カルチャーの執筆一覧

眩く灼熱を歩いたのだ   ――『空の果てまで』―― (1/2)

著者: 藤倉孝純

地 獄 を さ ま よ う 魂 ――高橋たか子・洗礼まで―― 目  次 【Ⅰ】 作家の特徴 (4/5掲載分) ―『渺茫』によって― 【Ⅱ】 わたしが真犯人なの――?(4/7掲載分)          ―「ロンリー・ウーマ

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原節子の戦争と平和(5)   ―伊丹万作版『新しき土』の物語―

著者: 半澤健市

『新しい土』はファンク版と伊丹版の二本が作られた。 映画史家貴田庄(きだ・しょう、1947~)が近著『原節子物語―若き日々』(朝日文庫、朝日新聞出版・2016年3月刊)でその事情を述べているので、それに従い経緯を簡単に紹

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「短歌サロン九条」(憲法九条を守る歌人の会)“柳原白蓮を語る”に参加しました ~「評伝」におけるオマージュについて

著者: 内野光子

会員ではないけれど、いつも会報『歌のひびき』を頂いていて、3月19日の例会で、中西洋子さんの柳原白蓮についてのレポートがあることを知った。今回ばかりは、ぜひお聞きしたい報告であった。私は、2年ほど前に、白蓮が編集した『塹

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映画紹介:オサーマ・モハンメド監督「シリア・モナムール」

著者: 土方美夫

監督であるシリア人のオサーマ・モハンメドは、「この映画を通じて、私はある女性と長い対話をしました。その対話は、ある男性=わたしを、長く孤独なトンネルから救い出し、未来へと再生させたのです。ある女性=シマヴとは、シリアの未

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「私の「東日本大震災」体験」から五年 - 柳田邦男『終わらない原発事故と「日本病」』を読む -

著者: 半澤健市

 私は著者柳田邦男(1934~)の良い読者ではなかった。NHK出身の「事故の調査報告の専門家」というほどの認識であった。 《『アサヒグラフ』原爆特集が原点》  高校一年生の時に見た『アサヒグラフ』の原爆特集号、NHK入局

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南京ふれあい食べ歩き第3回<漁寿司>(2016年2月20日) [イベント]

著者: 南京日本人会事務局

暖かくなったと思ったらまた寒くなったりと、気温が安定しない日々が続いており、最近では花粉まで飛び始めたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日に行われた「南京ふれあい食べ歩き」も今回で三度目。 今回は徳基プラザの

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恋はわりなき、はかなきもの ― 岸惠子の恋物語を読む  

著者: 盛田常夫

 映画好きの母に連れられ、小学校就学前から良く映画館に通った。1950年代前半のことだ。その頃に見た映画の一つが、氏家真知子を演じる岸惠子主演の『君の名は』。佐田啓二が扮する後宮春樹と、何度もすれ違う綺麗な女優さんがいた

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戦時下の朝鮮人連行現場の実態が明らかに [書評]野添憲治編著『秋田県の朝鮮人強制連行――52カ所の現場・写真・地図――』

著者: 岩垂 弘

[書評]野添憲治編著『秋田県の朝鮮人強制連行――52カ所の現場・写真・地図――』(秋田県朝鮮人強制連行真相調査団、¥600円+税) 秋田県に「秋田県朝鮮人強制連行真相調査団」という民間団体がある。労働現場で労働者が不足し

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佐倉市社会福祉協議会の現況~コメントの返信に代えて

著者: 内野光子

 知恵 カモメさん、コメントありがとうございます。具体的なご報告ありがとうございます。コメントの返信は、少し長くなりましたので、記事といたしました。最近の社協の広報誌から、簡単な報告をしたいと思います。 佐倉市社会福祉協

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