《岸田文雄発言と外務省HPのギャップ》 岸田首相は、ウクライナの首都キーウ近郊で、市民が大量虐殺されたことについて、「戦争犯罪」という言葉を初めて使い、ロシアを強く非難した。岸田はロシアのウクライナ侵略戦争に関して当初
本文を読む時代をみるの執筆一覧
今こそ「ノーモア・ウォー ノーモア・原発」を 東京で「さようなら原発首都圏集会」
著者: 岩垂 弘「デモ行進では、ノーモア・ウォー、ノーモア・原発と叫びましょう」。集会の司会者がそう閉会あいさつをすると、会場から拍手が巻き起こった。4月16日(土)に東京都江東区の亀戸中央公園で開かれた「福島原発事故から11年 さよ
本文を読むハンガリーのEUに対する面従腹背政策
著者: 盛田常夫ハンガリー政府がプーチンの要求にしたがって、天然ガス代金のルーブル支払いを検討していることはご存知と思います。EUはロシア制裁の一環として、ロシア通貨の暴落を防ぐために編み出されたルーブル決済を拒否する姿勢を明確にして
本文を読むウクライナ紛争の要因を探る:アンヌ=ロール・ボネル作 “ドンバス-2016“
著者: グローガー理恵写真:ウクライナ軍 ー 2015年3月、ドンバスにて CC BY 2.0 撮影:OSCE Special Monitoring Mission to Ukraine ウクライナ人の父をもつ
本文を読む中国は本気でプーチンを支えるのか、どんな世界を描いているのか
著者: 田畑光永―習近平政権の2022年(4) ウクライナへ侵攻したロシア軍はよほど目算が狂ったものらしく、ドンバス地方を除いてはただ集団住宅やら鉄道駅を含め大きな建物をやみくもに破壊し、住民を大量に殺戮した上で、つまりウクライナ国民
本文を読む中国にとってのウクライナ問題の深刻さ
著者: 田畑光永―習近平政権の2022年(3) 私は1月末にこのシリーズの原稿を(2)まで書いて、2月は4日から冬季五輪が始まるので、しばらく政治の動きは止まるはず、と五輪騒ぎの終わりを待った。ところが冬季五輪が終わるやいなや、ロシア
本文を読む冬 物語 新宿 2021~2022
著者: 笠井和明冬の日の東京都心., とあるターミナル駅。そこへ毎朝通うわけではないのだが、時折、その再開発され続けているきらびやかな駅を通る。その、工事中のフェンスの片隅に丁度良いスペースがあり、そこに路上のおじさんが寝ていたり、
本文を読むわたしと戸籍 ― 「戸籍」私史(その1)
著者: 池田祥子いきなり個人的なことで失礼します。 実は、2022年2月の初め、いきなり新しい家主(会社)の社員が訪ねて来て、33年間住み続けてきた今の「テラスハウス風借家」(3棟)を出て行ってくれ、と言われてしまった。もちろん、引越し
本文を読むStop the War! ウクライナへのNBC(核生物化学)戦争を許すな!
著者: 加藤哲郎2022.4.1 2月24日のプーチンによるウクライナ侵略開始から1月余、ロシア軍の道義なき爆撃と、普通の人々を巻き込む壮絶な軍事作戦で、本格的な戦争になりました。すでにウクライナの女性・こどもたちを含む民間人数千人が
本文を読む露宇戦争を悲しみて三悪を詠む――血河に溺るる、あるは血河を泳ぎ切るらむスラヴ常民に代りて――
著者: 岩田昌征露宇戦争非啓蒙絶対擬君主の妄執に出でたるが如し。全スラヴ文明圏の痛みなり。極東列島国にていささかスラヴ世界にかかはりし常民吾やまと歌三十一文字四首に思を述ぶのみ。 プーチンよあな禍々したらちねの
本文を読むウクライナ危機のインパクト:今、ドイツでは何が起こっているか?
著者: グローガー理恵はじめに 私は、ロシアのウクライナ侵略攻撃を強く非難し、一刻もはやく、ロシア・ウクライナ・ヨーロッパ諸国および米国が、武器応酬ではなく、真の”平和交渉”に踏み切ることを求める。 今日この頃 “ 「いつも大衆と一緒に
本文を読む日本の家族法の中での「共同親権」の不整合? ― 宗像充『共同親権』を読んで ―
著者: 池田祥子早くも2年前になってしまうが、私は、かつて「ちきゅう座(時代をみる)」に次のようなタイトルの文章をアップしてもらっている。 「親権」とは何か?― 「家族」「親子」を考えるための基礎作業(11)(離婚後の「共同親権」を考
本文を読むStop the War! 「ホロドモール」から生まれた国に「ホロコースト」を許さぬように!
著者: 加藤哲郎◆パンデミックで分断された地球に、プーチンの侵略戦争が始まりました。2月24日未明、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。軍事力の差は大きく、プーチンはチェルノブイリ原発を占拠したばかりでなく、核兵器の使用さえほのめかして
本文を読む日中関係を破壊し日本を滅ぼす新・暴支膺懲決議――衆愚議員たちは中国非難決議の帰結を予見できないのか
著者: 矢吹 晋2022年2月1日、第208回国会は、空前の愚劣な<決議第1号>を超党派の「多数」で可決した。衆院ホームページによると、審議時賛成会派は、「自由民主党、立憲民主党・無所属、日本維新の会、公明党、国民民主党・無所属クラブ
本文を読む砕かれた石原慎太郎氏の野望 改憲・日本核武装は成らず
著者: 岩垂 弘作家で政治家だった石原慎太郎氏の死去から間もなく3週間を迎えるが、新聞、テレビ、週刊誌などのマスメディアでは、同氏を追悼する報道が続いている。その内容は、総じて同氏の生き方や業績を讃えるものが多いが、私はとてもそんな気
本文を読む「パパ活」と現代の結婚の制度と実態(「パパ活」論・そのⅡ) ― 限りなき「恋愛」「性」の空洞化?
著者: 池田祥子前回(本年1月8日)この「ちきゅう座」(時代を見る)に掲載の「パパ活」論(そのⅠ)では、サブタイトルを―「性の商品化」批判では届かない世界―としている。しかし、このサブタイトルについての説明はほとんど展開できないままだ
本文を読む検査もできない医療後進国での知的自己防衛とは?
著者: 加藤哲郎◆ 2022.2.1 オミクロン株によるコロナウィルス感染が爆発的に広がり、第6波の蔓延真っ盛りです。1月末に国内新規感染者一日8万人を記録し、まもなく10万人の日が来るでしょう。世界は先月3年目で3億人突破と書き
本文を読む横井庄一さんは旧陸軍の戦陣訓に縛られていた 帰国から50年、改めて問題の本質を考える
著者: 岩垂 弘1月24日付の朝日新聞夕刊に目をやった途端、思わず「あれから50年か」とつぶやいてしまった。社会面のトップに「不屈の心 横井さんのように」「元日本兵『発見』50年」という見出しの記事が掲載されていたからだが、なぜ私がこの
本文を読む賃上げなど労組本来の活動に取り組まず、なぜ野党分断に狂奔するのか、与党と経済団体の下僕になった連合に未来はない
著者: 広原盛明昨年10月の衆院選を前に、各紙は一斉に日本の年収や平均賃金の現状を取り上げた。日本経済新聞(2021年10月16日)は、1面トップで「日本の年収、30年横ばい」と以下のように報じた。 「衆院選(31日投開票)に向けた
本文を読む「歴史周期率」から抜け出すために「自我革命」を、と来た??? ―習近平政権の2022年(2)
著者: 田畑光永今年の中国の政治を占おうと始めたこの連載の第1回(1月17日)に、私は「五輪を踏み石にゴールの党大会へ?それともコロナが?」というタイトルをつけた。差し迫った北京冬季五輪をうまく成功させることで、習近平の勢威をますます
本文を読むここまで来たかジャーナリズム界の劣化 読売・大阪府包括連携協定とNHK報道
著者: 岩垂 弘ジャーナリズム界の劣化も極まれり――暮れから新年にかけて、我が目をうたがうようなニュースがあった。読売新聞大阪本社と大阪府が結んだ包括連携協定と、NHKがBS1で放送したドキュメンタリーに事実と異なる内容があったという
本文を読む五輪を踏み石にゴールの党大会へ?それともコロナが・・・? ―習近平政権の2022年(1)
著者: 田畑光永年頭恒例の各メディアのさまざまな新年の展望や予測の中で、今年の欠かせないテーマは米の中間選挙と中国の共産党大会、そしてそれが絡み合う米中関係の行方であった。世界における両国の「大きさ」からそれは当然であるが、同時に、そ
本文を読む「パパ活」という「現代の性」をめぐる社会現象 ― 「性の商品化」批判では届かない世界
著者: 池田祥子1945年の敗戦以降の日本社会では、天皇制を初め、結婚・家族制度など、基本的な議論を回避したまま、ズルズルと旧来の慣行を引き摺ってきたものは少なくはない。その中の一つが、人間にとって「性」とは何か?という思想の問題であ
本文を読む2022年元旦社説読み比べ -読売と日経が健闘-
著者: 半澤健市《私の三大課題に各紙はどう応えるか》 1 台湾海峡は米中戦争の震源地になるのか 2 戦後民主主義はついにファシズムに屈するのか 3 新資本主義は本当に可能であるのか これは2022年に日本が直面している三大課題で
本文を読む「無知学」に学び「無知を知る」年に!
著者: 加藤哲郎2022.1.1 新年がきても、相変わらず新型コロナウィルスに覆われた世界です。地球の感染者数は3億人に、死者数は600万人に近づいています。新しい変異株オミクロン型は、ワクチン接種の進んだ欧米諸国でも、軒並み新規感染
本文を読む今こそ「護憲・軍縮・共生」に向けて力を合わせよう ー 2022年の年頭にあたって ー
著者: 岩垂 弘私たち、マスメディアの動向に関心を持つ者有志がブログ「リベラル21」を立ち上げたのは2007年3月でした。それ以来、今年で15回目の新年を迎えることができました。硬派のブログがこんなにも長く、それも1日も休まず(ただし
本文を読む岸田文雄とは何者か -21世紀の近衛文麿か-
著者: 半澤健市2021年10月3日に発足した岸田文雄内閣は3ヶ月目を迎えた。 憲政史上100代目の内閣について、蜜月期間の終わる前に早めの総括を書いておきたい。 《国会答弁は役人的答弁に徹している》 コロナ禍の部屋籠もりで国会中継
本文を読む改憲阻止へゼネストの準備も 危機感強める護憲団体
著者: 岩垂 弘衆院憲法審査会が12月16日、自由討議を行った。10月末の衆院選後、国会の憲法審査会が実質的な討議をしたのは初めてだか、自民党、日本維新の会、国民民主党の3党はこれを機に憲法審査会での審議を急ぎ、審査会として改憲案を採
本文を読む新宿の、越年越冬~あれから29年目の冬
著者: 笠井和明古い「寄せ場」の山谷から、「越年越冬広域パトロール」で回り歩き、野宿者問題の深刻さが消化がなされぬまま、まもなく強行された東京都による「強制排除」(1994年2月17日)と、それとのたたかいが始まった1993-1994
本文を読むヨーロッパを覆う ”グリーンウォッシング“ の暗雲
著者: グローガー理恵はじめに 今、ヨーロッパは憂鬱さと不安に満ちた暗雲で覆われている。いつまで経っても終息の見えないコロナ感染の蔓延。ウクライナをめぐる、NATOとロシアの対立は差し迫った危険な状況にある。 プラス、 2050年までに気候
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