活断層の地図を見ていると、熊本の地震とその被害は、日本列島のどこで起きてもおかしくはない。たとえ、命拾いしても、車を持たない我が家ではどんな避難生活になるのだろうか、と不安はつのる。 それでも春は、わが家の庭にもやってき
本文を読むカルチャーの執筆一覧
心 性 へ の 侵 犯 —–『誘惑者』—-(1/2)
著者: 藤倉孝純地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目 次 【Ⅰ】 作家の特徴 (4/5掲載) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ】 わたしが真犯人なの――?(4/7掲載) ―「ロン
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 420号~『大世界史』現代を生き抜く最強の教科書
著者: 中瀬 勝義(チラシ右上隅クリックすると全2ページがポップアップします) 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔culture0229:160414〕
本文を読む眩く灼熱を歩いたのだ ――『空の果てまで』――(2/2)
著者: 藤倉孝純*4/10掲載の第1章~第3章までに引き続きこの4章以下をを掲載しました(編集部) 地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目 次 【Ⅰ】 作家の特徴 (4/5掲載分) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 419号 ホセ・ムヒカ「世界でいちばん貧しい大統領からきみへ」
著者: 中瀬勝義(画像右上隅をクリックすると全体がポップアップします。全2ページ) 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔culture0227:160411〕
本文を読む絵画空間と対話性
著者: 髭郁彦東京ステーションギャラリーで開かれているジョルジョ・モランディ展に行く。「同じ言葉であっても、それが繰り返されたときには、もう同じ意味のことが語られてはいない。」正確なフランス語は覚えていないが、パリ第五大学教授だったフ
本文を読む眩く灼熱を歩いたのだ ――『空の果てまで』―― (1/2)
著者: 藤倉孝純地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目 次 【Ⅰ】 作家の特徴 (4/5掲載分) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ】 わたしが真犯人なの――?(4/7掲載分) ―「ロンリー・ウーマ
本文を読むわたしが真犯人なのーーだ ――「ロンリー・ウーマン」――
著者: 藤倉孝純地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目 次 【Ⅰ】 作家の特徴 (4/5掲載分) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ】 わたしが真犯人なの――?(今回掲載分) ―「ロン
本文を読むささや句会 第23回 2016年 3月25日金曜日
著者: 公子結ふ食 楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 春の野に落としてきたる下心 新海あぐり ・どんな下心なのか? 想像力をかきたてるところがまあまあか。 チューリップおち
本文を読む作家の特徴 ——「渺茫」に寄せて—–
著者: 藤倉孝純地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目 次 【Ⅰ】 作家の特徴 (今回掲載分) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ】 わたしが真犯人なの――? ―「ロンリー・ウーマン」
本文を読む原節子の戦争と平和(5) ―伊丹万作版『新しき土』の物語―
著者: 半澤健市『新しい土』はファンク版と伊丹版の二本が作られた。 映画史家貴田庄(きだ・しょう、1947~)が近著『原節子物語―若き日々』(朝日文庫、朝日新聞出版・2016年3月刊)でその事情を述べているので、それに従い経緯を簡単に紹
本文を読む「短歌サロン九条」(憲法九条を守る歌人の会)“柳原白蓮を語る”に参加しました ~「評伝」におけるオマージュについて
著者: 内野光子会員ではないけれど、いつも会報『歌のひびき』を頂いていて、3月19日の例会で、中西洋子さんの柳原白蓮についてのレポートがあることを知った。今回ばかりは、ぜひお聞きしたい報告であった。私は、2年ほど前に、白蓮が編集した『塹
本文を読む抜き書き典籍紹介・「暴」引断簡零墨(4)
著者: 山川哲『独占資本の内幕』D.マッコンキィ著 柴田徳衛訳(岩波新書1972) „OUT OF YOUR POCKET“ Darel McConkey Revised Edition,1955 安倍政権になって
本文を読む映画紹介:オサーマ・モハンメド監督「シリア・モナムール」
著者: 土方美夫監督であるシリア人のオサーマ・モハンメドは、「この映画を通じて、私はある女性と長い対話をしました。その対話は、ある男性=わたしを、長く孤独なトンネルから救い出し、未来へと再生させたのです。ある女性=シマヴとは、シリアの未
本文を読む小林清親展を見る
著者: 宇波彰去る3月11日に、町田市立國際版画美術館で、「清親 光線画の向こうに」を見た。小林清親(1847~1915)の作品を年代順に追うことのできる展示である。清親は浜名湖西岸の新井の関所で働いたり、その近くの鷲津の農家の娘と結
本文を読む湘 北 拙 句 抄 (その二)
著者: 霧野 漠《その母 わたし》 「日本死ね」 書いた母親 数多(あまた)出(い)で 育つ子は 納税者にも なるのだよ 子育ては 「私事」と誤認の 安倍やめよ 虚言家が守らぬ子らが 世を支え 青鞜派 愛国婦人に 変身し リブは今 暴言
本文を読む映画評「サウル(シャウル)の息子」
著者: 盛田常夫ネメシュ・イェレシュ・ラースロー監督になるハンガリー映画A Saul fia(Son of Saul、サウルの息子、2015年封切り、2016年日本上映)が、2016年オスカー賞(外国映画部門)を受賞した。1982年に
本文を読むささや句会 第22回 2016年 2月26日金曜日
著者: 公子結ふ食 楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 如月やオレンジ色に木立影 津島佳子 ・木立影とはあまり言わないが、綺麗な夕方の景を「オレンジ」と、良く捉えた。 寒鴉一人遊びが得意なり
本文を読む「私の「東日本大震災」体験」から五年 - 柳田邦男『終わらない原発事故と「日本病」』を読む -
著者: 半澤健市私は著者柳田邦男(1934~)の良い読者ではなかった。NHK出身の「事故の調査報告の専門家」というほどの認識であった。 《『アサヒグラフ』原爆特集が原点》 高校一年生の時に見た『アサヒグラフ』の原爆特集号、NHK入局
本文を読む南京ふれあい食べ歩き第3回<漁寿司>(2016年2月20日) [イベント]
著者: 南京日本人会事務局暖かくなったと思ったらまた寒くなったりと、気温が安定しない日々が続いており、最近では花粉まで飛び始めたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日に行われた「南京ふれあい食べ歩き」も今回で三度目。 今回は徳基プラザの
本文を読む恋はわりなき、はかなきもの ― 岸惠子の恋物語を読む
著者: 盛田常夫映画好きの母に連れられ、小学校就学前から良く映画館に通った。1950年代前半のことだ。その頃に見た映画の一つが、氏家真知子を演じる岸惠子主演の『君の名は』。佐田啓二が扮する後宮春樹と、何度もすれ違う綺麗な女優さんがいた
本文を読む戦時下の朝鮮人連行現場の実態が明らかに [書評]野添憲治編著『秋田県の朝鮮人強制連行――52カ所の現場・写真・地図――』
著者: 岩垂 弘[書評]野添憲治編著『秋田県の朝鮮人強制連行――52カ所の現場・写真・地図――』(秋田県朝鮮人強制連行真相調査団、¥600円+税) 秋田県に「秋田県朝鮮人強制連行真相調査団」という民間団体がある。労働現場で労働者が不足し
本文を読む佐倉市社会福祉協議会の現況~コメントの返信に代えて
著者: 内野光子知恵 カモメさん、コメントありがとうございます。具体的なご報告ありがとうございます。コメントの返信は、少し長くなりましたので、記事といたしました。最近の社協の広報誌から、簡単な報告をしたいと思います。 佐倉市社会福祉協
本文を読む狂歌と川柳
著者: 乱鬼龍◆狂歌 歯舞も読めぬ島尻北方相 アイコですまぬパーの丸出し 丸川は丸出駄目代とバレてくる 根拠ないのはお前の方だ 歯舞も読めず除染は知らなんだ 輝く女性聞いてあきれる 電波停止そういうお前議員停止 鼻もちならぬ
本文を読む抜き書き典籍紹介・「暴」引断簡零墨(3)
著者: 山川哲『ナチスの時代―ドイツ現代史―』 H.マウ/H.クラウスニック著 内山 敏訳(岩波新書1967) 最近、安倍政権のファッショ的傾向には著しいものがある。集団的自衛権行使を可能にする「安保法制」を強引に国会決議したかと思う
本文を読むふたたび、阿部静枝について、報告しました
著者: 内野光子2月13日、ある研究会で「阿部静枝の歌集『霜の道』と戦後の短歌評論活動は、短歌史上どう位置づけられたか」を報告した。準備を進めていた矢先、1月下旬、インフルエンザにかかってしまった。いまだに咳が抜けきらないでいる。言い訳
本文を読む抜き書き典籍紹介・「暴」引断簡零墨(2-2)
著者: 山川哲『大地動乱の時代―地震学者は警告する』石橋克彦著(岩波新書1994) 5.地震は天罰(「天譴論」)という精神主義的「迷言」 今村明恒は今後も東京は大地震に見舞われる可能性が大きいとみて、「遷都」をも提唱した
本文を読む抜き書き典籍紹介・「暴」引断簡零墨(2-1)
著者: 山川哲『大地動乱の時代―地震学者は警告する』石橋克彦著(岩波新書1994) この本が読書子の間で一躍有名になったのは、これが書かれた翌年(1995年)に起きた「阪神・淡路大震災」によってである。この書はあたかもこ
本文を読むささや句会 第21回 2016年 1月28日木曜日
著者: 公子結ふ食 楽屋(ささや)にて 評者 新海あぐり 積雪を許さぬ葱の尖りかな 新海あぐり ・高点句必ずしも名句ならず。くたっとなってるネギが沢山ありますとの指摘も。
本文を読む扶余の記憶
著者: 宇波彰去る2016年1月下旬に、韓国の扶余(プヨ)に出かけた。扶余は、ソウルから南へ200キロメートル行ったところにあり、6,7世紀に百済の都があったところである。前日まで大雪だったそうで、かなりの雪が積もっていた。またきびし
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