時代をみるの執筆一覧

「正常性バイアス」―「そんなことが起きるはずが無い」という希望的観測―に汚染される官僚たち

著者: 山崎久隆

 二本松市で発覚した「セシウム汚染コンクリート事件」、住宅一棟が、放射能汚染された砕石を使ったコンクリートを土台としていた。汚染された砕石は膨大な量にのぼり、200社以上が汚染砕石を使った工事を行ったとみられるという。し

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孫崎享氏のTwitterより“拡散予測 米には事故直後に提供/TPP インディアンの運命/日本の研究者 ソフトパワーで米国依存の習慣/米・イスラエル・英には戦争したい層がいる”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

原発運転、最長で60年  原発:原発でなくったって60年も施設が安全に持つか!どこまでいいかげんな規則を作れば気が済む。世論誤魔化しだけ。17日読売「原発運転、最長で60年…例外延長1回20年」「「原発運転を原則40年内

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民主党政権とマスメディアへ深まる失望感 -2012年の年賀状にみる国民意識-

著者: 岩垂 弘

 今年も大勢の方から年賀状をいただいた。そこに書かれた文章を読むと、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故による被害に心を痛め、震災からの復興と原発事故の早期収束を願うものが多かったが、それと共に民主党政権とマ

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「核アレルギー」神話によってではなく、「核と人類は共存できない」から脱原発へ!

著者: 加藤哲郎

2012.1.15  民主党野田改造内閣が出発しました。消費税増税正面突破の布陣ですが、内閣支持率の回復効果はなく、むしろ朝日(左)でも読売(右)でも不支持増大がとまらないという、珍しくぴったり一致した世論の流れ。3・1

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オバマ大統領がイラン最高指導者に警告 イランは進退窮まる。

著者: 浅川 修史

 オバマ大統領はイランの最高指導者、高位(アヤトラ=アッラーの徴という意味)のイスラム法学者、ハメネイ師に、秘密裏に警告のメッセージを伝えた。ニューヨーク・タイムズが報じた。  オバマ大統領のメッセージには2つの重要な意

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低線量被ばくリスクWG主査長瀧重信氏の科学論を批判する

著者: 島薗進

低線量被ばくに対する政府の対策の基本をどう定めるのか、細野豪志「原発事故の収束及び再発防止」担当大臣の要請で、放射性物質汚染対策顧問会議(8月25日、内閣官房設置)が「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」

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孫崎享氏のTwitterより“国益も守れない首相/増税 自民の中割れてる/60年安保騒動 岸討幕か”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

何でスーダンに行っているの スーダン:貴方達何でスーダンに行っているの。祖国日本と何の関係があるの。7日産経「”祖国日本のため命かける”、南スーダンPKO、(自衛隊)調整所長と施設隊長が意気込み語る」(はい、属米が祖国日

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小出裕章2011年暮の言葉に思う (1)弱者に犠牲を集中させる無責任エリート支配

著者: 童子丸開

 「どうして福島原発事故とその処理に責任のある者たちが逮捕されないのか?刑務所に入らないのか?」これは小出裕章京大助教だけではなく、きっと世界中の大勢の人々が感じている疑問ではないでしょうか。もし誰かが少量の放射性物質を

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「増税反対派は駄々っ子」? 「駄々っ子」と言われても消費税増税に疑問を呈する (1)

著者: 安東次郎

 ちきゅう座の新年の記事を見ていていたら、「どうか」と思うものがあった。田畑光永氏の「2012年―「崩」の時代」である。氏は「民主党の・・・議員たちが駄々っ子のように消費税引き上げ反対、断固反対と騒ぎまわって・・・。消費

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福島原発事故=調査委「中間報告」の責任問題回避を許さない 地震による配管破断の事実を隠ぺいした「中間報告」

著者: 岩下 雅裕

事故の要因を狭く切りちぢめた「中間報告」 「聞き取り重視」を言い訳にした「責任追及」の欠落  12月26日、政府の事故調査・検証委員会の「中間報告」が公表された。関係者456人からの聞き取りを行ったとのことで、資料を含め

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孫崎享氏のTwitterより“韓国では米韓FTAの見直しの動き/占領時代―米国諜報機関に利用される予備軍がいた/為替レートを正常値に戻すことがTPPより何より求められる”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

スパイ 返信(あ、日本にスパイ防止法がないのはアメリカの意向なんですね:冗談です、念のため)、「冗談です」と言われましたが、日本社会ではアメリカの為に働くのは遇されることは有っても罰されない。ウィキリークスで怪しい人あぶ

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「無責任の体系」は死なず ―2012年元旦6紙を読んで―

著者: 半澤健市

 元旦の全国紙6紙(朝日、毎日、日本経済、産経、東京、読売)を読むのは3年目である。2012年1月1日の、本紙と別刷のうち、本紙を中心に読んだ。原発問題を軸にしながら民主主義、財政危機などを頭において読み進めた。文中敬称

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本土紙と沖縄紙との隔たりの大きさ -2012年元旦「社説」を吟味する-

著者: 安原和雄

主要メディアの2012年元旦社説を読んだ。元旦社説はメディアの年頭の辞であり、本年の主張に関する心構えという意味合いも秘めている。だからそれなりに力のこもった作品になるはずだが、なぜか本年の大手紙社説には光る色彩が不足し

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自然の復讐は鎮まらず、放射能拡散は続く、東アジア非核共同体を見通す構想力を!

著者: 加藤哲郎

2012.1.1  例年なら門松、賀正を金屏風の壁紙で飾り新年の挨拶なのですが、2012年の年頭トップは、いつも通りで綴ります。それは、2011年3月11日以降の日本が「いつも通り」ではないからです。「いつも通り」の故郷

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“対シリア「人道的戦争」は第3次世界大戦をもたらすのか?”(M.チョスドフスキー)

著者: 童子丸開

M.チョスドフスキー、Global Research誌:全文和訳(仮訳)  米国・イスラエル・NATOが予定する対シリア・イラン戦争は「人道」にこじつけて開始されることになるだろう。オタワ大学経済学教授ミシェル・チョスド

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