akiyoshiの執筆一覧

読書感想:片桐幸雄著『スラッファの謎を楽しむ』(社会評論社刊)について

著者: 岩田昌征

片桐幸雄著『スラッファの謎を楽しむ』(2007年、社会評論社)を著者からいただいた。精読とはいえないまでも通読した。役に立った。面白い。私も1980年前後にスラッファの『商品による商品の生産』を手にし読解を試みたが、途中

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岩田氏の「小野・岩井理論に見るマーケットの本質的不安定性」によせて

著者: 片桐幸雄

岩田昌征氏が「時代をみる」に「小野・岩井理論に見るマーケットの本質的不安定性」を書かれた(11月28日)。岩田氏が取り上げられた小野善康氏の『貨幣経済の動学理論』を読んだことがなく、同書に対する岩田氏の理解についてコメン

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『経済学批判要綱』は哲学史上の如何なる問題を解決したか/12月4日の現代史研究会案内

著者: 内田弘

来る(2010年12月4日(土) 明治大学リバティタワーにおける「現代史研究会」で、私は上記のようなテーマで報告します。マルクスに関心のある方々に是非、参加していただき、互いに理解を深めたいと思います。 「リーマン・ショ

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JCJ(日本ジャーナリスト会議)神奈川支部11月集会 シンポジウム 「市民メディアの未来と可能性」

著者:

市民が市民の目線で、自らカメラを回し編集してインターネットで放送する市民メ ディア。新しい表現方法としてコミュニケーションの場を広げています。 近年、各地域でたくさんの市民メディアの団体が生まれて活動を行っており、神奈川

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真の「共生的社会」はいかにして可能か?―多民族国家における少数民族の存立を問う

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ニン(2010年11月11日)にBiHのクロアチア人の苦境に同情的な記事が出た。BiHHDZ(BiHクロアチア民主共同体)議長ドラガン・チョヴィチ教授とのインタビューである。要約紹介しよう。 BiHの

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「ルネサンス研究所」設立シンポジウムのお知らせ

著者: 松田健二

「共産主義」をキーワードに、この社会と左翼運動すべてを問い直すという大きな志をもって、ルネサンス研究所がスタートします。私たち設立発起人は、世代も政治経験も様々ですが、以下の文書に表現された危機意識を共有し、そこから浮か

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社会有から再私有化へのrestitutionはうまくいくだろうか?―旧ユーゴスラヴィアの現状

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ニン(11月4日)の5ページにわたる特集記事「ヨーロッパの命令による正義」、日刊紙ポリティカ(11月11日)の記事「憲法裁判所が再私有化モデルを決める」と小論文「脱国有化は財政問題ではない」に共通する

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プレヴィンのガーシュウィン ―81歳のピアニストとN響の合作―

著者: 半澤健市

アンドレ・プレヴィンがピアノを弾きながらジョージ・ガーシュウィンの「ヘ調の協奏曲」を振った。 NHKホールでそれを聴いた私は大いに感動した。その興奮の理由をあれこれ考えて綴ったのが以下の極私的感想である。 《『アメリカ交

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