アフガニスタンのタリバン暫定政権が発足してからほぼ5カ月。人口4千万人のこの国に対する国連、各国の人道支援、経済支援が次第に拡大され、タリバン政権と外交関係を正式に復活する動きがはじまっている。引き続き、国際的な水準で
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ハンガリー政情報告 オルバン・ヴィクトルの打算と誤算 -オルバン首相はプーチンの靴を舐めたのか
著者: 盛田常夫2月2日、ハンガリーのオルバン首相はモスクワを訪問し、プーチン大統領と長時間の会談を行った。とくに緊急の課題があったわけでもない。にもかかわらず、オルバン首相がこの時期に、敢えてプーチン大統領を訪問しなければならなかっ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(22) 『第二次大戦回顧録』のチャーチル――大政治家・軍人にして当代稀な文筆家
著者: 横田 喬著作『第二次大戦回顧録』によって1953年にノーベル文学賞を受けたイギリスの保守党政治家ウィンストン・チャーチルは「ヒトラーから世界を救った男」として通る。人心の機微に触れる巧みな弁舌で国民を鼓舞し、ナチスに対する徹底
本文を読む二十世紀世界文学の名作に触れる(21) W・チャーチルの『第二次世界大戦回顧録』――未曾有の酷い惨禍はなぜ発生したのか?
著者: 横田 喬イギリスの宰相として第二次大戦を指導~勝利に導いたウィンストン・チャーチル(1874~1965)は著作『第二次世界大戦回顧録』によって1953年、ノーベル文学賞を受けている。彼は第一次大戦も閣僚の一員として経験しており
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】463 東京五輪欠席の国連事務総長、北京五輪に出席
著者: 平田伊都子「(北京)五輪に出かけるのは事務総長の伝統だと総長自身が言った。が、どうして東京五輪には行かなかったのか?」と、2月3日の国連定例記者会見で、ステファニ記者がオンラインで質問をしました。 いろんな観点から北京五輪が国際
本文を読む自信深めるタリバン暫定政権 広報責任者がパジュワク通信社に詳細に語る(2)
著者: 坂井定雄▼パジュワク通信社:ウルズガンとパクチアの州当局者は、州政府職員に対し、ひげを生やしターバンを着用すべきだと述べ、パクチア州では、楽器が燃やされました。 暫定政府は他の重要な優先事項を先取りしているのに、この危機的状況下
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(344)
著者: 本間宗究(本間裕)失われた30年の功罪 日本の「失われた30年」も、間もなく、大きな転換期を迎えるものと考えているが、この理由としては、今までのような「金融抑圧政策」が実施不能となる可能性が指摘できるものと考えている。つまり、1999年か
本文を読む『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』を読む ―平成おうなつれづれ草(12)―
著者: 鎌倉矩子2年前、ブレイディみかこさんの本『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社、2019)を読み、感想を本ブログに書いた(2019.12.16掲載)。それは、労働者と移民と性的マイノリティが多い町ブライトンの、
本文を読む平和・護憲勢力は鄭也夫氏の声に応えよう
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(359)―― さる1月21日、中国・元北京大教授で社会学者の鄭也夫氏(71)は、会員制交流サイト(SNS)を通じ、「匹夫、台湾海峡を論ず」と題して、武力による台湾統一に反対する声明を公表した(共同・
本文を読む海峡両岸論 第135号 2022.02.02発行 - 戦争シナリオを放置していいのか 戦争シナリオを放置していいのか -
著者: 岡田 充台湾有事を念頭に、日米共同「戦争シナリオ」が出来つつある。(写真 グアムで島嶼防衛のため米軍と共に合同演習する自衛隊=2012年10月13日)日米両政府は1月7日の外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(「2プラス
本文を読む検査もできない医療後進国での知的自己防衛とは?
著者: 加藤哲郎◆ 2022.2.1 オミクロン株によるコロナウィルス感染が爆発的に広がり、第6波の蔓延真っ盛りです。1月末に国内新規感染者一日8万人を記録し、まもなく10万人の日が来るでしょう。世界は先月3年目で3億人突破と書き
本文を読む自信深めるタリバン暫定政権、最高指導者の会見も近い? 広報責任者がパジュワク通信社に詳細に語る(1)
著者: 坂井定雄アフガニスタンから全米軍が撤退し、武装勢力タリバンが全土をほぼ支配し、首都カブールに暫定政権を樹立(昨年8月15日)してから5カ月が過ぎた。タリバン政権は最高指導者のアミール・アルムミニン以下、アクンド首相、バラダール
本文を読む横井庄一さんは旧陸軍の戦陣訓に縛られていた 帰国から50年、改めて問題の本質を考える
著者: 岩垂 弘1月24日付の朝日新聞夕刊に目をやった途端、思わず「あれから50年か」とつぶやいてしまった。社会面のトップに「不屈の心 横井さんのように」「元日本兵『発見』50年」という見出しの記事が掲載されていたからだが、なぜ私がこの
本文を読む賃上げなど労組本来の活動に取り組まず、なぜ野党分断に狂奔するのか、与党と経済団体の下僕になった連合に未来はない
著者: 広原盛明昨年10月の衆院選を前に、各紙は一斉に日本の年収や平均賃金の現状を取り上げた。日本経済新聞(2021年10月16日)は、1面トップで「日本の年収、30年横ばい」と以下のように報じた。 「衆院選(31日投開票)に向けた
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】462 コロナ禍でアルジェリア主催のアラブ首脳会議
著者: 平田伊都子「2月4日の北京五輪開会式にグテーレス国連事務総長が列席する。北京滞在中の彼は中国要人と会う」と、1月25日に国連が発表しました。 焦点の人、プーチン・ロシア大統領も列席します。 国連報道陣は、ウクライナ戦争回避に向け
本文を読む地球の上で「真・善・美」
著者: 出町 千鶴子君 想う 心の標は 星と風 初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/ 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔cult
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(343)
著者: 本間宗究(本間裕)FRBの闇 昨年末、米国のFRB は、突如として、重要な情報開示を行った。具体的には、「2019年9月17日以降に、FRBが緊急融資を行っていた銀行名」であり、このことは、「2年以上も実名が明らかにされず、ドっド・フラン
本文を読む「歴史周期率」から抜け出すために「自我革命」を、と来た??? ―習近平政権の2022年(2)
著者: 田畑光永今年の中国の政治を占おうと始めたこの連載の第1回(1月17日)に、私は「五輪を踏み石にゴールの党大会へ?それともコロナが?」というタイトルをつけた。差し迫った北京冬季五輪をうまく成功させることで、習近平の勢威をますます
本文を読む私の辺野古物語
著者: 小原 紘韓国通信NO688 那覇の民謡酒場にぶらりと入った時のこと。 「おすすめ料理は?」とたずねたら、「自分で選びなさい」とまるで命令口調なのがおかしくて、店の女主人と予想もしない長話しをすることになった。夜8時過ぎという
本文を読む「ばけもの」とされた人々の記録
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(358)―― わたしがいまも現役の高校教員であったら、教え子たちに楊曦光(楊小凱)著『中国牛鬼蛇神録――獄中の精霊たち』(集広舎 2021)をこんなふうに語りたい。 本書は中国の「政治犯」楊曦光の
本文を読む新自由主義しか知らない若い大統領登場へ ~「新しいチリ」を目指す~
著者: 後藤政子南米のチリで、去る12月19日、35歳のガブリエル・ボーリチ(Gabriel Boric. 日本ではボリックと表記されているが、ここでは現地の発音に従う)が大統領に当選した。就任する3月11日には36歳1か月である。「
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】461 期待!デ・ミストラ国連西サハラ事務総長個人特使!!
著者: 平田伊都子2020年1月17日、国連定例記者会見でステファン報道官が、「取り急ぎ、我らが友人、スタファン・デ・ミストラの近況をお報せする。彼は、ラバトでモロッコ高官に、チンドゥフのラボニでポリサリオ戦線高官に会った。今日はヌアク
本文を読む「パンデミックで世界の大富豪が富を倍増」―BBCの報道
著者: 坂井定雄BBC国際電子版は17日、「Wealth of World‘s 10 richest men Doubled in pandemic, Oxfam says」のタイトルで、世界有数の大富豪が、コロナ・ウイルスの全世界的
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(342)
著者: 本間宗究(本間裕)マネーの残高と流通速度 12月15日に開催された「米国のFOMC」では、「テーパリングの加速」や「2022年に3回の利上げ可能性」などが顕著になったが、今後の展開を判断する時には、「1923年に発生したドイツのハイパーイ
本文を読むコロナ規制で萎縮する批判精神
著者: 盛田常夫今月末からサッカーW杯最終予選の2試合が日本で開催される。日本サッカー協会は外国人入国禁止の中で、「政府から外国チームの入国に特別許可をいただいて感謝する」というコメントを発表した。東京五輪を開催した日本政府が、もった
本文を読むここまで来たかジャーナリズム界の劣化 読売・大阪府包括連携協定とNHK報道
著者: 岩垂 弘ジャーナリズム界の劣化も極まれり――暮れから新年にかけて、我が目をうたがうようなニュースがあった。読売新聞大阪本社と大阪府が結んだ包括連携協定と、NHKがBS1で放送したドキュメンタリーに事実と異なる内容があったという
本文を読む国連事務総長、米国にアフガン政府資金の凍結解除を要求 パジュワク通信社が伝える現状(10)
著者: 坂井定雄▼カブール発:グテレス国連事務総長は13日、ニューヨークで各国記者団に対し、アフガニスタンは、いま、在外国家資産をできるだけ早く、多く、できるだけ柔軟にすることを必要としており、「これら資産が、この緊急な事態の中で、人
本文を読む2021年はデルタで暮れ、2022年はオミクロンで明けた、されど野党共闘は「霧の中」
著者: 広原盛明毎日がまるで物理学の教科書を読んでいるような感じで時間が過ぎていく。「デルタ」だの「オミクロン」だの、ギリシャ語のアルファベットが世上に溢れているからだ。こんな言葉を毎日聞かされると、日本中が新型コロナウイルスのパンデ
本文を読む五輪を踏み石にゴールの党大会へ?それともコロナが・・・? ―習近平政権の2022年(1)
著者: 田畑光永年頭恒例の各メディアのさまざまな新年の展望や予測の中で、今年の欠かせないテーマは米の中間選挙と中国の共産党大会、そしてそれが絡み合う米中関係の行方であった。世界における両国の「大きさ」からそれは当然であるが、同時に、そ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】460 デ・ミストラ国連事務総長特使、西サハラ難民キャンプへ
著者: 平田伊都子2020年1月12日、国連定例記者会見でステファン報道官が、「あんたたちから質問されてきたことに、朗報で返すことができて、まずは幸せな気分だ。スタファン・デ・ミストラが最初の当該地域ツアーに旅立った。今日はラバト(モロ
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