本書は読者にショックを与える本である。どんなショックか。対米従属外交の実態をキャリア外交官が暴露するショックである。著者は「はじめに」にこう書いている。 「この本は、かなり変わった本かもしれません。というのも本書は、こ
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
トルーマンの原爆投下に無批判な日本政府の罪および痴呆化・・
著者: 大木 保「 国家の責任」を値切り、「米国の犯罪指摘 」を放棄してきた日本! —- ××電力などの脅しにかまわず、ここはしっかりとクーラーをつかって熱中症を防ぎましょう。 またそれが、 ハイパーリラックスになりがちな自
本文を読む誰も政局をあれこれ言わぬ。共倒れするまでやればよい
著者: 三上 治オリンピックも結構おもしろいが、国会を舞台にする政治劇はそれ以上におもしろい。「近く」という言葉の解釈がやがてはメディアを含めてにぎわすだろうが、僕らは政局という名の政治劇のお手並み拝見と行こうではないか。消費税増税だけ
本文を読む社会運動の視点から見た反・脱原発運動 (3)
著者: 榎原 均第3章 日本における新しい運動のはじまり 1)新しい運動と自治のプログラム 序章でみたように、政府による大飯原発再稼動の決定前後から、日本の運動にも地殻変動が見られるようになっている。99%を掲げたオキュパイ運動と連帯し
本文を読む社会運動の視点から見た反・脱原発運動 (2)
著者: 榎原 均第2章 日本の支配階級構造の要 官僚身分の階級への転化 1)はじめに 現代の日本では官僚だけが非合法の階級闘争をやっている。本来全体の奉仕者である官僚が独自の利害を持ち階級を形成することは、日本国ではそれ自体非合法な事態
本文を読む社会運動の視点から見た反・脱原発運動 (1)
著者: 榎原 均序章 日本でもはじまった社会運動の地殻変動 1.はじめに 原発事故によって市民の前に明らかとなったのは、それが日本の国策であり、原発を推進していく団体がオールジャパンを形成して、巨額の交付金で立地自治体を買収し、反対運動
本文を読む参議院中央公聴会で一体改革関連法案について意見を陳述
著者: 醍醐聡昨日(8月6日)午後、参議院「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」が開催した中央公聴会に公述人の1人として出席し、意見を述べるとともに、その後、同委員会に所属する8会派の議員との間で質疑を交わした。公述人と公述人に
本文を読む札幌便り(俳文)
著者: 木村洋平*俳句誌「ゆく春」に掲載予定の文章を、許可を得て転載。 私の作でない句は、作者名を明記。[太字] 札幌は開けた街だ。広々とした街並みに、木々の葉が揺れる。ここは緑の街でもある。大通公園は、市街地の真ん中を横切っているけ
本文を読む市場原理主義の幻想 ―内外金融市場のスキャンダルを考える―
著者: 半澤健市《LIBORの不正操作疑惑》 国債金融市場では「ライボー」の不正操作問題が深刻化している。 「ライボー」(LIBOR=London Inter-Bank Offered Rate)とは、ロンドン市場で日々決まる銀行間取
本文を読む中国・南通市の排水管建設、デモでとん挫 -成長モデルの壁が目前に 管見中国(40)-
著者: 田畑光永先月28日、中国江蘇省の南通市啓東県というところで、市が計画していた排水管の建設に反対する住民のデモが県政府の庁舎に押し入り、内部を荒らしたうえで排水管の「永久建設中止」を勝ち取るという成果を上げた事件があった。この事件
本文を読む自殺ほう助という、 密着家族の自覚のない心の病理について。・・
著者: 大木 保日本的な密着と依存の連鎖という「甘えの構造」の絶ちがたき心の病理性! —- ロンドンとちがって、おおさかは暑い! 暑いは おおさか、 おおさか こわい。 こわいは 市長、市長は わからん、文楽わからん。 わ
本文を読むハシズム批判(2) とんでもない条例が大阪市議会で可決された
著者: 青木茂雄大飯原発再稼働問題で世情は揺れている。チェルノブイリ事故がソビエト政権崩壊に連なったのと同様の事態が日本でも生じるのだろうか? 原発と消費税増税で世情が揺れている間に、メディアではあまり注目されていないが、橋下市政下
本文を読む「アサド以後」の中東はどうなるか? -ムスリム同胞団伸び、イラン後退-
著者: 伊藤力司有史以来中東世界で枢要な地位を占めてきたシリアは、今重大な岐路にさしかかっている。昨年3月以来、17カ月に及ぶ反体制派のデモと武力反乱を鎮圧してきたバッシャール・アサド大統領の政権の存続が問われるに至っているのだ。長期化
本文を読む頑張れイチロー(一郎)って2度目かな
著者: 三上 治何気なくテレビをつけたがどうも変だ。イチローがヤンキースのユーニフォーム着て守備についている。しばらく見ていても何が何だかわからない。俺の頭が変になったのかと思っても要領を得ない。イチローが打席になったらスタンドで「さよ
本文を読む「7月27日(金)首相官邸前へ、7月29日(日)日比谷へ」など―地震と原発事故情報
著者: たんぽぽ舎2012年7月25日(水)その2・地震と原発事故情報【TMM:No1528】- 4つの情報をお知らせします
本文を読む「27日(金)首相官邸前アクション」など―地震と原発事故情報
著者: たんぽぽ舎2012年7月24日(火) 地震と原発事故情報【TMM:No1526】-5つの情報をお知らせします 転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.27日(金)首相官邸前アク
本文を読む自壊をあらわすマスメディアの病理的発信たれ流し!
著者: 大木 保マスメディアの「やらせ聴取会」援護や「自殺といじめ」の知ったかぶりは公害でしかない! – お役所仕事といえば、先日 「将来のエネルギー戦略策定に向けた意見聴取会」なる政府主催の、 じつにマニアックな会合が各地
本文を読む過剰な詠嘆と希薄な歴史認識 ―書評 三枝昂之著『昭和短歌の精神史』(角川ソフィア文庫)―
著者: 半澤健市著者三枝昂之(さいぐさ・たかゆき、1944年~)は早大卒、歌人。歌集のほか評論も多数。本書は第56回(2006年)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した原著の文庫化。 《「短歌の精神」への興味》 私は短歌に無知である。日刊紙
本文を読む尖閣を日中対立の火種にする都知事の愚かさ -国有化し、中国を刺激しないよう実効支配を-
著者: 早房長治石原慎太郎・東京都知事が、都が尖閣諸島を民間の地権者から買い取るといい出したことによって、日中対立の新しい火種が生まれようとしている。両国の対立を煽ろうという都知事の愚行を防ぐには、国有化した上で平和的に実効支配を続ける
本文を読む南ドイツ新聞 -国会事故調報告- 「原発事故原因はヒューマンエラー」とは陽動作戦である
著者: グローガー理恵7月16日に行われました「さよなら原発デモ」のニュースはドイツの様々なメディアで報道されました。: http://www.dw.de/dw/article/0,,16099656,00.html http://www.s
本文を読む書評 村上隆夫著『仮説法の倫理学』
著者: 犬伴 歩倫理学はその本来の役割を果たしてきたのだろうか。高度経済成長以降のこの数十年を見ても、沖縄をめぐる問題、ベトナム戦争との関わり、公害問題、社会格差と貧困、原発事故が代表事例である利便と安全との関係など、倫理学が発信すべ
本文を読む「紫陽花革命」は第一歩を踏み出したばかりである ―経済学者岩井克人の一体改革論を読む―
著者: 半澤健市「社会保障と税の一体改革」は民主・自民・公明3党の野合で骨抜きとなった。小沢新党の誕生はこの状況への抵抗である。私はそう考えているが、世間の大勢はそうではない。メディアは、この「改革なき大衆増税」を強行する野田政権を「決
本文を読む政治・社会の動きと指向線(四)(五)
著者: 三上 治(四) 何故に民意は政権交代後の政治の中で生きなかったのか。あれよあれよという間に民主党は変質して行ったのか、という疑問が投げかけられるかもしれない。これは現在の日本の政治や社会を展望する上で重要なことであり、問題に気づ
本文を読む政治・社会の動きと指向線(弐)(参)
著者: 三上 治(弐) アメリカの大統領にオバマが登場した時のキャッチフレーズは「チエンジ」だった。今さら思い出したくもないという言葉かもしれないが、僕らは時に振り返った方がいい、これは世界的に現在の動きに対して政治や社会の制度が壊れ、
本文を読む全国で毎週市民が「脱原発」の意志を示し、同時多発的抗議行動を続けること
著者: 加藤哲郎2012.7.15 メキシコ・アメリカから帰国後、体調がすぐれず静養中ですが、金曜午後の早稲田大学での講義・ゼミのあと、首相官邸前に行くことだけは、続けています。自分自身の市民としての意思表示と、政治学者としての参与観
本文を読む経済記者が想う「小沢新党」の発足 -反消費増税、脱原発の姿勢を評価-
著者: 安原和雄大手メディアの社説にみる論評では「小沢新党」の評判はすこぶる悪い。まるで仲間から嫌われている非行少年団の旅立ちのような印象を受ける。果たしてそうだろうか。 小沢新党のめざす政策の二本柱は、反消費増税であり、脱原発である。
本文を読む「鶴八鶴次郎」の優しさと美しさ ―20世紀の銀幕を飾った山田五十鈴―
著者: 半澤健市《映画女優山田五十鈴》 女優山田五十鈴が7月9日に95歳で逝った。 2012年1月25日の拙稿『日本女性の激しさと優しさ―NHKの「姉妹3作品」を観て』で、彼女の主演映画『祇園の姉妹』に触れた。「透徹した溝口の精神は76
本文を読む拙書『消費増税の大罪』(柏書房)を出版しました
著者: 醍醐聡去年の暮れから執筆してきた拙著『消費増税の大罪』がようやく出版にこぎつけ、昨日(7月10日)配本になった。このブログで自著をPRさせていただくことにする。 出版元の柏書房のホームページの<新刊案内>で、本書の内容紹介
本文を読む富裕層と大企業に増税 -仏オランド政権が本格始動-
著者: 伊藤力司5月の大統領選挙で当選したフランスのフランソワ・オランド大統領の政権が本格的に始動した。まず7月4日、筆者の後輩である共同通信パリ支局長の軍司泰史記者が送った記事を紹介する。 【パリ共同】フランス政府は4日の閣議で、財政
本文を読むポスト福島の哲学
著者: 永倉千夏子東洋大学国際哲宅研究センター主催連続講演会 2012年7月4日(水)17:30〜20:30 東洋大学白山キャンパス 連続講演会第一回では、次の講演がなされた。一ノ瀬正樹氏(東京大学教授)による「放射能問題の被害性−−哲
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