評論・紹介・意見の執筆一覧

脱原発後の再生をどう展望するか -大震災、原発惨事から一年を経て-

著者: 安原和雄

 東日本大震災、原発惨事から一年が過ぎて、被災地の再生をどう図っていくかが改めて論議の的になっている。単なる復興ではなく、やはり再生への新しい道をどう展望するかが問われている。  原発廃止はもちろんとして、脱原発後の「身

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「白鳥事件は冤罪ではなかった!」新資料・新証言による60年目の真実③ 

著者: 渡部富哉

特別インタビュー③  「白鳥事件は冤罪ではなかった!」 新資料発掘の日共元活動家が語る60年目の真実  特別インタビュー 社会運動資料センター・渡部富哉氏に聞く③                   聞き手:今西 光男、

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「白鳥事件は冤罪ではなかった!」新資料・新証言による60年目の真実② 

著者: 渡部富哉

特別インタビュー② 「白鳥事件は冤罪ではなかった!」 新資料発掘の日共元活動家が語る60年目の真実  特別インタビュー 社会運動資料センター・渡部富哉氏に聞く②                   聞き手:今西 光男、山

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3・25「南相馬子供マラソン」の即時中止を求める!

著者: すみ子リヒトナー

Aさんへ. 三浦万尚さんから福島子供マラソンの南相馬の情報です。こんな危険なことを許してもよいのでしょうか。ぜひ抗議の意思表明を!私は拡散を希望しています。何とかマラソンを止めたいです。(以下、三浦さんのツィッターより)

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デュピュイ・永倉千夏子訳『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー』明石書店、2012.03を読む(4・完)

著者: 石塚正英

1.問題の所在 2.システム的悪 以上(1) 3.システム的悪からの脱却 4.目に見えない悪 以上(2) 5.カタストロフィー 6.テクノ・セントリズムの終焉 以上(3)以下(4) 7.有限性の自覚 8.今後の課題 &#

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オーセル氏「自殺では現実を変えられない」焼身抗議の中止の呼びかけ

著者: 劉燕子

2012年3月9日 チベット人作家ツェリン・オーセル氏、元中国仏教協会副主席のアキャ・リンポチェ氏、チベットの詩人カデ・ツェラン氏らは連名で、チベットの人々へ焼身抗議の中止を呼びかける署名運動を始めました。小社刊オーセル

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国家の破綻をどう克服するか―大学講義のあいまに(4)

著者: やすい・ゆたか

教職哲学のコメントに次のように応答しておきました。 問 ヘーゲルの国家論に関連してですが、国家が調整しても、貧困が増大しているという問題がありますが、これはどうとらえればいいのでしょうか? 答 20世紀後半は福祉国家がか

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ドイツ・ブレーメンでの3.11脱原発行動に参加して

著者: すみ子リヒトナー

Aさま。以下のことは、南相馬で原発事故緊急援助センタ-長,の三浦万尚さんが知らしてくださいました。三浦氏とは個人的にコンタクトがあります。三浦氏は,日夜,住民を守る為に,ガイガー計器で,検査されています。彼は一人で,行動

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「白鳥事件は冤罪ではなかった!」新資料・新証言による60年目の真実 

著者: 渡部富哉

 特別インタビュー 社会運動資料センター・渡部富哉氏に聞く①                   聞き手:今西 光男、山城 オサム (インタビューは2月23日、東京・日比谷の日本記者クラブで行われた)  60年前の195

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心の防衛機制としての「退行」―東日本大震災によせて―(2)

著者: 唐澤太輔

未曾有の大震災から一年が経過した。町の復興が進む一方、まだまだ残された課題、今後予測される問題は数多く残っている。そのような中、現在、被災地を中心に、幼児(主に3~6歳)の「赤ちゃん返り」が多く見られるという。これらの現

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ペルシャ湾戦争とりあえず回避 -なお強気なネタニヤフ・イスラエル首相-

著者: 伊藤力司

ニューヨーク原油先物市場の価格はまだ1バレル100ドルを超えているが、3月9日の108ドル台をピークにここ数日は上げ止まっている。イランの核施設に先制爆撃をかけることを辞さないとしているネタニヤフ・イスラエル首相が、オバ

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デュピュイ・永倉千夏子訳『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー』明石書店、2012.03を読む(3)

著者: 石塚正英

1.問題の所在 2.システム的悪 以上(1) 3.システム的悪からの脱却 4.目に見えない悪 以上(2)以下(3) 5.カタストロフィー 6.テクノ・セントリズムの終焉 以下(4) 7.有限性の自覚 8.今後の課題 *注

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ロマン主義の真実 ―大学講義のあいまに(3)

著者: やすい・ゆたか

パッションで断絶を乗り越えようとするロマン主義についてシェリング哲学との関連で講義で説明しているだが、理解しがたいというコメントがあった。 シェリングは、スピノザ的汎神論に共鳴しており、木の中にも絶対者を直観しようとする

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巨星墜つ ―― 広島のシンボル・庄野直美氏が死去 -原爆被害の実相解明に尽力-

著者: 岩垂 弘

 「巨星墜つ」。その人の訃報に接して、まず私の脳裏に浮かんできたのは、そうした思いだった。その人とは、庄野直美・広島女学院大学名誉教授。2月18日、肺炎のため86歳で亡くなったが、庄野氏こそ、広島の反核平和運動のシンボル

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「幸せ」と「距離」―東日本大震災によせて―(1)

著者: 唐澤太輔

ハイデッガーによると「道具」とは、さしあたり「目立たなさ」の中にあるという。「道具」は「道具」として使用されている間は、我々に隠されているものなのである。「我々に隠されている」とは、つまり、我々に意識されていない(気付か

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デュピュイ・永倉千夏子訳『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー』明石書店、2012.03を読む(2)

著者: 石塚正英

1.問題の所在 2.システム的悪 以上(1)以下(2) 3.システム的悪からの脱却 4.目に見えない悪 以下(3) 5.カタストロフィー 6.テクノ・セントリズムの終焉 以下(4) 7.有限性の自覚 8.今後の課題 *注

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イラク戦争を忘れられた戦争にしてはならない(3)(4)

著者: 三上 治

イラク戦争を忘れられた戦争にしてはならない(3) アメリカのイラク侵攻時に掲げた「イラク自由化」「中近東自由化」という政治理念が一面であり政治経済的理由が詮索されたのは当然であった。これはイラクや中近東の石油支配であると

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