金に向かい始めた世界のマネー 現在では、多くの人々が、「金(ゴールド)への投資」を始めている状況とも思われるが、この点に関する思い出としては、「1987年10月19日に発生したブラックマンデー」が挙げられるとともに、「こ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「政府元高官は余計なことを言うな」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(378)―― 今年秋の中国共産党第20回全国大会を控えて、習近平指導部の退職幹部に対する統制強化が示された。5月15日「新時代の退職幹部の党活動強化に関する意見(以下「意見」)」を党中央弁公庁(日本
本文を読む少子化時代の高校入試 ここでも進む格差の拡大
著者: 小川 洋かつての高校入試は、全県一斉・共通問題で実施されるものだった。それが大きく変わったのは1993年春、文部省(当時)が、進路指導から偏差値を追放せよ、と躍起になって旗を振った時からだった。多くの府県で推薦入試の拡大、入試
本文を読む参院選公示まで1カ月、自民にすり寄る国民民主、分裂を促進する連合、進まぬ野党共闘
著者: 広原盛明2020年参院選公示まで1カ月、日経新聞(5月22日)は「1人区、野党競合3分の2」「調整不調、維新も台頭」との見出しのもとに、次のような情勢を伝えた。 ――参院選の公示日となる見通しの6月22日まで1カ月に迫った。
本文を読む中国の学者は沖縄をどう見ているか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(377)―― 沖縄問題はつきつめれば米軍基地問題であり、日米安保条約と地位協定の問題である。 5月12日の本ブログで岩垂弘氏が「沖縄の本土復帰以来、沖縄県民は、在沖米軍基地の整理・縮小、日米安保条約
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】478 日本、NATO(ナトー)の何なのさ?
著者: 平田伊都子2022年5月18日、コロナから解放されたブリンケン米国務長官が、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を承認するように、トルコを説得しました。が、チャブシオール・トルコ外相は、 「フィンランドとスウェーデンがテロ組
本文を読むウクライナ問題で路線転換か、それとも役割分担か ―ハンガリー新大統領の就任演説
著者: 盛田常夫5 月 14 日、新たに任命されたハンガリー大統領、ノヴァク・カタリンの就任式が行われた。その演説内容はこれまでの フィデス(与党) 政治家の言動とは異なるものであった。ノヴァ ク新大統領は「平和を脅かす戦争が現実のも
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(359)
著者: 本間宗究(本間裕)文明社会の相転移 複雑系の理論が指摘する「カオスの縁」や「相転移」には、大きな刺激を受けるとともに、「文明社会にも応用が可能ではないか?」と感じているが、具体的には、「400年毎に4種類の相が組成され、1600年で一回り
本文を読む中国にまた現れた異論――ロシアの敗北をめぐって
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(376)―― 中国政府は、このところ対露貿易を拡大して経済的にロシア支援を強化しているように見える。政府系メディアも相変わらずロシア支持、反アメリカ、そしてNATO批判を展開している。 ところが、ま
本文を読む金芝河(キム・ジハ)と私
著者: 小原 紘韓国通信NO697 韓国の詩人金芝河(キム・ジハ)が亡くなった。5月8日享年81才。韓国の民主化運動を語るうえで欠かせない人物だが、個人としても忘れられない人物だ。 軍事政権を批判した詩『五賊』を発表し、「反共法」違
本文を読む「ロックダウンは憲法違反だ」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(375)―― 5月5日中国の習近平指導部は、徹底して「ゼロコロナ」政策維持を確認し、これを徹底するよう指示を出した。上海では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための厳しい外出制限が続くなか、9日北京
本文を読むハンガリーは石油と天然ガスの禁輸制裁にどのように対応するのか
著者: 盛田常夫欧米の対ロシア制裁は物資やサーヴィス面の輸入制限で効力を発揮しつつあるが、国際金融面での効果が思ったほど出ていない。ロシアの外債利払いで、デフォルトが間近いと予想されながら、ロシアは外貨で元利支払いを続けている。その原
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】477 パレスチナ人記者射殺で中東紛争再燃
著者: 平田伊都子2022年5月11日の朝、イスラエル占領地・パレスチナ西岸北部の町・ジェニンで、シリン・アブアークレ・パレスチナ人記者がイスラエル軍によって射殺されました。彼女はアルジャジーラTVの有名なレポーターで、この朝は、ジェニ
本文を読むウクライナ戦争と憲法九条と専守防衛の間で迷うこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(374)―― 夏の参議院選挙を前にして国民世論が右傾化し、憲法を擁護する立場の立憲民主党・共産党など革新勢力の後退が危ぶまれている。わたしは、ウクライナ戦争の今、日本の革新勢力が安全保障問題について
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(358)
著者: 本間宗究(本間裕)文明の寿命 良寛の作とも言われる、「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」という句には、いろいろな意味が込められているようにも思われるが、私自身が気付かされた点は、「紅葉の寿命が一年、そして、人間の寿命が約100年、また、文明
本文を読む本土復帰50年を迎える沖縄 県民の悲願はいまだ成就せず
著者: 岩垂 弘沖縄は5月15日、本土復帰50年を迎える。本来なら、全島あげて祝賀行事を行う記念すべき慶事だが、現地沖縄にはそんな雰囲気はない。なぜなら、復帰に際し沖縄県民が望んでいたことが、半世紀を経てもいまだに実現していないからだ
本文を読む毎日新聞連載記事〝労組分断〟が明らかにしたもの、「女性」「中小企業」「高卒」がトレードマークの芳野友子連合会長の役割と行き着く先
著者: 広原盛明マスメディアの注目を一身に集めた連合初の女性会長、芳野友子氏の素顔が次第に明らかになってきている。毎日新聞の大型連載記事(5月4~7日)〝労組分断〟は、大手紙では初めて本格的な調査報道に基づく政治記事であり、芳野氏が起
本文を読む捏造された自白 晴れない冤罪 ~三鷹事件を知っていますか~
著者: 小原 紘韓国通信NO696 1949年7月15日、東京の中央線三鷹駅で国鉄の電車が突然暴走、巻き添えになった市民9名が死亡、20余名が重軽傷を負った。事故発生を待ち受けたように、翌日、吉田首相(当時)が共産党、国鉄労働組合によ
本文を読む「ウクライナ戦争による中国の損害はそれほど多くない」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(373)―― ロシアのウクライナ侵攻の2月24日、中国人はまだウクライナ国内に取残されていた。 アメリカの「ロシアの侵攻迫る」という情報によって、欧米諸国はもちろん日本政府もすばやく退避用チャータ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】476 バイデンのウクライナ戦争
著者: 平田伊都子2022年5月4日、ロシア国防省はウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で、民間人を避難させる人道回廊停戦を、5日から7日まで実施すると発表しました。 5月3日の国連定例記者会見にマリウポリから230㎞離れた
本文を読む海峡両岸論 第138号 2022.05.06発行 - 政権に取り込まれたリベラル派 翼賛化する日本の政治・世論 -
著者: 岡田 充日本の政治と世論の翼賛化が急速に進んでいる。強国化する中国への反感をベースに、ロシアのウクライナ侵攻が、翼賛化に決定的役割を果たした。約1年前の日米首脳会談の共同声明は、日米安保の性格を「地域の安定装置」から「対中同盟
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(28) 『武器よさらば』のヘミングウェイ――戦争の非人道性を文学者として厳しく告発
著者: 横田 喬ヘミングウェイほど行動的な作家は珍しい。第一次大戦に赤十字要員として従軍~負傷。スペイン内戦や第二次大戦にも従軍記者として参加した。彼が一貫して描いたのは、戦争というものが本質的に孕む悪である。現今のプーチン・ロシアに
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(357)
著者: 本間宗究(本間裕)人間社会で最も大切なもの 今回の「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」は、「人間社会で、最も大切なものは何か?」を考えるための、キッカケとなる事件の一つだったものと思われるが、実際には、「孔子」が教える「軍事力よりも大切
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(27) ヘミングウェイの『武器よさらば』――人が生きていくことの不条理と戦争による人間性の破壊
著者: 横田 喬米国シカゴ近郊生まれの作家アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)は1954年、ノーベル文学賞を受けている。表題の作品『武器よさらば』は29年に刊行された代表作の一つ。人が生きていくことの不条理をとことん見据え
本文を読む「ロシア軍は即時撤退を」「憲法改悪絶対反対」の声相次ぐ 東京で3年ぶりの憲法大集会
著者: 岩垂 弘「ロシア軍はウクライナから即時撤退を」「憲法改悪絶対反対」。憲法記念日の5月3日(祝日)午後、東京湾に臨む東京・有明防災公園で開かれた「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」は、ウクライナ戦争
本文を読むプーチン大統領に核のボタンを押させるな 世界平和七人委が緊急アピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は5月2日、「今こそ核戦争回避に向けて結束した行動を」と題する緊急アピールを発表した。 七人委はロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した直後の2月28日に「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻
本文を読む「生物戦の愚かな第一歩は日本の731部隊から始まった」 Stop the War!
著者: 加藤哲郎◆ 2022.5.1 ロシアによるウクライナ侵略戦争は、国際世論の圧倒的なプーチン批判にもかかわらず、続いています。首都キーウ(キエフ)はウクライナ軍と市民の抵抗で防衛できていますが、東部のハリキウ(ハリコフ)から南
本文を読む正義の戦争はない
著者: 小原 紘韓国通信NO695 ウクライナに心を痛めない日はない。 世界中がロシアの蛮行に怒っている。日本中に平和を求める声が溢れかえる。 戦争が始まってから2か月、映画館の暗さに目が慣れてきたように周囲が見え始めてきた。今さ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】475 ラマダン停戦?復活祭停戦??人道回路停戦???
著者: 平田伊都子ラマダン停戦、復活祭停戦、人道回路停戦、、何にかこつけてもいいから、とにかく停戦して欲しいです! 国連事務総長がロシアとウクライナに行くと聞かされた時は、誰もが「もしや、停戦交渉に?」と、期待を抱きました。 同時に、
本文を読むプーチンの目的は旧ソ連領域の回復だ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(372)―― はじめに 以前、中国政府ブレーン胡偉氏の「中国はプーチンと手を切れ」という主張を紹介したことがあったが(八ヶ岳山麓から・365)、それを別な観点から補強する論文が現れた。 馮玉軍(
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