評論・紹介・意見の執筆一覧

深刻化する「子どもの貧困」 - 日本生協連の調査でも明らかに -

著者: 岩垂 弘

 安倍政権は「アベノミクス」の成果を盛んに強調するが、アベノミクスが「子どもの貧困」を加速させていることが明らかになった。日本生活協同組合連合会(324生協加盟、全国の組合員数は2873万人)が昨年暮れに発表した「子ども

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靖国150年に再論 ― 「天皇と国家に子の命を奪われ、靖国に死後の子の魂まで奪われた『九段の母』の二重の悲劇」。

著者: 澤藤統一郎

私は、産経は読まない。が、産経人士が何を言っているかには関心がある。もちろん、批判の対象としてのことである。都合の良いことに、右翼言論を丹念に拾って配信してださる奇特な方が、何人かいらっしゃる。まことにありがたい。そのル

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《ハリウッドからホワイト・ハウスへ》-レトリック活動としての映画と政治の同型性・同質性-

著者: 内田 弘

[映画俳優レーガンは大統領になれるか] 1980年のことであるから、いまから約40年前のことである。映画俳優ドナルド・レーガンが大統領に立候補した。すると、或る知人が「たかが映画俳優に、アメリカの大統領など成れるはずがな

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】306 春一番、西サハラ代表団ベルリン入り

著者: 平田伊都子

 あなたの所では、春一番が吹きましたか?  春の訪れを告げる、砂漠の春一番・砂嵐が、西サハラ難民キャンプに訪れました。 砂嵐に誘われて、アメリカ超党派議員団やEU議員団、ドイツ議員団、フランスのNGO団体などが、アルジェ

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吉田嘉明よ、何ゆえにかくも頑なに出廷を拒否するのか ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第149弾

著者: 澤藤統一郎

私(澤藤)が、当事者になっているDHCスラップ訴訟。第1ラウンドは、DHC・吉田嘉明が私を被告として、6000万円の損害賠償請求訴訟を提起した。私の言論がDHC・吉田嘉明の名誉を傷つけたというのだ。言論の自由を弁えぬ輩に

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第五福竜丸の受難を描いた新ドキュメンタリー映画 ― 「西から昇った太陽」

著者: 澤藤統一郎

1954年3月1日、アメリカは太平洋ビキニ環礁で史上最大規模の水爆実験を行った。「ブラボー」と名付けられた広島型原爆の1000倍の破壊力を持つ水爆は、爆心から160キロ離れたマグロ漁船「第五福竜丸」(静岡県焼津市)に死の

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朝鮮人を殺そうとした日本人と、身を呈して救った日本人と

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月1日)、石川逸子さんをご自宅に訪ねた。石川さんは知られた詩人であるが、花鳥風月や雪月花を詠む人ではない。被爆者・戦争犠牲者・日本軍「慰安婦」・徴用工など、常に虐げられた人・苦しい境遇の人、そしてひっそりと忘れら

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「3・1独立運動」 100周年記念式典の文在寅演説紹介

著者: 澤藤統一郎

本日、韓国は「三一節」。「3・1独立運動」を記念する日として祝日になっている。100年前の今日、ソウルのパゴダ公園(現タプコル公園)で、独立宣言文が読み上げられ、「独立万歳」を叫ぶ大きなデモ隊がここから出発した。これを端

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(217)

著者: 本間宗究(本間裕)

光と色 約2500年前に「仏教」が誕生し、「色」という概念が紹介されたが、このことは、約2000年前に誕生した「キリスト教」が教える「光」と同様の意味を持っているものと考えている。つまり、どちらも、「現実の世界」、そして

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『ふぇみん』より、「広河隆一性暴力事件が突きつけるもの」玉本英子・乗松聡子 From FEMIN: Eiko Tamamoto and Satoko Oka Norimatsu comment on photojournalist Hirokawa Ryuichi’s sexual assault allegations

著者: ピースフィロソフィー

「ふぇみん婦人民主新聞」2月25日号に、「広河隆一性暴力事件」特集が出ました。「ふぇみん」の許可を得てここに転載します。どうか拡散してください。 ふぇみんのトップページはここ⇒ https://www.jca.apc.o

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日帝朝鮮支配に抗う魂の果敢性・透明性-映画「金子文子と朴烈」を観て-

著者: 内田 弘

[主題曲「イタリアの庭」の郷愁] 東京・渋谷の長い宮益坂を登って、映画館「イメージ・フォーラム」で、イ・ジュンイク監督作品「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」を観た。会場はほぼ満席である。上映中の静寂の会場は、哀切の感情で満

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菅官房長官発言「あなたに答える必要はありません」の「あなた」とは、主権者国民のことだ。

著者: 澤藤統一郎

昨日(2月26日)午後の記者会見で、菅官房長官は東京新聞望月衣塑子記者に対して、「あなたに答える必要はない。」と言い放った。何という傲慢な態度。「あなた」とは、耳に痛い質問をする国民すべてのことだ。望月記者は多くの国民を

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平成30年(2018年)も自殺者減少が続く――アベノミックスの功か否か――

著者: 岩田昌征

 私のトリアーデ体系論は、近現代史が実証した作動可能な経済システムに三類型あると主張する。自由→私有→市場→の系列であるMシステム、平等→国有→計画→の系列であるPシステム、友愛→社会有→協議→の系列であるCシステム。そ

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皆様、けっしてDHCの製品を購入することのないよう、お気をつけください。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第148弾

著者: 澤藤統一郎

韓国ピースツアーにご参加の35名の皆様に、この場をお借りして三つのお願いを申しあげます。  一つ目が、DHCという会社の商品をけっして買わないこと。  二つ目が、DHCという会社の商品をけっして買うことのないよう、お知り

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朝鮮半島、アジア、全世界の平和と安定を - 世界平和アピール七人委が訴え -

著者: 伊藤力司

 世界平和アピール七人委員会は2月26日、第2回米朝首脳会談が27、28日にハノイで開かれるのを前に、朝鮮半島、アジア、全世界の平和と安定を求めるアピールを発表した。  世界平和アピール七人委員会は1955年、ノーベル賞

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日本は果たして民主主義国家か。 ― 「辺野古新基地建設NO!」の沖縄県民投票結果が問うもの。

著者: 澤藤統一郎

日本は民主主義政体の国家である(はずである)。民主主義とは、民意に基づいて国家を運営することである(はずである)。特定のテーマで、圧倒的な民意が明確に示された場合には、政策の選択においてこれに従うべきが民主主義の常道でな

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