正治安岡の執筆一覧

ジャパンライフ山口隆祥を招待した「桜を見る会」の一面の正体

著者: 澤藤統一郎

一昨日(12月18日)、「ジャパンライフ全国被害弁護団連絡会」が、安倍晋三の「桜を見る会」疑惑に関連して声明を発し記者会見を行った。「安倍首相は、山口隆祥元会長を「桜を見る会」に招待した経緯を、被害者らに誠意をもって説明

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女川原発2号機再稼働-県知事と石巻市長は同意するな!石巻市民が同意差し止め仮処分申立

著者: 大井 有

11月12日、石巻市民17名が「宮城県知事と石巻市長は、女川原発2号機が運転を再開するのに際して、同意をしてはならない」と仙台地裁に同意差し止めの仮処分申立を行った。 申立ての理由は、「女川原発2号機の30㎞圏内(UPZ

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全国の安保違憲訴訟の皆さまへ 12月13日(金)午後女の会の第11回口頭弁論における証人と原告証言が行われました。

著者: 安保法制違憲訴訟・女の会

全国の安保訴訟の皆さまへ  12月13日(金)午後1時15分から東京地裁103号大法廷にて安保法制違憲訴訟・女の会の11回弁論期日で証人尋問と原告尋問が行われました。証人清末愛砂さんは40分、原告福島瑞穂さんが30分以外

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歌壇、この一年を振り返る季節〈1〉短歌と天皇制

著者: 内野光子

短歌研究社『短歌研究年鑑』(2020年版)とカドカワ『角川短歌年鑑』(令和2年版)が出そろった。2019年の歌壇状況を知る助けにはなるのだが、今年という一年をしっかり振り返ったことになるのかなという違和感があった。その二

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ツキの落ちた男のモノローグ ― 「落ち目はつらいよ」

著者: 澤藤統一郎

(幕が開くと、執務室らしいしつらえ。上手に事務机があり、奥に日の丸と教育勅語の額。そして、岸信介の写真が飾ってある。) (中年の男が、舞台の中央に立つ。狷介な風貌だが、やつれた雰囲気。大仰な語り口で、投げやりに観客に向か

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フランスの社会学者メラニー・ウルスさんの見つめる日本の「貧困」

著者: 村上良太

 厳寒の師走の夕べ、日本の貧困問題を研究する社会学者、メラニー・ウルスさんの話を聞く機会がありました。講演の中心的なテーマは高度経済成長を過ぎて、豊かになったはずの日本で「貧困」という言葉がいつ、どのように浮上してきたか

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エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史(上)(下)』を読んで

著者: 大谷美芳

 「『短い20世紀』は、問題を残したまま終わりを迎えた。これらの問題の解決策をもつ者はおらず、もっていると主張する者さえいなかった。世紀末、市民たちは世界全体を覆う霧のなかを第3千年紀へ向かってあゆんでいきながら、ひとつ

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「無実の死刑囚 三鷹事件 竹内景助」を薦める。

著者: 澤藤統一郎

高見澤昭治さんの近著「無実の死刑囚  三鷹事件 竹内景助」(増補改訂版)を読み終えた。読後感は重い。 日本評論社刊のこの書物の発行日は、2019年10月1日。周知のとおり、東京高裁が遺族からの再審請求を棄却したのが7月3

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ヘーゲル研究会余禄―動物権animal rightから自然権nature rightまで

著者: 野上俊明

 先ごろのヘーゲル研究会に、長く闘病生活を送られたU先生も快癒して久しぶりに出席。ヘーゲルの専門研究者不在で、ほぼわれわれデイレッタントだけで進められてきたこの2年間だったので、なにかほっとした感がありました。「法哲学」

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ミャンマーの大虐殺への資金提供と正当化を停止し、ロヒンギャの人々の正義、説明責任、平等を支援するために、ミャンマーのボイコット運動に参加してください。

著者: 村主道美

皆様 ご存知のように、国際司法裁判所において、ミャンマーのロヒンギャに対するgenocideを裁くプロセスが開始し、人権の守護神であったはずのアウンサンスーチー国家顧問は、国家犯罪を弁護する側にいよいよ立ちました。私の所

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12月16日(月) 警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟』判決日のご案内

著者: ころQ

きたる2019年12月16日(月)は、警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法・住民訴訟判 決日です。ぜひとも今回も傍聴席を満員にして、東京地裁に誠実な判決を求めていき ましょう! ご参加をよろしくお願いします。 ●日時:201

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早期にアベ政権を退陣させることは、人類の生存への貢献となる。

著者: 澤藤統一郎

人類は、地球環境の中に生まれた。この環境から抜け出すことはできない。環境に適応して人類は生存を維持し、生産し文明を育んできた。生産とは、環境に働きかけて環境を加工し、環境からの恵みを享受することにほかならない。 太古の過

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天皇を「日本国の言論不自由の象徴」にしている未開蒙昧の人びと

著者: 澤藤統一郎

今の日本に,はたして「表現の自由」の保障はあるのだろうか。とうてい、脳天気に肯定はできない。表現の自由の障害物を象徴するものとしてあるものが、天皇・皇室にほかならない。天皇・皇室についての「表現の不自由」が世にはびこって

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護憲派と保守派の会話の機会を歓迎する。

著者: 澤藤統一郎

文京区民センターにはよく出かける。市民団体が主催する多彩な催し物があって、私は、ここを気取りのない市民運動のメッカだと思い込んでいた。 ところが、後から教えられたがこんなツィッターが出回っていたそうだ。 「ジョン・レノン

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世界資本主義フォーラム「東欧体制の崩壊と市場経済化」に参加して

著者: 大谷美芳

 報告は、ソ連・東欧体制の崩壊を、「市民革命と性格規定することの誤りが明白」としています。「政治革命とは、新しく誕生しつつある正統性の社会的担い手集団と古いが未だ余力を保っている正統性の社会的担い手階層が正面衝突して、新

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