52年前の反安保闘争の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日夜、東京・池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれた。毎年、さまざまなテーマで話し合ってきた「6・15集会」だが、今年
本文を読む時代をみるの執筆一覧
重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(下)
著者: 石井知章https://chikyuza.net/archives/23836より続く。 4、鄧小平と趙紫陽の政治改革の今日的な意味 今回の重慶事件が示すように、仮に部分的にであったとしても、毛沢東主義という名の中国の「伝統」
本文を読む重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(上)
著者: 石井知章はじめに 最近、日本では報道される機会がめっきり減ったものの、今回の薄熙来の解任でいわゆる重慶事件の真相のすべてが明らかになったわけでなければ、中国のトップリーダーたちの間で繰り広げられてきた権力闘争に、最終的な幕が下
本文を読む「オスプレイ」配備を危惧する声高まる
著者: 池田龍夫沖縄・米軍普天間飛行場へのオスプレイ(垂直離着陸輸送機MV22)配備をめぐって、新たな難題が急浮上。政府は、沖縄配備の前に米軍岩国基地(山口県)で試験飛行したうえで8月に普天間配備する計画を立てていたため、打開策に苦慮し
本文を読む菅前首相が、国会事故調の「論点整理」に反論
著者: 池田龍夫菅直人前首相は6月10日付のブログで、国会原発事故調査委員会(黒川清委員長)が9日に発表した「論点整理」について反論している。毎日新聞12日付朝刊などが内政面で報じているが、もう少し詳しく扱ってもらいたかった。「首相官邸
本文を読む孫崎享氏のTwitterより“お手手つないで増税すれば、選挙民なんて怖くない/丹羽大使発言へのコメント/佐藤元知事と福島原発の闇”など
著者: 「ちきゅう座」編集部6月14日 おおい町長、やっぱり金欲しいのか 脱原発:14日朝日「おおい町長の再稼働表明”心から敬意” 官房長官」おおい町長やおおい町民、誤解するといけないから、いっておきましょう「おおい町長の再稼働表明、大多数の日本人
本文を読む「大飯原発は限定的再稼動に」…京滋・両知事が迫る
著者: 池田龍夫大飯原発(福井県おおい町)について「関西広域連合」は5月末、限定的再稼動を認める苦渋の集約を表明。政府は地元・福井県と最終調整したうえで再稼動に踏み切ると観測されていた。ところが、滋賀県の嘉田由紀子知事と京都府の山田啓二
本文を読む《全訳》シリアを巡るマスコミ報道と事実の真逆 ホウラで集団虐殺されたのは親政府派住民だった!
著者: 童子丸開これは前回(2012年5月28日)に発信しました『シリア軍事介入を熱望する者たちによる 最も残虐な大嘘』の続編です。6月4日の部分訳に続いて、松元保昭さんのご協力を得て和訳(仮訳)を完成させましたので、改めてご紹介しま
本文を読む評論家・森本敏氏の防衛大臣起用に注目
著者: 池田龍夫野田佳彦首相は6月4日の内閣改造で、防衛相に森本敏氏(拓殖大学大学院教授)を起用した。一川股夫氏、田中直紀氏と2代にわたる〝素人防衛相〟の不手際を反省した人事と言えようが、国の命運を握る大臣に民間人を登用したことに、疑念
本文を読む孫崎享氏のTwitterより“今は孫子の素養もない/似非国粋者は敵を甘く見る/自らの失敗からも学べない日本、無残な社会になっていく”など
著者: 「ちきゅう座」編集部6月6日 今は孫子の素養もない 尖閣:昔は国家の安全保障を論ずる時は少なくとも孫子ぐらいは理解していた。「故に用兵の法は、十なれば則ちこれを囲み、五なれば則ちこれを攻め、倍すれば則ちこれを分かち、敵すれば則能[すなわ]ち
本文を読むマスコミ報道と事実の真逆 シリアで集団虐殺された親政府派の住民たち!
著者: 童子丸開これは緊急のニュースですので、部分訳ですが公開することにします。 現在、西側世界のマスコミでは、シリア西部の町ホウラHoula(またはフラHula)で5月25日に発生した大勢の幼い子どもたちを含む大虐殺事件が、あたか
本文を読む「国会事故調」に、核心に迫る報告を期待
著者: 池田龍夫国会の原子力調査委員会(黒川清委員長)は政府・東電関係者を招いて証言を求めてきたが、6月8日には清水正孝・前東電社長から事情聴取を行う。既に菅直人・前首相、勝俣恒久・東電会長らの聴取を終えているので、8日以降から最終報告
本文を読む「安全」抜きで原発再稼働?「『それでも原発は危険だ』と言い続けること」(森瀧市郎)
著者: 加藤哲郎2012.6.1 政府は、どうやら関西電力大飯原発再稼働を強行する決意を固めたようです。先週、「全ての原発の終焉をめざして」の集会で、長く反原発運動を続けてこられた、たんぽぽ舎の皆さんや、経産省前で抗議のテント村を開き
本文を読む大飯原発の「限定的再稼動」を認めた関西広域連合
著者: 池田龍夫全国の原発完全ストップ(5月5日)から約1カ月。「関西広域連合」は5月30日、大飯原発3、4号機再稼動の是非を論議した。細野豪志・原発担当相が「特別監視態勢で安全対策に万全を期す」と具体案を示して再稼動を要請、各県知事が
本文を読む尊厳死の法制化に反対する
著者: 宇井 宙超党派の「尊厳死の法制化を進める議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)がいわゆる尊厳死法案(「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」)の今国会か次期臨時国会への提出を目指している。今年の3月2
本文を読む米軍再編と普天間基地の行方─〝日米軍事一体化〟促進に狙い
著者: 池田龍夫野田佳彦首相とオバマ米大統領は4月30日(日本時間5月1日)ワシントンのホワイトハウスで会談。両首脳は直ちに、日米同盟の新たな指針として海上安全保障・経済分野のルールづくり促進と、日米防衛協力強化を柱とする共同声明=「未
本文を読む沖縄復帰40年、埋まらぬ溝
著者: 藤田博司1972年5月、沖縄が日本に全面返還されてから40年が経った。先の大戦で敗れた日本が独立を回復したあとも、沖縄は20年にわたって米軍の統治下にあった。多くの日本人にとってはそれもいまや遠い記憶になりつつある。 しかし沖縄
本文を読む菅直人・前首相「原発事故調での証言」について
著者: 池田龍夫国会の原発事故調査委員会(黒川清委員長)は5月28日の第16回会合に菅直人・前首相を参考人に招き、2時間50分にわたって、原発事故当時の対応を中心に証言を求めた。29日付朝刊各紙が詳報しているので、本稿では「傍聴記」の形
本文を読む日本が軍事基地的に沖縄化されていく
著者: 冨久亮輔昨夜、うるさくて目が覚めた。夜中の11時半すぎのことである。私はこの音の正体にすぐ気が付いた、正体は横須賀に停泊している原子力航空母艦ジョージ・ワシントン艦載機であるEA18Gグラウラーの夜間訓練である。この爆音は一週
本文を読む「情報発信の不備」が招いた混乱を陳謝─政府事故調で枝野・前官房長官
著者: 池田龍夫国会の原発事故調査委員会(黒川清委員長)は5月27日の第15回会合に枝野幸男・経済産業相(前官房長官)を参考人として招き、事故当時の対応を中心に約2時間半にわたって事情聴取した。 各委員から、「炉心溶融」発表の遅れ、二転
本文を読む孫崎享氏のTwitterより“日本が米国と一体であれば繁栄するという時代は終わった/米国の工作 カーティスの仕事/対中戦略 尖閣棚上げは立派な解決策”など
著者: 「ちきゅう座」編集部福井県の方々へ 福島の情勢 無縁だと思うのか 原発:福井県の方々へ。29日福島民報「”町民の不安 爆発寸前”…原発事故心に重く、見えぬ将来悲観。浪江一時帰宅不明の男性”生きていても仕方ない”で自殺」。福島の情勢、何故貴方
本文を読む「米国-NATOはシリア不安定化の引き金を引こうとしている」(トニー・カルタルッチ:翻訳とコメント 童子丸開)
著者: 童子丸開シリア軍事介入を熱望する者たちによる 最も残虐な大嘘 日本ではあくまで原発を推進しようとする勢力が、私の住むスペインでは銀行家とそれに結びついた政治集団の利権をあくまで確保しようとする勢力が、そして中東を見ると、N
本文を読む「東電の利益、家庭から91%」に愕然
著者: 池田龍夫電気料金値上げ圧力が強まっているが、果たして納得できるだろうか。電力各社の値上げ申請の妥当性を検証する経済産業省の審議会「電気料金審査専門委員会」(委員長・安念潤司中大法科大学院教授)は5月23日、全国10電力会社の収益
本文を読む孫崎享氏のTwitterより“尖閣、現在の政策では、中国に取られるか、武力衝突に/石原 いろいろあって今、属米/野田首相の並み外れた能力”など
著者: 「ちきゅう座」編集部5月22日 イラン原油の最大輸入国は中国 イラン情勢:ウラン原油輸入削減等の制裁がどう働くか、イラン情勢を左右。イラン原油の最大輸入国は中国。中国一時対米配慮。今、元に戻り輸入継続。21日WSJ「一時中国の輸入大幅減少。
本文を読む「独裁の貧困」から「貧困の独裁者」へ -「弱衰小国」へ転落する北朝鮮を行く-
著者: 森 善宣はじめに その昔、マルクス(Karl Marx)は「貧困の哲学」から「哲学の貧困」を書いて社会主義へ向かう階級闘争到来の夜明けを告げた。それは、資本主義社会の抱える問題がプルードン(Pierre J. Proudhon
本文を読む進む本土の沖縄化 -沖縄の日本復帰とは何だったのか-
著者: 岩垂 弘今年は、沖縄が日本に復帰して40年。5月15日には、沖縄県宜野湾市で県と政府の共催で記念式典が行われた。それを伝えるテレビや新聞各紙の報道を見ていたら、私の胸の中に根源的な問いかけがわき上がってくるのを感じた。沖縄の日
本文を読む海江田・元通産相、「事故調」で苦渋の証言
著者: 池田龍夫国会の原発事故調査委員会(黒川清委員長)は5月17日の第14回会合に、海江田万里・元経済産業相を参考人に招いて聴取を行った。2時間余の質疑から〝新事実〟を感じなかったものの、事故当時の混乱ぶりを窺える発言の幾つかを、ピッ
本文を読む経産省・東電の国家転覆計画 ――続・原発は不良債権である
著者: 金子勝経産省・電力による国家転覆計画が始まりました。 東京電力の総合特別事業計画(以下、事業計画)がこのまま実施されれば、この国の根幹を腐らせていきます。すでに、この計画が放つ異常な腐臭が漂っているのに、政治家もメディアも鼻づ
本文を読む国会事故調査委員会、東電会長の無責任発言に驚く
著者: 池田龍夫国会の東京電力福島第一原発事故調査委員会(黒川清委員長)は5月14日、参議院会館で第12回会合を開き、勝俣恒久・東電会長から参考人聴取を行った。勝俣氏は東京電力のトップとして、2002年10月から社長、08年2月から会長
本文を読む「抵抗の心ゆるめじ あやまてる核権力の ゆくてみつめて」(森瀧市郎)
著者: 加藤哲郎2012.5.15 「沖縄復帰40年」で、新聞やテレビの特集が組まれています。でも「サンフランシスコ講和独立60年」の方から見た方がわかりやすいのが、現在の日本。朝鮮戦争のさなか、「独立」の名で米軍直接占領下の沖縄・
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