――八ヶ岳山麓から(292)―― この数年「中国経済は中所得国の罠にはまり始めた」「近々崩壊する」といった議論が論壇に繰り返し現れている。だが中国経済は減速したとはいえ、昨年もバブルははじけず、破綻もしなかった。だれが見
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
屋上菜園瓦版 151号
著者: 中瀬勝義台風15 号の猛威に驚きました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/09/acf37c915011a95a41e4a7761462dfe8.pdf 〈記事出典コード
本文を読む徴用工問題の法的関係は、こう考えるべきである。
著者: 澤藤統一郎田中均(元外務審議官)といえば、テロ煽動家・石原慎太郎から、「爆弾を仕掛けられて、当ったり前の話だ」と中傷されたお人。石原からこう言われているのだから、立派な人であることはお墨付き。以来、この人の言には耳を傾けているが、
本文を読む韓国で日本を想う―6日間の観光旅行を終えて (上)
著者: 小原 紘韓国通信NO614 9月8日、約1年ぶりに韓国へ向かった。5千円という格安のチケットにつられ、お粗末で理不尽な韓国批判に居たたまれなくなり、韓国の「風」に吹かれてみたいと思った。今年2月に亡くなった韓国語の先生(当時留学
本文を読む『「歴史認識」とは何か』(大沼保昭著聞き手江川紹子)と『「慰安婦」問題とは何だったか』(大沼保昭)
著者: 三上 治(1) 何かがあると、便乗本が書店に溢れる。テレビの大河ドラマが決まるとその主人公に因んだ本がどっと出てくる。例えば、ある年の大河ドラマに『西郷どん』(せごどん)が決定したら、西郷本(西郷隆盛に関する本)が店頭を占拠した
本文を読む『渦 妹背山女庭訓魂結び』(大島真寿美)を読む
著者: 三上 治(1) 芥川賞や直木賞の候補者が全員女性だと聞いた時は驚いたが、すぐに納得もできた。瀬戸内寂聴や佐藤愛子を上げるまでもなく、女性の老大家は元気だが、それに比せば男性の老大家たちの元気な姿は見かけないからだ。政治の世界は未
本文を読むご存知ですか。フジ住宅というヘイト企業があることを。
著者: 澤藤統一郎上には上があるというベきか。あるいは、下にはさらに下があると驚くべきか。オーナーの身勝手なヘイト志向の信念を従業員に押し付けるブラック企業としてはDHCが極め付けと思っていた。が、世の中は広い。DHCに勝るとも劣らぬ企業
本文を読む政府の悪辣な仕打ち。補助金不交付で表現の自由を圧迫。
著者: 澤藤統一郎「えっ、まさか。」「そこまでやるか。」「いくらなんでも,やり過ぎだろう。」というのが第一印象だった。文化庁の「あいちトリエンナーレ補助金不交付」問題である。主催の愛知県は、上からは国の、下からは名古屋市の挟撃に苦戦の感。
本文を読むドイツ通信第147号 ドイツ政治の分岐(3)
著者: T・K生ビショッフェローデのメモと資料をひっくり返していたら、1993年11月29日にも、この時は日本からのジャーナリストに同行して3回目の現地入りしているのに気づかされました。それほど衝撃的な印象を与えた工場占拠-ハンガー・ス
本文を読むDHCスラップ「反撃訴訟」判決言い渡しは、10月4日(金)13時15分。415号法廷で。
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ「反撃訴訟」判決言い渡しが近づくこの時期に、昨日に続いてのスラップ訴訟のご紹介だが、本日は朗報。スラップを違法と断じた判決(一審)のお知らせ。これは、幸先がよい。 まずは、こんなスラップの提訴があった。
本文を読む【動画紹介】「深層ニュース」に駐日イスラエル大使が生出演
著者: 杉原浩司【動画紹介】「深層ニュース」に駐日イスラエル大使が生出演 https://kosugihara.exblog.jp/239597835/ 9月24日(火)22時から、BS日テレで放映された「深層ニュース」に、ヤッファ・ベ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 699号
著者: 中瀬勝義望月衣塑子 新聞記者 を紹介します。 素晴らしい記者です!! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/09/9f8d58768aad8f56c1d7bfd65f24a9
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】337 排除された記者、庇う同僚記者、総長は気候行動一筋
著者: 平田伊都子2019年国連総会新議長ムハンマド・バンデ(元ナイジェリア国連大使)の議事進行で、第74回国連総会が9月17日から始まりました。 9月20日の定例記者会見でステファン国連事務総長報道官が、「国家元首が91人、副大統領が
本文を読む民放連あて要望書「政権寄りと思われる政治・選挙報道の検証を求める要望書~2019年参院選とその後の報道を受けて~」(2019年9月24日)
著者: 太田光征2019年9月24日に「平和への結集」をめざす市民の風として日本民間放送連盟を2人で訪ね、要望書「政権寄りと思われる政治・選挙報道の検証を求める要望書〜2019年参院選とその後の報道を受けて〜」をお渡ししてきました。 検
本文を読む岩田専太郎と小川原脩の戦争画
著者: 髭郁彦2019年6月4日から10月20日まで、東京国立近代美術館のMOMATコレクション展で、5点の戦争画が展示されている。藤田嗣治の「血戦ガダルカナル」(1944年:以後初出時に制作年をタイトルの後に表記する)、中村研一の「
本文を読むドイツ通信第146号 ドイツ政治の分岐(2)
著者: T・K生東ドイツ2州の選挙を終えて、1993年のビショッフェローデ(Bischofferode)カリ塩鉱夫のハンガー・ストライキに戻ってくるとは想像もつかなかったです。当時、私は大学のプロジェクトで一緒に活動していた学友と、彼の
本文を読む「差別を差別と非難し、デマをデマと断じることはメディアの役目。」
著者: 澤藤統一郎またまたの典型的なスラップ訴訟のご紹介。ヘイトスピーチへの批判の新聞記事が名誉毀損とされ、地方紙の記者が訴えられた事例。いま、ヘイトとヘイト規制が熱くせめぎ合っている川崎での事件である。 まずは、神奈川新聞社会面の今日(
本文を読む組織あっての自分はないでしょう
著者: 藤澤豊いくら話したところで、これといった答えなんかあるはずもないのに、どこかに答えのきっけぐらいという気がして、終わるに終われない。酒があるからいいようなものの、コーヒーとか紅茶だったらどうなるんだろうと思っていたら、風戸さん
本文を読むあらためて、高村光太郎を読んでみた(9)芸術院会員辞退のこと
著者: 内野光子光太郎の詩集の解説や評伝のようなものでは、彼の「反骨精神」の証として、あるいは、戦時下の活動やたくさんの戦争詩を書いたことへの「自省」の現れとして、芸術院会員への推薦を辞退したこと、しかも二度も辞退していたことを高く評価
本文を読むあらためて、髙村光太郎を読んでみた(8)晩年の「新しい天の火」
著者: 内野光子光太郎は、1956年4月2日、74歳の生涯を終えるが、その最晩年における、あるテーマの詩作品をさかのぼってみた。みごとに、雑誌の新年号、新聞の元旦号を飾る詩人であったことがわかる。これは、戦争詩を書いていた頃と変わりはな
本文を読む無能にして無為無策の政治家は、悪辣な政治家よりも数段罪が軽い。
著者: 澤藤統一郎台風15号の後遺障害がいまだに癒えていない。この台風到来の際に組閣された新閣僚の面々。ようやくご祝儀の提灯記事の灯は消えて、今は遠慮のない批判が交わされるようになった。 前回組閣が「在庫一掃内閣」であった。今回は、払底し
本文を読むお江戸舟遊び瓦版698号
著者: 中瀬勝義公益財団法人政治経済研究所 公開研究会 戦 後 歴 史 学 と 軍 事 史 研 究 『日本軍兵士』 を手がかりにして 「社会的連帯経済×協同労働」研究会 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-c
本文を読むあらためて、髙村光太郎を読んでみた(7)敗戦後、天皇をどうよんだか
著者: 内野光子光太郎は、前述のように1950年に『典型』という詩集を出版し、敗戦後の詩作品をまとめた。そこには、「暗愚小伝」という題でまとめられた20篇からなる詩があり、これは、雑誌『展望』の1947年7月号に一挙に掲載されたものであ
本文を読む二見伸吾(府中町議・共産党),渾身の「議場に日の丸」反対討論。
著者: 澤藤統一郎本日のブログは、やや長文だが理屈っぽくなく、読み易い。生き生きとした活動家の奮闘ぶりを紹介するもの。 広島県「(安芸)府中町」は人口5万余。県外の者には紛らわしいが、県東の「(備後)府中市」とは異なる。マツダの企業城下町
本文を読む敗北を「勝利」と思い込む革新派
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(291)―― 7月の参院選から3ヶ月たった。第4次安倍内閣の改造も終わった。いまさら参院選について何か言うことは気が引けるが、私は野党連合・国民民主党の羽田雄一郎氏当選のために、乏しい年金の中から(ほ
本文を読むあらためて、高村光太郎を読んでみた(6)戦争詩において天皇はどうよまれたか
著者: 内野光子「戦後、髙村をほんとうに苦しめたのは、天皇(制)の問題と、自分の詩をよんで人は死んでいったという問題だけであった」 (「髙村光太郎論」『吉本隆明全著作集8』勁草書房 1973年 171頁)とは吉本隆明のいうところであるが
本文を読む日の当たる場所で、ネトウヨ策動を許してはならない。
著者: 澤藤統一郎どんな内容のニュースなのか、急には呑みこめなかった。「『朝鮮通信使は凶悪犯罪者集団』杉並区議、本会議で発言」という見出しの朝日新聞記事のこと。 「東京都杉並区の佐々木千夏区議(46)が、区議会本会議で『朝鮮通信使』につい
本文を読む「〈近代の超克〉新論」に期待する
著者: 川端秀夫1 現代史研究会によって「廣松渉没後25年」の企画が立てられ、小林敏明氏が『〈近代の超克〉新論』というテーマで講演をされる。しかも『六四30周年シンポジウム/六四・天安門事件を考える』の一大イベントを企画され成功を収めた
本文を読む野党間の選挙共闘は難しい。
著者: 澤藤統一郎先日、日民協総会の折に、滋賀の玉木昌美弁護士と話をする機会があった。そのときに、参院選での滋賀の野党共闘の成立経過における興味深い事情を伺った。参院選の野党共闘候補となったのは、元滋賀県知事の嘉田由紀子さん。前回衆院選で
本文を読む《東電の天皇》の責任と、《本家の天皇》の責任と。
著者: 澤藤統一郎《東電の天皇》と異名をとって業界に君臨し、原発を推進してきたのが勝俣恒久元会長。福島第1原発事故の未曽有の規模の被害について、業務上過失致死傷罪で強制起訴されたが一審無罪の判決を得た(9月19日)。 「被害者らが提起し
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