タウル=マタン=ルアク 「責任を受け入れる用意がある」 青山森人 e-mail: aoyamamorito@yahoo.com 5年前より許容量が大きくなったフレテリン 4月16日の夜9時ごろテレビで流れた選挙速報で
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
単元単位制導入に関するQ&A―大学講義のあいまに(8)
著者: やすい・ゆたかある大学の教職倫理学の授業で単元単位制についての「ちきゅう座」記事を紹介したところ、以下のような質問がコメント用紙に書かれて応答したので、「ちきゅう座」の読者にも一応参考にしていただけたらと思う。 単元単位制導
本文を読む書評 ディディ=ユベルマン、江澤健一郎訳『イメージの前で』(法政大学出版局、2012年)
著者: 宇波彰ディディ=ユベルマンは、1953年生まれのフランスの美術批評家である。1990年に刊行された本書は、著者の若い活力を感じさせる力作である。なぜ力作といえるのか。それはディディ=ユベルマンが、美術史もしくは美術批評におけ
本文を読む単元単位制の意義―教育の危機とは何か?
著者: やすい・ゆたか宇井宙さんの見方では、新自由主義的な教育改革によって、それまで問題のなかった学校教育が混乱させられ、学力低下が深刻になったので、そういう間違った教育改革を止めれば、教育が正常化されて問題がなくなるということのようである
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(21)
著者: 本間宗究政事を以て民を殺す 明治維新の際、「勝海舟」が、頻繁に引用した言葉として「政事を以て民を殺す」というものがあるが、現在の政治情勢を見ていると、「まさに、この言葉のとおりである」と実感せざるを得ないようである。つまり、
本文を読む青山森人の東チモールだより 第207号(2012年4月16日夜9時半ごろ)
著者:大統領選挙速報 タウル=マタン=ルアク候補、圧勝の兆し 青山森人 e-mail: aoyamamorito@yahoo.com 4月16日、きょう、大統領選挙の決選投票がおこなわれました。いま夜9時20分ごろですが、途中
本文を読む単元単位制への疑問(その3)
著者: 宇井 宙やすい・ゆたかさんの単元単位制導入論(4月7日「学年制を廃止し単位制にせよ―大学講義のあいまに(6)」)に対してこれまで2度にわたり疑問を提起した(4月8日「小中学校への単位制導入論への疑問」、4月9日「「教育の危機」
本文を読む青山森人の東チモールだより 第206号(2012年4月13日)
著者:ゴミ問題、庶民と大統領の境なし 青山森人 e-mail: aoyamamorito@yahoo.com 決戦の日、間近 大統領選挙の決選投票日(16日)が近づいてきました。一ヶ月前の第一回戦の選挙運動期間中もわたしは感じ
本文を読む「単元単位制」導入論はユニークではない―大学講義のあいまに(7)
著者: やすい・ゆたか大学生に「ちきゅう座」での「単元単位制導入」論議を紹介したところ、中には大学でのややこしい受講登録の悩みを反映して、「自身の向き・不向きや得手・不得手を把握した上で自身の方向性を自己決定するのは小学生には無理」ではない
本文を読む「日本」の良さは、こんなにも -対談『日本を、信じる』を読んで-
著者: 安原和雄瀬戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんの対談集『日本を、信じる』は、「読めば元気の出る対談集!」と銘打ってあるだけに含蓄に富む発言、指摘が少なくない。例えば仏教の無常(同じ状態は続かないで変化すること)観である。 日本人
本文を読む吉本隆明「言語にとって美とは何か」自己表出の本質へ!
著者: 大木 保恣意的(独り善がり)な対人意識からひきおこされる依存と、それと真逆の強迫的排他意識をかかえた日本人・・ この近所の並木道は、今をかぎりのように桜の花が舞いちり染まり、まるで一場の舞台のようにみえます。 みなさんのところは
本文を読む3.31「日米地位協定を問う」シンポジュームの記録
著者: 冨久亮輔「日米安保条約」を破棄するぞという市民の方全部へ 2012年3月31日に明治リバティーにおいて「日米地位協定を問う」というシンポジュームが開催されました。主催は「伊達判決を生かす会」です。砂川闘争で米軍基地に突っ込み、被
本文を読むマスコミで報道されないこと 戦後補償、慰安婦問題
著者: 関千枝子近頃のマスコミはマスコミでなくマスゴミと評判が悪いが、それでも書き方に問題があっても、とにかく書いてくれればいいと思うこともある。問題があっても書かなければ、掲載されなければ、メディアリテラシーなどいってもやりようがない
本文を読む生活者と一緒にロマンを語り、夢を語れ -[書評]中澤満正著『これから生協はどうなる――私にとってのパルシステム――』(社会評論社、¥1800円+税) -
著者: 岩垂 弘今年2012年は、国連が設定した「国際協同組合年」。世界各国の政府と国民が協同組合について理解を深め、協同組合をさらに発展させるために1年間かけて努力しようとの狙いから設けられた「国際年」である。そんな折り、協同組合の
本文を読む単元単位制への石塚さんの懸念に応える
著者: やすい・ゆたか私は既成の学校制度、それ自体が耐用年数が過ぎていて、解体すべきだという意見である。それに代わるのに共に働き、共に学ぶような場所の形成を目指すべきだ。単元単位制というのは、学科によっては順序を踏んで学んでいくべき学科があ
本文を読む義務教育論と単元単位制導入についてー宇井さんの再反論に応えるー
著者: やすい・ゆたか宇井宙さんの再反論を早速いただき、議論が弁証法的に発展しつつあるので、非常に喜んでおります。 まず宇井さんは、単元単位制の義務教育への導入に限って反対だということらしい。義務教育をやすいはどう考えるかということだが、
本文を読む「教育の危機」とは何か
著者: 宇井 宙やすい・ゆたか氏の単位制導入論に対して疑問を呈したところ、やすい氏から反論を頂戴しました。まずはそのことに御礼申し上げます。 やすい氏はまず、氏の単位制導入論が「既存の学校制度を前提に」しているという私の勘違いを指摘して
本文を読む青山森人の東チモールだより 第205号(2012年4月6日)
著者:言語論争に母語がようやく参戦 青山森人 e-mail: aoyamamorito@yahoo.com 第一回戦より決選投票の投票率が上がるか 山岳部の住民に被害を出し都市部の河川近辺の住民を脅かした暴風雨は、先月の大統
本文を読む型を学ぶことの意味―学年制とか単位制とかを考える素材―
著者: 石塚正英もう10年以上前になりますが、友人たちに誘われてスキーに行ったことがあります。スキー発祥の地(新潟県上越市)に生まれた私は、4、5歳のころから滑っていましたから、誰よりも得意のはずです。でも意外なことに、ゲレンデのイン
本文を読む単位制導入論への宇井さんの批判に応える
著者: やすい・ゆたか宇井 宙さんから私の単位制導入論への批判をいただいたので、じっくり検討させていただくことにする。今回は大雑把な形で述べておきたい。まず学校という近代教育制度はもうぼちぼち耐用年数がきたのではないか、イリイチはいみじくも
本文を読む教育と研究の場での単位制について
著者: 石塚正英やすいさんと宇井さんの書き込み、これぞ公共空間メディア「ちきゅう座」が求めているものです。 私は、大学での単位(従量)制に関して利点と欠点を実感しています。個々の単位は落としても学年がないので落第しない。1講座〇〇〇円で
本文を読む小中学校への単位制導入論への疑問
著者: 宇井 宙橋下徹大阪市長が小中学校にも留年制を導入すべきと発言したことに関連して、やすい・ゆたか氏は「留年可哀想論で抵抗するのでは本末転倒」であるが、留年制の導入論も「頭が古すぎる」のであり、むしろ学年制そのものを廃止し、「各科
本文を読む書評 鶴見太郎著「ロシア・シオニズムの想像力ーユダヤ人・帝国・パレスチナ」
著者: 浅川 修史(東大出版会) シオニズムとロシア・ユダヤ人の内在に新たな一石を投じる金字塔 新進気鋭の社会学者にしてユダヤ学研究家・鶴見太郎氏(1982年生まれ、日本学術振興会特別研究員PD<立教大学>)の著書「ロシア・シオニ
本文を読むジャン=ミシェル・パルミエのベンヤミン論について
著者: 宇波彰2011年の秋から2012年初頭にかけて、パリのユダヤ美術・歴史博物館で開かれたベンヤミン展については、すでにこのブログで報告した。そのカタログともいえる『ヴァルター・ベンヤミン・アーカイブス』(Walter Benj
本文を読む学年制を廃止し単位制にせよ―大学講義のあいまに(6)
著者: やすい・ゆたか大阪市の橋下市長が小中学校にも留年制をということだが、私は学年制そのものを再検討すべきだと思う。もう大量生産時代ではないのだから、すべての科目で一斉に進級という必要はない。各科目、到達目標に達したら次の段階に進むという
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(20)
著者: 本間宗究ドラギマジックの有効期間 ヨーロッパでは、「ドラギマジック」という言葉が使われ、金融混乱は、一時的に安定したとも考えられているようだ。つまり、「12月21日」と「2月29日」に、合計で、約100兆円もの資金を金融機
本文を読む行き詰まった資本主義の変革へ -『資本主義以後の世界』を読んで-
著者: 安原和雄著作『資本主義以後の世界』が話題を呼んでいる。行き詰まった資本主義の変革は不可避と問いかけているからである。資本主義の行方をめぐる論議は日本に限らない。欧米でも資本主義そのものへの不信が広がりつつあり、資本主義をどう変革
本文を読む神山伸弘ほか著『ヘーゲルとオリエント』(跡見学園女子大学・神山伸弘、2012.03)紹介
著者: 石塚正英B5判で754ページというボリュームで刊行された本書は、当代のヘーゲル哲学(研究)者 の看板をなしている執筆陣を擁している。本書は哲学専門書であり、市販本でなく非売品(科学研究費による研究成果報告書)であり広く江湖に行き
本文を読む死刑支持は85.6%ではなく、52.6%と伝えるべき~NHKに意見を提出~
著者: 醍醐聡3月30日、NHKニュース番組制作担当宛てに、「死刑制度に関する内閣府世論調査の報道のあり方について」と題した意見を提出した。 詳しい経過は、このブログの1つ前の記事に書いたが、意見の要点は、2009年に内閣府が行っ
本文を読む絆について2―東日本大震災によせて―(5)
著者: 唐澤太輔筆者は前回、〈絆〉と「絆」を区別し、それぞれを定義した。「絆」が人間と他の存在者との「関係」を成り立たせる場であるのに対し、〈絆〉は、「生命そのもの」と人間との「関係」を成り立たせる場である、と定義した。「絆」と〈絆〉は
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