地元紙イラワジ紙で、この9月、ナンルインという若い女性記者が、注目すべき論説記事を二本書いています。総勢50人を超えるイラワジ紙記者の半数以上が女性記者で、しかも年々彼女たちの取材能力が向上しているのは、目立たないもの
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
ヤマトを変えるのは沖縄から、明日の知事選からだ。― 「アジぶら通信が紹介する玉城デニーの人間像」
著者: 澤藤統一郎明日(9月30日)は、いよいよ沖縄知事選挙。嵐の中の選挙の様相だが、天候だけでなくこの選挙が象徴する政治状況も大きな嵐の中にある。「オール沖縄」側の勝利は、アベ政権に大きな打撃を与えて、日本の政治状況を変革する展望につな
本文を読む意見の近親性は意見の簒奪を正当化しない──周回遅れの読書報告(その75)
著者: 脇野町善造古い週刊誌(『エコノミスト』1999年11月2日号)に、金子勝『反グローバリズム』に対する間宮洋介の書評が掲載されている。「精緻な議論で、米主導のグローバリズムを切る」という小見出しが付されている。この小見出しからも判
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 612号
著者: 中瀬勝義全国沿岸漁民フォーラム 「水産庁『漁業制度改革案』の問題点をさぐる」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/09/f57b9872e494f0ec3a7
本文を読む沖縄知事選挙明後日に ― フェイク選挙との闘いだ
著者: 澤藤統一郎ひとつの地方選挙が、これほどにも注目されることは珍しい。その沖縄知事選挙の投開票が明後日、9月30日に迫ってきた。 この選挙の帰趨は、アベ政権の外交や安保政策の前途を占うことになる。改憲阻止運動の成否にも大きく影響する。
本文を読む【報告】ソフトバンクから残念な回答書が届きました
著者: 杉原浩司9月28日、ソフトバンクから、「ISDEF Japan」(イスラエル軍事見本市)への出展・協賛・プレゼンの中止に関する公開質問状への回答書が届きました(配達証明郵便だったため、受け取りまでに時間がかかりました)。 内容は
本文を読む樹木希林の「戦争ドキュメンタリー」 ― ユーモラスな女優の胸底にあるもの ―
著者: 半澤健市《『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』》 2015年秋に「東海テレビ」(東海テレビ放送株式会社・名古屋本社)は、『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』という番組を放映した。1本約90分、6本の大作である。
本文を読む「9.26「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動」報告 ~地に落ちた原子力規制委員会、直ちに解散せよ~
著者: kimura-mとうとう、9月26日午前の定例会議でに原子力規制委員会が東海第二原発の設置変更許可を決定した。この日、私たちは10時から13時まで抗議行動をした。 9.26「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動 ~設置変更許可認可す
本文を読む祝・「植村隆氏、金曜日の社長に就任」
著者: 澤藤統一郎「植村裁判を支える市民の会」のホームページが素晴らしく充実している。支援の質の高さを示して、さすがというほかはない。URLは以下のとおり。 http://sasaerukai.blogspot.com/ そのサイトの昨日
本文を読むハンガリーへの7条制裁を求める報告が可決
著者: 盛田常夫欧州議会決議-前例のない制裁決議 9月12日の欧州議会は、オランダの緑の党に属するオランダのサンジェルティーニ議員が提案したハンガリーへの制裁提案を可決した。欧州議会が加盟国の制裁提案を可決したのは初めてで、昨年12月
本文を読むアメリカの若者に社会主義旋風。さて、わが国では?
著者: 澤藤統一郎昨日(9月25日)の赤旗、1面左肩に「米 若者が社会主義旋風」「格差問い予備選で番狂わせ次々」と大きな見出し。さらに3面にも大きな見出しの大型記事が続いている。「社会主義旋風起こす米国の青年」「わたしたちは資本主義の失敗
本文を読む国連「家族農業の10年」と「小規模伝統漁業・養殖業に関する国際年」
著者: 澤藤統一郎「浜の一揆」訴訟の控訴審。第2回法廷が来週火曜日。10月2日(火)午後1時30分、仙台高裁101号法廷である。 当方(控訴人・漁民側)が準備書面を提出し主張を述べることになる。この法廷で、二平章氏(北日本漁業経済学会会長
本文を読むDHCテレビ番組のYouTube配信一部停止 ― 「差別的動画」通報運動の盛り上がり
著者: 澤藤統一郎インターネット動画配信事業者である「DHCテレビ」、フルネームは「株式会社DHCテレビジョン」。あの吉田嘉明が代表取締役会長の任にあり、株主は株式会社ディーエイチシーだけという一人会社。この業者が配信する番組「ニュース女
本文を読むビール瓶が足りない?
著者: 藤澤豊ざっと原稿を書いて、適当にねかしておく。何日か経って推敲しては、またねかしてをなんどか繰り返しているうちに、フォルダーのなかで、あれこれの原稿に混じって、ねかしておいたことを忘れてしまうことがある。 そんなファイルをみつ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 611号
著者: 中瀬勝義2018 GSEF5 ビルバオ大会 「日本実行委員会」プレフォーラム を紹介します https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/09/24239f90adbb8e4551
本文を読む《消費せよ、しかし沈黙せよ》― 試練に立つ現代民主主義 ―
著者: 内田 弘[アフリカからの留学生の密かな訴え] 以前に、この「ちきゅう座」でつぎのような経験談を書いたことがある。 かつて、3月下旬のイースターで閑散としている或る外国の学生食堂で朝食をとっていると、「ご一緒してよろしいでしょう
本文を読む投票用紙に特定の候補者名を記載した場面を撮影して報告を求める」行為には、公職選挙法第228条1項(投票干渉罪)に該当する疑いがある
著者: 澤藤統一郎9月20日付のリテラに、横田一記者が、インパクトのある記事を掲載している。「沖縄県知事選で佐喜真陣営が公共事業予算アップをエサに建設業者を選挙運動に動員! 投票した人リストまで提出させ…」と題するもの。今、沖縄で何が起こ
本文を読むイデオロギーよりアイデンティティだ
著者: 小原 紘韓国通信NO571 翁長氏急逝に伴う沖縄県知事選は氏の遺志を受け継ぐ玉城デニー氏と佐喜眞淳氏による事実上の一騎打ちとなった。 翁長氏が辺野古基地に反対し続けた理由は基地を当然のように押し付け、基地公害を放置する政府に対す
本文を読む「異邦人たれ」──周回遅れの読書報告(その74)
著者: 脇野町善造昔、抜粋を書き写したカードを小さな箱のなかに入れて机の上においていたことがあった。かっこよく言えば、「未整理カードボックス」とでもいうものである。実際には随分長いこと整理してないカードボックスもあった。ある時、意を決し
本文を読むアベ3選の今、アベの改憲意欲に吹く嵐。
著者: 澤藤統一郎自民党総裁選が終わった。「石破善戦・安倍意外の苦戦」というのが大方の評価。注目は、この結果を受けての改憲情勢。さて、どうなっているのだろうか。 もちろん、アベ自身は空元気にせよ、改憲を言い続けなければならない立場。3選後
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】282 虐げられた人々のジュネーブ国連人権大会
著者: 平田伊都子2018年の第73回国連総会は、9月18日(火曜日)に開会されました。 9月25日(火曜日)から。国連事務総長や国連総会議長、及び国連加盟国(現在193か国)等の元首級代表がスピーチをする一般討論が行われます。 今年の
本文を読む連続2000回目の蟷螂の斧。今後も意気軒昂に振りかざし続けよう。
著者: 澤藤統一郎本日で、「憲法日記」連続2000回である。2013年4月1日から連続更新を広言し、この日を第1回として本日が2000回目。2000日間、およそ5年6か月。毎日途切れなく書き続けてきたことになる。しかし、達成感には大きく
本文を読む「戦力不保持」こそ最善の自衛
著者: 醍醐聡2018年9月21日 専守防衛に代わる不戦の戦略 では「専守防衛」に代わる不戦の砦はなにか? 結局、どの国からも武力攻撃の標的になるような武力を持たない「戦力不保持」が最善の自衛であるという考え方が、シンプルではあるが、
本文を読む専守防衛は不戦の砦とならない
著者: 醍醐聡2018年9月21日 要約 はじめに、この記事と次の記事で私が言おうとしていることを要約しておく。専守防衛はなぜ不戦の砦にならないと考えるのか? 専守防衛に代わって何を不戦の砦にするべきなのかについての私の考えの骨子で
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(203)
著者: 本間宗究(本間裕)マネーのコスト 「マネー(通貨)」にも、当然のことながら、「製造コスト」や「流通コスト」が存在するが、このことは、「自動車」や「スマホ」などと同様に、「マネーという商品を生産し、移動させるためには、どれほどの費用が必要な
本文を読む沖縄知事選序盤情勢 「デニー優勢なれども予断を許さず」
著者: 澤藤統一郎注目の沖縄知事選。その帰趨が、辺野古新基地建設の成否を大きく左右する。のみならず、政局や改憲問題にも大きな影響を及ぼさざるを得ない。 沖縄とは、安保体制と日本国憲法体制との矛盾の結節点である。安保体制派(政権与党)と、日
本文を読む憲法と落語(その4) ― 「名人長二」では、無茶苦茶な刑事司法が語られている。
著者: 澤藤統一郎三遊亭圓朝とは、言わずと知れた落語界の大名跡。大名人として「大圓朝」とさえ言われる。大看板、大真打ち、大師匠。どこまでも「大」の付く別格の噺家。その技倆は伝説にのみ残されているが、幕末から明治の人とて録音はない。だから、
本文を読む毅然とした時代批判に感動する ―斎藤貴男『「明治礼賛」の正体』を読んで―
著者: 半澤健市《国策「明治150年」への果敢な反論》 ジャーナリスト斎藤貴男(さいとう・たかお、1958~)による70頁の小冊子は 安倍晋三の「明治礼賛」論を粉砕する快作である。 本書『「明治礼賛」の正体』は三章で構成され、第1章で
本文を読むスクラップブックの話
著者: 藤澤豊こりもせずに「グローバリゼーション」と「新自由主義」を演題にかかげたセミナーにでかけた。平日の夕方からのセミナーにもかかわらず盛況だった。 京大の先生が、セミナーのためだけに日帰りできてくださったという主催者の紹介を聞い
本文を読む変や~:ブラックボックスの米国
著者: 熊王信之トランプ大統領批判本の“Fear: Trump in the White House”が凄く売れているそうです。 発売間も無いのに既に書評も載っています。 この国でも、トランプ氏に勝手に貼り付けたイメージを再認識したい層
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