akiyoshiの執筆一覧

選挙の狂騒とその後の索漠 ―でも、それを味わえることこそ幸せ?

著者: 田畑光永

 このブログに眼を止めてくださった皆さんは、今、何を感じておられるだろうか。昨日の衆院議員選挙の結果を喜んでおられるか、がっかりしておられるか、あるいはなにも特別の感情は抱いておられないか・・・。じつは私はつまらない連想

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「ルネサンス」-「宗教改革」-「マキアヴェッリ」(2)

著者: 合澤 清

ここで少し視点をずらしながら、この時代のヨーロッパを大きく鳥瞰し、「ルネサンス」「宗教改革」そして「マキアヴェッリ」の相互連関の大本を考究してみたい。 ヨーロッパ300年間の成果の瓦解(ペストと百年戦争) ペスト(黒死病

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11月4日(月休) シンポ「台湾と沖縄から問われる「日本」のわたしたち」

著者: 植松青児

植松青児です。2点ほどお知らせさせてください。 (1)みすず書房から、『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い「台湾有事」論の地平を越えて』が刊行されました。 昨年7月8日に京都大学で行われたシンポジウム(「台湾と沖縄 黒潮に

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衆院選が終盤戦に入り、〝自公過半数割れ〟の可能性が出てきた、立憲・国民・れいわには勢いがあるが、共産は微増にとどまっている、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その39)

著者: 広原盛明

 報道各社による今回の衆院選の情勢分析をみると、序盤戦の「自民、過半数割れの可能性」(日経新聞10月17日)から「自公、過半数微妙な情勢、自民、単独過半数割れの公算」(朝日新聞10月21日)へ、そして「与党過半数割れ可能

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火は大きくして消せ!―まさかこんな陰謀にあの国が? 

著者: 田畑光永

 どうにも分からない。不思議の国―朝鮮民主主義人民共和国、一般には北朝鮮と呼ばれる国である。豊かとは言えないのに、世襲の国家指導者は核兵器やミサイルなど、お金のかかる物騒な兵器が好きと見えて、作ってはさかんにそれを誇示す

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岐阜朝鮮学校の子どもたちを支援する「ポラムの会」会報151号原稿  今すべきこと、伝えること

著者: 松井和子

 今年は、9月に入っても異常な暑さが続きます。  ウクライナ戦争もイスラエルのパレスチナ・ガザ地区殲滅戦争も止まず、テレビ報道はいま、11月のアメリカ大統領選挙、9月の自民党総裁選・立憲民主党の代表選報道が占めています。

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石破茂の安保・対米対中政策をめぐって ――八ヶ岳山麓から(492)――

著者: 阿部治平 

  はじめに  石破茂が総理大臣になったので、わたしの友人、知人はほっとしている。だれも自民党支持者ではないが、首相が安倍晋三の後継者を自認する高市早苗でなくてよかったという。わたしは、自民党から政権を奪い取るためには、

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「ルネサンス」-「宗教改革」-「マキアヴェッリ」(1)

著者: 合澤 清

ヘーゲルは『法哲学』の序文の中で次のように述べる。 「誰でも本来的にその時代の子供(息子)である、そして哲学もまたその時代を思想において捉えたものである」 つまり、われわれはどこまでもその時代のうちにあるのであって、時代

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中国は石破茂新首相をどうみているか? ――八ヶ岳山麓から(491)―

著者: 阿部治平 

 石破茂自民党総裁が生まれたのが9月27日。29日には中国の環球時報紙に「石破茂論」が登場した。表題は「びっくりすることか、それとも当り前のなりゆきか(原文=石破天驚還是水到渠成)」というもので、筆者は上海国際大学日本研

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旧東独のザクセン州、チューリンゲン州、ブランデンブルグ州での州議会選挙が終わって

著者: グローガー理恵

その背景 《患者と医者の会話》 患者:「私の血圧測定グラフを見ていただくとお分かりいただけると思いますが、ここで一箇所、血圧が上がっているところがあるのは、私がショルツ首相の面を見たときに起こった症状です。」 医者:「あ

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第50回衆院選が10月15日告示された、京都選挙区では立憲民主党と共産党が全面対決し、維新の消長も注目される、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その38)

著者: 広原盛明

 今回の総選挙ほど情勢が読めない選挙はない...と周りの皆が言っている。かく言う私もその一人でまったく選挙の行方がわからない。自民党は裏金問題で公認されない前職が出たが、公認されても「裏金議員」である事実は隠せない。公認

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各団体から声明や談話相次ぐ 日本被団協のノーベル賞受賞に

著者: 岩垂弘

 ノーベル平和賞を受賞した原爆被爆者の組織、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に対し、消費者団体、平和団体、文化団体などから、受賞を祝う声明や談話、メッセージが寄せられている。その一部を紹介する。 日本生協連=今日

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やめてくれ! 新しい戦争の時代など ―強権政治の延命に高価すぎる代償では

著者: 田畑光永

 衆議院の選挙戦が始まった、などと、我々は気楽に「・・・戦」を日常用語としているが、考えてみればこの喩えは「戦」を気安く使いすぎている。我々が直接知っている「戦」は太平洋戦争だが、あの数年間の戦場と内地における日本人の体

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(3―下) ケルテース・イムレ(ハンガリー、2002年度受賞)の人となり――社会的圧力に抗し、生きる可能性を追求した作家

著者: 横田 喬

 ケルテースの著書『運命ではなく』の訳者である故・岩崎悦子氏(東京外大などのハンガリー語講師)は同書の巻末に「あとがき」として、以下のように記している。  1975年刊行の著作『運命ではなく』は、ナチス強制収容所体験を基

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Global Headline  英語版人民日報(Global Times)が「核兵器のない世界」を論評

著者: ブルマン!だよね

10月13日、人民日報は被団協のノーベル平和賞受賞に直接言及することを避け、核兵器のない世界を作るためには、核拡散に至った地政学的背景に遡って敵味方図式を超えた包括的視点に立った相互交渉が必須であると、毒にも薬にもならな

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ささや句会 第108回 2024年9月20日 金曜日

著者: 公子

 兼題【名月 及び傍題】 仲秋のころがり出づる金平糖                  丑山孝枝   こぼれ萩雨の匂ひの墓二つ                   丑山霞外 名月や地球は傷だらけなのに          

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Global Headline ノーベル平和賞は米国の核攻撃の犠牲者に~RTにみる居直り報道

著者: ブルマン!だよね

早速被団協へのノーベル平和賞授与について、RTが報道している。今回の被団協受賞は、ロシアによる核使用の度重なる威嚇を念頭に置いたものであることを、察知したが故の弁明だろう。以下その全訳。 Nobel Peace Priz

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