カルチャーの執筆一覧

戦時下の女性雑誌における「短歌欄」と歌人たち―『新女苑』を中心に 

著者: 内野光子

加計問題について調べていくと、いろいろ出て来て、書きとどめておきたいことがある。諮問会議のもとでは、ワーキンググループ、区域会議などの組織が設けられている。さらに、安倍首相が、「<分科会>で専門の先生方にも議論いただいて

本文を読む

どうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(2)(3)

著者: 内野光子

どうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(2) 「スラヴ叙事詩」からのメッセージ  ミュシャ展は6月5日までの最終盤に入っていたので、覚悟はしていたが、まずは、チケット売り場で並ばねばならなかった。チケットを

本文を読む

どうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(1)

著者: 内野光子

プラハ、ムハとの出会い 3月から、新国立美術館で開催中のミュシャ展(チェコ語ではムハと呼ぶらしい)では、彼の後半生の大作「スラヴ叙事詩」が一挙公開されているという。私がこのブログを始めたのが2006年だから、その前のもう

本文を読む

国会論議の不毛を逆照射する対話 - 『吉本隆明 江藤淳 全対話』(中公文庫)を読む -

著者: 半澤健市

 本書は、1965年から1988年の間に行われた、吉本隆明(1924~2012)と江藤淳(1932~1999)の対談の全記録である。五回の対談のタイトルは、「文学と思想」、「文学と思想の原点」、「勝海舟をめぐって」、「現

本文を読む

正岡子規について書きました―子規との気ままな出会いから 

著者: 内野光子

 今年は子規生誕150年という。『現代短歌』の特集<子規考>に書いたものです。誌上では子規作品の発表年に誤植がありましたので、送稿の原稿を掲載します。先日発売の6月号には、訂正記事が掲載されています。          

本文を読む

「古代史への尽きぬ興味(2)-『日本書紀』が投げかける諸問題」

著者: 合澤 清(ちきゅう座会員)

*遠山美都男著『天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀』(角川選書2014) (遠山美都男著『天智と持統』(講談社現代新書2010)をも参照した) 「壬申の乱」は天武の陰謀によって起きた この本の最後の部分と「あとがき」

本文を読む

「古代史への尽きぬ興味(1)-『日本書紀』成立秘話にせまる」 

著者: 合澤 清(ちきゅう座会員)

*森博達著『日本書紀の謎を解く』(中公新書1999)   『日本書紀』は誰によって書かれたのか ちきゅう座の仲間でもある、友人のYさんとのある会話の中で、言語学者の森博達による『日本書紀』の画期的な解読があるこ

本文を読む

ささや句会 第34回   2017年4月13日木曜日 

著者: 公子

結ふ食  楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 報道の事件の家の桜かな                      奥野 皐 ・毎年、何万という桜の句が作られるのだろうけれど、新しい視線から詠んだ。 中古(ちゅうぶる)の世

本文を読む