カルチャーの執筆一覧

犬養毅の5・15をめぐる知的対話 ―保阪正康『昭和の怪物 七つの謎』を読んで―

著者: 半澤健市

 ノンフィクション作家保阪正康(ほさか・まさやす、1939~)は、過去半世紀近く、インタビューと文献渉猟によって「昭和史」を書き続けてきた。しかし「昭和」も遠くなり、「平成」もあと一年半で終わる。今この作家は、なお新作を

本文を読む

ある一首をめぐって~パネルディスカッション「分断をどう越えるか~沖縄と短歌」

著者: 内野光子

前記事の『現代短歌』8月号採録の那覇市で開催されたパネルディスカッション「分断をどう越えるか~沖縄と短歌」(2018年6月17日 現代短歌社主催)において、パネリスト、当日の会場の参加者の間で、話題になった作品につぎの一

本文を読む

「分断を越えて」とは―そこに生れる「分断」はないか~ある短歌雑誌の特集に寄せて

著者: 内野光子

地域での市民活動や住民運動に目を向けてみると、目指すところが一致しながらも、ちょっとでも異論を唱える、うるさそうな?グループや人間には声をかけないということもある。「共闘」というとき、「排除」の論理も働いていることを忘れ

本文を読む

図書館に出たり入ったり・・・、本って読むもの?使うもの?

著者: 内野 光子

夏休みに入って、地元の図書館は、子どもたちで大賑わいである。幼児連れの若いお母さんをみれば、娘と一緒に読んだ絵本や本をなつかしく思い出す。漫画の「日本の歴史」なんていうのは、どういうわけか、せがまれて買い込んだのか、いま

本文を読む