2020.12.1 2020年は、100年前の「スペイン風邪」に匹敵する疫病、新型コロナウィルス「世界的大流行=パンデミック」の年として、歴史に刻まれるでしょう。本サイトが毎月参照してきた米国ジョンズ・ホプキンス大学のデ
本文を読む時代をみるの執筆一覧
大賞に信濃毎日の日韓関係続きもの 「記憶を拓く 信州 半島 世界」 2020年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、ジャーナリストの田畑光永・鎌田慧の両氏ら)は11月30日 、2
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(下) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎「敵ではない、同じ米国人だ」 バイデン氏は投票から4日経った7日夜(日本時間8日午前)、ようやく勝利宣言をした。バイデン氏の勝利演説の内容は日本でも新聞で詳しく報道されている。そのなかでバイデン政権がトランプ政権とは違
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(中) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎「ラストベルト」の「身元証明」 2016年選挙でトランプ大統領に勝利をプレゼントしたのは、歴史的に民主党の州とされた中西部の工業地帯の有権者が多数トランプ支持に転向したからだ。米国経済発展を担った鉄鋼や自動車など花形産
本文を読む米大統領選 バイデン大接戦制し、米民主主義の危機救う(上) トランプ支持勢力は崩せず 「不正選挙」と裁判闘争に
著者: 金子敦郎米大統領選挙は民主党バイデン候補が接戦を制し、トランプ大統領の再選阻止に成功した。しかし民主党はトランプ氏の固い支持基盤を切り崩すことはできず、上院の多数奪還は来年1月の再選挙に持ち越し、下院も多数は確保したものの議席
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】396 速報!西サハラ停戦合意破棄!!砂漠戦争再燃か!!?
著者: 平田伊都子2020年11月12日の夜から13日未明にかけて、モロッコは重装備のモロッコ王立軍をモロッコ占領地・西サハラとモーリタニアの国境ゲルグァラトに展開させ、抗議する西サハラ住民を強制排除しました。アメリカ上院議員ジム・イン
本文を読む「能力はないが、人気はある」を実証したミャンマー総選挙
著者: 野上俊明11月8日に行われたミャンマーの総選挙は、NLDが2015年を上回る圧勝を遂げました―11/13現在、642議席中399議席獲得(総議席の1/4は、選挙なしで国軍に指定されている)。ただ世界の世論の関心をほとんど引かな
本文を読む菅首相のメディアと学会統制術
著者: 隈井孝雄安倍首相(当時)退陣表明のあとは菅義偉官房長官(当時)が引き継ぐと聞いた8月下旬、私は日本の政治は更に悪い方向に進むという予感を持った。案の定就任早々赤旗のスクープ「菅首相、学術会議人事に介入」(9/29)によって、政
本文を読む学術会議への政府介入は「人間存在の否定」 ―保阪・上野対談の衝撃―
著者: 半澤健市日本学術会議会員任命への政権の介入に対して多数の意見が表明されている。 多くは政権への批判、介入への反対である。 それらの中で、月刊誌「世界」(20年12月号)に掲載された、保阪正康・上野千鶴子両氏(以下敬称略)の対談
本文を読む大阪「都」構想の惨めな現実
著者: 熊王信之大阪「都」構想は、維新の思惑どおりにはならず、大阪市民の良識が示される結末となりました。 大阪市を複数の「区」と巨大な「一部事務組合」に分かつという維新の構想が住民投票の結果否定された訳でした。 この「都」
本文を読む警察公安国家への道に踏み込んだ菅内閣!
著者: 加藤哲郎2020.11.1 今週は、アメリカ合衆国大統領選挙の投票があります。しかし、郵便投票の多い開票が、スムーズに進むとは思われません。投票所得票開票だけでのトランプの勝利宣言、開票結果をめぐっての銃を持っての内戦状態さえ
本文を読むベルリンに設置された「平和の少女像」をめぐる論争
著者: グローガー理恵垣根越しの会話 この頃は、コロナ危機のため、近所の人たちとの会話は「垣根越し」で済ますことが多くなった。 最近、たまたま庭仕事をしていた隣人と言葉を交わすことがあったのだが、これも例に漏れず、垣根越しの会話となった。 隣
本文を読むいま改めて、三砂ちづる『不機嫌な夫婦』への批判 ―揺らぎのなかの「性」「男/女」「父性/母性」
著者: 池田祥子菅義偉首相の漸くの所信表明では、日本学術会議委員6名の任命拒否についての説明は一貫して曖昧なまま、「少子化対策」として、新婚世帯への補助金額の増額や、不妊治療への保険適用などが示された。 新婚世帯にはこれまでの上限3
本文を読むトランプ大統領の再選を強く望む外国首脳は誰か? ― 急に強気になったあの男だ
著者: 田畑光永さしもの米大統領選もいよいよ大詰め、投票日まではあと百時間余りとなった。世論調査は最後まで民主党のバイデン候補の優勢を示していたが、なかなか信じる気になれない。4年前のあの予想外の結果がまだ記憶に新しいからだ。われわれ
本文を読む核兵器禁止条約批准50か国達成を祝う 世界平和アピール七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は10月25日、「核兵器禁止条約批准50か国達成を祝す」と題するアピールを発表した。 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)によると、前日の24日、中米・ホンジュラスが、核兵器禁止条約を批准
本文を読む「平和の鐘 一振り」が約80カ所に広がる 「長崎原爆の惨禍を忘れまい」の思いを込めて
著者: 岩垂 弘「こよなく晴れた青空を 悲しと思うせつなさよ……」。9月28日夜、テレビを観ていたら、藤山一郎が歌う古関裕而作曲の『長崎の鐘』が流れてきた。そうだ、ここで歌われている「長崎の鐘」とは、被爆して崩れた浦上天主堂の瓦礫の中
本文を読む学術会議会員の任命拒否は許容できない 平和アピール七人委が緊急の訴え
著者: 岩垂 弘菅首相が日本学術会議の推薦した会員候補105人のうち6人の任命を拒否した問題で、世界平和アピール七人委員会は10月7日、「日本学術会議会員の任命拒否は許容できない」と題するアピールを発表した。委員間でこの問題に関する首
本文を読む陰湿な公安体質を暴露した菅義偉
著者: 盛田常夫公安体質 学術会議会員推薦で6名が任命拒否された。内閣府は学術会議からの推薦名簿をそのまま官邸に送ったというから、選別は官邸サイドで実行された。官邸サイドが個々の学者の業績を判断できるわけがない。にもかかわらず、特定人
本文を読む学術会議会員が「公務員」だから何だというのだ ――菅発言の支離滅裂をこのままにしていいのか
著者: 田畑光永学術会議の新メンバー候補として推薦された105人のうちから6人を任命しなかった問題で、一昨日(5日)夕、菅首相がやっと口を開いた。聞いてあきれると同時に、この人の頭の構造に空恐ろしい粗雑さを感じた。野党のみなさん、「鉄
本文を読むナチが共産主義者を襲つたとき ―菅政権の一撃を見て考える―
著者: 半澤健市「ファシズム体制」は安倍継承から菅攻勢に深化している。 私は安倍政権の7年8ヶ月の体制を護り抜くのが菅政権の仕事と考えていた。それは大甘であった。彼らは守備から攻撃に転じている。「菅体制」からの最初の一撃は日本学術会議
本文を読むハンコ縮減より西暦年号を、GoToよりも検査拡大・医療支援を!
著者: 加藤哲郎2020.10.2 月替わりに「安倍晋三のとんでもない宿題」がもう一つ、それも目に見えるかたちで実行されましたので、緊急の補足。菅首相が、内閣府所管の日本学術会議の新会員候補105人中6人の任命を拒否した問題、6人全員が
本文を読む日本社会に根強い「家族」「性愛」の慣習とは? ―山田昌弘『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』を読んで
著者: 池田祥子TBSのテレビドラマ「半沢直樹」が、7年ぶりの続編も高視聴率のままこのほど完結したという。2013年放送の前作最終回の平均視聴率は42.2%、平成のドラマ史上第1位だったそうだ。今回の続編も20%を超える高視聴率が続き、
本文を読む新聞の改憲問題報道に違和感 国会ばかりに目がゆき国民の動きは無視
著者: 岩垂 弘その記事を読んで、思わずうなってしまった。「こんな底の浅い記事を書いているから新聞は読まれなくなったんだな」と。その記事とは、朝日新聞9月12日付朝刊3面トップに載った『考 次期政権の課題』という続き物の6回目で、いわ
本文を読む選択肢はデモ・国会論戦・内部告発 ―後期高齢者の安倍政権評価―(4)
著者: 半澤健市菅義偉政権が目指すのは安倍「ファシズム体制」の継続である。 そのための具体的な目標は次の三つであろう。 一つは、「モリ・カケ・サクラ・案里」の実態を開示しないこと。 二つは、新自由主義政策を強力に推進すること。
本文を読むこれだけ「差別助長」と批判され、自らが「配慮不十分」と認め、NHK会長から「あってはならない」と言われ、当事者も法務局に人権侵害を訴えた。それでもNHK広島放送局は差別ツイートを放置している。
著者: ピースフィロソフィー10月4日に、この問題についてのシンポジウムを広島で行います。事前申込制です。詳しくはこのチラシをご覧ください。 NHK広島放送局が「ひろしまタイムライン」という企画で、1945年当時実在していた人がツイッターを使ってい
本文を読む私は非常識な少数派ではない ―後期高齢者の安倍政権評価―(3)
著者: 半澤健市《ファシズム体制下の「権力の維持」》 ファシズム体制下では「権力の維持」自体が目的化する。次はその実例だ。 安倍晋三の母方の祖父岸信介は、「満州国」を経営し、東条内閣の閣僚として戦時経済の兵站を支え、戦後は東京裁判
本文を読む早くも「原発推進の菅内閣を打倒しよう」の声 東京で、さようなら原発首都圏集会
著者: 岩垂 弘「9・18さようなら原発首都圏集会」が、9月18日(金)午後6時30分から、東京の日比谷公園大音楽堂で開かれた。さようなら原発一千万署名市民の会の主催。さる16日に発足した菅内閣が「安倍政権の取り組みをしっかり継承する
本文を読む【第48話】6年間の脱被ばく子ども裁判の審理終結にあたって――「一寸先は闇(光?)」の連続、その都度が己の正体が裁かれる試練の時――(2020.9.10)
著者: 柳原敏夫目 次 1、はじめに 2、提訴まで 3、被告と裁判所の不退転の決意 4、「黙殺」作戦との戦い――経過観察問題―― 5、想定外の証人採用をめぐるバトル 6、最初(最終)準備書面をめぐる攻防
本文を読む派閥か烏合の衆か―後期高齢者の安倍政権評価―(2)
著者: 半澤健市9月14日に行われた自民党総裁選は予想通り管義偉が選任された。 菅377,岸田89,石破68であった。 メディアは自明のこととして派閥選挙の復活と言っている。それは誤りである。 私に言わせれば、「いわゆる派閥」は烏合の衆
本文を読む二つのファシズム体制が成立するまで ―後期高齢者の安倍政権評価―
著者: 半澤健市「朝日新聞」世論調査によると「第二次安倍内閣の成果」を70%の人が肯定的に評価した。自民党の支持率は40%であった。自民以外の政党支持率はいずれも2~3%に過ぎない。それに続くメディアの調査でも、更に自民圧勝の傾向が続
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