まず本書表題ともなっている「サラリーマン」Die Angestellte(直訳すれば、被雇用者)についてであるが、本文では残念ながらサラリーマンとはいかなる社会的存在か、適確な社会学的ないし経済学的定義が見いだされず、
本文を読む正治安岡の執筆一覧
オッチョコ首相とミノタケ大臣、それに擦り寄るハゲタカ企業。
著者: 澤藤統一郎高校生諸君。おそらく普段は関心を持つこともない国会審議だろうが、昨日(11月6日)の衆院予算委の集中審議にだけには、目を光らせて報道をよく読んでいただきたい。審議の内容が、共通試験への民間業者導入という、君たちの大学進学
本文を読む11・24(日)討論会「政権構想の探究①」(講師:孫崎享/村岡到)
著者: 紅林進討論会「政権構想の探究①」 日時:11月24日(日)午後2時~ 会場:文京区民センター 3階 3C (地下鉄後楽園駅、春日駅下車) 報告:孫崎享(元外務省国際情報局局長) 「外交の基本に対米従属脱却を」 報告:村岡到(季
本文を読む晩秋の不忍池をめぐりながら、考えた。
著者: 澤藤統一郎今の時代、はたして「表現の自由」というものが保障されているのだろうか。忌憚なく、誰もが必要な表現をしているのだろうか。 いつの時代にも、完全な「表現の自由」の保障は夢想に過ぎず、「表現の自由」とは常に不自由を強いる様々な
本文を読むNHK番組制作現場への不当介入の責任を追及する
著者: 澤藤統一郎本日のシンポジウムは、「日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える」というもの。「NHK攻撃」とは、「クローズアップ現代+」の「かんぽ生命」不正販売事件追及報道に対する介入のことです。NHKに、かんぽ生命不正販売
本文を読む改めて考える。沖縄にとっての天皇を。
著者: 澤藤統一郎昨日(11月3日)の毎日新聞「みんなの広場」(投書欄)に、北九州市・67才男性からの「よみがえった詩の一節」という投稿が掲載されている。 先日行われた即位礼正殿の儀に招待された沖縄県の高校生、相良倫子さんの笑みを見て、そ
本文を読む「天皇制の政治利用」について考える
著者: 山川 哲台風、およびその被害救済作業の真っただ中でも、予想していたように、NHKをはじめとする大手メディアは「皇位継承儀式『即位礼正殿の儀』」の報道を数日間にわたり他にニュースが無いかのように垂れ流しました。 安倍政権は、台風に
本文を読む首里城焼失、「心を一つに再建を」への不安
著者: 内野光子私が初めて沖縄を訪ねたのは2014年11月11日だった。ホテルに荷を預け、最初に向かったのが首里城だった。長くて高い城壁を見上げながら進んで、歓会門から入り、いくつかの門をくぐり、奉神門からは有料ということであった。中庭
本文を読む菊も動員された天皇信仰儀式の小道具
著者: 澤藤統一郎11月3日。明治天皇(睦仁)の誕生日で、かつては「天長節」とされ、その死後は「明治節」となった。日本国憲法は1946年の明治節を選んで公布され、その半年後の1947年5月3日が憲法施行の記念日となった。その後、憲法公布の
本文を読む屋上菜園瓦版 152号/台風19号の脅威に驚きました。
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/11/9b1853debff454c9c9920ad010c38534.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む政教分離とは、天皇を再び神とすることを防ぐための歯止めの装置である。
著者: 澤藤統一郎11月になった。 「戦争の8月」、「差別の9月」、「新天皇就任儀式の10月」を経て、「大嘗祭の11月」である。また、今年の8月から10月までは、「あいちトリエンナーレ」での、わが国の「表現の不自由」を見せつけられた3か月
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(6)
著者: 池田祥子「地域子育て支援事業」とは何か? 少し寄り道が長くなったが、また本道に戻ることにしよう。 これまで、焦点はどうしても保育園(幼稚園)という「施設」問題に当てられてきたようだ。しかし、満3歳以上の子どもに限れば、幼稚園
本文を読む11月5日(火)午後 「シンポジウム~日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える~」
著者: 澤藤統一郎11月5日、NHK問題のシンポジウムのお知らせ。 「圧力はなかったのか? 報道の自律はどこに~日本郵政と経営委首脳によるNHK攻撃の構図を考える~」 13時~ 参議院議員会館B109(地下1階) パネリスト 田島泰彦(元
本文を読む11月9日・MMT(現代貨幣理論)と福祉国家/世界資本主義フォーラムのご案内
著者: 矢沢国光※今回のフォーラムは、事前の参加申し込みが必要です (1)参加を希望される方は、フォーラム運営委員・安岡まで、①氏名、②所属、③連絡先メールアドレスまたは電話番号を明記の上、「参加希望」を、メールで申し込んでください。
本文を読む「法と民主主義」2019年10月号【542号】のご購読を
著者: 澤藤統一郎「法と民主主義」2019年10月号【542号】が発売中である。 その概要は、下記URLをご参照いただきたい。 https://www.jdla.jp/houmin/index.html 特集は、以下の2本立て。ぜひとも、
本文を読む令和即位礼に思ふ――『古事記』「中つ巻神武天皇」にあり――
著者: 岩田昌征――伊須気余理比売の許(もと)に幸行(い)でまして、一宿御寝(ひとよみね)しましき。後にその伊須気余理比売、宮の内に参入(まゐ)りし時、天皇歌よみしたまひけらく、 葦原の しけしけ小屋(をや)に 菅畳(すがたたみ)
本文を読む11/10(日)友愛政治塾(第3期)第5回「社会主義の新たな展望」
著者: 紅林進友愛政治塾(第3期)第5回「社会主義の新たな展望」 日時:11月10日(日)午後1時15分 講師:村岡到(『フラタニティ』編集長) テーマ:社会主義の新たな展望 会場:文京区民センター3階3C (地下鉄「後楽園」駅、
本文を読む「香港に自由を!連帯行動」の呼びかけ
著者: 藤田五郎(反資本主義講座スタッフ)日時 11月15日(金)午後7時集合 /7時30分出発 場所 新宿駅東口アルタ前広場 主催 「香港に自由を!連帯行動」実行委員会 呼びかけ賛同団体 APFS労働組合 / ATTAC Japan首都圏 / LACC(反資本
本文を読む独白 ― 萩生田光一ホンネを語る。
著者: 澤藤統一郎人事の要諦は適材適所だよ。私が、文部科学大臣。これこそ理想の適材適所。安倍政権の傑作じゃないか。口さがない人は、「加計学園にあれだけドップリ浸かって、疑惑を抱えた萩生田が文科行政のトップとはブラックジョークか」などと悪口
本文を読む「ある医療過誤事件の報告」 ー 1996年の論稿
著者: 澤藤統一郎幼子を失った中原中也は、こう呟く。 「愛するものが死んだ時には、 自殺しなければなりません。 愛するものが死んだ時には、 それより他に、方法がない。 …… 愛するものは、死んだのですから、 たしかにそれは、
本文を読むそれでも「饗宴」は続くのか
著者: 内野光子即位礼の祝賀パレードを11月10日に延期した理由は何だったのだろう。台風被害に配慮してとのことだったが。天皇夫妻が即位礼参列者への返礼として開催される「饗宴の儀」は、下記の資料に見るように4回開かれる。すでに2回は終了し
本文を読む香港人民に連帯する
著者: 大谷美芳香港人民が中国の抑圧に抗して闘争している。しかし、香港人民に対する連帯は弱い。中国をまだ社会主義と見ているためか? 背後にアメリカ帝国主義がいると見ているためか? 我々は、ベトナム反戦闘争の若い時代、ソ連の侵略と抑圧に
本文を読むムカ~シ、天子様と呼ばれる者がおっての。今だに、その末裔がおる。
著者: 澤藤統一郎ムカシ、ムカ~シのことよ。いつ頃とも分からぬほどの大昔。 天と地とが合体してな、子が生まれた。 そんな不思議なことも、大昔にはあったということだ。 天を父とし地を母をする子のことを、人びとは天子と呼んだ。あるいは、天子様
本文を読む私が出会った弁護士(その6) ― 岡林辰雄
著者: 澤藤統一郎岡林辰雄こそは、伝説の弁護士である。 なによりも彼は社会進歩を目指す闘士であった。戦前は思想犯として3度逮捕されている。弁護士資格剥奪の難にも遭っている。また、彼は闘士であるだけでなく理論家でもあった。あの弾圧厳しい時代
本文を読む憲法と落語(その6) ― 「淀五郎」が問いかける忠臣蔵イデオロギー
著者: 澤藤統一郎忠臣蔵を扱った落語の演目の著名なものとしては、「淀五郎」「中村仲蔵」「庫丁稚(四段目)」「七段目」「九段目」…、あたりだろうか。いずれも、討ち入りの事件を直接の素材にしたものではなく、仮名手本忠臣蔵という芝居がテーマであ
本文を読む変えよう選挙制度の会・11月例会「北欧5カ国の選挙制度と政治事情~その共通点と相違点~」
著者: 紅林進変えよう選挙制度の会・11月例会のご案内 日時:11月13日(水)18:30~20:30 テーマ:「北欧5カ国の選挙制度と政治事情~その共通点と相違点~」 報告者:田中久雄(当会代表) 報告の後に参加者のみなさんと意見交
本文を読むテンノウヘイカバンザイ! 二度と聞きたくなかった 言葉
著者: 澤藤統一郎10月18日の閣議は、10月22日新任天皇の即位披露式にともなうパレードを延期し11月10日に開催することを正式決定した。 台風19号の被災者に配慮した結果の延期だというのだが、実はよく分からない。20日足らずの延期で、
本文を読む報道の自由が危ない!11月5日シンポジウムに参加を
著者: 内野光子かんぽ不正を追及していたNHKは、日本郵政の圧力に屈して、「クローズアップ現代+」の続編がなんと1年以上も延期されている(2019年7月30日放映)。昨年の4月、かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組について、日本郵政がN
本文を読む弁護士としての初心を思い起こす旅に ― 23期の仲間たちと
著者: 澤藤統一郎本日(10月24日)から2泊3日、司法修習生時代の同期の仲間と旅をする。どこに出向くか、降るか晴れるかはさしたる問題ではない。久しぶりに、気のおけない仲間と顔を合わせてお互いの健在と変わらぬ立場を確認し、とりとめもなくし
本文を読む本日の緊急臨時閣議における議題と閣議決定
著者: 澤藤統一郎第1.「安倍首相の後援会員ら数百人 税金で“おもてなし”」の件について 一昨日(10月21日)の共産党機関紙「赤旗」本紙のトップに、大要次の記事が掲載されている。 日曜版スクープに反響 首相主催の「桜を見る会」
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