大江健三郎さんは、誰もが知るノーベル文学賞受賞の現存する大作家だ。若くして文壇にデビューし、芥川賞受賞の学生作家として名を上げる。「ヒロシマ」「オキナワ」など重いテーマに関心が深い社会派として知られ、護憲運動のリーダー
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(340)
著者: 本間宗究(本間裕)マネー経済に移行する米中の覇権争い 米国と中国の覇権争いは、現在、「実体経済」から「マネー経済」へと移行し始めたものと思われるが、実際のところ、米国においては、「超党派のUSCC(米中経済安全保障再考委員会)が、金融分野
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(19) 大江健三郎の『万延元年のフットボール』――閉鎖的状況での若年世代の革命的反抗を描く
著者: 横田 喬表題の作品は一九九四(平成六)年にノーベル文学賞を受けた大江健三郎さんの代表作の一つだ。 明治維新から八年さかのぼる一八六〇(万延元)年に四国の山村で起きた百姓一揆と百年後の一九六〇年の安保闘争を照合。閉鎖的状況での
本文を読む回顧と追悼
著者: 小原 紘韓国通信NO686 「多くの人間にとって本当に必要なものはそう多くはない。少なくとも私は『金さえあれば何でもできて幸せになる』という迷信、『武力さえあれば身が守られる』という妄信から自由である。 何が真実で何が不要な
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】458 オミクロンで暮れオミクロンで明け
著者: 平田伊都子明けましておめでたいのは、オミクロン感染者の増加を喜々として数える人々です。 製薬会社の人々、関連会社の人々、関連医療研究所の人々、、、WHOも然りなのでしょうか? 「2022年のコロナ収束に、私は楽観的だ」と、202
本文を読むおかしくないか、日本のオミクロン対策 ほか
著者: 盛田常夫日本のオミクロン対応はあまりに過剰ではないでしょうか。連日、強制隔離の国や地域が発表されていますが、こんなことが何時までも続けられるはずがありません。入国者を日本中のホテルに拡散する馬鹿な措置が限界にぶつかるのは自明な
本文を読む政党の内なる民主主義について
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(356)―― 共産党の志位和夫委員長は12月16日の記者会見で、連合の芳野友子会長が15日掲載の産経新聞インタビューで「民主主義の我々と共産の考え方は真逆」と述べたことに対し「民主主義の党でないとお
本文を読む2022年元旦社説読み比べ -読売と日経が健闘-
著者: 半澤健市《私の三大課題に各紙はどう応えるか》 1 台湾海峡は米中戦争の震源地になるのか 2 戦後民主主義はついにファシズムに屈するのか 3 新資本主義は本当に可能であるのか これは2022年に日本が直面している三大課題で
本文を読む「無知学」に学び「無知を知る」年に!
著者: 加藤哲郎2022.1.1 新年がきても、相変わらず新型コロナウィルスに覆われた世界です。地球の感染者数は3億人に、死者数は600万人に近づいています。新しい変異株オミクロン型は、ワクチン接種の進んだ欧米諸国でも、軒並み新規感染
本文を読む今こそ「護憲・軍縮・共生」に向けて力を合わせよう ー 2022年の年頭にあたって ー
著者: 岩垂 弘私たち、マスメディアの動向に関心を持つ者有志がブログ「リベラル21」を立ち上げたのは2007年3月でした。それ以来、今年で15回目の新年を迎えることができました。硬派のブログがこんなにも長く、それも1日も休まず(ただし
本文を読む立憲民主党と共産党がこのままの状態では参院選で〝共倒れ〟する
著者: 広原盛明「政治対決の弁証法」ではなく「国民世論の弁証法」による総括が必要だ こんな後ろ向きの感想を年末に書く破目になるとは夢にも思わなかった。2021年10月衆院選が終わって以降、立憲と共産との間で野党共闘に関する総括の話がま
本文を読む各地で市民たちの活動が活発化(8) パジュワク通信社が伝える現状
著者: 坂井定雄11月1日から、七回連載でアフガニスタンのパジュワク通信社の、全世界に向けた英語報道(他に現地2語もある)の一部を転載してきた。驚嘆するのは、この報道が、日々改善し、取材、記事の内容で、ロイター、APなど国際的な通信社
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】457 年を越す国連和平工作の失敗
著者: 平田伊都子クリスマス直前の国連事務総長定例記者会見で、明るい笑顔と明るい声のファラファン副報道官が数々の国連失敗談を報告しました。 新型コロナウィルス変異株オミクロンの感染者が激増するニューヨークの国連本部では、再び在宅勤務が
本文を読む日本政界は台湾有事を避ける努力を!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(355)―― 12月1日、安倍晋三元首相が講演で「台湾有事は日本有事だ。日米同盟有事でもある」と述べた。これに対し中国は強く反発し、中国外交部が北京駐在の日本大使を呼びつけ抗議したほか、主要メディア
本文を読む日本政府は核兵器廃絶に踏み出せ 新年を前に世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は12月27日、「2022年を日本政府が核兵器廃絶に踏み出す年に!」と題するアピールを発表した。 年が明けるとすぐに核兵器不拡散条約(NPT)の第10回運用検討会議が、3月には核兵器禁止条約
本文を読む三度「世界記憶遺産」への登録を目指す 原爆文学の保全を願う広島の市民団体
著者: 岩垂 弘広島の市民団体「広島文学資料保全の会」(土屋時子代表)と広島市は、被爆作家3人の日記や手帳などを、「広島の被爆作家による原爆文学資料」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録するよう
本文を読む岸田文雄とは何者か -21世紀の近衛文麿か-
著者: 半澤健市2021年10月3日に発足した岸田文雄内閣は3ヶ月目を迎えた。 憲政史上100代目の内閣について、蜜月期間の終わる前に早めの総括を書いておきたい。 《国会答弁は役人的答弁に徹している》 コロナ禍の部屋籠もりで国会中継
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(339)
著者: 本間宗究(本間裕)50年ぶりの水準に低下した円の実質実効為替レート 11月17日に「BIS(国際決済銀行)」が発表した「円の実質実効レート」によると、「日本の円安は、50年ぶりの水準にまで低下している状況」とのことである。つまり、通貨の総
本文を読む住民投票
著者: 小原 紘韓国通信NO685 東京武蔵野市の住民投票をめぐる騒ぎ。 市の条例案に外国人が含まれていることを一部住民が問題視したためだ。「いいがかり」としか言いようのない抗議をメディアが取り上げさらに波紋を広げた。取り上げる価値
本文を読むアフガニスタン 暫定政権発足から4か月 パジュワク通信社が伝える現状(7)
著者: 坂井定雄アフガニスタンにタリバンの暫定政権が発足(8月15日)してから4か月。国連を中心に大使館や外交代表が首都カブールに復活する動きも始まる一方、飢餓寸前の子供たちを抱えた母親たちの苦闘も、国内各地から伝えられる。 全国に
本文を読む改憲阻止へゼネストの準備も 危機感強める護憲団体
著者: 岩垂 弘衆院憲法審査会が12月16日、自由討議を行った。10月末の衆院選後、国会の憲法審査会が実質的な討議をしたのは初めてだか、自民党、日本維新の会、国民民主党の3党はこれを機に憲法審査会での審議を急ぎ、審査会として改憲案を採
本文を読むコロナ、スパイウエア、復旦大学受け入れ ハンガリーの政局3つの話題
著者: 盛田常夫ハンガリーでは明日(12月15日)から、5歳~11歳の子供に対するワクチン接種が開始されます。現在の感染拡大は児童を中心に増えており、子供へのワクチン接種が優先課題となっています。児童・生徒の感染が拡大していますが、学校
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】456 オミクロンがモロッコとアルジェリアにも、難民キャンプには?
著者: 平田伊都子<オミクロン>って、何ですか? <デルタ>って、何ですか? <アルファ>って、何ですか? <オミクロン>の次は、何ですか? 新型コロナウィルス変異株の名前はWHOに独占させず、一般公募にしませんか? ① オミ
本文を読む「ノモンハン事件」の最近の著作をめぐって
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(354)―― 先日知人と日米開戦だの真珠湾爆撃だのを話していて、話題が「ノモンハン事件」に及ぶことがあった。私自身はこの「事件」をひと通り知っているつもりであったが、このとき、知人が紹介した本を自分
本文を読む海峡両岸論 第133号 2021.12.16発行 - 分断と対立煽る冷戦思考の舞台 「帝国の落日」際立たせた民主サミット -
著者: 岡田 充米中対立を「民主主義vs専制主義」と位置付けるバイデン米大統領は12月9,10の両日、米政府が選んだ約110カ国・地域の首脳らとともに、オンラインで「民主主義サミット」(写真 サミット開幕式 米国務省HP)を開いた。台
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(338)
著者: 本間宗究(本間裕)奪い合いから分かち合いへの大転換 西暦1200年から2000年までの「西洋の時代」においては、最初に、「資源や領土」などの「目に見える物質」に始まり、最終局面では「究極の物質」とも言える「お金(マネー)」の奪い合いが行わ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(18) 『荒地』のT・S・エリオット――日本の戦後詩人たちの一大指標
著者: 横田 喬代表作『荒地』での前衛的な試みによって、トマス・スターンズ・エリオットは英詩の一大革新を果たした。その活動時期から英米の詩壇では、20世紀前半は「エリオットの時代」と呼ばれるに至る。その影響は日本にも波及し、<荒地派>
本文を読む東北フォーラムホームページNo.5 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No. 21
著者: 大村泉新着情報 No.21 2021年12月15日 《新着情報No.20》で紹介した、11月29日開催のOnlineシンポジウム講演ビデオの短縮版(各20~25分)をYouTubeで公開しました。 ■ 講演1(短縮版) 「名誉
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(17) エリオットの『荒地』――20世紀モダニズム詩の金字塔
著者: 横田 喬戦後の日本の現代詩は、トマス・スターンズ・エリオットの『荒地』から出発した。『荒地』派の詩人の一人、故北村太郎(本名・松村文雄)さんが私の新聞記者当時の先輩だった縁もあり、私は日本の現代詩に馴染んだ。エリオットの革新的
本文を読むゼロコロナ信仰が生む人権侵害
著者: 盛田常夫政府が打ち出した鎖国政策は撤回されたが、この問題を最初に指摘したのは、橋下徹などの右派の論客たちだった。これにたいして、日頃から、人権擁護や憲法擁護を唱える政党や論客が沈黙しているのは不可解である。 報道によればオミ
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