――八ヶ岳山麓から(334)―― この2、3年のうちにかなりの友人知人を失った。あるものは死に、あるものはぼけた。もうそういう年齢なのだ。いちばん衝撃的だ ったのは中学の恩師木船清先生の死だった。奥様から訃報を知らされ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「ラッセル・アインシュタイン宣言」を新訳 日本パグウォッシュ会議が66年ぶりに
著者: 岩垂 弘今から66年前の1955年7月9日に発表された「ラッセル・アインシュタイン宣言」の新訳が5月3日に日本パグウオッシュ会議から発表された。 この宣言は、ビキニ被災事件をきっかけに生まれた。1954年3月1日に太平洋のビ
本文を読む「戦争特派員の墓場」―カンボジア戦争取材で 不明記者の妻が38年間の「捜索記」出版
著者: 金子敦郎<著書紹介> 『そして 待つことが 始まった―京都 横浜 カンボジア』 筆者: 石山 陽子 (養徳社刊、189頁、頒布価格1,500円) ジャーナリストの「権力の監視」には危険が伴うが、なかでも「戦争の監視」には命がか
本文を読むバイデン政権下、ペルシャ湾に大きな変化(2) サウジ皇太子、初めてイランに和解を呼びかけ
著者: 坂井定雄サウジアラビアとイラン。厳しい対立を続けてきた、ペルシャ湾の2大国サウジアラビアとイランの関係に、画期的な変化が起き始めた。サウジアラビアがイランに対して初めて、和解と良好な関係を呼びかけたのだ。 サウジアラビア政府
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(307)
著者: 本間宗究(本間裕)戦艦大和の沈没 最近、頻繁に聞かれる意見として、「現在の世界情勢」と「1945年の終戦時」との類似性が存在するが、確かに、「武力による戦争」と「金融面での戦争」との違いを考慮すると、いろいろな面での共通点が指摘できるもの
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】423 呆け老ガリをベッドから引きずり出せ(モロッコ発信)
著者: 平田伊都子<神に選ばれた民>を自称する<ユダヤの民>は、<ミーファースト>の権化です。 そんな<ユダヤの民>にとって、ユダヤ教とイスラム教とキリスト教の聖地であるエルサレムは、<ユダヤの民>だけの聖地となるようです。 断食月ラ
本文を読むSTOP 改憲!
著者: 小原 紘韓国通信NO668 憲法制定から74年。憲法をめぐる動きが活発だ。 平和主義、国民主権、基本的人権を定めたこの憲法のどこに問題があるのかさっぱりわからない。「新時代にふさわしい憲法を」という表現自体、陳腐でいかがわし
本文を読む日本山妙法寺、世界平和のためのさらなる精進を誓う
著者: 岩垂 弘世界各地で平和運動を展開していることで知られる日本山妙法寺(事務局=東京・渋谷)の藤井日達山主の37回忌法要が4月29日、千葉県鴨川市の同寺清澄山道場で行われた。「恩師行勝院日達聖人第三十七回忌追考報恩大法要」と題された
本文を読む海峡両岸論 第126号 2021.05.10発行 - 虚構の「台湾有事」切迫論 武力行使は一党支配揺るがす -
著者: 岡田 充「専制主義が未来を勝ち取ることはない。勝つのは米国だ」。バイデン米政権の誕生から3か月。4月28日のバイデン議会演説は、世界のトップリーダ―からの転落を容認できず、外に敵(中国)を作ることによって国内を団結させようとす
本文を読むEU内で瀬戸際外交政策を展開するハンガリー・オルバン政権 (2) 中国ワクチンをめぐる攻防強調文
著者: 盛田常夫中国から輸入した人工呼吸器の性能が問題になっている。多くの病院では人工呼吸器につながれた患者の9割が死亡していると囁かれていた。しかし、政府は一切、これにかんする情報を公開していない。 ところが、4月26日、セーケシ
本文を読むEU内で瀬戸際外交政策を展開するハンガリー・オルバン政権 (1)
著者: 盛田常夫報道によれば、オルバン首相は中国習近平国家主席と電話会談を行い、習主席からの中国への招聘を受けたとされている。電話会談を通して、シノファーム製のワクチン輸入がさらに加速されることになった。 中国からの借入と中国企業と
本文を読むバイデン米政権下、ペルシャ湾に大きな変化(1) イラン核合意の復活へ。サウジは初めてイランに和解をよびかけ
著者: 坂井定雄バイデン米大統領の政権発足から3か月半。トランプ前政権下の米国とイスラエルがイランを敵視して、危なさが拡まっていた世界の石油の宝庫ペルシャ湾に、はやくも緊張緩和の兆しが見えてきた。4月上旬、春を待っていたかのように、バ
本文を読む交戦権放棄の“平和憲法”を礎に いまこそ新思考の日本外交を
著者: 伊藤三郎先日ワシントンでの日米首脳会談でバイデン米大統領との初顔合わせを済ませた菅首相は「台湾海峡の平和と安定」に日米連携を、という極めて重い課題を背負って帰国した。ただ、帰国後は新型コロナ感染対策と「無理筋」の東京五輪・パラ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(306)
著者: 本間宗究(本間裕)中国共産党の内憂外患 「米中の対立」は、他の国々を巻き込んで、さらに激化している状況とも思われるが、この点に関して、現時点で必要なことは、「中国共産党の内憂外患」を理解することとも考えている。つまり、「香港」と「ミャンマ
本文を読む減紙続く新聞 生き延びる方策は?
著者: 隅井孝雄先日私の家に読売新聞がやってきて、「今日から一週間新聞を無料配達させていただきます、よろしければ購読をお願いします」と言ってきた。しばらくして再度やってきた読売の人が購読を勧めた。私は出身が日本テレビだし、心が動いたが
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】422 ケンタッキー競馬に行った事務総長
著者: 平田伊都子アントニオ・グテーレス国連事務総長が、現地時間の5月1日にアメリカのケンタッキー州で行われたケンタッキー競馬にお忍びで行きました。 普通の時なら、「事務総長も賭け事が好きなんだ、、俗物だね」ぐらいで、済む話です。 しか
本文を読む相次ぐ「見せるな」、「知らせるな」の意味するもの ―習近平は何を企んでいるのか
著者: 田畑光永中国では政権に盾つくような、あるいは盾つかないまでも、政権の気に入らないような、文章や映像作品はすぐに人目から遠ざけられ、作者はなにがしかの処分を受けるということは、広く世界に知られている。それがつい最近また2件続けて
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(3) ショーロホフの『静かなドン』――ロシア革命の一大叙事詩
著者: 横田 喬旧ソ連の作家ショーロホフ(1905年生まれ~84年没)は65年、長編小説『静かなドン』などが高く評価され、ノーベル文学賞を受けた。旧ソ連では58年のパステルナーク(作品は『ドクトル・ジバゴ』)に次ぎ、70年のソルジェニ
本文を読む禁酒令・灯火管制に見回り隊、「神火リレー」が消えそうなので自衛隊出動と学徒動員、それでオリンピック強行?
著者: 加藤哲郎2021.5.1 4月25日に、日本政府の第三次緊急事態宣言発動です。東京の感染者数が高止まりから増勢に転じ、感染力の強い変異株が早くに入った大阪・兵庫はすでに医療崩壊、自宅待機のまま亡くなる人まで出てきました。もと
本文を読む憲法破壊にまっしぐらの菅政権 5月3日は75回目の憲法記念日
著者: 岩垂 弘5月3日は75回目の憲法記念日。安倍晋三内閣の時代は、毎年、この日が近づくと必ず、安倍首相が改憲への強い決意を表明したものだが、安倍政権を引き継いだ菅義偉首相はこれまでのところ、そのような決意表明はしていない。が、その
本文を読むコロナと渋沢栄一
著者: 小原 紘韓国通信NO667 NHKの大河ドラマ『晴天を衝け』の主人公、渋沢栄一が脚光を浴びている。 幕末から明治大正にかけて活躍した豪農出身の実業家。「日本の資本主義の父」、新1万円札の肖像に採用されることもあって視聴率も結構
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】421 西サハラ大統領コロナ感染で難民は?
著者: 平田伊都子「4月21日、ポリサリオ戦線のリーダー・ブラヒム・ガリが、アルジェリアのティンドゥフからスペイン・ログローニョの病院に緊急搬送された」と、2021年4月第3週発売の週刊誌<ジョンヌ・アフリク>が、SNSの情報を転載しま
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(305)
著者: 本間宗究(本間裕)認識のメカニズム 「哲学」や「心理学」などの勉強を始めると、「自分の無知さ」を認識し、基本に立ち返らざるを得なくなるが、具体的には、改めて、「認識とは何か?」などを問い始めている状況のことである。そして、この時には、「仏
本文を読む情けない抱きつき外交 -悲劇を通り越した喜劇
著者: 盛田常夫さる16日の日米首脳による直接会談は20分だったそうだ。昼食用にハンバーガーが用意されたが、菅総理大臣は、「それに手を付けられないほど話に夢中になった」と報道されている。いったい日本のメディアは何を報道しているのか。通
本文を読む“タリバンは厳しすぎる”とのひそかな訴えも アフガニスタン、BBCの現地取材から(3)
著者: 坂井定雄私たちの取材には、常にタリバンが同行していた。わたしたちがインタビューした住民たちはすべて、タリバンへの支持を口にし、治安が良くなり、犯罪が減ったと話した。一人の年長の住民は「政府軍が支配していた時には、彼らは私たち住
本文を読むハンガリーのコロナ禍のその後 そしてあの国との利権?
著者: 盛田常夫ハンガリーのコロナ感染者はようやく減少に向かっています。病院での治療者数も1万人を切り、人工呼吸器装着者数も千名を切りました。もっとも、人工呼吸器に繋がれた患者の多くが死亡しているので、装着者数が減少していると考えられま
本文を読む国連支給の教科書で女子生徒も熱心に学習 アフガニスタン、BBCの現地取材から(2)
著者: 坂井定雄BBC取材チームの求めに応じ、まず、説明役のハジ・ヘクマット首長(市長)が案内したのは、初級学校。女子生徒と男子生徒と教室は別で、女子生徒教室はヒジャーブ(イスラム教徒の女性が頭からすっぽりかぶる服装)で満員。先生も女
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】420 国連事務総長、西サハラ個人特使指名に失敗、
著者: 平田伊都子最近、国連定例記者会見にAFP(フランス通信社)などのフランス人記者が出没しています。 「国連事務総長が西サハラ個人特使の指名に失敗」のニュースはフランス系メデイアが発信元だったので、4月20日の国連定例記者会見を覗
本文を読む近づく米軍全面撤退。「イスラム首長国」めざすタリバン アフガニスタン、BBCの現地取材から(1)
著者: 坂井定雄2001年9月11日の国際テロ組織アルカイダによる米国への同時多発テロ攻撃から20年。アルカイダが根拠地としていたアフガニスタンに対する米国はじめ同盟国の戦争の20年間が、今年9月11日までに終わる。最盛時1万3千人以
本文を読む東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきでない 世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は4月20日「今夏の東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきではない」というアピールを発表した。 アピールは、まず、新型コロナウイルス感染症が拡大し続けているのに、政府による科学の軽視・
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