8月2日(日)、芦田文夫・井出啓二・大西広・聽濤弘・山本恒人著『中国は社会主義か』(かもがわ出版 令和2年6月)の合評会に参加した。Zoom形式である。 瀬戸、境両氏の論評と大西、聽濤、山本三氏の応答が終わって、討論
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」 ー ようやく、雨降って地固まるの趣
著者: 澤藤統一郎(2020年8月7日) 今年(2020年)の「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」の準備は、例年にない波乱含みだった。一つは、3年越しの排外ヘイト団体「そよ風」の挑発妨害と、それに呼応した小池都政のイヤガラセ。そして、
本文を読む戦争体験者の魂が乗り移るとき ―敗戦75年に読んだ春日太一著『日本の戦争映画』(文春新書)―
著者: 半澤健市読み始めてしばらくは、戦後の戦争映画を恣意的に分類する平凡な書物だと感じた。 イデオロギーを排して「ニュートラル」な立場からという態度も消極的でつまらないと感じた。ところが読み進めていくうちに、不満の気分は残る一方で、
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】382 サラー 西サハラ難民アスリート ⑫昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない
著者: 平田伊都子「昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない」という名言を発したのは、IOC委員でパリ2024オリンピック組織委員のギィ・ドゥリュ元フランス・スポーツ大臣です。 彼は、<2020オリンピック>延期決定後の2020年
本文を読む「核抑止論は虚構に過ぎない」 ー 広島平和式典挨拶から
著者: 澤藤統一郎(2020年8月6日) 1945年8月には、忘れることのできない諸事件が重なった。8月15日は、日本の歴史を分かつ日として、日本人にとって忘れてはならぬ日。これに対して、8月6日は世界の人類全体が戦慄の感情をもって記憶す
本文を読むトランプ大統領、郵便投票に反発 大胆な「居座り論」も登場
著者: 隅井孝雄トランプ米大統領が7月30日、ツイッターで大統領選の延期を発言、数時間後の記者会見で撤回した。同時に書き込んだ郵便投票批判は変えなかった。 ▼トランプ郵便投票に反対、選挙延期は撤回 大統領選延期の理由にトランプが持ちだし
本文を読むお江戸舟遊び瓦版767号/希望のまち東京 知事選挙
著者: 中瀬勝義希望のまち東京 知事選挙 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/08/36bdae5be94a155ec1e508b36d03dbdf.pdf 〈記事出
本文を読む未だに切捨て御免
著者: 藤澤豊沢木耕太郎の『深夜特急』にインドの街でみたカーストの悪弊の話があった。カーストの下の人が荷物を運んでいるところにカーストが上の人が不注意でぶつかって、荷物が道に散らばってしまった。(なにをもってしてふつうというのかとう疑
本文を読むいまなお、ニホン刑事司法の古層に永らえている《思想司法=モラル司法》の系譜
著者: 澤藤統一郎(2020年8月5日) 関東学院大学に、宮本弘典さんという刑事法の教授がいる。 この方が、紀要「関東学院法学」(第28巻第2号)に、「ニホン刑事司法の古層・再論 1:思想司法の系譜」という論文を掲載されている。貴重なもの
本文を読むモンゴル語を失うモンゴル人
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(320)―― このほど、中国内モンゴル自治区では、2020年第2学期(9月?)からいくつかの市や旗(モンゴル人地域の行政単位で中国本土の県にあたる)において学校教育のすべてを「国家通用語」(=漢語すな
本文を読む青山森人の東チモールだより…指導者たちの意思不疎通という難関
著者: 青山森人20年前の今ごろ…… 20年前の今ごろ、つまり東チモールが国連暫定統治下にあった2000年の今ごろ、侵略軍による暴力から解放された歓びが、国際社会に押し付けられる理不尽さによる苦悩にとってかわられたときでした。そしてわた
本文を読む「第2回 平和を願う 文京戦争展・漫画展」開催のお知らせ
著者: 澤藤統一郎(2020年8月4日) 期間:2020年8月10日(月)~12日(水) 時間:8月10日 13:00~18:00 8月11日 10:00~18:00 8月12日 10:00~16:00 場所:文京シビックセン
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(267)
著者: 本間宗究(本間裕)京から富岳へ 2011年に「世界一のスパコン」となった「京」に続き、2020年には「富岳」が同様の座を占めることとなったが、この点に関しては、たいへん深い感慨を覚えている。つまり、「京」が世界一となった時には、「約8京円
本文を読む「政治・社会の腐敗堕落と幼児虐待」
著者: 合澤 清このところ世間の話題は専ら「コロナ禍」に向けられているようだ。東京の罹患者はここ幾日か幾何級数的に増加している。 政府関係者は、今になって初めてわかったかのように、PCR検査の不足、予防的措置の遅れ、罹患者の早期発見と入
本文を読むドイツ通信第158号 新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるのか(6)
著者: T・K生暑い夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 ドイツは気温が30度以上に跳ね上がっています。今が、夏休みのピークです。そして、コロナ感染数もうなぎ上りに増えてきました。私たちは7月11日から22日までの10日間、ギリシャのコ
本文を読む週刊ポスト「安倍首相を引きずりおろす」「今こそ落選運動を」特集の意味。
著者: 澤藤統一郎(2020年8月3日) 本日の各紙朝刊に、週刊ポスト(8月14・21日合併特大号)の大広告。イヤでも目に飛び込んでくる冒頭タイトルが、白抜きの「今こそ落選運動2020を始めよう」である。落選させようという対象に驚く。なん
本文を読む日本の外国人再入国拒否継続は非人道的 すでに4か月、解除の見通しなし
著者: 坂井定雄日本政府は、4月3日以降、4か月以上、日本国の在留資格を持っている日本在住の外国人の、再入国を原則拒否している。政府側の非公式な説明は、再入国の際の新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査態勢が整っていないためだとい
本文を読む安倍内閣は、速やかにコロナ対策臨時国会を招集せよ
著者: 澤藤統一郎(2020年8月2日) 梅雨は明けたか、 コロナはまだかいな。 コロナ明けるまで、 気が気でならぬ。 とにもかくにも 国会開いて審議を尽くせ。 一時はおさまっていたかに見え
本文を読む核兵器と戦争の廃絶に向け行動を 平和アピール七人委が被爆75年で訴え
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は8月1日、「核兵器と戦争の廃絶に向けて今こそ行動を―広島・長崎被爆75周年―」と題するアピールを発表した。8月6日に広島が、同9日に長崎が被爆75周年を迎えるのにあたり、今こそ核兵器と戦争の廃
本文を読むバンコクで「とっとこハム太郎」
著者: 藤澤豊もうご覧になった方も多いと思うが、ヤフーニュースがおもわず微笑んでしまうニュースを伝えてきた。タイトルは、「『♪大好きなのは納税者のお金』“ハム太郎”替え歌で反政府デモ タイ(2020年7月27日)」 https://w
本文を読むコロナには「無為・無策・無能・無気力・無責任・無節操」の「六無宰・アベ晋三」
著者: 澤藤統一郎(2020年8月1日) 今日から8月。未明に雨がやみ、梅雨空の雲が切れて東京は夏の陽が射しはじめた。しかし、今年の夏はいつもの輝く夏ではない。コロナ禍の夏、コロナに占領された囚われの夏である。感染はしたくないから、そのた
本文を読む福山市が市民に提供する無料風疹抗体検査を受けた福山市民のYさんが担当医師から受けた差別
著者: ピースフィロソフィー広島県福山市に住むYさんが、医療機関で差別を受けた。福山市は、妊婦が風疹に罹り、胎児が先天性風しん症候群になることを防ぐために、市民に、無料で、妊婦や妊娠を希望する女性やその家族に、風疹抗体検査を行っている。http:/
本文を読むいざ新居浜へ
著者: 藤澤豊いくらもしないうちに、丸の内の調達室から新居浜の事業所に紹介に行ってもらえないかと電話がかかってきた。 「やった」 自分でも呆れるというのか、情けないというのか、まるで勝ち戦に出ていくような気分だった。早速羽田から松山空
本文を読むポテトサラダ….云々
著者: グローガー理恵ちきゅう座に掲載された、村上良太氏の「話題になっているポテトサラダを作ってみた」を読んで、ノスタルジックな想いに駆られた。 子どもの頃、食料品店で買ってきて母と一緒に食べたポテトサラダ。 これは、今は「過去の夢」となって
本文を読む「総点検・安倍政権のコロナ『対策』」を特集する「法と民主主義」7月号購読のお願い
著者: 澤藤統一郎(2020年7月31日) 「法と民主主義」7月号(№550)の特集は「総点検・安倍政権のコロナ『対策』」である。僭越ながら、私が総論に当たる一文を書いている。だからというわけだけでもないが、だからということもあって、ご購
本文を読む様変わりのヒロシマ・ナガサキ コロナ禍で記念行事・集会が縮小や形態変更へ
著者: 岩垂 弘「広島原爆の日」の8月6日と「長崎原爆の日」の8月9日が近づいた。今年は「被爆75年」という節目の年とあって、どちらも例年を上回る大衆的盛り上がりが期待されていたが、新型コロナウイルス感染のパンデミックの影響をもろに受
本文を読む村井知事の再稼働同意を許さない県民の声を結集しよう!この秋が最大のヤマ場に
著者: 大井 有会報「鳴り砂」2020年7月号が発行されました 2020年7月20日 kazenokai_Contributor news, 鳴り砂 0 会報「鳴り砂」2-107号(通巻286号)2020.7.20. 会報「鳴り砂」2-
本文を読む政教分離の旗を掲げ続けた人 ー 西川重則さんを悼む
著者: 澤藤統一郎(2020年7月30日) 西川重則さんの逝去を本日(7月30日)知った。7月23日のことという。1927年のお生まれで享年92。死因は老衰と報じられている。敬虔なクリスチャンだったこの方。きっと、穏やかに神に召されたので
本文を読む駅頭で考える
著者: 小原 紘韓国通信NO645 作家の澤地久枝さんたちの提案に賛同、一市民として抗議活動を続けてきた。 「よく続きますね」と、からかわれることがある。私にとっては大切な表現の場であり、自分の気持ちを再確認する貴重な1時間にな
本文を読む古関裕而をめぐる動きから目を離せない(2)
著者: 内野光子さまざまなエピソードで盛り上げるのは 朝ドラ「エール」がきっかけになって、古関出身の福島市、福島県では、「古関裕而記念館」や地元の新聞や放送局、観光協会などが、「郷土の偉人」をめぐる情報やイベントを盛り上げている。先の「
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