連帯・共同ニュース第128号 2011年6月30日 ■ 週末の天気予報は芳しいものではなかったので気にはなってはいたが、これほど雨に濡れた集会やパレードになるとは思わなか
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
東電株主総会は茶番か ―脱原発提案否決の意味―
著者: 半澤健市《89%の反対票の意味するもの》 11年6月28日に一万人に近い本人出席をみた東京電力の株主総会はメディアのトップニュースとなった。出席株主が「この総会は茶番だ」と言ったと報じた。 私の最大の関心は、脱原発を定款に規定
本文を読む今日の言葉「花道は自分で作るものではない。」(原口一博)
著者: 醍醐聡「花道は自分で作るものではない。」(原口一博) http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110628-OYT1T00909.htm 今日の夕方、民
本文を読む東日本大震災復興構想会議の提言にみる“一億総懺悔論”
著者: 広原盛明~関西から(17)~ 6月25日に出された復興構想会議の提言全文を読んで、私が真っ先に感じたことは、哲学者や博物館長なども起用しただけあって文体は美文調で飾られているが、趣旨や論調は「敗戦(終戦)直後に出された“一億総
本文を読む法政大学サステイナビリティ研究教育機構 原発・震災問題緊急シンポジウム
著者: 河村 哲二「震災・原発問題の投げかけている課題と復興への展望:地域再生の視点から」 「百年に一度」のグローバル金融危機・経済危機の影響から脱しきれないまま、史上最大級の東日本大震災と「千年に一度」の大津波被災、深刻化する福島原発危
本文を読む協同組合憲章の制定を -進む国際協同組合年に向けた取り組み-
著者: 岩垂 弘2012年の「国際協同組合年」に向けた日本国内での取り組みが具体化してきた。すでに、協同組合関係者や学者・文化人らが加わる「2012国際協同組合年全国実行委員会」が発足したが、同実行委のイニシアチブで、国際協同組合年を機
本文を読む基地沖縄と第九条-「琉球新報」記者の講演をめぐって
著者: 鈴木正私も入っている「第9条の会」から琉球新報の記者が来るという知らせが届いたので、九月五日に猛暑のなか出かけた。たしか本誌が以前とりあげたオーバービー博士を呼んだのも今回と同じ「愛大九条の会」との共催だった。全国各地にでき
本文を読むあえて「非現実的な夢想家」を志す -脱原発と日本変革の新時代へ向かって-
著者: 安原和雄カタルーニャ国際賞を受賞した作家、村上春樹さんの受賞スピーチのキーワードは「非現実的な夢想家」である。この表現は誤解を受けやすいが、その真意は「現実的な理想家」を意味していると受け止めたい。「国策」と「現実主義」の名のも
本文を読む切羽つまる被災者のなかの格差社会が現代日本を浮きぼりにする!
著者: 大木保「被災地から復興の理念を立てよう!」– これがわたしと被災者Aさんとの共通のかんがえです。 震災被災地において、ようやく仮設住居が提供されてきたのはよいが、 それによって、仮設に移るに移れない 困窮する人たち
本文を読む羽田澄子演出「遥かなるふるさと 旅順・大連」を観る
著者: 醍醐聡大連生まれ、旅順育ち~映画のおいたち~ 昨日、神田神保町の岩波ホールで上映中の羽田澄子演出「遥かなるふるさと 旅順・大連」(配給:自由工房作品)を見に出かけた。「大連生まれ、旅順育ち」の羽田さんが昨年6月、「日中児童の
本文を読む原発震災福島と基地の沖縄 -苦境下の自主・平和の意思たち-
著者: 林 郁大自然の威力に絶句した<3・11>! 惨状の被災地に雪が降り、寒い避難所に強い余震が続いた。海外からのお見舞いや自衛隊と海外救助隊の協働、東北人の礼儀正しさと忍耐力が伝えられ、義捐金やボランティアなど、「援けたい、支え
本文を読む関東大震災と1930年代思想 ─復興の精神と日本の帰路─
著者: 三上 治6月20日 誰もが思うだろう、遅すぎやしないかと。復興基本法のことである。復興基本法成立に時間がかかったにしても、具体的な復旧作業が進んでいればこういう批判の声は
本文を読む渡部恒三への「ハラキリ」の勧め: 政治家・官僚の責任のとり方:腹を切るか、首を差し出すか
著者: 中田安彦アルルの男・ヒロシです。今日は多少物騒な事を書く。 「菅下ろし」が膠着している中、民主党最高顧問で「政界の水戸黄門」を僭称(せんしょう)する渡部恒三・衆議院議員は昨日の産経新聞で以下のような発言をしたという。 (引用開
本文を読む6月26日(日) 福島での脱原発ハンカチパレードに参加しよう
著者: 9条改憲阻止の会連帯・共同ニュース第127号 2011年6月20日 ■ 6月11日脱原発アクションは全国121カ所で展開されました。僕らは新宿アルタ前広場で独自集会をやり、その後に新宿公園多目的運動広場の集会とデモに参加しましたし、また
本文を読む内村鑑三の「日本の天職」論 ―先人は「大事件」をどう考えたか(6)―
著者: 半澤健市《内村鑑三に固執する理由は》 07年3月の開設以来、「リベラル21」へのアクセスは累計百万件に接近中である。1日平均では650件に相当する。最近は1000件を超える日も少なくない。有り難いことである。多くのマスコミ出身
本文を読む高江ヘリパッドお断り! 辺野古新基地お断り! 7.1防衛省ど真ん前デモ
著者: 沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(新宿ど真ん中デモ)7月1日(金) 17:30 飯田橋前で街宣(詳しい場所は後日告知) 18:00 デモ出発(神楽坂から市ヶ谷方面へ抜け防衛省前へ) 19:00 防衛省申し入れ ★7月1-3日の期間には、あわせて一斉アクション(リンク)を
本文を読むNNAF(ノーニューファクス・アジアフォーラム2011)の成功にご協力下さい!
著者: NNAF2011実行委員会みなさま 今年の7月30日より、日本でNNAF2011を開催することとなりました。今年はタイでの開催が予定されていたのですが、福島原発事故を受けて、アジア各国からぜひ日本で開催してほしいとの要望があり、急きょ決定いたしま
本文を読む第9次東北支援トラックに向けての準備段階での会話
著者: 長船青治*東北支援トラック部隊の現状を知ってもらいたいとの長船さんからの「あえて」の投稿です。皆様、ご支援下さい。 Y.Kさんは既に症状があるのですからさらに線量の高い汚染地帯の福島原発の中心に向かって行くような今回のような人助
本文を読む第9次東北支援トラックに向けての報告
著者: 長船青治皆さま 13~14日と今月24、25、26日の第9次 東北支援トラックにむけて塩見・石橋・小山の4名で 事前に山梨県長坂町の「放射能測定器貸出し47台プロジェクト」 の久松さん、金野さんと会談し福島県から自主避難の支援サ
本文を読む変えよう!脱軍隊、反基地、脱原発へ -同じ苦しみのオキナワとフクシマ-
著者: 安原和雄戦後一貫して米軍と米基地で苦しみ続けるオキナワと「3.11」東日本大震災、原発惨事で突如苦しみの中に投げ込まれたフクシマ。このオキナワとフクシマが出会って、集会を開き、その苦しみを共有し合った。しかも「大切なのは、お金で
本文を読む自民党よ、節度を守れ!
著者: 田畑光永異論珍説メモ(105) 今の政界のことは本気で書きたくない。あまりにむき出しに欲望をぶつけあう姿は見るものに目を背けさせる。そこで前回はこちらもつい「お化け」の騒ぎなどと茶化してしまったのだが、その後の経過を見ている
本文を読む東日本大震災復興基本法の正体は、被災者や被災地の復旧復興ではなく“国家・地域有事改造法”だ
著者: 広原盛明~関西から(15)~ 東日本大震災の発生から3カ月を経て、国会では菅首相の「首約束」と引き換えにようやく東日本大震災復興基本法が6月10日衆院本会議で可決され、参院で17日に成立する運びとなった。自民・公明案を丸呑みし
本文を読む雑話・戦後民主主義の帯 -「青い山脈」から六〇年安保まで
著者: 鈴木正*これは昨年書かれたものですが、一つの「60年安保6.15闘争の記念論評」として掲載いたしました。(編集部) 社会全体が権力的関係から教育的関係に移り、個人の発意で自由と規律が保たれるようになることが理想である。その方向
本文を読む樺さんに報告したいことがあります。今年もやってきた6月15日に
著者: 9条改憲阻止の会連帯・共同ニュース 第126号 2011年6月14日 ■ 樺さん今年も6月15日がやってきます。雨に打たれた紫陽花に心をとどめているひと時にもあの安保闘争やあなたのことを思い浮かべています。今年は東北地方を襲う大地震が
本文を読む復興の精神と日本の帰路
著者: 三上 治6月14日 梅雨時と言われる季節が嫌ではない。雨に濡れるというのがそれほど嫌いではないのだ。このシーズンには独特の風情もあるし、いささかエロチックな雰囲気さえあるながめという言葉もある。折口信夫はこれには田植前の禁欲を
本文を読む菅首相自身が作る3つの「不条理」
著者: 伊藤成彦1.「不条理をただす政治」か、「不条理を作る政治か」 菅直人首相は今年の一月二三日に国会で行った施政方針演説で、三つの政策目標を掲げた。演説の冒頭に述べた菅首相自身の言葉を引けば、「私が掲げる国づくりの理念、それは、
本文を読む大本営発表の精神技法
著者: 宇波彰福島原発の崩壊に関する政府・東電の発表があてにならないとして、「大本営発表」のようだとしばしば批判されている。それでは「大本営発表」とはどういうものか、一例を挙げて若い人たちの参考に供したい。 昨年、私の友人である小
本文を読む関東大震災に「ソドムとゴモラの覆滅」をみた内村鑑三 ―先人は「大事件」をどう考えたか(5)―
著者: 半澤健市《之を見て我心は狂はん計りである》 キリスト者の内村鑑三は関東大震災を天譴(てんけん、天罰)と受け取った。 しかしその納得は簡単でなかった。それは日記などから推定できる。 23年9月12日にこう書いている。「松屋呉服店
本文を読む今、有馬朗人氏に問うべきこと
著者: 醍醐聡一徹に帰依した人? 2011年6月10日、「朝日新聞」夕刊の「人脈記」欄に「俳句 師を選ぶ➆」として、有馬朗人氏が紹介された。記事の冒頭に、有馬氏が俳句の師と慕った山口青邨の、<こほろぎのこの一徹の貌を見よ>という句が
本文を読む「安保反対」とともに「原発は廃止へ」の声 -声なき声の会が6・15集会-
著者: 岩垂 弘51年前の反安保闘争の中で生まれた反戦市民の会「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月12日、東京・池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれた。毎年、6月15日の夜に開かれてきたこの集会も、今年は、東日本大震災の影
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