正治安岡の執筆一覧

【事前申込希望】12/5学習会「陰影に富む国:いまメキシコ政治経済研究は何を明らかにすべきなのか?」(明治大学駿河台キャンパス研究棟)

著者: 紅林 進

【事前申込希望】 「陰影に富む国:いまメキシコ政治経済研究は何を明らかにすべきなのか?」  10月14日に発足総会を開催した「社会的連帯経済を進める会」では、10月23日(水)の韓国の社会的連帯経済の出発と現況(協同組合

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ソンタルジャ監督の映画「巡礼の約束」を見る

著者: 宇波 彰

 去る2019年11月14日に,私はソンタルジャ監督の中国映画「巡礼の約束」(2018年)を試写で見た。この映画では、ソンタルジャ監督自身が主役の男を演じている。男には妻がいるが、彼女は前の夫と死に別れ、二度目の結婚であ

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真正の人道は地勢と共に存在すべき――田中正造・第1部(6・終)

著者: 野沢敏治

 5 近代的権利の発掘者  正造は鉱毒の被害に対してどう対処したか。彼は被害者が憐れみを乞うたり、銅山と示談して和解することを批判した。彼は汚染源による負担を原則として銅山の鉱業停止を要求し、憲法で認められた請願権を行使

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霜月15日、ポーランド国の首都ワルシャワの映画館にて米中協力米国映画「ミッドウェイ」を観る。

著者: 岩田昌征

 真珠湾大奇襲。ドゥリットル東京空襲、中国大陸に不時着した米航空兵は、日本軍双発陸上攻撃機が軍事目標不在の中国人村落民を機銃掃射するのを目撃する。ミッドウェイ海戦にて日本航空母艦を沈めた米軍飛行士が数人海上に漂流し、日本

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「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(7)

著者: 池田祥子

「里親」拡充、これでいいのだろうか?  「児童虐待」のニュースは後を絶たない。なぜなのか?と多くの人は胸を痛めていることだろう。しかも、人間以外の哺乳動物ではほとんど見かけることのないこのような社会現象を、いかにすれば少

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改元、一連の行事はいつ終わるのか=その根源たる差別も続く

著者: 内野光子

昨年の5月、改元前後からの皇室行事は、いつ果てるともなく続いているかのような光景である。大嘗祭後に行われた4回の饗宴の儀、そして、続く伊勢神宮参拝・報告、奈良や京都の天皇陵参拝、そして京都では御所でのお茶会まで開いていた

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「法と民主主義」2019年11月号・特集「『表現の不自由展・その後』中止問題」購読のお願い

著者: 澤藤統一郎

「法と民主主義」2019年11月号【543号】が好評発売中である。 本号の特集は、「あいちトリエンナーレ 『表現の不自由展・その後』中止問題を考える」。この問題を考える上での基本論稿が並んでいる。 また、特集冒頭に前川喜

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アウンサン・スーチー国際司法裁判所へ、普遍的諸価値からの公然たる離反

著者: 野上俊明

 ロヒンギャ70万人のエクソダスを生み出したミャンマー・ラカイン州危機からまる2年、半世紀ぶりに成立した文民政府への幻滅とともに、以後アウンサン・スーチーやミャンマーという国は、われわれ国際社会の視野から遠ざかった感があ

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12月2日(月)「アメリカを変えたママに聞く食の未来」ゼン・ハニーカットさん東京講演会

著者: 日本の種子(たね)を守る会

子どもの食を変えるために立ち上がり、仲間を集めてアメリカの食卓を変えてきたぜン・ハニーカットさんが昨年末に続き、この12月に来日します。安心安全な食のために、今年、自ら認証制度を立ち上げ、新たなステージに入ったアメリカの

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<歌壇>における「賞」の在り方~「ショウほど素敵な商売はない」?

著者: 内野光子

一九五〇年代に「ショウほど素敵な商売はない」という、マリリン・モンロー出演のアメリカのミュージカル映画があったらしい。見る機会もないままいまに至っているが~。 これまで私は、国の褒賞制度や栄典制度が、本来の学術・文芸の振

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改憲・軍拡・新自由主義路線開拓者中曽根康弘と、追随者安倍晋三。

著者: 澤藤統一郎

中曽根康弘が亡くなった。死者に対する辛辣な批評は慎みに欠けるものというのが通り相場。どうしても矛先鈍るものとならざるを得ない。が、この怯みに乗じられてはならない。 その思いは、昭和天皇(裕仁)の死に際しての、阿諛追従の氾

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変えよう選挙制度の会・12月例会「比例代表制の歴史と仲間たち~並立制・併用制・連用制・単記移譲式~」

著者: 紅林 進

変えよう選挙制度の会・12月例会のご案内 日時:12月12日(木) 18:30~20:30 ※今回は通常と異なり、木曜日の開催ですので、ご注意ください。 テーマ:「比例代表制の歴史と仲間たち      ~並立制・併用制・

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いったい、文化勲章って、だれが決めているのだろう~その見えにくい選考過程は、どこかと同じ?  

著者: 内野光子

「桜を見る会」は、時がたつにつれて、実態が明らかになってきた。国費を使い<功労者>顕彰を標榜する催事の実態が明白になった以上、即刻廃止すべきだろう。 「見る会」の招待者名簿は、慌ててシュレッダーにかけたなど、子供じみた回

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ホテルでのDHC製品不使用のお願い― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第165弾

著者: 澤藤統一郎

「KKRホテル博多」支配人殿 貴ホテルに2泊した者です。 この間の行き届いたもてなしに感謝いたします。フロントの笑顔の対応も清潔な室内も、快いものでした。リーズナブルな価格で、たいへん満足度の高いサービスを受けたと思いま

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12・8『月歩双書』創刊記念イベント「プラットフォーム新時代」を考える

著者: 松田健二

日時:12月8日(日)14時~17時(13:30開場) 会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー7階1073教室 香港からのメッセージ:ヤント・チャンドラ香港理工大学隼教授(代読) 基調報告:白井和宏(市民セクター政策機構

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DHCスラップ「反撃」訴訟・控訴審弁護団ご参加のお願いDHC・吉田嘉明、DHCスラップ「反撃」訴訟判決に控訴 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第164弾

著者: 澤藤統一郎

弁護士の皆様にお願いいたします。ぜひ、DHC訴訟の弁護団にご参加下さい。依頼者は、形式的には私(澤藤)ですが、実質的には「表現の自由」なのです。 私は、サプリメント販売最大手のDHCと、そのオーナーの吉田嘉明から、典型的

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「戦争で死ぬ覚悟をするのなら、なぜ死ぬ覚悟で戦争に反対しなかったのか」ー特攻隊員だった岩井兄弟(99歳・97歳)の証言

著者: 澤藤統一郎

戦争体験の承継は、時代の重要な課題である。終戦直後には、国民すべてが戦争体験者だった。その後しばらく、戦争体験の交流はあっても、世代間の伝承が課題として意識されることは世の大勢ではなかった。しかし、まったく戦争を知らない

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真正の人道は地勢と共に存在すべき――田中正造・第1部(5)

著者: 野沢敏治

 4 社会的費用論に伸びるもの   正造は足尾銅山に対して鉱業の停止を求めて以下のように運動する。  行動の人  正造は行動の人であっていわゆる研究者ではない。その行動ぶりは彼の日記のどこでもよいから開けば、すぐわかる。

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今や運動の主流は東京から地方へ移動しているのか(大分での活動状況の一斑)

著者: 合澤 清

先日、田舎(大分)に用事があり一時帰郷した。 その折、大分大学名誉教授の安岡正義さんとお会いし、色々とこちら(大分)での活動状況について伺うことが出来た。 今、東京ではちょっとした集会、研究会でもなかなか人集めが大変で、

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第54回 憲法を考える映画の会『主戦場』(12月8日)のご案内

著者: 憲法を考える映画の会

いつもお世話になっております。 12月8日に予定している第54回「憲法を考える映画の会」のご案内をさしあげます。 今回は、「慰安婦問題」論争を描いた映画『主戦場』を上映します。 11月初めの「KAWASAKI しんゆり映

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「これが民主主義の力だ。民主主義の津波だ」 ー おめでとう香港! おめでとう民主主義!

著者: 澤藤統一郎

世界が見つめた11月24日の香港区議会議員選挙。「民主派」の圧勝となった。香港市民に、祝意と敬意を表したい。もちろん、この先の険しさは予想されるところだが、取りあえずの勝利に乾杯である。 香港区議選は4年に1度行われ、1

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教皇のスピーチに共感。― 「軍拡は途方もないテロ行為」。「核の傘の下で平和を語る偽善」。

著者: 澤藤統一郎

来日中のローマ教皇が話題となっている。その話題性は、伝統や権威の誇示によるものではない。容貌でも服装でも車でもない。平和を希求する真摯なメッセージの内容にある。虚仮威しの臭み芬々だった天皇交替儀式を見せつけられたあとだけ

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