依然として世界経済はリーマンショック以来の危機を脱してはいない。欧州に飛び火した金融危機は政府の債務問題や国債を抱えた金融機関の危機としてある。アメリカ政府はリーマンショックに際して大量の資金を導入によって金融機関や大
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(11)
著者: 本間宗究ティンバーゲンの定理 10月18日に行われた「バーナンキ議長の講演」には、大きなメッセージが隠されていたようだ。具体的には、「ティンバーゲンの定理」という言葉を使い、「大胆な金融政策の変更」を示唆していたのだが、こ
本文を読む名機カラシニコフ突撃銃が引退へ。ロシア軍、在庫整理と兵器現代化が狙い
著者: 浅川 修史世界で最も使用されている軍用ライフルが、旧ソ連が開発したカラシニコフ突撃銃である。戦争ものアクションもの映画に登場する定番ライフルである。カラシニコフはAKとかAKMライフルとも呼称される。ところが、世界で最も使用され
本文を読む珈琲ブレイク(2) —スナフキン・ライフ
著者: 木村洋平ノマド・ワーキング。ここ2年くらい話題になっている。決まったオフィスを持たず、移動しながら、自分の好きな場所で働く。 ノマドは、「遊牧民」の意味。典型的には、デザイナー、エンジニア、記者、フリーランスといった人たちが
本文を読む勉強とは何?働くってどういうこと? -中学生たちと企業経営者との交流-
著者: 安原和雄中学生と企業経営者との対話交流というユニークな試みが行われた。テーマは「勉強するのは何のため? 働くってどういうこと?」である。私が現役の中学生なら、参加してみたくなるような企画である。 基調講演「グローバル社会で求め
本文を読む11.3憲法集会「沖縄と福島、そして憲法」に参加して
著者: 合澤清11月3日、JR水道橋駅近くの「韓国YMCAスペースYホール」で行われた「憲法公布65年集会―沖縄と福島、そして憲法」に参加した。200名以上の方々が集まりメモを取りながら熱心に報告や講演を聞いていた。 当日の講師として
本文を読む原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビZDF番組から)
著者: 生方卓ドイツの代表的なテレビ局ZDFが以下のような衝撃的な映像を撮りました。どこの国の政府も、また政府系御用学者(研究者)も同じように真実を隠したがるようです。研究機関も同じです。研究機関はどこかしらの大手産業や政府などから仕
本文を読む米国病?を病んだ現代日本(その3)
著者: 大木 保リンカーンの病、理念なき「奴隷解放」宣言から独占資本の生い立ちまで・・ – ひとが心の病をあらわしているとかんがえられる根拠のひとつは、 そのひとの行動がそのひと自身にとって「何の利益にもむすびつかない」とこ
本文を読む10.26小金井市の「放射能測定室」訪問記
著者: 合澤清東京の小金井市には「放射能測定室」があります。10月26日の午前9時半にそこを訪ねました。この「測定室」は21年前の1990年9月、チェルノブイリ原発事故の後に主婦たちが市に働きかけて作らせたものです。全国でも珍しい先進
本文を読むドイツからの情報:ドイツのグリーン党政治家、ベーベル・フーンさんの福島訪問から
著者: グローガー理恵ドイツのグリーン党政治家、ベーベル・フーンさんが10月に福島を訪れました。 幸いにも、偶然なのですが、私は10月20日の朝、ラジオでフーンさんが、福島の印象を語っているのを耳にしました。普段の私は、調子の良いことばっかり
本文を読む老年医学への期待
著者: 後藤 重彌私は、1921年3月の生まれであるから、90歳をやや超えたことになる。生地は大分と宮崎の県境に近い佐伯市であるが、親父は大分へ出て眼科の病院を開いた。昔はトラコーマなどが流行ったので病院は繁盛したが、大分が戦災で全
本文を読む珈琲ブレイク(1) —カフェめぐりの愉しみ
著者: 木村洋平珈琲が好きで、いろんなカフェをめぐった。カフェの空間は、どこか安心する。穏やかな木目調の内装で、落ち着いて本を読む。民家風のカフェで、くつろいでおしゃべりする。にぎやかな都会でさえ、珈琲で一息つく。 そんな風なカフェ
本文を読む米軍普天間飛行場の辺野古移設計画は即時中止を -平和アピール七人委員会が訴え-
著者: 岩垂 弘人道主義・核兵器廃絶・日本国憲法擁護の立場から、平和問題で発信を続けている世界アピール七人委員会は10月25日、東京で「名護市辺野古への米軍普天間飛行場の移設計画は直ちに取りやめなければならない」とのアピールを発表した
本文を読む強い補完性を持つ日豪の国益は一致─ミラー新オーストラリア駐日大使講演
著者: 鈴木顕介オーストラリアのブルース・ミラー新駐日大使は26日日本記者クラブで着任以来初めての記者会見をした。 ミラー大使は冒頭の「日豪関係の将来について」と題した講演で日豪両国は「共通の関心事と強い補完性でつながっている。ほとんど
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(10)
著者: 本間宗究フラクタルから見る「金相場」 9月21日の「FOMC」以降、大量の「売り叩き」が、「貴金属」や「株式」の相場で起きたが、一方で、「先進国の国債価格」については、史上最高値圏に位置し、実質上、「まったくの無傷」の状況
本文を読む米国病?を病んだ現代日本(その2)
著者: 大木 保「自由の国」アメリカとは、英国植民地からの自由・独立のことにすぎない。 この国の官僚主義政権が発表する言葉はなべて、 つねに現実から回避・逃亡しようとするという意味で病理的である。 自分たち指導部にとって厄介で、困難な
本文を読む問われる科学者の責任 「NHK特集シリーズ 原発事故への道程(前編)『置き去りにされた慎重論』」へのコメント
著者: 諸留能興2011年9月18日に放送されたNHKETV特集 シリーズ 原発事故への道程(前編)「置き去りにされた慎重論」の再放送が、最近(10月23日PM16:00)、また再放映された。 隠されていた貴重な証言の数々が報道され
本文を読む協同組合憲章草案にパブリックコメントを -協同組合年全国実行委が呼びかけ-
著者: 岩垂 弘2012年は、国連が定めた「国際協同組合年」。経済システムの一つである協同組合をもっと発展させるために世界中の人々が一年間かけて協同組合に対する理解を深め、協同組合を成長させるためにこぞって努力しようという趣旨で設けら
本文を読む「原子力平和利用」受容は第二の敗戦 -書評 『原発とヒロシマ―「原子力平和利用」の真相』(岩波ブックレット)-
著者: 半澤健市《我々はなぜ原発を受け入れたのか》 原爆被爆国であり地震国でもある日本がなぜ原発を受け入れたのか。 この素朴な疑問に答えることは、戦後日本の総体を徹底的に総括することと同義である。私はそう考えるようになった。それにして
本文を読む福島第一原発事故から7ヶ月が経過した今、危険な誤った考えが、また浸透しつつあります
著者: 諸留能興3・11福島第一原発事故から7ヶ月が経過した今、危険な誤った考えが、また浸透しつつあります。原発の新しい「安全神話」が、これほどの甚大な被害と、放射性物質の環境への垂れ流し状態が、今も進行中だというのに・・! 全く
本文を読む米国病?を病んだ現代日本(その1)
著者: 大木 保政治には「まったくの不信と警戒」だけをもっていろ。 — このあたりではそろそろ銀杏が黄葉してきました。 さまざまな生きものが冬を意識しはじめているようです。 だがこの国の人間社会では冬がもう何年もいすわったま
本文を読むおかしいと言えば、こちらの裁判もそうだね(二)(三)
著者: 三上治(二) 10月17日 立花隆が「週刊現代」で小沢一郎の悪口を書いている。「小沢一郎よ、お前はすでに終わっている」という表題の文章で小沢一郎の裁判批判を反批判しているのである。例によってカネにまつわるうわさ話を真実のよ
本文を読む『ハイチ震災日記』を読む
著者: 宇波彰最近、カナダに住むハイチの作家ダニー・ラファリエールの『ハイチ震災日記』)(立花英裕訳、藤原書店)を読んだ。私がハイチ人の作品を読むのは、これが初めてである。ハイチは2010年1月12日に、死者30万人という被害をもた
本文を読む白樺派文人ゆかりの地・我孫子市を訪ねて(1)~(3)
著者: 醍醐聡白樺派文人ゆかりの地・我孫子市を訪ねて (1) 大逆事件/針文字書簡の受取人・杉村楚人冠の足跡を訪ねて 10月12日(水)、連れ合いといっしょに我孫子市に出かけた。標題に「白樺派文人ゆかりの地」と書いたが、きっかけは
本文を読む童子丸開「現代世界最高の知性の一人 リン・マーギュリス博士、科学と911事件を語る」
著者: 松元保昭9・11事件を追究し続けてきたバルセロナの童子丸開さんが、マサチューセッツ大学のリン・マーギュリス博士が語る「科学と911事件」を紹介するとともに、福島原発事故に襲われている「現代という虚構の文明」について論じています。
本文を読む「10・16 変えよう!日本と世界 反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都」の報告/「集会宣言」
著者: 諸留能興**転送転載 自由** 「10・16 変えよう!日本と世界 反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都」の集会が、本日16日、晴天に恵まれ、 京都丸山野外音楽堂で開催され、約900人の参加者が参加しました。 反戦・反
本文を読む「五感で捉えられない放射能」とどう向き合っていくか―「風評被害」とは国の責任放棄ではないのか
著者: 坂井えつ子福島第一原発事故以降、私の住む東京・小金井市にも放射能が降り注ぎました。無用な被ばくは避けたいと思っているので、洗濯物や水道水、空間線量など気にして生活していたのですが、緊張感を持ち続けるのもなかなか困難です。現在は時折
本文を読む有名な銀行、証券会社とは付き合わない。東京郊外資産家 生き残りの知恵
著者: 浅川 修史あなたがもし資産家で、ゴールドマンサックスやスイスのプライベートバンクなどが近寄ってきたら、すぐに退散ねがうことだ。「スイスのプライベートバンクと取引できるほど、資産家として認められた」と感激したら、ハゲタカの餌食にな
本文を読むなぜiPadは売れるのか? —「魔法のようなデバイス」
著者: 木村洋平Apple社のiPadは、2011年4−6月に、タブレット端末の世界市場で68%のシェアを誇った。ほかには、Google社のOS、Androidを搭載した端末が27%(この二つで95%)だから、かなりのシェアである。ま
本文を読む欧米の上層階層を再生産する装置=寄宿学校。金正日氏の子供や孫も通う
著者: 浅川 修史連合王国や合衆国でなぜエリート階層の再生産ができるのか。「売り家と唐様で書く三代目」ということわざのある日本人にとって大いなる謎である。 その理由の一つとして挙げられるのが、ボーディング・スクール(寄宿学校)による厳
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