inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

憲法破壊にまっしぐらの菅政権 5月3日は75回目の憲法記念日

著者: 岩垂 弘

 5月3日は75回目の憲法記念日。安倍晋三内閣の時代は、毎年、この日が近づくと必ず、安倍首相が改憲への強い決意を表明したものだが、安倍政権を引き継いだ菅義偉首相はこれまでのところ、そのような決意表明はしていない。が、その

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】421 西サハラ大統領コロナ感染で難民は?

著者: 平田伊都子

 「4月21日、ポリサリオ戦線のリーダー・ブラヒム・ガリが、アルジェリアのティンドゥフからスペイン・ログローニョの病院に緊急搬送された」と、2021年4月第3週発売の週刊誌<ジョンヌ・アフリク>が、SNSの情報を転載しま

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(305)

著者: 本間宗究(本間裕)

認識のメカニズム 「哲学」や「心理学」などの勉強を始めると、「自分の無知さ」を認識し、基本に立ち返らざるを得なくなるが、具体的には、改めて、「認識とは何か?」などを問い始めている状況のことである。そして、この時には、「仏

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“タリバンは厳しすぎる”とのひそかな訴えも アフガニスタン、BBCの現地取材から(3)

著者: 坂井定雄

 私たちの取材には、常にタリバンが同行していた。わたしたちがインタビューした住民たちはすべて、タリバンへの支持を口にし、治安が良くなり、犯罪が減ったと話した。一人の年長の住民は「政府軍が支配していた時には、彼らは私たち住

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ハンガリーのコロナ禍のその後 そしてあの国との利権?

著者: 盛田常夫

ハンガリーのコロナ感染者はようやく減少に向かっています。病院での治療者数も1万人を切り、人工呼吸器装着者数も千名を切りました。もっとも、人工呼吸器に繋がれた患者の多くが死亡しているので、装着者数が減少していると考えられま

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国連支給の教科書で女子生徒も熱心に学習 アフガニスタン、BBCの現地取材から(2)

著者: 坂井定雄

 BBC取材チームの求めに応じ、まず、説明役のハジ・ヘクマット首長(市長)が案内したのは、初級学校。女子生徒と男子生徒と教室は別で、女子生徒教室はヒジャーブ(イスラム教徒の女性が頭からすっぽりかぶる服装)で満員。先生も女

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】420 国連事務総長、西サハラ個人特使指名に失敗、

著者: 平田伊都子

  最近、国連定例記者会見にAFP(フランス通信社)などのフランス人記者が出没しています。 「国連事務総長が西サハラ個人特使の指名に失敗」のニュースはフランス系メデイアが発信元だったので、4月20日の国連定例記者会見を覗

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近づく米軍全面撤退。「イスラム首長国」めざすタリバン アフガニスタン、BBCの現地取材から(1)

著者: 坂井定雄

 2001年9月11日の国際テロ組織アルカイダによる米国への同時多発テロ攻撃から20年。アルカイダが根拠地としていたアフガニスタンに対する米国はじめ同盟国の戦争の20年間が、今年9月11日までに終わる。最盛時1万3千人以

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東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきでない 世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は4月20日「今夏の東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきではない」というアピールを発表した。  アピールは、まず、新型コロナウイルス感染症が拡大し続けているのに、政府による科学の軽視・

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(304)

著者: 本間宗究(本間裕)

ヨハネの黙示録 20世紀最大の歴史学者と言われる「トインビー」は、「近代西洋文明の父的な文化はギリシャ文明であり、また、母的な文明はユダヤ文化である」と述べている。そのために、われわれ日本人が西洋人を理解するためには、「

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山本武利『検閲官-発見されたGHQ名簿』(新潮新書) 書籍紹介:GHQによる郵便物の検閲体制の研究

著者: 小川 洋

 著者の山本武利は、軍事機密情報(防諜)の研究者で、『陸軍中野学校』(筑摩選書)など、多数の著書がある。『日本兵捕虜は何をしゃべったか』(文春新書)では、高級将校から兵士までの各レベルの軍事情報の漏洩事例を紹介し、日本軍

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「関東防空大演習を嗤う」から88年 ―半藤一利の「遺言」に共感する―

著者: 半澤健市

 1933年の関東地方防空大演習に当たり『信濃毎日新聞』主筆の桐生悠々(きりゅう・ゆうゆう)は「関東防空大演習を嗤(わら)う」を書いた。その一部を次に掲げる。 ■将来もし敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったな

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】419 フランス製ドローンが西サハラ軍人を爆殺

著者: 平田伊都子

2021年4月14日、スペインのアリカンタ港から180台の車を積んだ船が出発しました。 西サハラの人々を支援するため、車は、コツコツと蓄えられてきた食料や衣料品や医薬品などを満載しています。 贈り主は、スペイン各地の人道

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中国に対する日本の立場を明確に ――菅首相の訪米にあたって

著者: 田畑光永

 菅首相が待望の訪米に出発する。首相官邸周辺からは米バイデン大統領就任後の「最初の対面での首脳会談」の相手に選ばれたことを、なにか大手柄のように吹聴する気配が漂ってくる。そこには第二次大戦後の参勤交代外交の残滓が濃厚に感

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(303)

著者: 本間宗究(本間裕)

肉体と精神 西洋の「聖書」や「ギリシャ哲学」、そして、東洋の「仏教」などを研究すると、人類史上、最も古く、かつ、最大の問題は、「人間とは、いったい、何ものなのか?」ということとも言えるようである。そして、その問題を解決す

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反軍デモの先頭にミス・ミャンマーも BBCが異例の大きな画面で報道

著者: 坂井定雄

 ミャンマーで、国軍がクーデターを起こし(2月1日)、民主的に樹立、運営されてきた政府を打倒してから、2か月以上が経過した。直ちに巻き起こった、最大都市ヤンゴンはじめ主要都市(小都市での動きは不明)での反国軍デモは、国軍

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海峡両岸論 第125号 2021.04.09発行 - 米中対立の「当事者」になった日本 岐路に差し掛かる日中関係 -

著者: 岡田 充

 来年(2022年)、国交正常化から半世紀を迎える日中関係が岐路に差し掛かっている。バイデン米政権誕生後初めて東京で開かれた日米外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)=写真 外務省HP=は、中国を初めて

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二十世紀文学の名作に触れる(2) 『ペスト』の著者カミユとは――正義と自由を守るヒューマニスト

著者: 横田 喬

 フランスの作家カミユはこの作品を始め小説『異邦人』やエッセー『シーシュポスの神話』などの著作が高く評価され、1957年に43歳の若さでノーベル文学賞を受けている。日本人で同文学賞を受賞した川端康成は69歳、大江健三郎は

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二十世紀文学の名作に触れる(1) カミユの『ペスト』――不条理なものとの闘い

著者: 横田 喬

 新型コロナ禍の時節柄か、フランスのノーベル賞作家アルベール・カミユの小説『ペスト』が日本でも最近よく読まれている、と聞く。アルジェリアのオランという地方都市で二十世紀半ば、稀代の悪疫ペストが突如蔓延する仮想の筋立てだ。

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】418 ラマダン・チャンスを逃がすな!

著者: 平田伊都子

 インドネシアのラマダン・断食月は、2021年4月12日(月)に始まる予定です。 但し、お月さまが姿を消す新月の確認は世界各地で異なったり、独自の暦で断食月を設定する所もあったりで、2日や3日のずれが生じます。 マグレブ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(302)

著者: 本間宗究(本間裕)

人生の意味 ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という著書では「人生の意味のコペルニクス転換が説明されている」と述べられており、具体的には、「人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわ

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「アベノマスク」から1年、変わった世界、変わらぬ日本の無為無策

著者: 加藤哲郎

 2021.4.1  日本政府の第二次緊急事態宣言は、飲食店の夜の人出を減らしただけで、感染を劇的に減らすことはできませんでした。重症者の医療受入状況を多少改善しただけで、外出抑制・自粛促進効果を失い、解除するとまもなく

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