英国のタブロイド日曜紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(News of the World=NoW)が、スキャンダル取材に関係者の携帯電話を盗聴していた事件が表面化し、「メディア王」ルパート・マードック氏の帝国に最大の危
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
弁護士懲戒請求発言をめぐる最高裁判決について(補足)
著者: とら猫イーチ「橋下大阪府知事の弁護士懲戒請求発言に関わる最高裁判決について」と題して7月16日に投稿いたしましたが、この間には「ちきゅう座」への御異議の御投稿もあり、先の私の投稿では簡略に過ぎたのかと反省もしまして、私が、最高裁
本文を読む「 吉本隆明氏の反核異論という正論におもう 」
著者: 大木 保( 吉本隆明氏の科学= 文明史観への日常性からのまなざし!) さて今回は、いまの日本の社会に住んでいても、なおも原発稼動に反対どころか 肯定するひとたちのなかでもとくに科学文明史観から徹頭徹尾肯定の立場をみせる 吉本氏の
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(2)
著者: 本間宗究現代の狼少年 間もなく、「国債」と「金(ゴールド)」との戦いに、最後の決着が付くことになるようだが、この点に関して言えることは、「これほどまでに、マネーの呪縛が強かったのか?」という驚きであり、また、「既得権を守ろう
本文を読むマスメディアの不勉強ぶりに驚嘆 -秩父事件をゆがめると関係者がテレビ局に抗議-
著者: 岩垂 弘このところ、マスメディアの劣化ぶりを嘆く声が少なくないが、「これはひどいな」と思わせるテレビ番組があった。少し前、全国紙の地方版で報じられたことだが、マスメディアの“不勉強さ” を示す例として紹介する。 6月29日付
本文を読む橋下大阪府知事の弁護士懲戒請求発言をめぐる最高裁判決について
著者: 中山 武敏1 はじめに 山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹大阪府知事が就任前に弁護士としてテレビ番組に出演し、被告弁護団への懲戒請求を呼びかけた事件で、同弁護団のメンバー4名が名誉を傷つけられたなどとして、不法行為に基づく
本文を読む書評「彼らは何故これほどに原発に固執するのか?―政・官・財癒着構造と住民の悲劇」
著者: 合澤 清鎌田慧著『六ヶ所村の記録』上・下(岩波書店 1991) この書物は、鎌田慧という類まれな異才ルポライターがおよそ20年の歳月を費やし、心血を注いで書きあげた貴重なルポルタージュである。今日の深刻な「福島原発事故」による大
本文を読むなぜ赤旗ばかりがスクープ飛ばすのか
著者: とら猫イーチWSJの金井啓子氏が、同紙日本版で「なぜ赤旗ばかりがスクープ飛ばすのか」と現在のマスコミの在り様に疑問を提示されておられます。 「九州電力の原発に関する「やらせメール」が注目を集めた。また、資源エネルギー庁が『不適切
本文を読む『スティグリッツ国連報告』 ―反・市場原理主義で世界金融を分析すれば―
著者: 半澤健市本稿は、09年9月に国連に提出された「国際金融システム改革に関する報告書」の要約である。「報告」は一つの委員会の産物であり、現在進行中の「世界恐慌」を論ずるための基本的文献だ。民間の一研究者が意気に感じて訳出したことを
本文を読む保守派のユニークな「脱原発」論 -日本こそが世界に先駆けて全廃を-
著者: 安原和雄脱原発論が急速に広がりつつあるが、保守派の脱原発論は稀少価値といえるのではないか。その人物が旧皇族出身となると、興味が湧いてくる。しかも「3.11」後に脱原発派に宗旨替えしたのではなく、若い高校生の頃からだというから、
本文を読む鹿砦社の新刊『東電・原発おっかけマップ』が取次のトーハン、日販から配本拒否
著者: 松田健二鹿砦社の新刊『東電・原発おっかけマップ』が取次のトーハン、日販から配本拒否されました。原発戦犯の住所が記載されていることが理由らしい。かれらは原発政策を積極的に推進し、今日の大惨事をもたらした張本人です。その住所が記載さ
本文を読む福島原発震災と企業の社会的責任─復興の精神と日本の帰路(5)─
著者: 三上 治7月22日 暑さは人から冷静さを奪う。同じ熱さでもこちらは違う。「なでしこジャパン」から伝わってきたのはこの熱さであるが、経団連の夏季セミナ―における菅首相や政府批判はどうやらこちらの暑さのようだ。新聞やネットで伝えら
本文を読む放射能汚染と子供たちの被爆の現状からー福島にて
著者: 9条改憲阻止の会連帯・共同ニュース第134号・135号・136号 2011年7月19日・20日・21日 ■ 何かと話題にされる菅首相である。この菅首相は福島県の郡山市で福島第一原発の原子炉の安定的な冷却を目指す工程表の「ステップ1」が
本文を読むドイツ滞在日誌(5) 雑多なお話 / 『Zum Szueltenbuerger』とサッカーの世界選手権試合について
著者: 合澤 清1.雑多なお話 13日あたりから再び天気が崩れ始め、雨模様になってきた。雨が降ると気温は急激に下がる。長袖を着ていても寒い。およそこれが「夏」だとは思えない。こんな寒さの中で「暑中見舞い」を書くというのもなんだか変な気分
本文を読む追悼 原田芳雄 年上の友人、俳優
著者: 高橋章子原田は1940年2月29日に生まれ、昨日2011年、7月19日71歳で亡くなった。 足立区に生まれた。 本所工業高校を経て俳優座養成所を卒業し俳優座座員となるがお金が無く団費滞納で、また、俳優座の体質を批判し市原悦子、中
本文を読む「なでしこ選手と原発誘致の東北と映画「悪人」と」
著者: 大木保(この社会から遠ざけられたおおくの若者が、絶望にひとしい心の飢餓を潜在させている。) 女子サッカーワールドカップドイツ大会で、なでしこJapanチームが優勝しました。 試合中はどの選手も手だれの剣士の真剣での立ち合いのよ
本文を読む個人的『脱原発』宣言
著者: 近藤邦明これが、福島原発事故の以前において、菅直人以外の首相の発言であれば、歴史的な発言になったことは間違いないでしょう。 しかし、福島原発事故に対する対応において、今現在も放射性物質による環境汚染の実態の危険を隠蔽し続け、
本文を読む菅『脱原発』?会見と小出さん・安原さんのコメント、そして朝日新聞
著者: 安東次郎菅首相の『脱原発』発言については、安原さんが記事を書かれているが、書いたのが少し「早かった」ようで、15日の国会で、菅首相、<「脱原発と」社会をめざすと表明したことについて「私自身の考え方」と述べ、政権の方針ではないと説
本文を読む「フッコーのまえに、被災地の眼に見えない孤独の群れを視よ!」
著者: 大木 保(この国では発言の意味や内容、それにともなう責任(主語)の重さということが、なし崩しに不問にされた結果、虚言、放置、矮小化、脈略破綻、解離逃亡などの、分裂症化が明確になっています。) 自然のいとなみは正確なもので、 梅雨
本文を読む<ノー・モア・ナガサキ>実現の筋道を示す「難しいことを易しく、易しいことを深く」書いたエッセー集 -書評 土山秀夫著「核廃絶へのメッセージ」-
著者: 伊藤力司書評 土山秀夫著「核廃絶へのメッセージ」(平和文庫=日本図書センター発売 1000円+税) 著者の土山秀夫さん(86)は長崎原爆の被爆者、医学者(病理学)、元長崎大学学長、国際会議「核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」を4
本文を読む覚書の壱(見通すことの難しい時代と社会の中で)
著者: 三上治7月13日 1) いつの間にか季節は夏になり、また暑さにうんざりという日々が続く。でも季節の移り変わりの中で様々な行事や風物に楽しみながら過ごすことも出来、露地物のおいしいトマトやキュウリも楽しみだ。子供のころに井戸でよ
本文を読む黒澤明の見た関東大震災 ―「黒澤明全作品30作の放映」・補遺2―
著者: 半澤健市映画監督黒澤明の原爆・原発観について黒澤論・補遺として書いた(11年4月16日の当ブログ)。関東大震災における黒澤の体験も「補遺2」として書いておきたい。(註) 黒澤明が関東大震災を経験したのは中学2年生の時であった。
本文を読む「一枚のハガキ」~菅沼正子さんの映画招待席より~
著者: 醍醐聡多くの人に読んでほしくて 連れ合いがご近所の友人と発行しているミニコミ誌「すてきなあなたへ」にほぼ毎回、菅沼正子さんの映画招待席が掲載されている。いつも他のスタッフに先んじて原稿が届くと、印刷前に読ませてもらっている。
本文を読むドイツ滞在日誌(4)
著者: 合澤清1.日帰り旅行(ハン・ミュンデンとヴィッツェンハウゼン) 再び「ニーダーザクセンチケット」を利用して近くの町へ行ってきた。ゲッティンゲン駅に着いたのが、先日アインベックへ行った日と同じ時刻になったため、ひょっとしてまた電
本文を読む玄海町の「7.10原発から撤退しゅう会」に参加して
著者: 渕上太郎突然、玄海原発に行きました。 10日の玄海町の「7・10原発から撤退しゅう会」には、地元の女性を含めて500人近くの人々が集まりました。共産党主導の集会でしたが、玄海原発対策住民会議副会長で禅宗東光寺住職である仲秋喜
本文を読む7月5日「避難の権利」集会イン福島
著者: 9条改憲阻止の会連帯・共同ニュース 第130号 2011年7月11日 ■ 江田、内本、塩見の3人で、7月5日の『「避難の権利」集会イン福島、―――自主避難に求められている補償と行政支援、<避難の権利>確立に向けて』集会に行ってきました。
本文を読むドイツ滞在日誌(3)
著者: 合澤清1.やっとインターネットが通じた ドイツに来始めてもう随分になる。今回ほど気苦労をしたことはなかったように思う。ちきゅう座に掲載原稿を送る約束で来ているのに、来てから幾日にもならないうちに四面楚歌の状態におかれたからであ
本文を読む緊張続く高江ヘリパット建設阻止現場―沖縄からの便り
著者: 9条改憲阻止の会連帯・共同ニュース 第129号 2011年7月11日 ■ 七月三日、東村平良で「高江・座り込み4周年記念集会」が開催される。参加者は五百人を超え、椅子席250を遙かに超え大盛会であった。会場には島田善治氏、高良勉氏、真喜
本文を読む再開《再稼働》を急ぐ理由はない ─ 復興の精神と日本の帰路 ─
著者: 三上 治7月9日 露地物のトマトやキュウリが美味し季節になった。井戸にほりこんであったトマトやキュウリなどに一塩をふってかぶりつくのが何よりも好きだった。少年期を田舎で過ごした記憶が濃厚だったせいか、露地物のトマトなどは箱ごと
本文を読むテレビと絶縁十数年
著者: とら猫イーチ安原和雄氏の「わたしの脱「テレビ視聴」宣言 -後期高齢者として目と脚を大切に-」を拝見しまして、思わず笑みを浮かべてしまいました。 私は、「後期高齢者」ではなくて、未だに現役ではありますが、些細な理由から十数年前にテ
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