正治安岡の執筆一覧

遺骨が眠る沖縄南部の土を辺野古基地建設の埋立に使うことの非人道性

著者: 澤藤統一郎

2021年8月15日)  戦後76年目の8月15日。日本武道館で恒例の全国戦没者追悼式が行われた。出席した天皇(徳仁)の挨拶の内容は比較的穏やかなものだった。その最後の一節が次のとおり。  「ここに、戦後の長きにわたる平

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「皆さん、お盆もステイホームで」 ー でも、コロナ担当大臣は別、靖国参拝は例外

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月14日)  明日8月15日が敗戦の日である。76年前に国民が敗戦を知らされた日は、文字どおり新国家誕生の日。あるいは、神権天皇制の欺瞞の上に築かれていた旧体制を清算しての新生日本再出発の日。私たちの国の歴

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悪魔が来たりて笛を吹いた ー 祭りのあとの感染爆発

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月13日)  本日の新規コロナ感染者数、東京都が過去最多の5773人、重症患者も最多227人となった。全国では20293人と初めての2万人の大台超え。感染者の暗数は分からない。率直な感想として、この事態は恐

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月13日/添付1点 発熱したら 国会

著者: 江口千春

◎コロナ第5波、私たちの医療を受ける権利は風前の灯に。今、発熱したら、或いは骨折したら、「自宅待機」しかない? 家で細かな診察と治療は期待できず孤立化、家族の感染も。 政府と自治体は「サポート病床」の緊急配備にまい進する

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月11日/長崎・岡さんの誓い 生徒観戦 IPCC新報告書

著者: 江口千春

◎看護学校生だった岡さんが体験した長崎の原爆!心にとどめたいと思います。 ◎(産経紙によると)政府は、パラリンピックでの小中高の生徒の観戦を打診していて、小池知事の意向がカギと記しています。いかがお考えでしょうか。 ◎<

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しめのほかころな神禍々しきに しめのうちオリンピア大夏祭をたのしむ これ人の代なり

著者: 岩田昌征

  ころな神しめはりふせくまほらまに     からだわざこそ千種ちぐさ競へれ   蝉嵐葉は黒光る葉月かも     も*もやそ国ゆと** もゑう***しわか   ころな禍に負けじきたへしたたかひて     くがねの姉妹ゑみ

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「小さな怯懦」が積み重なって、もの言えぬ社会が作りあげられていく ー 「平和を願う文京・戦争展」に区教育委員会は今年も後援不承認

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月10日)  8月は、あの戦争を振り返り、平和を語るべきとき。まさしく、そのような8月の企画として、「平和を願う文京・戦争展」(主催・日中友好協会文京支部)が今年も開催された。一昨年、昨年に続く3回目の企画

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月10日/急ぎ 注目番組と記事です 「原爆初動調査 隠された真実」NHKスペシャル 再放送 明日8月11日 午後11時31分

著者: 江口千春

昨夜深夜の下記番組は、必見と思い、明日再放送があるので、急ぎ作成しました。 ◎「原爆は、上空で爆発したから、熱線による被害以外の、放射線被害はない」として事実が隠ぺいされた経過が明らかに。昨夜の番組は必見とおもいます。

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ちゃんと原稿読めたから、菅義偉君の総理大臣としての評価は一応の合格点。

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月9日)  昨夜は台風9号が九州を襲った。コロナ禍はさらに深刻な様相。東京五輪の喧噪は昨日ようやくにして終わったが、五輪禍はまだ続く。昨日の万能川柳に、「おもてなし出来ず おみやは五輪株」(吹田 のんさん)

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月7日 /ヒロシマ原爆の日 注目記事です

著者: 江口千春

76回目の原爆の日 ひばくポンプと絵本のこと、私は、初めて知りました。 「黒い雨に遭った」爆心地西30キロの証言 韓国被爆2世の状況、それぞれ重要かと思います。 核禁止、市民の総意に <平和宣言>から 核兵器廃絶の道のり

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月6日/浪江町民の今 ヒロシマとフクシマ

著者: 江口千春

◎浪江町民の今 その思いに触れてください 映画「ひとと原発 失われたふるさと」紹介させていただきます。 「復興五輪」と言いながら、私たちの関心も福島から遠ざかりがちな今、浪江町の方々14人の素朴な思いが語られているCDを

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コロナ禍・五輪禍、そして「菅義偉禍」の8月6日広島。

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月6日)  あの日から76年、例年のとおり猛暑の8月6日。例年と違うのは、コロナ禍のさなか、そして五輪禍のさなかでの広島である。菅義偉にとっては初めての(そして、おそらくはこれが最後の)広島平和式典(「広島

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ジェノサイド語のインフレーション――ユダヤ人インテレクチュアルがボスニア・セルビア人と協力し始めた理由――

著者: 岩田昌征

 『ポリティカ』(2021年7月10日)に「スレブレニツァはアウシュヴィッツではない」と題する論説がスウェーデン・ウプサラ大学教授シェル・マグヌソンによって発信されていた。要約紹介しよう。  前回の私の小文(『ジェノサイ

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直ちに「聖火」を消せ。《コロナに打ち負かされた証しとしての東京五輪》を中止せよ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月4日)  かつて政権は、東京五輪開催の意義を「人類が新型コロナに打ち勝った証し」とノーテンキに説明した。コロナには勝てそうもないと分かってからはこの開催意義の看板は引っ込められたが、コロナ禍を顧みない無謀

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「命切り捨て」の言い訳でしかない!統治能力はすでにない

著者: 内野光子

 政府は、新型コロナウィルス感染者の入院ルールの一挙転換に踏み切った。これまで、中等症患者は入院が原則であったが、医療のひっ迫を理由に、中等症患者までは、自宅療養にするのだという。  中等症といえば、呼吸困難・肺炎症状か

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月3日/中等症 自宅療養 注目記事

著者: 江口千春

◎患者の重症度は▽軽症▽中等症Ⅰ▽中等症Ⅱ▽重症――の4段階 ★倉持仁院長 1都3県に入院できない人が3万7000人 ◎菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」政府、病床不足で方針転換 ★玉川徹氏、政府の自宅療養体制強

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「IOCの正体見たり ぼったくり」ー オリンピックとは何であるかを学ぶ

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月2日)  本日の毎日朝刊コラム「風知草」に、山田孝男が「五輪で学んだこと」を書いている。その中に次の一節がある。    「日本人は、大会開催に至る過程で、IOC(国際オリンピック委員会)が、国際公務員を擁

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1936年ベルリン大会の孫基禎と、TOKYO2020の張家朗(エドガー・チョン)を巡る事件 ー 歪んだ大国主義を映し出すオリンピック

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月1日)  8月である。平和を語るべき季だが、今年はコロナ禍と五輪禍の重なった特別の8月。猛暑も一入身に沁みる。  五輪禍とは、コロナ蔓延阻止に怠惰で、コロナ蔓延に手を貸している政権の姿勢を意味するだけでは

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コロナとオリンピックに隠れて~皇位継承、いつまでも結論が出せない政府

著者: 内野光子

 7月26日、オリンピックとコロナ感染拡大のニュースに隠れてしまったが、安定的な皇位継承を検討する政府の有識者会議が、皇族数の確保策としての二案を発表した。ことし3月から10回の会議を経て、女性皇族が結婚後も皇室に残る案

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検察はその威信をかけて、安倍晋三を徹底捜査し起訴せよ ー 国民世論は安倍晋三不起訴に納得していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月31日)  ことあるごとに思い起こそう。忘れぬように繰り返そう。  モリ・カケ・桜・クロカワイ・アベノマスクにIR  ウソとゴマカシをもっぱらとし、政治を私物化した安倍晋三を忘れてはならない。度しがたい歴

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ジェノサイド(族戮)罪――多民族戦争を多面的に考察させない概念装置に堕落させない為に――

著者: 岩田昌征

 2021年6月8日から10日、セルビアの日刊紙『ポリティカ』の主要記事は、旧ユーゴスラヴィア多民族戦争のBiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)段階、すなわちボスニア戦争(1992年4月-1995年9月)の最終局面、199

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東京「君が代」裁判・第5次訴訟始まる ー 何が争われているのか

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月29日)  本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第1回口頭弁論があった。  石原慎太郎都政時代に発出された、悪名高い「10・23通達」以来18年余にもなる。以来今日までこの通達にもとづいて、都立学校の入

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