正治安岡の執筆一覧

政教分離とは、天皇を再び神とすることを防ぐための歯止めの装置である。

著者: 澤藤統一郎

11月になった。 「戦争の8月」、「差別の9月」、「新天皇就任儀式の10月」を経て、「大嘗祭の11月」である。また、今年の8月から10月までは、「あいちトリエンナーレ」での、わが国の「表現の不自由」を見せつけられた3か月

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「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(6)

著者: 池田祥子

「地域子育て支援事業」とは何か?  少し寄り道が長くなったが、また本道に戻ることにしよう。  これまで、焦点はどうしても保育園(幼稚園)という「施設」問題に当てられてきたようだ。しかし、満3歳以上の子どもに限れば、幼稚園

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11月5日(火)午後 「シンポジウム~日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える~」

著者: 澤藤統一郎

11月5日、NHK問題のシンポジウムのお知らせ。 「圧力はなかったのか? 報道の自律はどこに~日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える~」 13時~ 参議院議員会館B109(地下1階) パネリスト 田島泰彦(元

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11月9日・MMT(現代貨幣理論)と福祉国家/世界資本主義フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

※今回のフォーラムは、事前の参加申し込みが必要です (1)参加を希望される方は、フォーラム運営委員・安岡まで、①氏名、②所属、③連絡先メールアドレスまたは電話番号を明記の上、「参加希望」を、メールで申し込んでください。

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令和即位礼に思ふ――『古事記』「中つ巻神武天皇」にあり――

著者: 岩田昌征

 ――伊須気余理比売の許(もと)に幸行(い)でまして、一宿御寝(ひとよみね)しましき。後にその伊須気余理比売、宮の内に参入(まゐ)りし時、天皇歌よみしたまひけらく、   葦原の しけしけ小屋(をや)に 菅畳(すがたたみ)

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11/10(日)友愛政治塾(第3期)第5回「社会主義の新たな展望」

著者: 紅林進

友愛政治塾(第3期)第5回「社会主義の新たな展望」 日時:11月10日(日)午後1時15分 講師:村岡到(『フラタニティ』編集長) テーマ:社会主義の新たな展望 会場:文京区民センター3階3C   (地下鉄「後楽園」駅、

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ムカ~シ、天子様と呼ばれる者がおっての。今だに、その末裔がおる。

著者: 澤藤統一郎

ムカシ、ムカ~シのことよ。いつ頃とも分からぬほどの大昔。 天と地とが合体してな、子が生まれた。 そんな不思議なことも、大昔にはあったということだ。 天を父とし地を母をする子のことを、人びとは天子と呼んだ。あるいは、天子様

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憲法と落語(その6) ― 「淀五郎」が問いかける忠臣蔵イデオロギー

著者: 澤藤統一郎

忠臣蔵を扱った落語の演目の著名なものとしては、「淀五郎」「中村仲蔵」「庫丁稚(四段目)」「七段目」「九段目」…、あたりだろうか。いずれも、討ち入りの事件を直接の素材にしたものではなく、仮名手本忠臣蔵という芝居がテーマであ

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変えよう選挙制度の会・11月例会「北欧5カ国の選挙制度と政治事情~その共通点と相違点~」

著者: 紅林進

変えよう選挙制度の会・11月例会のご案内 日時:11月13日(水)18:30~20:30 テーマ:「北欧5カ国の選挙制度と政治事情~その共通点と相違点~」 報告者:田中久雄(当会代表) 報告の後に参加者のみなさんと意見交

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テンノウヘイカバンザイ! 二度と聞きたくなかった 言葉

著者: 澤藤統一郎

10月18日の閣議は、10月22日新任天皇の即位披露式にともなうパレードを延期し11月10日に開催することを正式決定した。 台風19号の被災者に配慮した結果の延期だというのだが、実はよく分からない。20日足らずの延期で、

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弁護士としての初心を思い起こす旅に ― 23期の仲間たちと

著者: 澤藤統一郎

本日(10月24日)から2泊3日、司法修習生時代の同期の仲間と旅をする。どこに出向くか、降るか晴れるかはさしたる問題ではない。久しぶりに、気のおけない仲間と顔を合わせてお互いの健在と変わらぬ立場を確認し、とりとめもなくし

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元号の押しつけは許さない。明日(10月22日)、「新天皇就任式」当日の講演会のお知らせ。

著者: 澤藤統一郎

祝日とされた明日(10月22日)、新天皇を高御座に見上げて臣民どもが、「テンノーヘイカ、バンザイ」という時代錯誤も甚だしい滑稽劇を演じる。この国には、いまだに臣民が棲息しているのだ。その臣民の群の先頭で音頭をとるのが、臣

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政治利用されない「天皇制」って、ありですか?~パレード延期と恩赦に思う

著者: 内野光子

「祝賀御列の儀」というパレード 天皇即位に伴う祝賀パレードが10月22日から11月10日に延期された。また、即位に伴う恩赦の政令が出されることになった。ともに、10月18日の閣議で決定されたのだが、パレード延期の件は、す

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共済協同組合に、グローバル保険企業の魔の手が。

著者: 澤藤統一郎

私にも、顧問先の企業や団体がある。なんとなく気が合うところということだ。開業医共済協同組合が、その一つ。本日は、その第10回総代会。 これまで、総代会の都度、ブログに記事を書いてきた。下記のとおりである。 保険業界に抗う

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五條天神のタヌキが言った。「天皇制にバカされちゃいけないよ」と。

著者: 澤藤統一郎

雨上がりの土曜日の朝の散歩。思いがけなくも、五條天神の境内でタヌキに出会った。上野公園でタヌキ、私には初めての経験。アライグマでもハクビシンでもない、紛れもなきタヌキ一匹。もっとも、野性味に欠けること甚だしい。観光客のカ

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11.30シンポジウム:脱植民地化に向かう東アジアとその未来

著者: 深沢(沖縄文化講座)

東アジアの戦後秩序が、 音を立てて崩れようとしている。 朝鮮半島の分断体制を揺るがす 韓国ろうそく革命と、 日米の軍事植民地支配からの脱却をめざす 沖縄の自立解放闘争—―国境を突き抜け、 アジアへ環太平洋圏へと開いていく

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DHC・吉田嘉明、DHCスラップ「反撃」訴訟判決に控訴 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第163弾

著者: 澤藤統一郎

 お知らせしたとおり、10月4日にDHC反撃訴訟の判決が言い渡され、私(澤藤)が勝訴した。本日(10月18日)が控訴期限。私の側は控訴しなかったが、DHC・吉田嘉明の側が控訴した。これから、控訴審が始まる。DHC・吉田嘉

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