昨年三・一一以来、日本における原子力発電の歴史を調べてみると、一九八〇年代後半から九〇年代初めが大きな転機であった。ソ連のチェルノブイリ原発事故から「グラースノスチ」=情報公開が認められ、東欧革命・冷戦崩壊・ソ連解体に至
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(25)
著者: 本間宗究大事件の背後には、必ず、大きな原因が存在する 「因果応報」という言葉のとおりに、世の中には、間違いのない因果関係が存在する。つまり、「大事件が起きた時には、それまでに、大きな原因が存在した」ということであり、「国家財政が
本文を読む規制庁準備室との会合報告
著者: 満田夏花先方:森本英香・原子力安全規制組織等改革準備室長 黒木慶英・同副室長 小沼信之・同室員 当方:服部良一・衆議院議員、 宇佐美秘書 阪上武、長谷川克己、森園和重、高木章次、七戸わこ、小川幸子、氏家雅仁、 杉原浩司、小島俊郎
本文を読む世界知る権利デー記念フォーラム: 原子力発電所と情報公開~福島原発事故以前、以後の世界
著者: 三木由希子———————————— 世界知る権利デー記念フォーラム 原子力発電所と情報
本文を読む原発の即廃止は電力会社を破産させる。- So what?
著者: 理恵・グローガー日本政府は、2030年の原発依存比率と して、①20~25%、 ②15%、 ③0%の3つの選択肢を提案し、これを「パブリックコメント(意見公募)」と名づけて、意見聴取会、討論型世論調査を各地で行い、国民の意見を集計するこ
本文を読む放射能×自然と生命の循環 生活者として語り合おう再生可能文化を!
著者: 川元祥一テント談話室 「福島の牛と肉はどうなっている?」 課題提起 川元祥一 ゲスト 高城順さん 品川芝浦屠場労働者・部落解放同盟品川支部書記長 ◆畜産農家の多かった福島県浜通り。壊滅に等しい出荷量。 ◆品川芝浦屠場の「お得意先
本文を読む「慰安婦」問題の最終的解決は日本政府の国際的責務
著者: 宇井 宙増田都子さんが、「韓国紙:河野洋平氏「立場に変わりはない」VS産経紙」(9月6日「交流の広場」)の中で、朝鮮日報の2つの記事、すなわち「歴史問題、日本で「談話」修正論が浮上する背景」と「慰安婦:河野洋平氏「私の立場に変
本文を読むドキュメンタリー映画『陸軍登戸研究所』上映
著者: 清水竹人ドキュメンタリー映画『陸軍登戸研究所』チラシ 日本映画学校「人間研究」の授業の中から生まれた ドキュメンタリー映画『陸軍登戸研究所』240分の 上映があります。 日時:9月8日(土) 場所:明治大学駿河台キャンパス・リバ
本文を読む新刊書案内:『デモ! オキュパイ!未来のための直接行動』
著者: 園 良太お世話になってきた三一書房編で、仲間とともに共著で本を出版しました。 3・11以降の東京の直接行動の紹介と考察。ニューヨーク、パリ、釜山での 生存を切り拓く直接行動の闘いのレポート。そして日本のデモ規制や不当逮捕と どう
本文を読む新刊山本宗補写真・文『鎮魂と抗い~3・11後の人びと~』
著者: 山本宗補残暑お見舞い申し上げます。 ご無沙汰しています。山本宗補です。 今日はこれまで1年半にわたる「3・11」取材をまとめた新刊のお知らせです。 これまでの取材の多くはブログやTwitter、それにJVJAが発行するfotga
本文を読むロムニー候補を縛る米共和党の右旋回 -アメリカも「決められない」政治へ-
著者: 伊藤力司米フロリダ州タンパで開かれていた共和党全国大会は8月30日夜(日本時間31日午前)、共和党大統領候補に正式指名されたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が指名受諾演説を行って閉幕した。一方の米民主党も9月4日
本文を読む日本の議会制民主主義と民主主義
著者: 三上 治日本のメディアなんてこんなものなのだろう。『週刊文春』の今週号(9月6日号)が毎週金曜日の首相官邸前行動を主催している首都圏反原発連合のメンバ―と野田首相との会談を取り上げているので読んでみた感想である。題が「『反原発デ
本文を読む国会の体たらくを尻目に政治的意志と声を行動に
著者: 三上 治かつて複雑怪奇という言葉を発して辞任した首相がいた。平沼騏一郎である。彼は1939年の独ソ不可侵条約の締結にたいしてこれを発した。これに比べればこの間の野田首相の問責決議で自民党の取った行動などは可愛いものだと言えるかも
本文を読む消費税上げをめぐる朝日記者対論 -「増税は深刻な事態招く」に軍配-
著者: 安原和雄同じ新聞社内の記者が実名で賛否を論じ合うのは珍しい。朝日新聞は消費税引き上げを巡って記者対論を実践した。批判派は「消費増税は深刻な事態を招く」と論じ、一方容認派は「消費増税を先送りする口実は、もう許されない」と譲らない。
本文を読む米軍占領下における日本人インテリの能力活用の一事例 ―信書検閲官5000名の従米無精神とその普遍を覗く―
著者: 岩田昌征孫崎享の『戦後史の正体』(創元社)が広く読まれているようである。良い事だ。 ここで私は本書の評をしたいわけではない。孫崎大使が第三章「講和条約と日米安保条約」の一節「占領期の日本人には、象徴的なふたつの道がありました。ひ
本文を読む橋下徹言説に対する徹底批判 書評 -森田実著『「橋下徹」ニヒリズムの研究』(東洋経済新報社)-
著者: 半澤健市本書は森田実(もりた・みのる)による橋下徹(はしもと・とおる)論である。 一方は40年のキャリアをもつ政治評論家。一方は次代リーダー候補として注目されている若手政治家。勝負の結末はどうなるのか。 《『橋下語録』を繰り返し
本文を読むクローズアップ現代に送った意見~「“決める政治”を問う 野田首相に生直撃」を見て~
著者: 醍醐聡昨夜(8月27日)、「NHKクロ-ズアップ現代」で、「“決める政治”を問う 野田首相に生直撃」が放送された。番組専用のサイトの「放送予定」欄には次のような予告が記されていた(下線は醍醐が追加)。 野田首相に直撃 決める政
本文を読む南ドイツ新聞:脱原発は予想されたよりも格安―ドイツ人は電力料金を払い過ぎ
著者: グローガー理恵現在、ドイツで推進されている再生可能エネルギー促進のシステムは、決して完璧なものではありません。 固定価格買取り制度などを含めて、再生可能エネルギー促進するためのコストは、電力消費者が負担することになっています。しかし実
本文を読む領土パフォーマンス合戦によろこび勇むスカタンな面々!
著者: 大木 保消費税増税から目をそらせるために躍起の御用メディアのフレームアップ!・・ — ひとはよわいものですから、 孤立しては生きられません。 しかし、孤立をえらんでしまうときがあるものです。・・・ 生き難く、寂しく、
本文を読むカナリアは歌を忘れたか
著者: 藤田博司メディアよ、メディア、新聞よ、テレビよ。 心あらば、伝えてよ、わたしたち読者、視聴者の知りたいニュースを。 日ごろ、あなた方は言ってるじゃない? 国民の「知る権利」のために働くのが自分たちの仕事だと、 国民が関心を持つニ
本文を読む世界映画史上のベストワンは『東京物語』 ―英映画専門誌の監督投票で―
著者: 半澤健市英国映画協会(British Film Institute)発行の映画専門誌「サイト・アンド・サウンド」(Sight & Sound)は、「世界映画史上ベスト作品」の集計結果を発表した。同誌は1952年から10年
本文を読むやはり原発は新設すべきでない -危険な使用済み燃料をこれ以上増やしてはならない-
著者: 伊藤力司本ブログ「リベラル21」への寄稿家である早房長治氏の「最低限の原発新設が必要」とする論文を一読、柄にもなく反論したくなった。なぜなら、筆者は原発というものをこの地球上からできるだけ早く全廃すべきだと考えているからだ。その
本文を読む反◯感情を利用する政治家やメディアの言動に注意を
著者: 三上 治終戦記念日といえば閣僚の靖国神社参拝をめぐって韓国や中国との関係が波立つというのが恒例だった。これについては日本が戦争責任の問題を曖昧にしてきたことに主とした要因があると思えた。その上でここにはまた解決なきまま現在に至っ
本文を読む帝国日本の妄想と対米依存症!
著者: 大木 保いつの時代も信用ならない知識人たちとマスメディア ・・ —- 砂漠の日照りのような、また、雨季のアジアの豪雨のような、 激しい天候が、入れ替わりで列島をおそっていますが、 みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
本文を読む市場原理主義の幻想(1) ―商品情報の非対称性を考える―
著者: 半澤健市市場の主役は売り手と買い手である。 トヨタが、製品原料の薄板を新日鐵から買うのか、ポスコ(韓国企業)から買うのか。 パナソニックが、資金を三井住友銀行から借りるか、JPモルガン・チェースから借りるか。日立が、増資の幹事
本文を読む被爆者の高齢化で急がれる「被爆体験の継承」 -広島市は「伝承者」養成へ-
著者: 岩垂 弘8月6日は米軍機によって広島に原爆が投下された日だ。この非人道的な行為により多数の人命が失われたことを忘れないために、私は毎年、この日を広島で迎えることにしており、今年もこの日を中心に広島市内で行われた催しを見て回った。
本文を読む敗戦を国民のせいにした帝国指導部と 米国指導部の無差別爆撃の狂気!
著者: 大木 保一億総懺悔を強いた御用マスメディアの卑劣な変わり身! —- さて1945年・昭和20年の日本の夏は、盆踊りどころではなかった。・・・ すでに日本中の都市に敵機無差別空襲がくりかえされ、生き残った人々は、 帝
本文を読むテクノクラートによる「対米従属」史 -書評 孫崎 享著『戦後史の正体 1945-2012』(創元社)-
著者: 半澤健市本書は読者にショックを与える本である。どんなショックか。対米従属外交の実態をキャリア外交官が暴露するショックである。著者は「はじめに」にこう書いている。 「この本は、かなり変わった本かもしれません。というのも本書は、こ
本文を読むトルーマンの原爆投下に無批判な日本政府の罪および痴呆化・・
著者: 大木 保「 国家の責任」を値切り、「米国の犯罪指摘 」を放棄してきた日本! —- ××電力などの脅しにかまわず、ここはしっかりとクーラーをつかって熱中症を防ぎましょう。 またそれが、 ハイパーリラックスになりがちな自
本文を読む誰も政局をあれこれ言わぬ。共倒れするまでやればよい
著者: 三上 治オリンピックも結構おもしろいが、国会を舞台にする政治劇はそれ以上におもしろい。「近く」という言葉の解釈がやがてはメディアを含めてにぎわすだろうが、僕らは政局という名の政治劇のお手並み拝見と行こうではないか。消費税増税だけ
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