池袋西武バンケットルームにて 評者 新海あぐり 霜柱踏みて道行始まりぬ 新海あぐり ・道行にあこがれる人が多いのかな?? 先行きつらそうなのだが。 行きまどふ朽船寒し日本海
本文を読むカルチャーの執筆一覧
お江戸舟遊び瓦版 559号
著者: 中瀬勝義善光寺・姨捨・松代大本営跡エコツーリズム https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/12/6075bb54037c7e4a33a4688f892044a6.pdf 〈記事出
本文を読む商社マンの幻視で表現した戦後七〇年 - 浅田次郎著『おもかげ』を読む -
著者: 半澤健市浅田次郎の作品を初めて読んだ。泣いた。 主人公は退職歓送会の帰路、脳梗塞で倒れる。作者は、死の床にある男の脳裏に浮かぶ回想と幻影を描いていく。その内容は、少年時代から現在に至るまでの65年の人生の、思い出深い場面である
本文を読む何年ぶりだろう、日本近代文学館
著者: 内野 光子国立国会図書館では所蔵していない雑誌を調べに、駒場の近代文学館に出かけた。久しぶりの渋谷であるし、井の頭線である。 文学館の隣は、旧前田家本邸 二つ目の駒場東大前駅から線路沿いの通りを右に折れて、立派な家が並ぶ住宅街を4
本文を読む日馬富士問題に垣間見えるネオ・ナショナリズムの影
著者: 野上俊明東南アジア・南アジアの国々では、アイデンティティ政治と呼ばれる民族・宗教的な排外主義の流れが一段と強くなっています。インド、ミャンマー、インドネシア、スリランカ、バングラデッシュなどでは、外資の流れが堅調で経済的には良
本文を読むささや句会 第39回 2017年11月29日水曜日
著者: 公子結ふ食 楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 新藁を燃やし一人をあたためる 新海あぐり ・余り温かくなさそう。何故にやっているのかよくわからないところがよかった? 見舞客コートの寒
本文を読む「怖い絵展」を見る
著者: 宇波 彰去る2017年11年20日に,私は東京上野にある「上野の森美術館」で「怖い絵展」を見た。東京とその周辺では、駅などにこの美術展の大きなポスターが掲示されている。それはこの美術展で展示された、ドラローシュの「ジェーン・グ
本文を読む辺見庸Ⅲ―わたしの気になる人⑬
著者: 阿部浪子耳を澄ませば、くつの足音がする。辺見庸のエッセイ集を読みすすめれば、その足音はしだいに高く、高く聞こえてくるのである。 2001(平成13)年3月、辺見庸のエッセイ集『眼の探索』は、文庫化されている。この角川文庫を、
本文を読む江東屋上菜園瓦版 129号
著者: 中瀬勝義寒 い 冬 に な る の で しょう か ? https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/12/000372019f7b1ae4678f59aa3b39d2ce.pdf h
本文を読む江東自転車エコライフ通信 161号
著者: 中瀬勝義第161回楽しく自転車で走る会(17.11.26) 豊洲ぐるり公園 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/f82e9a42e76c4a597b845a23466c
本文を読む書評:『「飽食した悪魔」の戦後』-戦後日本社会の闇を形作る731部隊の亡霊
著者: 合澤 清『「飽食した悪魔」の戦後-731部隊と二木秀雄「政界ジープ」』加藤哲郎著(花伝社2017 ) 加藤のこの大冊(「人名索引」を入れると400頁を超える)をそれでも一気に読み上げた。著者一流の綿密で広範な文献渉猟よりなるこの
本文を読む本郷界隈、ほんのひとめぐり
著者: 内野 光子初めての「文京ふるさと歴史館」~窪田空穂展へ 「文京ふるさと歴史館」というところで、「窪田空穂展」を開催していることを知って、本郷に長らくお住いの友人と訪ねた。展示会は、正確には「季節のうた 歌人窪田空穂 生誕140年
本文を読む戦時下の反戦医師の足跡を掘り起こす 森永玲著『「反戦主義者なる事通告申上げます」――反軍を唱えて消えた結核医・末永敏事』
著者: 岩垂 弘無教会主義のキリスト教伝道者・内村鑑三の弟子で結核の先駆的研究者でありながら、戦時下に公然と反軍を唱えたため逮捕され、この世から抹殺された医師の足跡が、長崎新聞編集局長によって70余年ぶりに掘り起こされ、単行本になった
本文を読む貝原浩の風刺画展:万人受けはあやしい。時代を戯画いた絵師、貝原浩
著者: 松田健二「平和」「繁栄」「謙虚」、そして「安全」「希望」「努力」「未来」「平等」…… そんな言葉がどれも揺らいでいる。誰もが否定できないような「万人受け」する 表現に、ずっと前から疑いのまなざしを向けていた絵師がいた。貝原浩の仕
本文を読む映画「苦い銭」を見る
著者: 宇波彰去る2017年11月10日に,私は王兵監督の香港-フランス合作映画「苦い銭」(2016)を試写で見た。中国南部の雲南省の若い人たちが、2200キロ離れた中国東部の浙江省湖州市へ出稼ぎに行く話である。試写の会場でもらったパ
本文を読む(書評)堀利和編著:「私たちの津久井やまゆり園事件 ― 障害者とともに<共生社会>の明日へ」(社会評論社)を読んで
著者: 山本勝美「これは大変な力作! 入所施設から共生社会への第一歩として」 <入所施設の凄まじさに思わず息を呑む> 一読して、なんと重みのある本だろうと思った。70年代を彷彿とさせる堀さんのプロローグ、「母よ、殺すな!」との青い芝の糾
本文を読む11.11リヒャルト・ゾルゲ・尾崎墓参会(多磨霊園)
著者: 山川 哲毎年行われているリヒャルト・ゾルゲと尾崎秀実(関東軍の満州作戦変更をいち早く通報して、ナチのモスクワ進行を食い止めるのに役立った「スパイ・ゾルゲ」事件の当事者)の墓参会に参加した。 参加者は約30名足らず、概ね年配の方た
本文を読むささや句会 第38回 2017年10月25日水曜日
著者: 公子結ふ食 楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 鬼灯の一つ置かれし友の墓 新海あぐり ・先日、友人の七回忌の墓参りをしたときの実景。彼女より頂いた句かも コスモスの風受け人を好き
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 548号
著者: 中瀬勝義うつけんゼミ「ソウル修学旅行」(1) を紹介させて頂きます。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/2e3829819eb25df6575d1ef76f14611
本文を読む歴博の企画展「1968」に出かけました
著者: 内野 光子写真撮影はここまで 見てきたその日の夕刊で 夫の仕事の合間ながら、お天気もいいことなので、急きょ、国立歴史民俗博物館に出かけた。目当ては、10月10日から始まっている「<1968> 無数
本文を読む映画「ゴーギャン」を見る
著者: 宇波 彰去る2017年10月31日に,試写でエドゥアルド・デルック監督のフランス映画「ゴーギャン」(2017)を見た。ゴーギャンに扮した俳優ヴァンサン・カッセルはたいへんな「熱演」であった。当日,会場でもらったパンフレットによる
本文を読むヒロシマを描く―四國五郎とガタロの絵
著者: 髭 郁彦9月の終わり、後期の講義の最初の日だったと思う。「フランス語史」というタイトルの自分にとっても、多分、学生にとっても詰まらない講義を終え、私はとても疲れていた。警備員がいつも歩哨のように見張っている校門を急ぎ足で出て、向
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 547号
著者: 中瀬勝義第35回江東区民祭り 3年後の1000日前イベント 新砂干潟クリーンアップ作戦&自然観察会 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/839ed3ad
本文を読む「忖度」が「まんじゅう」になって~正岡子規の「忖度」ふたたび
著者: 内野 光子出先の夫から、大阪の知り合いから「忖度まんじゅう」をいただいたとのメールが入っていた。帰宅後、さっそく、熱いお茶を入れていただいたが、石川県の会社が製造した、大阪土産という、かわいらしいお饅頭であった。「商標登録申請中」
本文を読む屋上菜園瓦版 128号
著者: 中瀬勝義雨の多い秋になりました https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/de306a6e26475f2735c0646f51717598.pdf https:
本文を読むルター宗教改革500周年記念日への寄稿です
著者: 梶村太一郎2017年11月31日はマルティン・ルターが宗教改革を始めて500周年記念日となります。これに関しては、その前後に日本のメディアでも少しは報道されるとは思いますが、一般的に関心は薄いと思われます。 わたしはルターが宗教改
本文を読むベルリンフンボルト大学で「慰安婦」問題映画月間Women’s Bodies as Battlefieldが始まります
著者: 梶村太一郎ここベルリンでは、来る11月1日からWomen’s Bodies as Battlefieldと題された、いわゆる日本軍「慰安婦」、正確には日本軍性奴隷に関する映画五本が、映画月間としてフンボルト大学で毎週水曜日の19時
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 545号
著者: 中瀬勝義法政大学沖文研講座 山城博治「辺野古で起きていること」 ダ ン ス や 歌 で し な や か に 島嶼コミュニティ学会 第12回島カフェ 「韓国の助け合い文化 過去―現場―未来」 ―人を助ける『人とお金』はどこから来た
本文を読む晩年の母と、1959年の私に出会う
著者: 内野 光子今、必要があって、国立国会図書館で『女人短歌』のバックナンバーを調べている。デジタル資料化されているので、マイクロやフィッシュと違って、現物の雑誌の頁を繰る楽しさがある。こちらの視力もあって、画面は、たしかに見にくいこと
本文を読む東大音感合唱研究会の内田義彦とその問題史的意義(4・終)
著者: 野沢敏治Ⅳ 東大音感合唱研究会――明日の糧となる音楽を 内田は戦後、どう抑えられても伸びんとして根を張る芸術と社会科学を求めて活動していった。前者の1つが東大音感合唱研究会(以下、音感と略す)での活動であり、後者は経済学史の
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