akiyoshiの執筆一覧

関東大震災、埼玉県北部でも朝鮮人の虐殺  9月1日に県北各地で追悼行事

著者: 岩垂 弘

 8月29日付の朝日新聞朝刊の埼玉版を見ていて、1つの記事に引きつけられた。「朝鮮人虐殺の犠牲者」「来月 各地で追悼行事」という2本見出しの2段記事だった。なぜ、こうした記事に目が止まったのか。それは、私が埼玉県居住者で

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水俣病が映す近現代史(15)激動の昭和初期

著者: 葛西伸夫

明治に新たに登場した電気事業は、参入障壁が低かった発電所の建設を初期投資の対象とし、そこから電力の消費事業を発展的に構築していった。成功を収めると発電所を新・増設し、さらに消費側の事業を拡大していく。このような「シーソー

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9.14 現代史研究会(ちきゅう座)のご案内

著者: ちきゅう座事務局

日時:9月14日(土) 午後1時30分から5時まで 演題(仮題)「ウクライナ戦争と東欧諸国の動き」 講師:岩田昌征(千葉大学名誉教授) 司会:土田 修(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集員、ジャーナリスト・元東京

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■短信■ ガザ攻撃を即時中止せよ   東京水道労組などが署名運動を開始

著者: リベラル21

 イスラエルによるガザ攻撃が続いています。このため、労働組合が攻撃の即時中止を求める署名活動を始めました。以下は、その訴えです。    イスラエルのガザ軍事攻撃の即時中止を求める労組署名活動の要請            

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ドイツ通信第208号 ドイツの三つの州選挙とアメリカの大統領選挙に共通する問題点(1)

著者: T・K生

ドイツでは9月に三つの州議会選挙が予定されています。1日のザクセン州とチューリンゲン州、そして22日のブランデンブルク州です。他方で並行して進むアメリカの大統領選挙に注目していると、両者には密接した共通する課題のあること

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■短信■  今秋も、さようなら原発全国集会  9月16日(月・祝日)、東京・代々木公園で

著者: リベラル21

 「命をつなぐ地球環境を 9・16さようなら原発全国集会」が、9月16日(月・敬老の日)に東京・渋谷区の代々木公園B地区(NHKホール横)で行われる。  主催は、「さようなら原発」一千万署名市民の会。2011年3月に東京

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【本日】「国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな!キャンペーン」第2回相談会へ

著者: 杉原浩司

8月20日に第1回相談会を開き、2ヶ月限定の取り組みとして「国際航空宇宙展 を虐殺兵器展にするな!キャンペーン」を発足させました。 イスラエルの軍需企業(エルビット・システムズなど)のみならず、BAEシス テムズ、ボーイ

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地震予知に科学的根拠はあるか ――八ヶ岳山麓から(482)――

著者: 阿部治平 

 8月8日、日向灘を震源とした地震が発生し、気象庁は南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表した。それから1週間、何ごともなく「注意報」は15日に「解除」された。この間、人によっては大地震に備えて食料を買いこ

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〝岸田退陣〟で次期総選挙早まる、自民党総裁選に注目が集まり、立憲民主党代表選が名実ともに埋没するおそれ、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その33)

著者: 広原盛明

 終戦記念日を目前にした8月14日、岸田首相が自民党総裁選に立候補しないと突如表明した。その言い草が振るっている。「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」とのこと。実際は、国民の政治不

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ドイツ独立系メディアの報道から: 50人の名も無い市民たちがショルツ独首相に「平和の首相となってください!」と訴える公開書簡を提出

著者: グローガー理恵

はじめに 8月5日、1938年から1958年までに生まれた、ベルリン、ヴァイマル、エアフルト、ゲーラ、ライプツィヒ、ドレスデンに住む50人の市民がショルツ独首相に「平和を維持することに全力を尽くしてほしい」と嘆願する公開

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―下) 高行健の人となり ――祖国を捨て政治亡命者となった中国の作家の反骨の資質

著者: 横田 喬

以下は<注>以外は『ある男の聖書』(飯塚容:訳、集英社刊)巻末の「解説」による。 高行健は1940年、中国・江西省(中部の内陸省)に生まれた。父親は銀行員、母親は元女優。51年から六年間、中学・高校は南京第十中学に学ぶ。

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経産省前テントひろばニュース テント強制撤去から2914日 原発再稼働糾弾!  第295号

著者: 大賀英二

湯沸かしに核分裂を起こす愚かな原子力発電 =核発電を止めよう= 東電福島第一原発(イチエフ)の事故から13年5カ月が経過しました。 私たち「経産省前テントひろば」は、事故の半年後に経産省に対して事故責任をとり事故被害者を

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―中)  高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記

著者: 横田 喬

 それまで彼は本当に、党に反対することなど考えもしなかった。誰に反対する必要もなく、ただ自分が夢を見続けられることだけを願っていた。だが彼はその夜、驚いて目を覚まし、自分が険悪な状況に追い込まれていることを知った。大地を

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水俣病が映す近現代史(13)牙を剥いた植民地主義

著者: 葛西伸夫

野口遵は帝大同期の森田一雄が持ってきた朝鮮での発電事業案について威勢よく賛同したものの、懸念事項があった。それはソヴィエトの動向だった。ちなみにそのころ(1924年)スターリンが最高指導者に就任していた。 ソヴィエト側に

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―上) 高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記

著者: 横田 喬 

 1940年に中国に生まれ、1989年の「天安門事件」を機にフランスに政治亡命した作家・高行健は2000年度のノーベル文学賞を受けた。受賞理由は「普遍的な正当性、痛烈な洞察力、言語的な独創性を持った作品によって、中国の小

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【本日】米ボーイングは虐殺兵器をイスラエルに輸出するな!8.22日本支社前抗議アクションへ

著者: 杉原浩司

バイデンのアメリカを筆頭とする「G7」が「ジェノサイド共犯国家」としての 重大な責任を追及されるべきであるように、ボーイングやロッキード・マーチ ン、BAEシステムズなどの「ジェノサイド共犯企業」の責任も追及しなければ

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中国は、岸田退陣をどう見ているか ーー(八ヶ岳山麓から480)ーー

著者: 阿部治平 

 岸田文雄自民党総裁は、14日突然、9月下旬の党総裁選に出馬しない意向を党幹部らに伝えた。2021年9月から1期3年の総裁任期満了とともに退陣する。  岸田不出馬が伝えられると、中国も驚いたと見える。「環球時報」紙はさっ

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長崎の平和祈念式典をボイコットした非礼  韓国通信NO752

著者: 小原 紘

長崎市がイスラエルを招待しなかったため、G7(先進国首脳会議)6ヵ国が平和祈念式典参加を見送った。原爆犠牲者を慰霊し、世界に反核、平和を訴える式典が彼らにはこれほど軽いものだったのか。核兵器禁止条約へ後ろ向なG7の正体を

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