日曜日の散歩コースは、いつも上野に。変わり映えせず芸のない話だが、季節季節に趣は大いに異なる。本日(1月7日)、風は冷たいが透きとおるような好天。見るものすべてが光っているような景色。 本郷通りを横切り、赤門から東大キャ
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
研究ノート/「人権と国情」―ロヒンギャ危機に即して考える(1)
著者: 野上俊明<人権をめぐる問題状況> ミャンマーの民主化ウオッチャーの端くれとして現地の政情にある程度通じているはずの私にとっても、ロヒンギャ危機をめぐるNLD政府や民主化勢力の対応には驚きの念を禁じ得ませんでした。8月25日からの
本文を読むRobot-Proof: Higher Education in the Age of Artificial Intelligence (MIT Press) 「ロボット時代を生き抜くための高等教育」
著者: 村上良太未読だが、こんな本が話題になっているという意味で紹介したい。ビジネスインサイダーというビジネス関係情報のウェブサイトが、ハーバード大学の教授たちに大学生が必読の本を紹介してもらう特集をしており、その何冊かの推薦書の1冊
本文を読む植村隆バッシング反撃訴訟支援の今日的な意義
著者: 澤藤統一郎本日(1月6日)は、世田谷・成城ホールでの植村東京訴訟支援企画・「2018新春トークコンサート『忖度を笑う 自由を奏でる』(主催:植村訴訟東京支援チーム)に出かけた。招待券は1枚で、妻の席は当日券でのつもりだったが、40
本文を読む300人のユダヤ人を救った動物園を描いた息のつまる実話映画
著者: 醍醐聡12月16日 昨日の午後、近くのTOHOシネマに出かけ、「ユダヤ人を救った動物園」を観た。第二次大戦中のワルシャワで動物園を経営した夫妻(ヤンとアントニーナ)が園の地下室に動物園もドイツ軍の空襲に遭い、檻から飛び出して園
本文を読む新年に向けて New Year Prospects
著者: ピースフィロソフィー新年の挨拶を申し上げます。A Happy New Year, with the beautiful sunset at Lvshun Port which I captured on December 18, durin
本文を読む周回遅れの読書報告(その41) 国家と私有財産の起源を巡って
著者: 脇野町善造数年前に、私有財産と国家の関係を考えたことがある。エンゲルスの『家族、私有財産、国家の起源』の題名の順番のように、まず家族と家族の私有財産があり、それを守るために国家ができたと長い間思い込んできた。エンゲルス以外の多く
本文を読む民族差別主義者らの「弁護士懲戒請求の濫用」に歯止めを
著者: 澤藤統一郎昨年(2017年)暮の12月25日、下記の東弁会長談話が公表された。 https://www.toben.or.jp/message/seimei/post-487.html 「当会会員多数に対する懲戒請求についての会長
本文を読む将来を思う改憲派に現状維持の護憲派
著者: 藤澤豊改憲派は改憲の目的を隠し続けている。護憲派はその隠された目的を指摘しないで、改憲は反対だといっている。そんなことはないだろうが、目的を明らかににしないことを裏で合意しているのではないかと勘ぐりたくなる。そんな合意があろう
本文を読む「中国は法治社会か」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(246)―― 中国湖南省長沙の裁判所は12月26日、国家政権転覆扇動罪などに問われた人権派弁護士、謝陽氏に刑事処罰免除の判決を言い渡した。謝氏が罪を認めていることや、社会への危害の程度が低いことを理由
本文を読むアベシンゾーの「壊憲ことはじめ」
著者: 澤藤統一郎本日(1月4日)は、官庁の仕事始め。首相アベシンゾーは、さっそくの憲法違反ことはじめ。伊勢参拝と参拝後の年頭記者会見での発言と。 首相の伊勢神宮参拝は明らかな違憲行為である。 各メディアが報じるところによれば、安倍晋三首
本文を読む経産省前テントひろばニュース129号
著者: 三上治https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/01/6972e8ef9304a040065fb5fba7eb57e7.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:
本文を読む歳のはじめに「友愛政治塾」(西川伸一塾長)ご案内
著者: 澤藤統一郎関東の三が日は穏やかに晴れ渡り、この上ない好天に恵まれた。富士は、いつになく白く大きかった。スーパームーンという耳慣れない美称を誇示する満月が冴えわたった。接する人々の表情も穏やかな、まずは平穏な日本のお正月。これで、ア
本文を読むこいつぁは春から縁起がいいわぇ ― 南北に対話の萌し。
著者: 澤藤統一郎韓国・平昌での第23回冬季オリンピック・パラリンピック(平昌五輪)が問題を抱えたまま目前となっている。来月(2月)9日開幕で、25日までの17日間の日程だという。ドーピング問題でのロシア選手団の問題だけでなく、隣国北朝鮮
本文を読む明けましておめでとうございます。
著者: 澤藤統一郎万事多難を思わせる新たなこの年だが、正月は正月。穏やかに歳があらたまった。本日、東京は晴れて風がない。 年明けには、幾つかの歌を思い出す。 まずは、啄木である。「悲しき玩具」からの数首。 年明けてゆるめる心! うっと
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】241 犬も歩けば棒に当たる!
著者: 平田伊都子あけましておめでとうございます。 2017年も国連西サハラ住民投票は進展することなく終わりかけておりました。そんな暮れもグッと押し迫った時、除夜の鐘で打ち消すわけにいかないニュースが入ってきました。 去年は今年です。
本文を読む年の瀬に アベを許さぬ あ・い・う・え・お
著者: 澤藤統一郎いよいよ今日が大晦日。今年を振り返らねばならないのだが、そんな余裕を持ち合わせていない。ともかく、この1年の365日、途切れなく当ブログを書き続けた。非力な自分のできることはやった感はあるものの、世の泰平は感じられない。
本文を読む周回遅れの読書報告(その40) 木下順二の『巨匠』を加藤周一はどう理解したのか
著者: 脇野町善造加藤周一が『私にとっての20世紀』で木下順二の『巨匠』を紹介している。木下の『巨匠』は、ある俳優が青年時代に第二次世界大戦中に目撃した事件を語るという構成をとっている。その事件とは、ナチス占領下のポーランドのある町で、
本文を読む真正右翼・村上正邦が教えてくれる「元号存続の意味」。
著者: 澤藤統一郎昨日(12月29日)の毎日新聞朝刊「オピニオン」面の「論点」欄が、「現代日本と元号」の大型インタビュー記事を掲載している。インタビューに応じているのは、島薗進、鈴木洋仁、そして村上正邦の3名。 企画の趣旨を述べるリードの
本文を読む2017年の終わりに-大日本帝国の被害者全てに花を捧げた「白いポピーの催し」の報告 End of 2017: Report of the White Poppies Event in Vancouver
著者: ピースフィロソフィー日系カナダ人の月刊誌 『月報 Bulletin 』12月号に掲載された記事を転載します(写真は『月報』に掲載されたものと異なり、すべて筆者によるもの)。これが今年最後の投稿となります。下の後記も読んでください。Here
本文を読む子どもたちに天皇制を語る。
著者: 澤藤統一郎私にも小学生のころがあった。小学校2年生から親元を離れて寮生活という境遇だったが、その寮で「毎日小学生新聞」を読んだ。当時、小学生に向けた新聞は、この一紙だけだったはず。私は熱心な読者だった。 いまはもう記事の内容に記憶
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 560号
著者: 中瀬勝義東京湾再生官民連携フォーラム生き物生息場つくりPT 平成29年度マコガレイ産卵場調査 島嶼コミュニティ学会・持続可能社会研究チーム 旧藤野町まちの駅&トランジションタウン を紹介します。 https://chikyuza
本文を読む歌舞伎よりマンガに期待する
著者: 藤澤豊アメリカやヨーロッパの人たちと仕事をしていると、あまりに日本のことを知らないのに驚くことがある。距離的にも文化的にも遠い国であることを差し引いたにしても知らなすぎる。インターネットまで普及した時代、知る機会や手段がないか
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(178)
著者: 本間宗究(本間裕)変化を始めた日銀の異次元金融緩和 「11月13日」に「スイスのチューリッヒ大学」で行われた「黒田日銀総裁の演説」では、明らかな変化が見て取れるようだが、実際には、「リバーサル・レート」という言葉を用いて「金融緩和の副作用
本文を読む日韓両政府は、「慰安婦」問題について全面解決合意の権限をもたない。
著者: 澤藤統一郎本日(12月28日)文在寅韓国大統領が、2015年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意に関して、「手続き上も内容上も重大な欠陥があった」として、「この合意では慰安婦問題は解決されない」と表明した。現政権の検証によって、旧政権
本文を読む多文化主義国家カナダの教育から学ぶ:原京子 Learning from Canada’s Multiculturalism: Kyoko HARA
著者: ピースフィロソフィー『月刊 イオ』は、在日コリアンの「1、2世同胞の祖国、民族を想う心を受け継ぐとともに、在日コリアン同胞社会をネットワークしたいという気持ちを込めて1996年に創刊され」た雑誌です。 その『イオ』の10月号に掲載された、バ
本文を読む【報告】12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~
著者: kimura-m本日の原子力規制委員会への抗議行動の報告です。 行動報告「12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~」 暮れも押し詰まった12月27日(水)10時に原子力規制委員会が入っている六本木ファーストビル
本文を読む江東自転車エコライフ通信 162号
著者: 中瀬勝義東京タワーと赤坂サカス、東京駅を 巡りました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/12/a5a5536975ba9d8020d9dc793dd3538f.pdf 〈
本文を読む「安倍靖国参拝違憲訴訟・関西」最高裁判決について
著者: 澤藤統一郎まずは、以下の「抗議声明」をお読みいただきたい。 「2017年12月20日、最高裁判所第二小法廷は安倍首相靖国参拝違憲訴訟において、不当な上告棄却(および上告不受理)決定を下した。 そもそも本件参拝は、憲法第20条に明
本文を読む「10・23通達」は、国連自由権規約18条に違反する。
著者: 澤藤統一郎本日(12月26日)が東京「君が代裁判」第4次訴訟弁護団の今年最後の会議。 12月18日に控訴理由書は提出済みで、控訴審の第1回口頭弁論期日に向けて、都教委側の控訴理由書への反論と、控訴審進行の構成についての意見交換。
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