先ごろのニュースによれば、チリでは国民投票の結果、賛成多数で新憲法制定が確実になったようである。 1973年の軍事クーデターにショックを受けたわれわれ世代は、―それはアジェンデ一派に対する、また市民に対する、まことに生々
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
中学生だった私と祖父の天皇観の交錯
著者: 澤藤統一郎(2020年10月30日) 私の母方の祖父は赤羽幹という人だった。南部盛岡は八幡町の人。2男4女をもうけたが、早くに妻を亡くし、子のうち2人を養子にやって、男手で4人の子を育てたと聞いている。 その祖父が晩年に、大阪の郊
本文を読むハンガリーのコロナ事情と・・・
著者: 盛田常夫ヨーロッパ各地でコロナ第二波の勢いが増しています。ハンガリーも連日、2000名近い感染者が報告されており、来週からマスクの装着規制が強化されます。レストランでも実際の飲食時以外は、マスクの装着が義務化されます。ただ、周
本文を読む女川原発2号機はどうなるのか~再稼働反対の声が届かない
著者: 内野光子その後の女川原発2号 宮城県議会は10月22日、女川原発2号機再稼働を求める請願を採択、県議会は再稼働の容認を表明したことになり、村井嘉浩知事が近く、再稼働同意に踏み切るとみられている。10月23日には、東北電力女川原発
本文を読む菅義偉、こんな人物を我が国の首相にしておいてよいものだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月29日) 本日の衆議院本会議。共産党の志位和夫が代表質問に立った。日本学術会議会員任命拒否問題での切り込みは実にみごとだった。誰が起案するのかは知らないが、分かり易く具体的に問題点を浮かび上がらせた質問
本文を読む『巨匠』、解釈だったんだ
著者: 藤澤豊鶴見俊輔をいくつか読んで、ここは気分転換に加藤周一でも読んでみるかと、図書館で『語りおくこといくつか』を借りてきた。読んでいったら、江藤文夫との対談がでてきた。加藤周一も何冊か読んだことがあるだけで、江藤文夫にいたっては
本文を読む「タイらしさ」の脅迫と抵抗運動
著者: 野上俊明タイの首都バンコクで学生らの力強く意気盛んな反政府行動が続いています。かれらは2014年の軍事クーデタで権力を掌握し、2019年3月の総選挙で「民政府」首相の座に就いたプラユット首相の即時退陣と王室の改革を掲げて一歩も
本文を読む内閣総理大臣に、学術会議推薦の会員任命を拒否する裁量はない。説明責任を免れる根拠もない。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月28日) 臨時国会は、本日からスガ総理に対する代表質問の始まりである。これを報じる主要各紙の見出しは、首相答弁が学術会議新会員任命拒否の理由を説明していないことに、最大の関心を寄せている。もっとも、何か
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】393 ミヌルソMINURSO任期もう一年
著者: 平田伊都子2020年10月31日で、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)の一年任期が切れます。 2019年11月から1年間、ミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)は何をしたのでしょうか? グテーレ
本文を読む青は藍より出でて藍よりも青く、スガはアベより出でてアベよりも奸佞なり。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月27日) A この8年近く、アベ政権の愚劣さ醜悪さにはほとほとウンザリだった。8月末にようやく幕引きとなって、少しはまともな新政権誕生かと期待したが、結局はアベ承継内閣の成立だという。なんということだ。
本文を読む独裁者はいらない!! 「自助」よりもまず「公助」を
著者: 平 和代「目は口ほどにモノを言う」という諺がありますが、安倍前首相の政策継続を声高に宣言した菅首相の目には冷酷な視線が宿っております。安倍さんはヒトラーに似ておりましたが、菅さんはゲッべルスに似ていると感じています。 特にマスク
本文を読む映画『スパイの妻』パンフレットに感じる言論の不自由
著者: 岩田昌征ヴェネチア銀獅子賞映画『スパイの妻』を観た。 対米英戦突入の1年前、昭和15年・1940年の神戸が舞台だ。裕福な貿易商が満州を自家用映画カメラを持って観光旅行していて、全く偶然に日本帝国関東軍の細菌戦とそこにおける没
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(279)
著者: 本間宗究(本間裕)驕る平家は久しからず 「歴史を学ぶこと」と「歴史を経験すること」では「雲泥の差」が存在するものと感じているが、具体的には、現在の「マイナス金利」のように、「歴史的な大変動」の渦中にいると、「ほとんどの人々が、現状や未来展
本文を読む核兵器禁止条約の発効 ー 国民に朗報、政府に悲報
著者: 澤藤統一郎(2020年10月26日) 一昨日(10月24日)、国連が、核兵器禁止条約の批准国数が、条約の発効に必要な50ヶ国・地域に達したと発表した。同条約は、90日後の来年(2021年)1月22日に発効することになった。 同条約
本文を読むお江戸舟遊び瓦版786号/「デンマークにおける自治体主導による 社会保障と住民主体の活動」
著者: 中瀬勝義公正な税制を求める市民連絡会 「デンマークにおける自治体主導による社会保障と住民主体の活動」 を紹介します。 世界最高度の幸福の理由が判ります。 https://chikyuza.net/wp-content/uploa
本文を読む「大阪市廃止」の住民投票、最新世論調査で賛否逆転。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月25日) 11月1日、来週の日曜日に、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う大阪市の住民投票が行われる。もっとも、この投票で「大阪都」が生まれるわけではなく、府民の意見が聞かれているわけでもない。大阪市選挙
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(36)
著者: 横田 喬三上智恵さん――「騙された悔しさが原点」 辺野古の海の埋め立て工事の一端ぐらいは時に報じても、本土のマスコミは沖縄で進行している切迫した事態をちゃんと伝えていない。沖縄のテレビ局出身のこの人は、そんな現況を黙視できず、
本文を読む中国のサービス体制
著者: 藤澤豊熱意のないところから意味のあるものが生まれてくるとは思わないが、熱意だけではどうにもならない。 市場開拓は間違いなく進んでいる。何もないところから飛び込み営業でおしかけては会社や製品の紹介をくりかえして、製
本文を読むスガ会見の「前例踏襲拒否」こそ、実は三権分立を突き崩す暴挙なのだ。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月23日) スガ政権による日本学術会議新会員任命人事介入問題は、今の社会の政治勢力や言論界を二分する大きなせめぎ合いとなっている。 一方に、ゴリ押しする権力と権力にベッタリへばりつく親権力勢力がある。他方
本文を読むボルトン前米大統領補佐官の「遠攻近交」策を論ず
著者: 岩田昌征前米大統領安全保障担当補佐官 John Bolton ジョン・ボルトンとのインタビューを『朝日新聞』(令和2年・2020年10月2日)の紙面で一読。 「――中東やアフガニスタンからの米軍撤退にもトランプ政権は前のめり
本文を読む誰も言い出さない「オリンピック中止」~近頃の政党やメディア
著者: 内野光子10月23日の「東京五輪・パラリンピック大会推進本部」の会合で首相は、「コロナに勝った証しに」東京五輪開催への決意を示した。 「日本の陽性者数の推移」厚生労働省ホームページより 世界の各地で、とくにヨーロッパ諸国では、新
本文を読む悪名高き「10・23通達」発出の日に、その撤回を求める決意を再確認する。
著者: 澤藤統一郎(2020年10月23日) 今年も10月23日がめぐってきた。2003年のこの日、東京都教育委員会が悪名高い「10・23通達」を発出した。横山洋一教育長名だが、実質的には石原慎太郎という極右政治家の意図によるもの。今、日
本文を読む【日弁連会長声明】 日本学術会議会員候補者6名の速やかな任命を求める
著者: 日弁連https://bit.ly/3ksbvyd 菅義偉内閣総理大臣は、2020年10月1日から任期が始まる日本学術会議(以下「会議」という。)の会員について、会議からの105名の推薦に対し、6名を任命から除外した。この任命
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】392 イエスのマリアが西サハラ支援
著者: 平田伊都子イエスのマリアが西サハラの支援演説を、第75回国連総会第4委員会・脱植民地委員会でやりました。 マジな現代のお話です。 現存するイエスのマリアは、フルネームを<イエスのマリア・フェッレイラ>と言い、アンゴラ共和国の国連
本文を読むNHK経営委員長・森下俊三氏の経営委員罷免を求める各議院宛請願書と院内集会
著者: 澤藤統一郎(2020年10月22日) このたび第203臨時国会の冒頭に、衆参両院の各議長宛に、下記の請願書を提出します。また、請願書提出にあたっての院内集会をお知らせします。内容は、「NHK経営委員長・森下俊三氏の、経営委員として
本文を読むお江戸舟遊び瓦版785号/加藤久子『海に生きる 島に祈る』 ―沖縄の祭礼・移民・戦争をたどる―
著者: 中瀬勝義加藤久子『海に生きる 島に祈る』 ―沖縄の祭礼・移民・戦争をたどる― ボーダーインク 2020.8.31 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/10/6
本文を読むDHCとの決別。彼等を栄えさせて来た購買層は、果たして”右翼”だけだったのでしょうか ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第178弾
著者: 澤藤統一郎(2020年10月21日) ネットを検索していると、時に思いがけない記事に出会う。 本日、偶然に下記の「つ・ぶ・や・き」を見つけた。DHC商品の愛用者であったという女性の5年前の投稿。しっかりした文章で、なるほどと思わせ
本文を読む高支持率に気が緩んだか
著者: 小原 紘韓国通信NO651 安倍政治の継承を謳った菅新政権の乱行が心配だ。 政治を私物化した最長・最悪の首相として歴史に名を刻むはずの前政権の残り火に見えなくもないが、新政権は高支持率スタートに有頂天になって怖いもの知らずに見
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(278)
著者: 本間宗究(本間裕)デジタル革命の正体 現在、多くの人が想定していることは、「デジタル化の進展により経済が成長し、また、新たな収益源になる」という状況とも思われるが、私自身は、この点について、かつての「ビッグデータ資源説」と同様に、本末が転
本文を読むヤンゴン在住のC子さんへの手紙
著者: 野上俊明C子さんは東京外語大のビルマ語科を卒業するとすぐに発展途上国の某農業支援NGOに就職。その後その組織のミャンマー駐在員となり、軍政下のミャンマーに深くかかわるようになります。やがてミャンマー人男性と結婚し、いまは二人のお
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