カルチャーの執筆一覧

『告白録』─「心胸」(ハート)の思想家J.J.ルソー/その孤独な彷徨

著者: 合澤清

書評:『告白録』J.J.ルソー著 井上究一郎訳(河出書房新社 世界文学全集Ⅱ‐5 1964) この本を最初に手に取ったのはいつの頃だったろうか?多分20歳ぐらいの頃ではなかったろうか…。こんな感傷を抱きながら、再びこの書

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自著を語る:戦後最大の惨劇・瑞穂村四九五人の集団自決はなぜ起きたか

著者: 新海 均

*新海均著『満州 集団自決』  河出書房新社(1900円+税) いまからちょうど七一年前、敗戦から一か月以上を経過した一九四五(昭和二〇)年九月一七日午前二時。満州瑞穂開拓団(全国、青森から鹿児島まで二二の県の出身者で構

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[雑誌に見る占領期-福島鑄郎コレクションをひらく」展示会とシンポジウムに出かけました(2)

著者: 内野光子

盛りだくさんだったシンポジウム、時間が足りなかったのでは! シンポジウムは以下の通りだったが、どれも魅力的なテーマであったが、時間が足りなかったのでは。 *********** 記念シンポジウム日程:9月18日(日) 午

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「雑誌に見る占領期-福島鑄郎コレクションをひらく」展示会とシンポジウムに出かけました(1)

著者: 内野光子

雨も心配された9月18日、表記の20世紀メディア研究会百回記念企画展とシンポジウムに出かけました。私は、この「20世紀メディア研究会」には、この数年の間に数回しか参加していないが100回を越えていたのである。      

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ようやく、東京大空襲・戦災資料センターを訪ねる

著者: 内野光子・歌人

意外と近いところにありながら、なかなか訪ねることができない場所がある。今回、江東区北砂に住む友人との間で、とんとん拍子で話が決まり、訪ねることができた。東京大空襲・戦災資料センターは、1970年に早乙女勝元氏らによる「東

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