評論・紹介・意見の執筆一覧

生まれて初めて法廷に立った! 即位礼・大嘗祭はなぜ違憲なのか

著者: 内野光子

 即位礼・大嘗祭違憲裁判は、平成から令和への天皇代替わりの即位礼の諸儀式と大嘗祭の違憲性を問うもので、2024年1月31日、東京地裁の一審判決は、憲法判断を回避、政教分離原則や信教、思想の自由について、憲法は制度的に保障

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(487)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融破綻のメカニズム(1) 「世界的な金融システムや通貨制度」については、現在、崩壊の危機を迎えている状況とも思われるが、実際には、「経済学者のケインズ」などが指摘する「100万人に一人も気付かないうちに進行する通貨の堕

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「本郷・湯島9条の会」の本郷三丁目交差点街宣。けっしてマンネリとはならない。思いがけなく楽しいこともある。

著者: 澤藤統一郎

(2024年11月12日) 小春日和のお昼時。「本郷・湯島9条の会」の街頭宣伝活動。14人が参加した。いや、15人と訂正しなければならない。 ***************************************

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青山森人の東チモールだより…プラボウォ=スビアントがインドネシアの大統領に就任

著者: 青山 森人

〝聖なる〟四連休 東チモールでも日本の〝お盆〟のように人びとがそれぞれの故郷にある先祖の墓地を訪れて花をたむけて魂を慰める風習があります。「聖なる日」と呼ばれています。今年は11月1日(金)と2日(土)がその日にあたり、

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Global Headlines:ウクライナの危機、ヨーロッパの危機

著者: 野上俊明

<はじめに>  トランプの再登場が決まった。しかも予測とはまったくちがって、民主党候補ハリスに圧倒的な差をつけての勝利であった。いったいアメリカはどうなっているのか、いやそれ以上に、これから世界はどうなるのか、いま怖れや

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 中国は日本の政局をどう見ているか ――八ヶ岳山麓から(494)―

著者: 阿部治平

 中国人民日報傘下の環球時報(11月9日)は、総選挙後の臨時国会での首相指名を前にして、「日本政治の混迷の根源は社会の困惑にある」と題する論評を掲載した。筆者は霍建崗氏で中国現代国際関係研究院東北アジア研究所研究員、日本

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「ルネサンス」-「宗教改革」-「マキアヴェッリ」(3)

著者: 合澤 清

ここでは再びマキアヴェッリに立ち返る。そして特に彼の代表作である『君主論』がどういう条件下で書かれたものなのかについて考察してみたい。 15世紀~16世紀のイタリア、特にフィレンツェを取り巻く複雑な情勢 塩野七生も触れて

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お江戸舟遊び瓦版1064号/講演 中林一樹(都立大学名誉教授)「首都直下地震で首都圏はどうなる、どうする」

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https

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近況&オンライン署名のご相談:昨日、口座開設不当拒否問題で、ゆうちょ銀行を提訴しました

著者: 柳原敏夫

すっかりご無沙汰してますが、その後、如何お過ごしでしょうか。 以下、私自身、311から13年経ってようやく、この夏に体験したコペルニクス的転回についての近況報告(殆ど誰からも理解されないので、沈思黙考でやるだけですが)と

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お江戸舟遊び瓦版1063号/星野克美 「 人新世の絶滅学 (3)」 ~人類・文明絶滅の思弁的空無実在論~

著者: 中瀬勝義

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(486)

著者: 本間宗究(本間裕)

FRBの利下げ 「米連邦準備制度理事会(FRB)は、9月18日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5.25%~5.5%から4.75%~5.0%へと、0.5%引き下げることを決めた」、そして、「FRBの利

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Global Headlines:政治と経済に苦吟するドイツ

著者: 野上俊明

<はじめに>  第二次世界大戦の元凶であり、人類史上最悪の災厄をもたらした枢軸同盟の覇者であったドイツと日本。その後両者とも西側に属する自由民主主義国として生まれ変わり、戦後の奇跡の復興を演じ、屈指の工業生産力を誇る国に

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共産党の衰退を嘆く ――八ヶ岳山麓から(493)――

著者: 阿部治平

総選挙の結果  わたしは、今回総選挙でも共産党を支援した。だが、議席半減を予想していた。それについて率直に言わしてもらう。 そもそも共産党中央の得票目標は650万、得票率は10%以上というもので、あまりの高さに党員・支持

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『日本の進路』24年11月号より転載:深圳の悲劇を中国敵視の道具にするな~友好こそが、被害者への追悼になる~ Japanese government and media used the Shenzhen tragedy as another China-hating weapon

著者: ピース・フィロソフィー

『日本の進路』24年11月号に寄稿した記事を転載します。読者からは、「日本のメディアには出ない重要な視点」「被害男児が日本人と中国人のダブルだとは知らなかった」といった感想が寄せられています。子どもが殺された悲劇を極端に

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(485)

著者: 本間宗究(本間裕)

リーマンショック後の16年間 「2008年9月15日のリーマンショック」から、本日で16年目の日を迎えたが、現時点では、この期間を振り返ることにより、「マネーの性質」の理解が深まる可能性が挙げられるようにも感じている。具

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青山森人の東チモールだより…シャナナ政権の政府機関による蛮行再び

著者: 青山森人

地名都市計画庁による暴力が悪化 首都ディリのコモロ地区のカンポンバルと呼ばれる一角で9月3日に起きたこと(東チモールだより第519号)が10月24日、また起きました。地名都市計画庁(SEATOU)が暴力団よろしく路上で野

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「皇位継承のあり方は国家の基本に係る事項」なんちゃって。そりゃ、ないよ。

著者: 澤藤統一郎

(2024年10月30日)  国連の「女性差別撤廃委員会(CEDAW)」が、日本政府に選択的夫婦別姓の導入を勧告したことが話題となっている。ナニ、初めてのことではない。既に、2003年、09年、16年と過去3度の勧告に政

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2000年4月NATOシナリオ:露烏戦争の起源――「あるシナリオが文字通り遂行されたのは稀なことである。」

著者: 岩田昌征

 露シア烏クライナ戦争の現状認識に関して、素人にとって、電子画面に毎週登場する“BOGDAN in Ukraina”と「ニキータ伝」が役に立つ。前者はキーウ(キエフ)のウクライナ人による、後者はモスクワ在住の日本人による

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小数与党の政権を望む ー一つの正論が九十九の俗論を抑える政治を

著者: 田畑光永 

 総選挙はご承知のような結果となった。政権を担ってきた自民、公明の両党が議席を大きくへらして、両党合わせても当選者は衆議院議員定数の過半数、233人に18人足りない215人にとどまり、どのような連立政権になるかが注目を集

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ドイツ語からの英訳がチンプンカンプンで

著者: 藤澤豊

雇ってもらった翻訳会社では、翻訳の質と生産性を考えて和文英訳と英文和訳に分かれていた。特定の領域に明るい翻訳者には、できるだけその領域か周辺の仕事を任せたほうが生産性はいいし、荒れた翻訳が上ってくることもない。同じことが

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Global headlines:資本主義、ポピュリズム、民主主義

著者: 野上俊明

<はじめに>  北朝鮮の軍隊がウクライナの戦場に派兵された。これからの推移にもよるが、本格的な参戦の端緒とすれば、これは戦争の影響がユーラシア大陸全体に及びかねないことを意味する。また、これは一方では「北朝鮮のロシア化」

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ショウほど素敵なものはない?政府が決める文化勲章なのに

著者: 内野光子

 投票日が27日に迫った、10月25日、政府は、文化功労者20人と文化勲章受章者7人を決定、発表した。受章者を誰が選ぶのかといえば、政府なのだ。「選ぶ」の主語は政府なのだが、主語なしで「今年の文化勲章は、・・・〇〇さんら

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