歴史を直視しない日本 今年もまた「2月20日」がやって来ました。「2月20日」は、日本軍が東チモールの侵略を開始した日として東チモールの歴史に刻印されています。 日本時間1941年12月8日、日本軍が真珠湾を攻撃したのち
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
プーチンの演説に耳を傾け、違和感なく受け容れるロシア国民。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月22日) もうすぐ、ロシア軍がウクライナに軍事侵略を開始して1年になる。昨21日、プーチン大統領は、戦争開始後初めての年次教書演説をした。 そこで彼はこう語ったと報道されている。 「彼らが戦争を始め
本文を読む情報格差社会を生むもの
著者: 藤澤豊いくらインターネットが普及しても、情報を見にいく(漁る?)必要を感じない、文化としての田舎の生活をしている人たちにとっては、今も昔も近所隣の小社会の生活があるだけでなにもかわらない。変っていないことに驚くこっちの態度に何
本文を読む〈平和に対する罪〉こそ最大限公平に――ゼマン・チェコ大統領から学ぶ――
著者: 岩田昌征ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2023年1月30日)の第一面と第四面にチェコ大統領ミロシュ・ゼマンが29日、ベオグラードの二コラ・テスラ空港に到着した事を報じていた。出迎えるヴゥチチ大統領。親密な二人の様子が第一
本文を読むスペインでは性別変更が自由になった。我が国の「性同一性障害特例法」では…。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月21日) BBCと共同が伝える記事に驚いた。スペイン議会は、今月16日に「16歳以上の国民が法律上の性別変更の手続きをする際に診断書を不要とする法案を賛成多数で可決した。表決は191対60だった」という
本文を読むLet’s Join Hands 2月20日 添付3点 トルコ・シリア ウクライナへ 沖縄 山形 八王子 おたより 食の安全
著者: 江口千秋★トルコ・シリア地震救援金 日本赤十字社 https://www.jrc.or.jp/contribute/help/2023turkeysyria/ ◎ウクライナ市民に届け! 開戦から1年「停戦へのより確
本文を読む多喜二虐殺から90年。忘れまい、多喜二と母の無念を。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月20日) 90年前の今日1933年2月20日、小林多喜二が築地署で虐殺された。権力の憎悪を一身に集めてのことである。特高警察による野蛮極まる凄惨な殺人事件であった。母セキは多喜二の遺体にすがって、「もう
本文を読む総がかり行動実行委が国会請願署名を開始 大軍拡と大増税に抗して
著者: 岩垂 弘護憲団体が結集する「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が、2月14日から、新しい国会請願署名運動を始めた。新署名のタイトルは「平和、いのち、くらしを壊す大軍拡、大増税に反対する請願署名」で、署名の宛先は
本文を読む追悼 伊藤誠さん 広西元信『資本論の誤訳』をめぐって
著者: 村岡到伊藤誠さんが二月七日に急性心筋梗塞で亡くなった。八六歳。年賀状をいただき長野に転居したことを知ったばかりだったので驚いた。 伊藤さんとは一九七九年にいいだももが主導していた季刊『クライシス』が刊行されるようになった時
本文を読むもう、いい加減にして!「国民皆マイナ」?
著者: 内野光子2023年2月19日 またも、今日2月19日の新聞一斉の一頁広告である。2月4日にも同じことが起こった。起用されているタレントのポーズが違っている。テレビのコマーシャルもバージョンを替えた。ポイントが付くマイナンバーカ
本文を読む靖国美化論・靖国公式参拝促進論は、好戦派の妄言である。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月19日) 橋下徹が、2月16日にこうツィートしている。 「首相や天皇が靖国参拝もできない国が、いざというときに自衛隊員や国民の命を犠牲にする指揮命令などしてはいけない」 やや舌足らずで稚拙な一文ではあ
本文を読むどうする高齢者!どうすればいいのか(2)ルーブルや大英博物館職員がストできるのは
著者: 内野光子どうする家康、どころではない。 前の記事で述べたように、年金支給開始を段階的に62年から64年にしようとするフランスのマクロン政権は、大規模な反対運動に立ち往生している。反対運動を続ける市民たちに、私は少なからず心動
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】516 LGBT万歳!
著者: 平田伊都子「見るのもいや!」と、元総理秘書官荒井さんが同性愛者のことを言いました。 筆者は全然いやじゃないです!! 荒井さんが嫌いでも、世の中にはそういう愛の形が存在するのです。 同性愛を認めて荒井さんを首にした岸田総理なんだ
本文を読むウクライナ紛争:元NATO軍事委員会議長・ハラルド・クヤート退役将軍に訊く 『今こそが 断たれた交渉を再開する適切な時機となるだろう』
著者: グローガー理恵はじめに 主流メディアでは決して取り上げられることのない、ドイツ軍人・ハラルド・クヤート氏のインタビュー記事がスイスのメディア”Zeitgeschehen im Fokus”に掲載されているので、そこから抜粋したものを和
本文を読む「統一教会スラップ・有田事件」の第1回期日は、5月16日(火)午後2時から
著者: 澤藤統一郎(2023年2月18日) 旧統一教会が起こしたスラップは、今のところ5件。そのうちの1件が、ジャーナリスト有田芳生と日本テレビを被告とする「統一教会スラップ・有田事件」。係属裁判所は、東京地裁民事第7部合議B係(野村武
本文を読む「イスラエル司法改革に市民の抗議10万人」「三権分立の崩壊懸念」「民主主義を守れ」
著者: 澤藤統一郎(2023年2月17日) イスラエル・ネタニヤフ政権の「司法制度改革案」が政権を揺るがす政治問題となっている。1月以来、波状的に10万人規模の市民のデモが街頭に溢れているという。三権分立の崩壊を懸念し、「民主主義を守れ
本文を読むソウルの戦争記念館
著者: 小原 紘韓国通信NO714 ソウルにある戦争記念館を知る日本人は少ない。広大な敷地に威容を誇る記念館は有史以来の中国と日本との戦争の歴史、朝鮮戦争の展示で埋め尽くされる。韓民族の独立と愛国心を育てることを目的に1994年にオープ
本文を読む水田洋先生を悼む
著者: 合澤 清突然の水田先生の訃報(2月3日)に接しびっくりしている。追悼文を書けと言われたが、先生のご専門のアダム・スミスやホッブズに関して、またイギリスをはじめとするヨーロッパ社会思想史に対して全くの門外漢の私には、先生のご研究に
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(398)
著者: 本間宗究(本間裕)バブルに関するマスコミ報道 金融業に携わって、今年で47年目を迎えるが、この間に、いろいろなバブルを経験したことにより、「バブルの特徴と見分け方」についても、有意義、かつ、興味深い知識が得られたものと感じている。つまり、
本文を読むLet’s Join Hands 2月17日 添付2点 「食の安全を守る人々 世界3月号 バイデン任せでOK?
著者: 江口千秋◎ご案内★☆「食の安全を守る人々」上映会☆ 2月26日★ ◎雑誌『世界 2023年3月号』掲載記事から *停戦について 「ウクライナ側が一応の満足を得る形が好ましい」と私は切に思います。しかし、私たちは世界
本文を読むSさんのご冥福を祈る
著者: 髭 郁彦昨日2月15日、Sさんが2月7日に亡くなられたという訃報を、ちきゅう座と社会批評研究会会員のOさんからのメールで知った。去年の半ばに膀胱癌の手術をされ、その後も闘病生活を続けられていたSさん。癌細胞が肺に転移し、今月の
本文を読む学術団体の自律は、学問の独立に原理的に不可欠である。学術会議会員任命方法を改悪してはならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月16日) 人事は重要である。そして、難しい。公的な機関の重要人事には、その社会の民主主義の成熟度が表れる。いま、学術会議会員の任命制度が議論になり、NHK新会長と、日銀新総裁の人事が話題となっている。そ
本文を読む澤野登さんを偲ぶ
著者: 野上俊明同じ研究会に所属する「同志」の訃報に接し、気が動転してまだ心の平衡を取り戻しておりません。昨年の春、ステージの高い膀胱がんを宣告されてのち、全摘出によらない施術を求めて大阪の病院を探り当て、治療を開始。しかししばらくたっ
本文を読む経済学者の伊藤 誠さんが急逝されました
著者: 白川真澄伊藤 誠さんが2月7日に急逝されたとの悲報を受け取りました。86歳でしたが、少し前までは元気に執筆や発言をされていただけに、大変ショックを受けています。 伊藤さんは日本を代表するマルクス経済学の研究者でした。宇野学派の俊
本文を読むお江戸舟遊び瓦版948号/新砂干潟 初心者野鳥観察会 + 江東区政を考える会総会
著者: 中瀬勝義新砂干潟 初心者野鳥観察会 + 江東区政を考える会総会 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/02/b9bb7dff4566bd3f5146f2b871
本文を読む「本郷・湯島9条の会」街宣活動の起源は10年前の春。
著者: 澤藤統一郎(2023年2月15日) 昨日、2月14日の「本郷湯島九条の会」・本郷三丁目交差点「かねやす」前での街頭宣伝。まずは、「米軍事戦略に呑み込まれる日本」と題した、石井彰代表世話人の報告。 風が冷たい昼休みのひとときでし
本文を読む大衆が動いたら前衛はいらない
著者: 藤澤豊いくら言い合っても、結論がでるわけでもない。誰もが似たように見て同じように感じて考えている。違いなんか、たとえ当人たちにはあるにしても、傍かみれば何が違うのかわかりゃしない。何のために毎週、同じことで言い合っているのか。
本文を読む青山森人の東チモールだより…法の番人だった人物が武器の不法所持とはこれいかに
著者: 青山森人大量の武器が個人宅から発見 先月1月の16日(月曜日)のこと、リキサ地方にある或る個人宅から、ピストル1挺と、鳥撃ち用の小銃3挺そして銃弾が2千発以上、さらに様々な武器装備品など半端ではない分量の武器が合同部隊によって発
本文を読む首相答弁は正しい日本語であるか? 論理整合性を持っているか?
著者: 澤藤統一郎(2023年2月14日) いま、通常国会が開かれています。衆議院予算委員会での質疑を素材に、正しい日本語の勉強をいたしましょう。 岸田文雄さんは内閣総理大臣の立場にあって、政府の政策全般について野党の質問に責任をもっ
本文を読むどうする高齢者!立ち上がるのはだれか(1)
著者: 内野光子「どうする家康」 どころではない。 高齢者には、ガラガラと坂を転げ落ちるように生きづらい社会になってゆく。内閣支持率下落のさなか、「閣議決定」で、何もかも決まっていってしまう現実を目の当たりにし、国会は形骸化するばか
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