正治安岡の執筆一覧

呪われた東京五輪? いいえ、社会の劣化が見えるようになっただけ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月20日)  東京五輪が、目も当てられぬぐちゃぐちゃの事態である。国民の過半が開会に反対し中止を求めている。これほど、開催国民から愛されず、期待されず、不人気で、中止せよと言われ続けたオリンピックは、過去に

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中根誠『プレス・コードの影』の書評を書きました。

著者: 内野光子

占領期のGHQの検閲については、関心があり、これまでも、調べたり、書いたりしてきました。このブログにもありますように、ある研究会の中根さんレポートも聞かせてもらいました。今回、『歌壇』に1頁の書評を書きました。「うた新聞

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/子供と親が元気を取り戻す。◎冒険遊びができる ごろごろできる 学べる場所を八王子にも! ほか

著者: 江口千春

親はなぜ、「やり過ぎ教育」に走るのか? 子どもの心は? 西野さんの熱いメッセージ 冒険遊びを取り戻そう ママさん、住職、応援する市民 八王子からお届けします。   ◎冒険遊びができる ごろごろできる 学べる場所

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代替わりに見る天皇の短歌と歌人たち―平成期を中心に(2)平成期における明仁天皇・皇后の短歌の果たした役割

著者: 内野光子

天皇夫妻の短歌と国民とのパイプ役をなすとされる歌会始はじめ、新聞・テレビなどへの登場、夫妻の歌集・鑑賞の書物の出版などが盛んになり、皇室行事、被災地訪問、慰霊の旅などを通して短歌の登場頻度が高くなり、歌碑などの形での接点

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水を治むるもの其心亦必流水の如くを要せり ――田中正造・第2部――(5)

著者: 野沢敏治

 (5)キリスト教との対話  正造の運動には、彼の激しい闘争心からすると意外かもしれないが、愛を説くキリスト教と響きあうところがある。このことはすでに何人かの人が指摘しているが、私は自分でもそのことを探っておきたい。  

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表現の自由を侵害する、権力と右翼との暗黙のチームプレイの構造。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月16日)  本日から、「表現の不自由展かんさい」が始まった。なるほど、この社会の「表現の不自由」をよく示す企画展になった。この国の「法治」が危ういことも教えている。そして、何よりも、この企画を通して表現の

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成熟した市民社会は、オリンピックを道具としたナショナリズム発揚を受け容れない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月15日)  東京五輪開会まであと10日。本日の東京のコロナ新規感染者数は1308名。小池百合子は、疫病神バッハとおしゃべりなどする暇があったら、感染対策に奔走しなければならない。コロナ禍を押してまで、やろ

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎コロナ感染拡大 東京1149人 大阪の経験 英国では  ほか

著者: 江口千春

◎コロナ感染拡大 東京1149人 大阪の経験 英国では ◎ジェンダーギャップをどう変える アイスランド「男女格差指数」世界1位に ☆男女のバランスで民主主義の質は高まる ◎入管は変われるか https://chikyuz

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開示されたNHK経営委員会議事録 ー 森下俊三は「もはや辞任は当然」

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月14日)  NHK経営委員会議事録開示請求問題とはこういうことだ。報道の自由の旗を高く掲げて自主・自立であるべきNHKの報道番組制作現場に、明らかに違法な外部からの権力的介入が行われた。具体的には、201

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代替わりに見る天皇の短歌と歌人たち―平成期を中心に(1)昭和天皇の死去報道において、天皇の短歌が果たした役割

著者: 内野光子

 これまでも、オンラインでの会議や研究会に参加したことはあったが、自分が報告するのは初めてであった。トラブルが起こらなければいいがと、かなり心配したが、先週の土曜日、7月10日は、スムーズに入れた。 「新・フェミニズム批

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天皇のオリンピック開会宣言は、本来越権である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月13日)  権力と金力とに過剰に結びついた今日の五輪は本来なくすべきものである。少なくとも、五輪開催の積極的意義は認めがたい。にもかかわらず、コロナ禍を押しての東京五輪の開催強行。とうてい正気の沙汰ではな

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スラップの提訴受任は、弁護士の非行として懲戒事由になり得る ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第193弾

著者: 澤藤統一郎

 (2021年7月12日)  日弁連の機関誌を「自由と正義」という。毎月全会員に送付されるこの雑誌で最も読まれているのは、巻末の「懲戒処分公告」である。多くの会員が襟を糺して正し、心して読んでいる。  全弁護士の強制加盟

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「○○は社会主義か」という問いについてーー和田春樹『歴史における社会主義』を読んで

著者: 矢沢国光

 1 ソ連の崩壊は「社会主義」の観念を一変した。  ソ連崩壊前、わたしたちは、「1917年のロシア革命は、史上初の社会主義革命であった」という共通認識の上に、「レーニンの社会主義革命をスターリンが裏切った」とか、「毛沢東

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ようやく開示されたNHK経営委議事録を読む ー ガバナンスが効いていないのは経営委員会だ

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月10日) 昨日(7月9日)、4月7日付で開示を請求(NHK独自の手続では「開示の求め」という)していた下記3点の文書(写)の交付を受けた。別紙を含め全部で47ページである。 (1) 別紙         

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水を治むるもの其心亦必流水の如くを要せり――田中正造・第2部――(4)

著者: 野沢敏治

 (3)治水は憲法の精神に関わる  正造にとって治水問題は第1部での鉱毒問題と同様に憲法を問うことでもあった。彼は村人に対して憲法に保障された「人」の私的所有権と「公民」としての請願権を説くのだが、ここ治水問題では以前よ

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎ワクチン接種「受付中止」は「目詰まり」の問題なのか? ◎ひきこもり先生 反響続々 今日の最終回の紹介です

著者: 江口千春

◎ワクチン接種「受付中止」は「目詰まり」の問題なのか? 自治体によって,は、予約中止に追い込まれているところが出ている。個別接種を始めた病院も、新規受付停止に余儀なくされているところも。基礎疾患を有する人の優先接種が果た

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平穏な表現行為に対する実力での妨害を厳重に処罰せよ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月9日)  中国のことはさて措き、私たちのこの国の民主主義的状況を語らねばならない。この日本には満足な表現の自由があるのだろうか。いや、そんな他人事のような言い方はやめよう。この日本社会の表現の自由の現実は

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職域ワクチン接種はどうなってしまったのか?まさに「捕らぬタヌキの皮算用」ではないか!

著者: 内野光子

私は、7月3日に、高齢者としてかかりつけ医のところで、第1回目のワクチンを接種した。2回目は、今月末であり、連れ合いの2回目は8月にづれ込んでいる。 NHKの「新型コロナウイルス」特設サイトによれば、全国で2回目の接種が

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/スマホ 全体主義 データ主権を取り戻せ

著者: 江口千春

雑誌『世界7月号』掲載の「スマホとデジタル全体主義」(百木漠)を読みました。私たちは、その便利さがうれしくて、身をゆだねていないだろうか?「私生活情報」を公開している人も多い。PF(プラットホーム アマゾン グーグル フ

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【要申込】変えよう選挙制度の会・7月例会「今回の都議選の選挙結果の分析と課題について」(会場&オンライン)

著者: 紅林 進

【要申込】変えよう選挙制度の会・7月例会「今回の都議選の選挙結果の分析と課題について」(会場&オンライン) 日時:7月21日(水)18:00~19:50 会場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B    アクセス

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