正治安岡の執筆一覧

ミャンマー、目立つ中国の戦略的外交攻勢 ―試練に立つ国際社会の対応

著者: 野上俊明

 まず、先日Youtubeで拾った地下放送のテレビ番組をご紹介する。反体制派メディア「Mizzima」が4/19に放映した、「クーデタからの利益:ミャンマーの少数民族反乱軍は、民主派戦闘員を歓迎する」と題する、タアン民族

本文を読む

Let’s Join Hands 4月21日 添付3点  ひなせで 注目記事 おたより

著者: 江口千春

藻場が漁場を再生させ、炭酸ガスを吸収する 子どもも参加する取り組みに学ぼうへ ミニ新聞「みらい」発行の「子どもの権利条約をすすめる八王子の会」は、6月に、岡山県の日生(ひなせ)を訪問します。 アマモ再生への歩みは? 資料

本文を読む

ミャンマー、国軍の虐殺続く ――国連非難決議できず、またしても中国とロシアが障害に

著者: 野上俊明

 4月11日に行われた軍によるサガイン管区カントバル郡区のパジギー村への空爆の被害は、当初の推定をはるかに上まわり、国民統合政府NUGによると、死者は168名以上に上っているという。そのうちには40人の子供と24人の妊婦

本文を読む

Let’s Join Hands 4月17日 添付1点 米国の異常な雰囲気 「戦争をしないで」 未来構想力

著者: 江口千春

◎米国内の雰囲気 イラク戦争突入時と似ている 「深刻化する米中対立」気球問題、対ロシア武器供与疑惑、台湾武力統一等に関して、冷静かつ客観的な事実の検証を行わず、米国内で共有されている疑念に基づいて外交方針が決定される傾向

本文を読む

《統一教会スラップ訴訟・有田事件》ー 「弁論期日」と「報告集会」のお知らせ(拡散希望)

著者: 澤藤統一郎

(2023年4月13日)  ご存じのとおり、旧統一教会は、自分への批判の言論を嫌って、紀藤正樹弁護士、本村健太郎弁護士、八代英輝弁護士らの発言に対するスラップ訴訟を提起しています。ジャーナリストの有田芳生さんも、日本テレ

本文を読む

ミャンマー、ティンジャン(新年の祭り)の大虐殺 ―軍にとって心強いロシアと中国の後ろ楯

著者: 野上俊明

 一年で最大のお祭りである、新年の水かけ祭りを13日にひかえているミャンマーで、11日、国軍・空軍は、女性や子供たちも混じる村人が多く集まっているところを無差別に空爆し、110名を超える死者が出たとのこと。国内外各紙の報

本文を読む

牧原秀樹議員よ、人権派弁護士への懲戒請求煽動ツィッターを消去せよ。

著者: 澤藤統一郎

(2023年4月10日) 牧原秀樹という自民党の衆議院議員がいる。埼玉5区の選出で、埼玉弁護士会所属の弁護士でもあるという。その人物の4月8日付ツィッターが、腹に据えかねる。弁護士としてあるまじきというレベルではない。政

本文を読む

【5.6】玉木俊明「商業と国家の世界史―なぜイギリス・アメリカが、資本主義世界の覇権国家となったか(前編)」オンライン・フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

 ●主催 世界資本主義フォーラム  ●日時 2023年5月6日(土) 午後1時30分~4時       *後編は、6月3日(土) 午後1時30分~4時です  ●開催方式 zoomによるオンライン  ●テーマ   「商業と

本文を読む

【書評】真野倫平著『アルベール・ロンドル~闘うリポーターの肖像~』(水声社)

著者: 村上良太

 真野倫平著『アルベール・ロンドル~闘うリポーターの肖像~』(水声社)は今、メディアをめぐって議論が起きている日本で読まれてほしいタイムリーな企画だ。本書はフランスのジャーナリスト、アルベール・ロンドル(1884-193

本文を読む

使命感にあふれた「東京電力福島原発事故調査委員会報告書」について  ~A君への手紙Ⅱ~

著者: 椎名鉄雄

前略、A君、お忙しいところ恐縮ですが、再び手紙を書かずにいられなくなりました。それは「福島原発事故調査委員会報告書」の使命感にあふれた文章に感動したからです。この報告書は、法律に基づき国会で任命された日本を代表する学識経

本文を読む

フランスでは、大規模な年金改革反対デモが続いている~日本人は勤勉なのか

著者: 内野光子

 3月28日、フランスでは、年金改革反対の大規模な反対デモが繰り広げられた。日本での報道は、ネットや新聞で見る限り、かなり控えめ?であった。フランスでのデモは、今年の1月以来、年金の受給開始年齢を62歳から64歳に引き上

本文を読む

ヘーゲル「精神現象学」序論を読む(2)

著者: 野上俊明

<対象化の論理>をめぐるヘーゲルとマルクス  かつて60年代から70年代初めにかけて、ヘーゲルとマルクスの継承関係について、構造主義の流行を背景としつつ、疎外論か物象化論かをめぐり、特に主体概念をどう捉えるのかを中心に様

本文を読む

本日で、当ブログの《毎日更新》を終了いたします。これまでのご愛読に感謝します。引き続き、よろしくお願いします。

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月31日)  本日で、当ブログの連載が満10年となった。2013年4月1日からの連続更新が、本日3652回目。10年の間に、閏年が2度あったことになる。この間、一度の休載もなく毎日書き続けてきた。日曜も盆も

本文を読む

ヘーゲル「精神現象学」序論を読む(1)

著者: 野上俊明

 以下の文章は、自主サークル「ヘーゲル研究会」の三月例会で報告者(筆者)が提出したレジュメに若干手を入れたものである。テキストに中央公論社版「世界の名著」シリーズ「ヘーゲル・序論」を用いて、若きマルクスが「ヘーゲル哲学の

本文を読む

「自由は死せず」 ー 板垣退助や安倍晋三の生死にかかわらず。

著者: 澤藤統一郎   

(2023年3月30日・連日更新満10年まであと1日)  時折、産経新聞が私のメールにも記事を配信してくれる。友人からの紹介で、ネットの産経記事を読むこともある。他紙には出ていない、いかにも産経らしい取材対象が興味深い。

本文を読む

【4月29日(土)】第3回 ヘーゲル研究会のお知らせ

著者: 野上俊明

 今回から、本研究会はヘーゲルの主著のひとつ「法の哲学」(1821年)のなかの「市民社会」を扱います。国家と有機的に関連しつつ独自の領域として「市民社会」を概念化したのは、ヘーゲルの功績だとされています。マルクス主義の正

本文を読む

<横浜ウォーキング>に参加してみようかと(1)

著者: 内野光子

いきなり、きつい、雨の谷戸坂 横浜のKKR(国家公務員共済組合)の宿、ポートヒルが企画する「横浜三塔をめぐるウォーキング」というものに参加してみようか、ついでに近代文学館にでも寄ってみようということになった。その企画には

本文を読む

「(憲法24条のおかげで)日本の女性のいいところが失われてきた」ー 扇千景かく語りき

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月28日・連日更新満10年まであと3日)  今月7日に亡くなった扇千景の葬儀が昨日行われた。皇族やら、政治家やら、芸能人の参加で、大いに「盛り上がった」ようだ。  伝えられているところでは、「本葬に先立ち、

本文を読む