最近、何人かの知人から、ニュース報道の文章で「気になる表現」を指摘された。新聞でもテレビでも、事件報道にしばしば登場する、「・・・が、警察への取材でわかった」というものである。「まったく無意味」「何を言わんとしているのか
本文を読むm_sawamuraの執筆一覧
竹島・尖閣問題、冷静な対処を──ナショナリズムの暴発を警戒
著者: 池田龍夫古代から領土をめぐる民族間の争いは跡を絶たない。処理を誤ると、一触即発の危機を招く。明治以降の日本を振り返っても、何回もの戦争・紛争を繰り返した反省が蘇る。21世紀になっても、国家間の〝業〟とも言える領土紛争が世界各地で
本文を読む10/13 講座・なぜ「歎異抄の近代」か
著者: 昭和思想史研究会この度「昭和イデオロギー研究会」から「昭和思想史研究会」と名称を改めた第一回目の研究会を開催することとなりました。ご興味のある方は、初回でもありますので、是非ご参加下さいませ。以下に、子安宣邦氏のHPから今回の会の趣旨を
本文を読む現実と未来―長めの論評(その1)
著者: 三上 治自民党の総裁選が話題になりはじめたころはまさか安倍晋三が出てくるとは思わなかった。谷垣前総裁と石破茂の対決になるのかと思っていた。安倍の再登場には政権交代後の民主党政権のだらしなさがあるのだが、民主党の政治路線《戦略》に
本文を読む前途多難な安倍自民党総裁の強硬路線
著者: 池田龍夫9月26日の自民党総裁選挙。1回目の投票(国会議員と党員・党友)で2位だった安倍晋三・元首相が決選投票(議員票のみ)が決選投票の結果、総裁に選出された。 古い「なつメロ」を聴く思い 「安倍元首相が総裁に返り咲いたのは、ど
本文を読むテント日誌9/26日 経産前省テント広場―382日目…蝉の声から虫の声に変わっているはずだが
著者: 経産前省テントひろば毎年、秋のお彼岸には墓参りに行くのだが今年は機会を逸してしまった。それだけ頭の中が原発問題に占められているからだ、というのは格好のつけ過ぎか。気にはなっていたのだが、忘れてしまっていたというのが実際だが、週末になると何か
本文を読む自民党総裁選をめぐる過剰報道に物申す
著者: 池田龍夫民主・自民両党の党首選挙をめぐる狂騒、領土問題に関する日・中・韓3国の対立が連日マスコミ報道を賑わしている。福島原発事故やヨーロッパ経済危機、そして中東の相次ぐ事件報道などが軽視されているように思われる。 特に党首選挙に
本文を読む日米同盟強化に基づき、グアムで軍事共同訓練
著者: 池田龍夫日米両政府は9月19日垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、国内運用の安全性が十分確認されたとして「運用宣言」を発表。21日から山口県岩国市沖の日本海で飛行訓練飛行を始めた。沖縄県をはじめ岩国市など国内訓練空域の自
本文を読む今こそ福島の現状を認識し脱原発の闘いを深め持続を!
著者: 9条改憲阻止の会2012年9月24日 連帯・共同ニュース第288号 ■ 自民党の総裁選の候補者の街頭演説の模様がテレビに映っていた。尖閣諸島問題があたかも日米同盟がガタついた結果でありその強化を訴えていた。対中国強硬論と集団自衛権の
本文を読む『労働情報』848号(2012年10月1日号)を9月25日(火)に発売します
著者: 『労働情報』浅井真由美■□■□■□■ 2012年10月1日号 目次 ■□■□■□■ ●時評自評 だから、権利なんだってば、ストは。 …… 中島 由美子(全国一般労働組合東京南部) ●高江の誇り高き オスプレイ拒否闘争 …… 鎌田 慧(ルポライ
本文を読む尖閣諸島問題をどう考えるか
著者: 三上 治画面に映る中国の若者の顔を映像で見ての印象はなかなか複雑な思いがした。 冷静にその動きを見ていたが大半の国民はまたそうであると思える。僕はそこにこの問題の救いと将来性が暗示されていると受け取った。 今回の唐突とも言える尖
本文を読むテント日誌9/19日 経産前省テント広場―375日目…お彼岸入りだが残暑は続く毎日である
著者: 経産前省テントひろば「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるが、依然として残暑が続く毎日である。出掛けのテレビは尖閣諸島問題ばかりで「尖閣より福島」なんだけどな、というのが口から洩れた。尖閣諸島の問題は日中間の大きな問題であり、これについての
本文を読む9月22日シンポジウム「大内秀明著『ウィリアム・モリスのマルクス主義』をめぐって」
著者: ルネサンス研究所モリスの近代工業文明への批判と<共同体社会主義>の今日的意義を3・11以後の状況のなかで問う。 ■ と き: 9月22日(土・祭日) 13:30~17:00 (開場13:00) ■ ところ: 明治大学リバティタワー8F
本文を読む国会事故調提言の具体化を急げ
著者: 池田龍夫国会事故調査委員会(黒川清委員長)が「福島原発事故調査報告書」を衆参両院議長に提出してから2カ月以上経つのに、国会が真剣に受け止め、対応策を示す動きは皆無と言っていい。国会議員は目先の政局に振り回されるだけで、折角の提言
本文を読む「30年代に原発ゼロ」戦略の意義
著者: 池田龍夫政府のエネルギー政策・環境会議は9月14日、「30年代に原発稼動ゼロ」との戦略目標を決定。さらに①40年運転制限を厳格に適用②原子力規制委員会の安全確認を得た原発のみ再稼動③原発の新増設はしない――の3原則を掲げた。 民
本文を読む「9条改憲阻止の会」総会(10月28日)等のお知らせ
著者: 9条改憲阻止の会2012年9月17日 連帯・共同ニュース第287号 ■ 残暑の厳しい毎日だが日本列島では異変が発生していることがテレビで報じられていた。キュウリ等の植物異変からアオコの異常発生や秋のサケ漁に混じるマンボウまで映し出さ
本文を読む『オスプレイ配備の危険性』みんなで考える9.19集会
著者: 「労働情報」浅井真由美日時: 2012年9月19日(水) 開会: 18:30~(開場18:00) 閉会21:00 会場: 連合会館(旧総評会館)2階大会議室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 電話:03-3233-0611 東京メトロ「新
本文を読む世界平和アピール七人委の提言を噛みしめる
著者: 池田龍夫福島原発事故から1年半の9月11日、世界平和アピール七人委員会は「原発ゼロを決めて、安心・安全な世界を目指す以外の道はない」と題する声明を発表した。湯川秀樹、茅誠司氏らによって1955年結成された7人委員会は代々引き継が
本文を読む9月21日(金)は『共同幻想と今』の14回目です
著者: 三上治昨年の5月20日(金)に吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。 その間に吉本隆明が亡くなられ、僕が編集代表の一人である『流砂』でも5号を吉
本文を読むテント日誌9/12日 経産前省テント広場―368日目 …一周年を経た最初の一日目だった
著者: 経産前省テントひろばいつもイベントの翌日は静かな日というのが定番のようではあるが今日もまたそうだった。昨日《一周年記念のイベントがあった》の余韻の残るテントで不寝番をしていた。いつもと違って睡魔に襲われるのはやはりイベントでの疲れがあるから
本文を読む「オスプレイ配備反対」の声高まる
著者: 池田龍夫垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを普天間飛行場(宜野湾市)に10月配備する米軍の計画に〝赤信号〟が灯っている。モロッコ、米フロリダでの墜落事故に続き、9月には米国内の市街地に緊急着陸する騒ぎがあった。米空軍側はいずれの
本文を読む1周年を経て、僕らは今・ここからまた始める!
著者: 9条改憲阻止の会2012年9月11日 連帯・共同ニュース第286号 ■ 台風をみんなで送るテント哉」これは古い手帳に書き留めてあったものだ。テントを畳んで台風の過ぎるのを待った場面が印象深かったのであろうか。この1年には数しれないドラ
本文を読む西日本6電力の供給、猛暑を乗り切った
著者: 池田龍夫経済産業省・資源エネルギー庁が中部・北陸・関西・四国・九州6電力の推計をもとに、7、8月の電力状況をまとめ、民主党のエネルギー・環境調査会に報告した。 9月4日明らかになったもので、大飯原発(福井県おおい町)を再稼動させ
本文を読む「プロメテウスの罠」に新聞協会賞
著者: 池田龍夫日本新聞協会は9月5日、2012年度の新聞協会賞を発表。編集部門で朝日新聞の長期連載企画「プロメテウスの罠」が受賞した。他社の4件も受賞したが、昨年10月3日から朝刊3面に連載を始めた朝日新聞の企画は現在も続いている。福
本文を読む9.13テント談話室「福島の牛と肉はどうなっている?」
著者: 脱原発生活者の会・テント村放射能×自然と生命の循環 生活者として語り合おう再生可能文化を! テント談話室 「福島の牛と肉はどうなっている?」 課題提起・川元祥一 ❏ゲスト・高城順さん (品川芝浦屠場労働者・部落解放同盟品川支部書記長) 牛も豚も全
本文を読む9月7日(金)首相官邸前、9月9日(日)国会包囲へ
著者: 9条改憲阻止の会2012年9月6日 連帯・共同ニュース第285号 ■ 何とも締りのない国会終盤であるが、聞こえてくるのは乱戦模様の党首選の動きだけである。 「ブルータスお前もか」というセリフではないが、側近に寝首を掻かかれる事態が現
本文を読むテント日誌9/5日経産前省テント広場―361日目…季節の巡りは速いけれども、人間の所業は遅遅としている
著者: 経産前省テントひろばテントに向かう電車や街中では新学期の学生たちの顔が輝いている。もちろんこれは私の主観であって実際のところはそうではないのかもしれない。新学期ということで新たな決意に燃えている者もいれば、鬱鬱とした気持ちの重い足取りの者も
本文を読む「暮らしの中の放射能」第12回「がれきの広域処理について」
著者: 『労働情報』浅井真由美放射線の影響を回避しながら生活するための、暮らし情報番組「暮らしの中の放射能」。 とくに、放射線の影響が大きい東北、関東,首都圏の市民を対象として、 1.原発の現状、 2.汚染の状況と対策、 3.食品汚染の実態と対策、
本文を読む9/22シンポ「大内秀明著『ウィリアム・モリスのマルクス主義』をめぐって」
著者: ルネサンス研究所モリスの近代工業文明への批判と<共同体社会主義>の今日的意義を3・11以後の状況のなかで問う。 ■ と き: 9月22日(土・祭日) 13:30~17:00 (開場13:00) ■ ところ: 明治大学リバティタワー8F
本文を読む脱原発の秋の陣は経産省前テント1周年の行動から
著者: 9条改憲阻止の会2012年9月3日 連帯・共同ニュース第284号 ■ 国会は混迷のまま終盤を迎えているが、それを尻目に民主党も自民党も党首選に向かっている。政党間抗争が政党内部の抗争に軸を移している。また「大阪維新の会」が既存の政党
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