「ヨーロッパ人の忍耐」――「プーチンの忍耐」 「熱い秋 寒い冬」――この見出しが、最近のメディアに共通して見られる表現となりました。 今では、気温が40度近くまで上昇したあの暑かった夏が恋しいです。暑ければ「暑い?!」と
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「私説『ポトナム』百年史」を寄稿しました。
著者: 内野光子私が永らく会員となっている「ポトナム短歌会」ですが、今年の4月に『ポトナム』創刊100周年記念号を刊行したことは、すでにこのブログでもお伝えしました。上記表題の小文を『うた新聞』(いりの舎)9月号に寄稿しました。『ポト
本文を読む受任の医療過誤事件が結審した。
著者: 澤藤統一郎(2022年10月3日) 私と、澤藤大河とで担当している医療過誤損害賠償請求事件が、本日結審となった。東京地裁医療集中部の一つに係属している術後脳梗塞発症事案である。この手術の執刀者は、「神の手」とメディアからもてはや
本文を読む「国葬」に登場した山縣有朋の「短歌」
著者: 内野光子かたりあひて尽しゝ人は先立ちぬ今より後の世をいかにせむ 9月27日に開催された安倍晋三「国葬」における菅義偉の弔辞に登場したのが、山縣有朋の伊藤博文への弔歌であった。「今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首
本文を読む白居易(白楽天)露烏戦争を諫める――プーチン露国の動員態勢の乱れに寄せて――
著者: 岩田昌征『朝日新聞』(9月30日)「天声人語」に「反戦歌を口ずさむことが増えた。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースに日々接するうちに。」とある。その反戦歌は、米国のフォーク歌手ピート・シーガーの曲「腰まで泥まみれ」だ。<僕ら
本文を読む不気味なり、安倍国葬。菅の弔辞と参列者の拍手。
著者: 澤藤統一郎(2022年10月2日) 安倍国葬とは、いったい何だったのだろうか。国民の反対を押し切って強行された、この権力顕示のイベント。論者の立ち位置によって評価はまったく異なるものとなっている。冷静な目で幾重にも検証しなければ
本文を読む【報告】「国葬」強行当日、様々なアクションで「NO!」を叫ぶ
著者: 杉原浩司https://kosugihara.exblog.jp/241596439/ ←写真多数! 2022年9月27日、安倍元首相「国葬」強行の1日をダイジェストにまとめました。 報道の一部も紹介しています。よろしければご一
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】497 国連安保理の拒否権は誰の物?
著者: 平田伊都子2022年9月30日、ロシアのプーチン大統領がクレムリンで、ウクライナの4州をロシアに併合すると宣言しました。 国連安保理ではロシア併合に対する非難決議が採択されましたが、ロシアの拒否権で否決されました。 拒否権は英米
本文を読む自由法曹団の皆様に、自著「DHCスラップ訴訟」のご紹介ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第207弾
著者: 澤藤統一郎2022年10月1日) 以下は、自由法曹団通信への寄稿である。自著の紹介記事。 「紺屋の白袴」という。「医者の不養生」とも。他人のことならテキパキできても、いざ自分のこととなると調子が狂う。私の場合は、ある日突然、「弁
本文を読む青山森人の東チモールだより…心の病みと闇
著者: 青山森人ベロ師による性的虐待が報じられる 9月28日(水)、De Groene Amsterdammer(以下、De Groene) というオランダの報道機関は、「わたしが欲しいのは謝罪」と題された記事を発表し、1996年ノーベ
本文を読む統一教会は組織防衛のためのスラップに踏み切った
著者: 澤藤統一郎(2022年9月30日) 昨日、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」と称している)が、3件の名誉毀損訴訟を提起した。この件を、朝日はこう見出しを付けて報じている。「旧統一教会がテレビ局と出演の3弁護士を提訴 『名誉毀
本文を読む求職難と求人難の同時発生、これを中国政府はどうさばくか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(395)―― 中国の2022年の成長率は、都市ロックダウン政策の影響で、コロナ以前の6%台から3~4%あるいはそれ以下に低落すると見られている。このためだろうか、中国国家統計局の発表によると、今年7
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(378)
著者: 本間宗究(本間裕)国家戦略となった金融教育 「金融庁は、『金融教育』を国家戦略として推進する」との報道がなされたが、この点については、「中国の一帯一路」と同様に、きわめて時代錯誤の政策だと考えている。つまり、現在の「経済学」の問題点として
本文を読むお江戸舟遊び瓦版923号/ショシャナ・ズボフ 野中香方子訳 『監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い』(9)
著者: 中瀬勝義ショシャナ・ズボフ 野中香方子訳 『監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い』(9) 東洋経済新報社 2021.7.8 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/202
本文を読む日中国交「正常化」から50年。様変わりの中国とどう付き合うべきか。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月29日) 日中国交「正常化」から50年である。1972年の9月29日、北京で日中両国の首脳が共同声明に署名した。日本は「過去の戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことの責任を痛感し深く反省する」とし
本文を読む労働者協同組合法が施行へ 制定運動開始から40年余にして実現
著者: 岩垂 弘労働者協同組合法が10月1日から施行される。労働者自身が出資、経営参加し、働く事業体を協同組合の一形態として認めようという法律だ。日本の歴史に初めて登場する新しい労働形態、新しい協同組合の形態で、まさに日本社会にとって
本文を読むウクライナ大統領顧問アレクセイ・アレストヴィチの存在
著者: 岩田昌征『ロシア・ユーラシアの社会』(2022年7-8号)石郷岡建氏の論文「ウクライナとロシアの戦争は、なぜ起きたのか?~プーチン大統領の『特別軍事作戦』その疑問と考察」(pp.2-51)は、「ロシアから見た特別軍事作戦とウク
本文を読む醜悪なり、安倍国葬という名のカルト集会。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月28日) 岸田はアベ国葬に何を求めたのか 昨日、アベ国葬が終わった。岸田政権は、どうしてこんなことを思いつき、なにを獲得しようとしたのだろうか。そして、その目的は達成されたのか。あるいは、目算外れだった
本文を読むただのツッパリ
著者: 藤澤豊東日本大震災までの六年間、新浦安駅前のオリエンタルホテルの真裏にあるエルシティに住んでいた。エルシティは十数階建てマンションが七棟もある大きなマンション街(?)だが、駅からの騒音は大きなオリエンタルホテルとブラトンホテル
本文を読むアベ政治を許さない。アベ国葬も許さない。今後とも。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月27日) 早朝から、むやみにヘリコプターがうるさい。とうとう今日が安倍国葬の日となった。 昨日、情報通の知人から、「進行台本」《故安倍晋三 国葬儀》なるものをメールで送っていただいた。表紙を含む57ペ
本文を読む憲法と落語(その9) ― 安倍晋三は「らくだ」である。死後にその生前の行状があげつらわれている。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月26日) しばらく、途絶えていた「憲法と落語」。大ネタの「らくだ」を取りあげるなら、安倍国葬を明日に控えた今日をおいてない。 この噺、元はと言えば上方ネタの「駱駝の葬礼」。これを、3代目柳家小さんが東
本文を読むLet’s Join Hands 9月25日 添付2点 注目記事&ご案内 ◎世界気候アクションに集う若者の「切迫した思い」
著者: 江口千春注目記事とご案内です ◎世界気候アクションに集う若者の「切迫した思い」 ◎「人新世の『資本論』」ある県議の読書ノート 「資本主義社会でもできることは? グリーンリカバリーは? 北欧社会の取り組みは? 「飽くなき成長主義か
本文を読む露烏戦争の一面――自民党政権は北方領土を放棄したのか――
著者: 岩田昌征2月7日は、北方領土の日である。国境画定問題に関してかかる国定記念日を創設した事が賢明であったか否かは論じない。ともかく、そんな日が2月に存在する。その2月24日に北方の交渉相手の露国がその西方国境を侵犯して、隣国烏克
本文を読む朝日デジタル記事《あの日の「国葬事件」と僕ら~北野高生の回想~》紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年9月25日) 安倍国葬が明後日に迫っている。国家とは何か、政治とは何か、政治家とはいかにあるべきか、そして日本の保守政治の実態とはいかなるものであるのか。多くのものを見せつけ、多くのことを考えさせる、醜悪な
本文を読むミャンマー、国民統一政府が民主革命=人民防衛戦争の一年を総括 ――軍の航空優勢はあるものの、全土の半分以上を実効支配
著者: 野上俊明戦場視察するドゥワラシラ国民統一政府・大統領代行 イラワジ カヤ―州・カレニ―民族防衛軍(KNDF)の戦士たち イラワジ 地元独立系メディアのイラワジ紙9/7によると、ミ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】496 国連はグッドオフィスか?カラオケか?
著者: 平田伊都子2022年9月13日に<グッドオフィス>がオープンし、呼び物の<国連総会一般討論演説>が始まりました。 <グッドオフィス>とは、チャバ・コロシ国連総会議長やアントニオ・グテーレス国連事務総長や国連関係者が国連につけた自
本文を読む安倍晋三は国賊なるや、国賊にあらざるや。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月24日) 自民党の村上誠一郎(元行革相)が、安倍晋三を「国賊」と評して、自民党内での物議を醸している。安倍晋三は「国賊」なるや「国賊」にあらざるや、しばらく、党内論議から目を離せない。 私は、昔から「
本文を読む青山森人の東チモールだより…9月は勝利の月、犠牲者を悼む月
著者: 青山森人不自然に湧いた和解の話題 時間を少し遡ります。ジョゼ=ラモス=オルタ大統領は、7月18日~25日、インドネシアを訪問しました。数人の政府要人が同行する本格的な隣国への訪問でした。ラモス=オルタ大統領は帰国前に西チモールの
本文を読むみやぎ脱原発・風の会/会報「鳴り砂」2022年9月号が発行されたので、ご紹介いたします
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2022年9月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ なお、女川原発運転差止裁判(2021年5月提訴)関連資料はこちらです https://miya
本文を読む宗教二世の目で、統一教会「宗教二世問題」を見つめる。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月23日) 実は、と前置きするほどのことでもないが、私は「宗教二世」である。ものごころついて初めて字を覚え、分からぬながらも初めて文章を読んだのは、その宗教団体の「教典」だった。 私の父は、ある宗教の熱
本文を読む