外の先達による先駆的な思想や提言に

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新聞はだれのために存在しているのか -韓国併合100年に関する報道で感じたこと-

著者: 岩垂 弘

 「新聞はいったいだれのために存在しているのだろう」。このところ、そう思わせられることが少なくない。沖縄・普天間基地の移設問題に関する報道でもそう感じたが、これもその一例だ。  今年は、日本にとって、さまざまな点で節目の

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葦の穴から祖国をのぞく ―チベット高原の一隅にて(91)―

著者: 阿部治平

9月7日、尖閣列島魚釣島付近の海域で海上保安庁巡視船による中国漁船拿捕事件があった。そして24日「日中関係を考慮して船長釈放」のニュースを見た。どうやら、謝罪と賠償を要求され、みっともない経過をたどっているらしいが仕方が

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イギリスでは地下鉄スト、ドイツでは反原発10万人デモ、そして、日本のKAN首相は、Who? 

著者: 加藤哲郎

2010.9.23  世界全体の生態系も崩れてきていますが、今夏の日本の異常気象は、度を超えています。それを東京のヒートアイランド現象が、加速しています。それらを避けて、8月はアメリカで半分を過ごし、9月はイギリスとドイ

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反中感情を煽る外務省とメディア -「呼びつけた」「無礼だ」の手口-

著者: 坂井定雄

 海上保安庁巡視船と中国漁船の接触問題で、菅政権は比較的冷静だが、外務省とメディアの一部が反中感情を煽っている。 この問題で12日午前零時、中国政府は外相より格上の戴国務委員が丹羽大使を呼び「中国側の『重大な関心と厳正な

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対米追従路線が鮮明になった菅改造内閣 -自民党政権時代に逆戻り-

著者: 岩垂 弘

 9月17日、菅改造内閣が発足した。閣僚の顔ぶれをみてとっさに私の脳裏を走った懸念の一つは、「これで『対米追従路線』が一層強まるな」というものだった。まるで、自民党時代に戻ってしまったかのような印象である。  昨年8月の

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現在に対する見識と構想を  -いくらか長めの論評(6)  

著者: 三上治

現在に対する見識と構想をーいくらか長めの論評(6)             9月19日  大手メディアの世論調査なるものが世論(市民や国民の現実の意思や意識)の調査結果ではなく、世論として作り出されたものであると述べた。

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民主党代表選の意味は何か ―永久革命のための蟷螂の斧―

著者: 半澤健市

 09年8月に起こったのは「政権交代」ではなかった。まして革命ではなかった。 この一年、遠慮がちにそう書いてきたが、10年9月14日の民主党代表選の結果を見てそれは確信に変わった。長すぎた「自民党」政権が「民主党」政権に

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連載・やさしい仏教経済学-(14)井上信一著『地球を救う経済学』(上)/(13)日本における仏教経済研究の特質

著者: 安原和雄

井上信一著『地球を救う経済学』(上)-連載・やさしい仏教経済学(14)  仏教経済思想(学)は、混迷を深める今日の日本経済社会の変革にどこまで貢献できるのか。さらにアジアや世界の平和(=非暴力)、安心安全、幸せにどう寄与

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被爆者の慟哭と怨念を凝縮した『歌集広島』~被爆65年目の長崎・広島を訪ねて(1)-(3)~

著者: 醍醐 聡

  被爆者の慟哭と怨念を凝縮した『歌集広島』(下)~被爆65年目の長崎・広島を訪ねて(3)~  この記事では、『歌集広島』に収録された短歌のなかから、原爆投下後約8年間の被爆者の生活体験と核廃絶・平和への願いを詠んだ歌を

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常岡さんの解放を喜ぶ -タリバンが諸悪の根源か-

著者: 伊藤力司

アフガニスタンで武装勢力に拉致、監禁されていたフリージャーナリスト、常岡浩介さん(41)が5カ月ぶりに解放され、元気な姿で帰国した。常岡さんの拉致が伝えられて以来心を痛めていた一人として、無事の帰国を心から喜んでいる。ま

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米国で広がる「在沖米海兵隊不要論」を伝える

著者: 岩垂 弘

 沖縄在住の、知り合いのジャーナリストから手紙をもらった。「琉球新報の記事を読むよう多くの方々に伝えてほしい」という内容だ。そのジャーナリストによれば、在沖米海兵隊の不要論が米国議会内に出ており、琉球新報の特派員がそれを

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小沢一郎を見直した・・・ 菅直人よりまし -面白くなってきた民主党代表選-

著者: 伊藤力司

 民主党代表選挙が眼の前で展開している。ブロードバンドのおかげで、記者会見や立会演説会のライブが見られるオンライン時代である。ナマで見る小沢一郎、菅直人の表情や挙措動作は、新聞、テレビなど編集されたマスメディアの報道より

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