評論・紹介・意見の執筆一覧

これが[唯一の被爆国]の政府か。メディアか!

著者: 関 千枝子

10月23日の毎日新聞夕刊で見逃せない記事を見た。国連総会第一委員会で、核兵器の非人道性を訴え、核使用を国際法上非合法にする努力をするよう各国に求める声明を、スイス、ノルウエー、タイなど30か国以上が合同で発表したが、日

本文を読む

賢治作品の魅力は「くり返し」と「二面性」 -川村光夫著『宮沢賢治の劇世界』を読む-

著者: 岩垂 弘

 宮沢賢治ブームである。昭和初期の東北冷害に際し賢治が農民たちに献身的に奉仕したことが、東日本大震災を機に改めて多くの人々の関心を引いているからだろう。それに応えて賢治に関する情報を発信しようと、賢治の出身地の岩手県花巻

本文を読む

台湾「核一」、使用済み燃料乾式貯蔵施設の建設現場 【台湾訪問記 その2】

著者: 青山森人

台湾でも「中間貯蔵」のごまかし 9月29日11時20分ごろ、われわれを乗せたバスは「核二」の敷地から出て「核一」に向かった。バスはすぐ町のなかに入って、そして11時45分ごろ「核一」の門の前に到着した。「核一」と「核二」

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第222号(2012年10月24日)

著者: 青山森人

チモール海の攻防 孤軍奮闘ではなく、団結を 「共同開発区域」の天然資源開発をめぐる問題について、もう少し話を続けたいと思います。 東チモールの国家経費の90%以上をチモール海からの収入に依存しています。つまり東チモールが

本文を読む

台湾「核二」の低レベル放射性廃棄物施設 【台湾訪問記 その1】

著者: 青山森人

台湾原発の概観 この9月下旬から10月初旬にかけて台湾を訪問し、反核団体と地元活動家に原発のある町や放射性廃棄物場を案内してもらう機会に恵まれた。 尖閣諸島(台湾名は釣魚台)の領有権をめぐって台湾と日本の巡視艇が放水しあ

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第221号(2012年10月16日)

著者: 青山森人

「なぜ、そんなことをするの」 チモール海に浮かび上がる企業の業 タシマネ計画 シャナナ=グズマン首相は9月12日に国会で第五次立憲政府の政策大綱を発表しました。今年は「ささやかな勝利」として独立(「独立回復」)10周年を

本文を読む

尖閣に「領有権問題はない」は呪文にすぎない -野田内閣は中国と対座する勇気を持つべし-

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ(117) 自民党の安倍総裁は15日、党本部で来日中の米バーンズ国務副長官と会談した際、尖閣諸島問題について、「話し合いの余地はない。尖閣については領土問題はないのだから、われわれは1ミリたりとも譲るつもりは

本文を読む

福島原発事故と放射線による健康影響についてのWHOの報告書に対してのIPPNWドイツ支部Alex Rosen博士の批判

著者: すみ子リヒトナー

IPPNWドイツ支部のAlex Rosen博士の論文を要約しました。非常に貴重な情報です。 Alex Rosen博士が書かれたこの事実を、多くの人に伝えてください。 福島原発事故と放射線による健康影響についてのWHOの報

本文を読む

在日米軍は誰のためにあるのか ―パネッタ激励演説から見えてくるもの―

著者: 半澤健市

「日米同盟」に反対する人はほとんどいない。 ならば、「日米同盟」の軍事面の基本は何か。それは「日米安保」である。「日米安保」とは何か。米軍が外敵から日本を守り、その代わりに日本が米軍に基地を提供する。これが「日米同盟」の

本文を読む

日本での10.13アクションに連帯してパリ日本大使館前にて抗議行動 Fwd: Action In front of the Japanese Ambassy in Paris on the 13h October 2012, at 3. p.m Against the re-start of reactors in Japan – For the immediate stop to nuclear power worldwide

著者: 泉かおり

泉です。 日本での10月13日の再稼働反対デモに連帯して、パリでも同日、日本大使館前にて抗議行動があります。 Dear Kaori, For your information . Thank you to dissima

本文を読む

「日中韓の共同体」構想を提言 -毎日新聞「記者の目」に想うこと-

著者: 安原和雄

毎日新聞の「記者の目」に人目を引く主張が掲載された。国境を越える共同体、欧州連合(EU)に学んでアジアの日本、中国、韓国の3カ国も共同体作りに乗り出せ、という提言である。 提唱者の記者自身、「日中韓共同体は夢物語と思うだ

本文を読む

「福島原発事故の生物学的影響」 論文報告会のお知らせー愛知大学と名古屋YMCAにて 10月12日と13日

著者: 泉かおり

泉です。拡散お願いします。 先日、福島のシジミ蝶の奇形と、福島の高線量地域で採取した(シジミ蝶の餌である)カタバミの葉を与えられた沖縄採取の蝶の奇形に関する論文が、米の科学雑誌「Nature」に掲載され、世界各国では大き

本文を読む

子安宣邦 on Twitter 10月6日─領土問題、東アジアの新たな〈平和〉、戦後的体制の転換

著者: 子安宣邦

10月6日 TBSのサンデーモーニングをわりあいよく見ている。国際問題などについての自分の考えをまとめる上で参考になる。領土問題をめぐる今朝の議論は、緊迫的停滞といった現状通りに議論も停滞していた。諸論家も匙を投げたとい

本文を読む