時代をみるの執筆一覧

安保反対の「6・15」を忘れまい -声なき声の会が記念集会の存続を確認-

著者: 岩垂 弘

 52年前の反安保闘争の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日夜、東京・池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれた。毎年、さまざまなテーマで話し合ってきた「6・15集会」だが、今年

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重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(上)

著者: 石井知章

はじめに  最近、日本では報道される機会がめっきり減ったものの、今回の薄熙来の解任でいわゆる重慶事件の真相のすべてが明らかになったわけでなければ、中国のトップリーダーたちの間で繰り広げられてきた権力闘争に、最終的な幕が下

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孫崎享氏のTwitterより“お手手つないで増税すれば、選挙民なんて怖くない/丹羽大使発言へのコメント/佐藤元知事と福島原発の闇”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

6月14日 おおい町長、やっぱり金欲しいのか 脱原発:14日朝日「おおい町長の再稼働表明”心から敬意” 官房長官」おおい町長やおおい町民、誤解するといけないから、いっておきましょう「おおい町長の再稼働表明、大多数の日本人

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「大飯原発は限定的再稼動に」…京滋・両知事が迫る

著者: 池田龍夫

大飯原発(福井県おおい町)について「関西広域連合」は5月末、限定的再稼動を認める苦渋の集約を表明。政府は地元・福井県と最終調整したうえで再稼動に踏み切ると観測されていた。ところが、滋賀県の嘉田由紀子知事と京都府の山田啓二

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《全訳》シリアを巡るマスコミ報道と事実の真逆 ホウラで集団虐殺されたのは親政府派住民だった!

著者: 童子丸開

 これは前回(2012年5月28日)に発信しました『シリア軍事介入を熱望する者たちによる 最も残虐な大嘘』の続編です。6月4日の部分訳に続いて、松元保昭さんのご協力を得て和訳(仮訳)を完成させましたので、改めてご紹介しま

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孫崎享氏のTwitterより“今は孫子の素養もない/似非国粋者は敵を甘く見る/自らの失敗からも学べない日本、無残な社会になっていく”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

6月6日 今は孫子の素養もない 尖閣:昔は国家の安全保障を論ずる時は少なくとも孫子ぐらいは理解していた。「故に用兵の法は、十なれば則ちこれを囲み、五なれば則ちこれを攻め、倍すれば則ちこれを分かち、敵すれば則能[すなわ]ち

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マスコミ報道と事実の真逆  シリアで集団虐殺された親政府派の住民たち!

著者: 童子丸開

 これは緊急のニュースですので、部分訳ですが公開することにします。  現在、西側世界のマスコミでは、シリア西部の町ホウラHoula(またはフラHula)で5月25日に発生した大勢の幼い子どもたちを含む大虐殺事件が、あたか

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「安全」抜きで原発再稼働?「『それでも原発は危険だ』と言い続けること」(森瀧市郎)

著者: 加藤哲郎

2012.6.1  政府は、どうやら関西電力大飯原発再稼働を強行する決意を固めたようです。先週、「全ての原発の終焉をめざして」の集会で、長く反原発運動を続けてこられた、たんぽぽ舎の皆さんや、経産省前で抗議のテント村を開き

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米軍再編と普天間基地の行方─〝日米軍事一体化〟促進に狙い

著者: 池田龍夫

野田佳彦首相とオバマ米大統領は4月30日(日本時間5月1日)ワシントンのホワイトハウスで会談。両首脳は直ちに、日米同盟の新たな指針として海上安全保障・経済分野のルールづくり促進と、日米防衛協力強化を柱とする共同声明=「未

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「情報発信の不備」が招いた混乱を陳謝─政府事故調で枝野・前官房長官

著者: 池田龍夫

国会の原発事故調査委員会(黒川清委員長)は5月27日の第15回会合に枝野幸男・経済産業相(前官房長官)を参考人として招き、事故当時の対応を中心に約2時間半にわたって事情聴取した。 各委員から、「炉心溶融」発表の遅れ、二転

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孫崎享氏のTwitterより“日本が米国と一体であれば繁栄するという時代は終わった/米国の工作 カーティスの仕事/対中戦略 尖閣棚上げは立派な解決策”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

福井県の方々へ 福島の情勢 無縁だと思うのか 原発:福井県の方々へ。29日福島民報「”町民の不安 爆発寸前”…原発事故心に重く、見えぬ将来悲観。浪江一時帰宅不明の男性”生きていても仕方ない”で自殺」。福島の情勢、何故貴方

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「米国-NATOはシリア不安定化の引き金を引こうとしている」(トニー・カルタルッチ:翻訳とコメント 童子丸開)

著者: 童子丸開

シリア軍事介入を熱望する者たちによる 最も残虐な大嘘    日本ではあくまで原発を推進しようとする勢力が、私の住むスペインでは銀行家とそれに結びついた政治集団の利権をあくまで確保しようとする勢力が、そして中東を見ると、N

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孫崎享氏のTwitterより“尖閣、現在の政策では、中国に取られるか、武力衝突に/石原 いろいろあって今、属米/野田首相の並み外れた能力”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

5月22日 イラン原油の最大輸入国は中国 イラン情勢:ウラン原油輸入削減等の制裁がどう働くか、イラン情勢を左右。イラン原油の最大輸入国は中国。中国一時対米配慮。今、元に戻り輸入継続。21日WSJ「一時中国の輸入大幅減少。

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「独裁の貧困」から「貧困の独裁者」へ -「弱衰小国」へ転落する北朝鮮を行く-

著者: 森 善宣

はじめに  その昔、マルクス(Karl Marx)は「貧困の哲学」から「哲学の貧困」を書いて社会主義へ向かう階級闘争到来の夜明けを告げた。それは、資本主義社会の抱える問題がプルードン(Pierre J. Proudhon

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