評論・紹介・意見の執筆一覧

河井案里の議員失職は当然として、問題は河井克行起訴が実現するかである。

著者: 澤藤統一郎

広島地検が、自民党・河井案里参院議員の選挙運動員3名を逮捕したのが3月3日。その勾留期限が24日に迫っている。昨日(20日)来、処分内容の見通しが、各メディアで語られている。いずれも、「関係者への取材で明らかに」とされて

本文を読む

安倍内閣の刑事司法私物化を狙う「検察庁法改正案」を撤回せよ

著者: 澤藤統一郎

泥棒は夢を見る。警察官の人事をオレが握ることができれば、安心して仕事ができるんだが…。反社の諸君も夢を見る。検事の人事をオレが握ることができさえれば、心おきなく大きな仕事ができるだろうに…。そして、安倍晋三も夢を見る。検

本文を読む

NHKの会長、経営委員長!顔をあげて答弁せよ!~自分の言葉で語れない人々

著者: 内野光子

昨夜の日付が変わる頃、NHK総合テレビの11時45分から、来年度NHK予算審議がなされた3月17日開催衆議院総務委員会の録画が放映された。だれがこんな時間に見ますかね。視聴率がもっとも低い時間帯ではとも思う。フルでは、以

本文を読む

生徒たちへのコロナ感染防御よりも、「日の丸・君が代」強行が大切なのか。

著者: 澤藤統一郎

本日(3月19日)、「卒業式処分をするな!都教委要請行動」。32名の要請団に私も交じって、いくつもの課題について要請と質問を重ねた。 いくつもの課題の根底に、民主主義国家の教育の場にふさわしからぬ「国旗・国歌(日の丸・君

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(252)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀保有国債の大量償還 現在、「日銀が保有する国債の大量償還」が危惧されているが、この点に関する問題は、「本当の危機」が理解されていないことであり、私自身としては、「二つの危機」を憂慮している。つまり、最初が、「国債の償

本文を読む

報告】伊藤忠アビエーションは長距離巡航ミサイルの輸入をやめろ!東京・名古屋同時行動

著者: 杉原浩司

少し遅れましたが、3月9日に行った東京・名古屋での同時行動のご報告です。 こうした取り組みがもっともっと拡がってほしいと思います。 皆さんも「死の商社」に声を届けてください。こうした時だからこそ、一人ひとりにできるアクシ

本文を読む

DHCスラップ反撃訴訟最終法廷で5度目の勝訴 ―「DHCスラップ訴訟」を許さない・第174弾

著者: 澤藤統一郎

本日(3月18日)、コロナ禍のさなかの東京高裁511号法廷で、DHCスラップ反撃訴訟控訴審判決言い渡しがあった。おそらくはこれが、DHC・吉田嘉明と私との一連の訴訟において開かれる最後の法廷となる。 この事件が起きたのが

本文を読む

「緊急事態」の名を借りた権力の集中と人権蹂躙的統制に断固反対する ― 宗教者緊急声明紹介

著者: 澤藤統一郎

新型コロナウイルス対策のためとする特措法改正には、各界からの反対が強い。宗教界も例外ではない。 「信教の自由」を侵害する新型コロナウイルス対策のための特措法改正に反対する宗教者緊急声明(3月13日付)を紹介する。 呼びか

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】359 新型コロナウィルス情報震源地はWHO?UN?US?

著者: 平田伊都子

 「東京オリンピック開催は一年後にしたほうがいいでないか?」と、令和2年3月12日、トランプ米大統領が漏らすと、日本は東京オリンピックの中止・延期を巡って大騒動。     3月12日、ARDドイツ公共放送で、「東京オリン

本文を読む

青山森人の東チモールだより…政治ゲームはギリギリまで

著者: 青山森人

3月3日は、ベテラーノ(元戦士)の日 3月3日は「国民ベテラーノ(元戦士)の日」です。「3月3日」が「国民元戦士の日」と決められたのは、2016年の3月1日から3日までの3日間をとおして東チモールの元ゲリラ兵士や抵抗運動

本文を読む

森下俊三NHK経営委員長の辞任を求める署名にご協力を ー (転載・拡散のお願い)

著者: 澤藤統一郎

2020年3月16日 放送法を踏みにじり、NHKの番組制作を妨害した 森下俊三氏のNHK経営委員辞任を求める署名運動 へのご協力のお願い  民主主義と国民の知る権利を大切とお考えの皆さま NHKこそは国内最大の影響力を誇

本文を読む

アフガン戦争報道で、女性を忘れないBBC(下) タリバンと交渉した女性ファウジア・コーフィ

著者: 坂井定雄

 1996年から2001年のタリバンの支配下では、タリバンは女性たちの学校教育と雇用を禁止し、彼ら流の解釈による厳格なイスラム法を押し付けた。それには、石投げによる死刑とむち打ちが含まれた。  これまでの人生、アフガニス

本文を読む

9条改憲阻止の会 メール通信 20200315 <特集>新感染症対策からはじまるファシズム

著者: 9条改憲阻止の会

3月14日午後6時半からアカデミー文京において新感染症口実の非常時体 制を問う緊急討論集会と題して、緊急事態条項を含む新インフルエンザ特別措 置法の検討を軸に、新コロナウィルスの現状とその対策と政府による対応につ いて批

本文を読む

アフガン戦争報道で、女性を忘れないBBC(上) タリバンと交渉した女性ファウジア・コーフィ

著者: 坂井定雄

  2000年以来、反政府勢力タリバンに対してアフガニスタン政府軍、米軍主力の多国籍軍が戦い続けてきたアフガン戦争の報道で、BBC(英公共放送)はアフガン女性の現状と地位、主張をたびたび紹介してきた。今回のトランプ政権と

本文を読む

今日の首相会見~笑顔とワンチームで乗り切る?!

著者: 内野光子

一国の首相がする会見とは思えなかった。新コロナウイルス感染拡大対策、新型インフルエンザ等対策特別措置法改正の成立を受けての会見にしては、新しい政策、具体的な政策が何ら示されなかった。爆発的な感染拡大は見られない、1万人当

本文を読む

「緊急事態宣言」とは、かくも危険なものである。

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月13日)、新型コロナウイルス感染症を適用対象に加える「新型インフルエンザ特措法」の改正法が成立した。3月11日の審議開始からわずか3日間での成立である。内容は、新型コロナを法の適用対象に加えるだけで、ほかの規定

本文を読む

首相会見がシナリオに沿った「台本営発表」では知る権利に応えられない。

著者: 澤藤統一郎

松尾貴史が、絶好調である。日曜日の朝は、毎日新聞の「松尾貴史のちょっと違和感」が楽しみ。3月8日は「首相会見打ち切り、自宅直帰のワケ 聞かれてなぜ、うろたえる?」というタイトル。分かり易く、面白くて、ためになる。 ついで

本文を読む

DHCスラップ反撃訴訟最終(控訴審判決)法廷 ー 3月18日(水)13時15分。東京高裁511号 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第173弾

著者: 澤藤統一郎

来週の水曜日・3月18日13時15分。東京高裁511号法廷で、DHCスラップ反撃訴訟控訴審判決言い渡しがある。おそらくはこれが、DHC・吉田嘉明と私との一連の訴訟において開かれる最後の法廷となる。 事件が起きたのが、20

本文を読む

「ヘーゲル弁証法」がレーニンをパラダイム変換した!? 書評:『ヘーゲル弁証法とレーニンの哲学的両義性』ケヴィン・アンダーソン著 小原耕一・竹下睿騏・高屋正一訳(社会評論社2020.1月刊)

著者: 合澤 清

この本から受けた最初の印象は、こういう奇抜なアイデア(着想)は、アメリカ人学者に特有なものではなかろうか、という多少の訝しさであった。 しかし、著者の引用から察すると、既にアンリ・ルフェーブルやスラヴォイ・ジジェク、ラー

本文を読む

9年目の3月11日に、新型インフル特措法の改正に反対する。

著者: 澤藤統一郎

昨日が3月10日、東京大空襲によって無辜の非戦闘員10万人が虐殺された日。戦争被害だからとして到底甘受しえない、あまりに巨大で悲惨な体験。それまで多くの国民にとって、戦争とは外地で行われるものであり、危険は出征した男たち

本文を読む

「世界は中国に感謝すべし」ですって―中国の言論は自由です!

著者: 田畑光永

 コロナウイルス肺炎はまだまだ世界中に広まりそうだが、本家の中国では累計患者数が8万人を突破し、死者も3千人を越えたあたりで、さすがに勢いが衰えてきたようである。それは喜ばしいことなのだが、さてこの2か月ほどを振り返って

本文を読む