(2021年8月18日) 横浜は巨大都市である。夜間人口の比較では大阪市を大きく上回る。多面・多様な相貌をもつ魅力的なこの街にカジノが必要だとはとうてい考え難い。その街に、いまコロナの蔓延が急である。その横浜の市長選挙
本文を読む正治安岡の執筆一覧
インディアン・ジェノサイドと普遍的価値(自由・人権・私有財産)定着の表裏一体性――酒井隆史氏のグレーバー講義に刺戟されて――
著者: 岩田昌征令和3年・2021年葉月10日(火)に個人用電算機画面を介してルネサンス研究所の研究集会が行われた。報告者は酒井隆史氏である。デヴィッド・グレーバー/アントレイ・グルバチッチ「新版クロポトキン『相互扶助論』(近刊)序文
本文を読む「お父さん、教えてください。なぜ戦争に行ったのですか」
著者: 澤藤統一郎(2021年8月17日) 一昨日(8月15日)には、政府主催の式典だけでなく、東京都と都遺族連合会共催の戦没者追悼式が都庁で開かれている。知事や遺族ら90人が参列した。 遺族を代表して追悼の言葉を述べたのは、遺族会女
本文を読む兵営の父から一歳半の私に宛てた一枚のハガキ
著者: 澤藤統一郎(2021年8月16日) 私の父・澤藤盛祐(1914年1月1日生)は2度陸軍に徴兵され、海軍には徴用されている。彼自身が生前に残したメモによるとこんな具合だ。 第1回招集 3年7か月 帰郷 10か月 海軍
本文を読む映画「あしがらさん」8/31まで無料公開
著者: Oidon飯田基晴のメール案内より転載します。 複数のMLに投稿します。重複ご容赦ください。 以下、転載可。 話題になっているメンタリスト・DaiGo氏の意見に対する、自分なりの反論として、映画「あしがらさん」を、8/31までYo
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月16日/添付1点 「遊びの科学」紹介 再処理工場 原爆調査/
著者: 江口千春◎外遊びが世界各国で失われている それは、何をもたらしているか?ドキュメンタリー「遊びの科学」 心と体、脳の発達にとって、外遊びがいかに重要か。遊びを取り戻す試み。改めての紹介PDFです。 最近の各国の研究を分かりやすく
本文を読む■■9月11日天児慧フォーラムのご案内■■「毛沢東時代・鄧小兵時代に次ぐ『習近平時代』の世界戦略」(仮の題)
著者: 矢沢国光習近平中国の経済の現状と対外経済戦略については、6月12日、丸川知雄教授のフォーラムで知見を得ました。 9月11日フォーラムでは、習近平中国の対外政策・外交、とくにアメリカの中国包囲網構築に対する中国の世界戦略につい
本文を読む13日、NHKドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」を見た―「九州大学生体実験」とは
著者: 内野光子私は、以下の当ブログにもあるように、ドラマの原案となった『九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実』(熊野以素著 岩波書店 2015年)を読んでいたので、どんな展開になるのかな思いつつ見たのである。 『朝日新聞』より、19
本文を読む遺骨が眠る沖縄南部の土を辺野古基地建設の埋立に使うことの非人道性
著者: 澤藤統一郎2021年8月15日) 戦後76年目の8月15日。日本武道館で恒例の全国戦没者追悼式が行われた。出席した天皇(徳仁)の挨拶の内容は比較的穏やかなものだった。その最後の一節が次のとおり。 「ここに、戦後の長きにわたる平
本文を読む「皆さん、お盆もステイホームで」 ー でも、コロナ担当大臣は別、靖国参拝は例外
著者: 澤藤統一郎(2021年8月14日) 明日8月15日が敗戦の日である。76年前に国民が敗戦を知らされた日は、文字どおり新国家誕生の日。あるいは、神権天皇制の欺瞞の上に築かれていた旧体制を清算しての新生日本再出発の日。私たちの国の歴
本文を読む悪魔が来たりて笛を吹いた ー 祭りのあとの感染爆発
著者: 澤藤統一郎(2021年8月13日) 本日の新規コロナ感染者数、東京都が過去最多の5773人、重症患者も最多227人となった。全国では20293人と初めての2万人の大台超え。感染者の暗数は分からない。率直な感想として、この事態は恐
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月13日/添付1点 発熱したら 国会
著者: 江口千春◎コロナ第5波、私たちの医療を受ける権利は風前の灯に。今、発熱したら、或いは骨折したら、「自宅待機」しかない? 家で細かな診察と治療は期待できず孤立化、家族の感染も。 政府と自治体は「サポート病床」の緊急配備にまい進する
本文を読む嘆かわしや、香港の教育への強権的介入
著者: 澤藤統一郎(2021年8月12日) アヘン戦争で中国から割譲された香港は、1997年7月1日再び強引に中国に編入された。2047年まで50年間の「一国二制度」による高度の自治を約束されてのことである。イギリス統治の時代に、香港に
本文を読む「もっと生きていたかった ー 風の伝言」
著者: 澤藤統一郎(2021年8月11日) 不定期刊の「風のたより」を送ってくれる石川逸子さんから、新刊書をいただいた。「もっと生きていたかった ー 風の伝言」という33編の詩集。 出版した一葉社の解説には、「『生きたいのに生きられな
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月11日/長崎・岡さんの誓い 生徒観戦 IPCC新報告書
著者: 江口千春◎看護学校生だった岡さんが体験した長崎の原爆!心にとどめたいと思います。 ◎(産経紙によると)政府は、パラリンピックでの小中高の生徒の観戦を打診していて、小池知事の意向がカギと記しています。いかがお考えでしょうか。 ◎<
本文を読むしめのほかころな神禍々しきに しめのうちオリンピア大夏祭をたのしむ これ人の代なり
著者: 岩田昌征ころな神しめはりふせくまほらまに からだわざこそ千種ちぐさ競へれ 蝉嵐葉は黒光る葉月かも も*もやそ国ゆと** もゑう***しわか ころな禍に負けじきたへしたたかひて くがねの姉妹ゑみ
本文を読む「小さな怯懦」が積み重なって、もの言えぬ社会が作りあげられていく ー 「平和を願う文京・戦争展」に区教育委員会は今年も後援不承認
著者: 澤藤統一郎(2021年8月10日) 8月は、あの戦争を振り返り、平和を語るべきとき。まさしく、そのような8月の企画として、「平和を願う文京・戦争展」(主催・日中友好協会文京支部)が今年も開催された。一昨年、昨年に続く3回目の企画
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月10日/急ぎ 注目番組と記事です 「原爆初動調査 隠された真実」NHKスペシャル 再放送 明日8月11日 午後11時31分
著者: 江口千春昨夜深夜の下記番組は、必見と思い、明日再放送があるので、急ぎ作成しました。 ◎「原爆は、上空で爆発したから、熱線による被害以外の、放射線被害はない」として事実が隠ぺいされた経過が明らかに。昨夜の番組は必見とおもいます。
本文を読むちゃんと原稿読めたから、菅義偉君の総理大臣としての評価は一応の合格点。
著者: 澤藤統一郎(2021年8月9日) 昨夜は台風9号が九州を襲った。コロナ禍はさらに深刻な様相。東京五輪の喧噪は昨日ようやくにして終わったが、五輪禍はまだ続く。昨日の万能川柳に、「おもてなし出来ず おみやは五輪株」(吹田 のんさん)
本文を読む愚劣で危険な東京オリンピックが終わる。
著者: 澤藤統一郎(2021年8月8日) 東京オリンピックが本日で終わる。コロナ禍の中での五輪禍。あらためて、オリンピックというものの愚劣と危険が浮き彫りになった。中止に追い込むことができなかったことが残念の限り。 東京オリンピックと
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月7日 /ヒロシマ原爆の日 注目記事です
著者: 江口千春76回目の原爆の日 ひばくポンプと絵本のこと、私は、初めて知りました。 「黒い雨に遭った」爆心地西30キロの証言 韓国被爆2世の状況、それぞれ重要かと思います。 核禁止、市民の総意に <平和宣言>から 核兵器廃絶の道のり
本文を読む言うなれば 汝人民家で死ね
著者: 澤藤統一郎(2021年8月7日) 表題の句、残念ながら私の作ではない。朝日川柳欄に掲載の一句。作者は兵庫県・大西哲生、これは秀逸だ。 五輪・コロナ・バッハ・菅が、今の新聞時事川柳の主要ネタである。魂胆ありげな安倍も案外多く、小
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月6日/浪江町民の今 ヒロシマとフクシマ
著者: 江口千春◎浪江町民の今 その思いに触れてください 映画「ひとと原発 失われたふるさと」紹介させていただきます。 「復興五輪」と言いながら、私たちの関心も福島から遠ざかりがちな今、浪江町の方々14人の素朴な思いが語られているCDを
本文を読むコロナ禍・五輪禍、そして「菅義偉禍」の8月6日広島。
著者: 澤藤統一郎(2021年8月6日) あの日から76年、例年のとおり猛暑の8月6日。例年と違うのは、コロナ禍のさなか、そして五輪禍のさなかでの広島である。菅義偉にとっては初めての(そして、おそらくはこれが最後の)広島平和式典(「広島
本文を読む【ご紹介】CCC作成インドネシア縫製女性労働者ドキュメンタリー
著者: OidonCCC(クリーンクローズキャンペーン)がインドネシアのユニクロ(ジャバガーミンド社)とナイキ(カホインダ社)の女性労働者の短いドキュメンタリー「How to Steal Your Workers’ Future」を作成し
本文を読む我が町の「戦争の足跡」を追う意味
著者: 澤藤統一郎2021年8月5日) 戦争の悲惨と不合理を語り、平和の尊さを確認すべき8月。ところが、今年はコロナ禍に強行された東京五輪のことばかりを語らざるを得ない。あの戦争について何か書かねばならないと思っているところに、たまたま
本文を読むジェノサイド語のインフレーション――ユダヤ人インテレクチュアルがボスニア・セルビア人と協力し始めた理由――
著者: 岩田昌征『ポリティカ』(2021年7月10日)に「スレブレニツァはアウシュヴィッツではない」と題する論説がスウェーデン・ウプサラ大学教授シェル・マグヌソンによって発信されていた。要約紹介しよう。 前回の私の小文(『ジェノサイ
本文を読む直ちに「聖火」を消せ。《コロナに打ち負かされた証しとしての東京五輪》を中止せよ。
著者: 澤藤統一郎(2021年8月4日) かつて政権は、東京五輪開催の意義を「人類が新型コロナに打ち勝った証し」とノーテンキに説明した。コロナには勝てそうもないと分かってからはこの開催意義の看板は引っ込められたが、コロナ禍を顧みない無謀
本文を読む「命切り捨て」の言い訳でしかない!統治能力はすでにない
著者: 内野光子政府は、新型コロナウィルス感染者の入院ルールの一挙転換に踏み切った。これまで、中等症患者は入院が原則であったが、医療のひっ迫を理由に、中等症患者までは、自宅療養にするのだという。 中等症といえば、呼吸困難・肺炎症状か
本文を読む江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月3日/中等症 自宅療養 注目記事
著者: 江口千春◎患者の重症度は▽軽症▽中等症Ⅰ▽中等症Ⅱ▽重症――の4段階 ★倉持仁院長 1都3県に入院できない人が3万7000人 ◎菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」政府、病床不足で方針転換 ★玉川徹氏、政府の自宅療養体制強
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